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ボディダンパー、12,000km。 [about My B3]

2007年11月、横浜のBMW専門ショップ・Studieで「COX・ボディダンパー(YAMAHA・パフォーマンスダンパー)」をB3に装着してから、これまでに約12,000kmを走らせました。
このような「体感系パーツ」は、時間の経過とともに得てしてその効能を忘れてしまいがち。
ですが、意識して走らせると今でも「お、効いてるな」と感じる瞬間があります。
しかしそんな記憶も歳と共に薄れていくであろうことは火を見るより明らかですので、忘れないうちに再度記しておくことにします(汗)。

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開発元であるヤマハ発動機のレポートなどから、ボディダンパーは、サスペンションにおけるショック・アブソーバの役割を、ボディに対して果たしているパーツだと理解しています。
鋼板の集合体である自動車のボディはそれ自体が巨大なスプリングであるため、その動きを減衰させることにより車体性能全般を向上させよう、と言うことのようです。

従って、ストラット・タワー・バーのように装着部周辺のボディ剛性を高めるものでもなければ、アンチ・ロール・バー(スタビライザー)のようにロール量を規制するものでもないのでしょう。
実際、ボディが固くなったりロールが減ったような印象は一切受けていません。
ボディダンパーはこれらのパーツのような「ピンポイントの機能改善」を目的とはしていないため、能書きだけでは良くわからん、と言うのが正直なところでした。

で、B3Sカブリオに乗るk7さんやM3に乗るKさんといった信頼できるクルマ仲間の絶賛の声に触発されつつも、半信半疑で装着してみたボディダンパー。
装着の翌週に群馬県/赤城山周辺を走らせたときの記事を見ると、
「操舵時の安定感が向上し、ついでに乗り心地も多少良くなる。ただし、街中をチンタラ走ってるだけじゃわかりゃしねぇ」
との所感が書かれています。

・・・いや、「所感」と呼べるほどのモノでもない殴り書きの乱文ではありますが(汗)、この印象は基本的に今でも変わりません。
ただし「乗り心地の改善」に関しては、もはや忘却の彼方。
私自身がこれを再び確認しようと思ったら、一度ボディダンパーを外してみるしか無いと思います。

「操舵時の安定感向上」についても、緩いペースで走らせている分には既にその違いがわからなくなっています。
しかし、たま〜に山道を頑張って走らせてみると、明らかにその効きを実感することができます。

最も顕著に感じるのが、ややタイトなコーナーの連続するS字ベンド。
ステアリングを素早く切り返す際に左右方向に大きな荷重移動が発生するのですが、その移動が唐突では無く実に穏やかなのです。
「ガツンッ!」とではなく、「ジワッ…」という感じでしょうか。
従ってタイヤが容易にブレイクしなくなり、結果、抜群のスタビリティを感じながらオン・ザ・レールでコーナーをトレースすることができます。
「お、効いてるな」と今でも思わず呟く瞬間であり、追い込んでいくほどにその印象は強まっていきます。
自身の運転技術が向上したかのような錯覚に陥るほどです。

が、このようなボディダンパー装着時の特性を嫌う人もいるはずです。
例えばフェイント・モーションによってスライドを誘発し、コーナー入口から積極的に四輪ドリフトを仕掛けて走るような人。
無論私にゃそんな芸当は逆立ちしても不可能ですが(汗)、フェイントをかけてもブレイクしにくくなっているはずなので、ドリフト状態に持ち込むにはもう一段上の速度やアクションが必要になると思われます。
また、乗り心地や挙動が全般的にマイルドになりますので、クルマにスパルタンさを求める向きには「大人しくなった」との印象を与えるかもしれません。

なお、ボディダンパーは文字通り「ダンパー(ショック・アブソーバ)」ですので、その耐久性も気になります。
この点についてStudieの社長さんに聞いてみたところ、ヤマハが30万kmに及ぶ実走試験を行ってもその性能に劣化は殆ど見られなかったとのことでした。
なので、実質的には車輌寿命以上の耐久性がありそうです。

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BODY DAMPER.jpgボディダンパーの装着によって、B3の走りがかなり向上したことは間違いありません。
しかもそれは、元々気に入っていたB3の乗り味やキャラクターはそのままに、です。
スパルタンさを求めず、四輪ドリフト走行など神技に等しいと思っている私にとっては、この特性は大変好ましいものに感じられます。
もちろん「無くてはならないもの」ではありませんが、私はもはや「無しではいられないカラダ」になってしまったような気がしています(笑)。


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車検 [about My B3]

点検整備の数日後、有給休暇を取得してB3の車検を受けてきました。
E36/M3Bに乗っていた頃から、カネの節約と面白半分とで車検は自分で通すようにしています。
B3の車検は2回目ですが、前回と同様に今回も無事にイッパツ合格となりました。

が、何回か経験しているとは言え、それは2年に一度だけのこと。
細かいところなどを忘れていたりします。
今回も手続きを間違えたりして、職員の方の失笑を買ってしまうシーンもありました(汗)。
そもそもが自身の備忘録たるこのBlogですので、以下に大まかな手順を記しておくこととします。

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1.車検の予約
国土交通省のHPで、前日までに予約を取っておく。
ナンバーに関わらず、全国どこの車検場でもOK。
予約後にメールで配信された予約番号を控えておく。

2.事前の準備
灯火類を中心に、各部が正常に動作しているかどうかを確認しておく。
カネ、印鑑、クリップ・ボード、ガムテープ、筆記用具を用意する。
車検証/自賠責証明書/自動車税納税証明書/点検整備記録簿がクルマに積んであることを確認し、出発。

3.自賠責に加入
車検場近くの代書屋/保険代理店などで、向こう24ヶ月分の自賠責に加入する。
車検に必要な用紙もここで入手しておく。

4.納税確認
車検場近くの自動車整備振興協会に自動車税納税証明書を提出し、ハンコをもらう。
⇒今回、コレを忘れました(汗)。
納税証明書を紛失したときに行く「納税証明窓口」と間違えないように。
⇒今回、間違えました(汗)。

5.書類の作成
代書屋で入手した3つの書類、自動車検査票/自動車重量税納付書/継続検査申請書を作成する。
掲示されている見本に従って車検証に記載されている内容を書き写し、捺印。
車検証や納税証明書、自賠責証明書と共にクリップ・ボードに挟んでおく。

6.印紙の購入
車検場構内にある陸運振興財団で、印紙を購入。
クリップ・ボードごと渡すと窓口のおねいちゃんが必要額を計算し、かつ印紙を貼ってくれる。

7.書類の提出
事務棟のユーザー車検窓口に、全ての書類と点検整備記録簿を提出。
OKであれば、返却された書類を持ってB3に戻る。

8.検査の準備
全てのホイール・キャップを外す。
ヘッド・ライトのうち、外側の2灯をガムテープでマスクする。
ボンネットのロックを外しておく。
自動車検査票をクリップ・ボードの一番上に挟んでおく。
準備が整ったら、検査を待つクルマの列に並ぶ。

9-1.目視検査
ボンネットの開閉やウィンカー、ヘッド・ライト、ハザード・ランプ、フット・ブレーキ、ワイパー、ウィンド・ウォッシャーなど、検査官に言われるがままの従属プレイ(忍)。
自動車検査票にハンコをもらい、検査ラインに進入する。

9-2.サイド・スリップ検査
電光掲示板の指示に従い、床の白線に沿ってまっすぐ進めばOK。
その先のローラーに前輪を載せて次の指示を待つ。

9-3.スピード・メーター検査
ギアを入れてローラーの上を走り、40km/hになったらヘッド・ライトをパッシングして完了。
そのまま次の指示を待つ。

9-4.ブレーキ検査
指示に従い、サイド・ブレーキ戻す→フット・ブレーキ踏む→離す→サイド・ブレーキ引く→戻す。
これで完了、そのまま次の指示を待つ。

9-5.ヘッド・ライト検査
サイド・ブレーキを引き、ヘッド・ライトをハイ・ビームにする。
光軸測定ロボが出てきてB3の前で何やらごそごそと動いているのを、なすすべも無くただ見守る(汗)。
測定結果が表示されれば完了。
次の停止線までクルマを進める。

9-6.排気ガス検査
エンジンを切らずにクルマから降り、プローブ(検査測定用の棒)を左側のテール・パイプに突っ込んで待つ。
フラップが内臓されている右側へ入れないように注意。
測定結果が表示されれば完了。

9-7.検査結果の記録1
自動車検査票を排気ガス検査の脇にある自動検査記録機に挿入。
「ガチャポン!」と検査結果が記録されたら、次の停止線(検査ピット)までB3を進める。

9-8.下回り検査
ピットにB3を停止させ、エンジンを切る。
電光掲示板の指示に従い、フット・ブレーキやサイド・ブレーキ、クラッチなどを操作する。
その間、断りも無しにステアリングが左右に切られたり、車体が大きく揺さぶられたり、下回りをあちこち何かで叩かれたりするのを、臥薪嘗胆の思いで辛抱する(汗)。
検査結果が表示されれば完了、B3を検査ラインの外に出す。

9-9.検査結果の記録2
自動車検査票を検査ラインの終端にある自動検査記録機に挿入。
「ガチャポン!」と検査結果が記録されたら、その他の書類と共にクリップ・ボードへ戻しておく。

9-10.総合判定
検査ラインの終端にある総合判定所へ、全ての書類をクリップ・ボードごと提出する。
ハンコをもらって検査終了、B3を駐車場に戻して事務棟へ。

10.車検証の交付
事務棟の交付窓口に書類を提出すると、程なく新しい車検証とステッカーが交付される。
ステッカーを貼り替えて、終了〜(喜)。

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080621ヤ検.jpg車検場に到着したのが、朝9時前。
全ての手続き/検査を終えて新しい車検証を手にしたのが、10時半でした。
手続きを間違えたりせず、かつ検査ラインが空いていれば、正味1時間以内で終わったものと思われます。

費用については、総額79,630円。
何故だかわかりませんが、自賠責(24ヶ月分)が前回よりも8,000円ほど安くなっていたのは嬉しい誤算でした。
これを正規ディーラーに依頼すれば、点検整備費用を別にしても、代行手数料や事前検査料、下回り洗浄費用などであと3-4万円はかかっていたはずです。
もちろん、その分手間はかかりませんけどね。

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その日の午後は、ゴルフ練習場へ。
週末のラウンドに向けて、相変らず右へ飛んでいくドライバー・ショットを試行錯誤しながら矯正です。
そのうちなんとかストレート・ボールが出るようになり、これなら週末も大丈夫だろう、と独りほくそ笑む汗だくの42歳。
そのときはまだ、雨のためラウンドが中止になることなど知る由も無かったのでした…(泣)。
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点検整備 [about My B3]

初度登録から早7年、積算距離計が80,000kmに届こうという私のB3。
相変らず特段の不具合も無くアホみたいに良く走ってくれてはいるのですが、たまにはプロの眼で診てもらおうと考えて、近所のBMW正規ディーラーへと持ち込みました。
赤城山ドライブの帰り道のことです。

このディーラーは何度か利用しているので、履歴が残っている模様。
点検整備を頼みたいと告げると、サービス・アドバイザーの方が開口一番、「車検ですよね?」
・・・私のB3は車検満了まで1ヶ月を切っていますから、そう来るのも当然です。

w「いや、違うんです。普通に点検整備をお願いしたいんですよ」
サ「普通に?車検はどうされるんですか?」
w「自分で車検場へ行って通します。なので車検用とかでは無く、今回は普通に点検して悪いところがあれば治してほしいだけなんですよ」
サ「はぁ・・・」

怪訝な面持ちの、サービス・アドバイザー氏。
こんなオーダーをする客って、あまりいないのでしょうか?(汗)
ともあれ、話をしているうちに主旨は理解してくれた模様。
定期点検整備のメニューを基本に、一通り診てもらって必要な整備をプラスすることとなりました。
後日見積書をメールしてもらうことにし、撤収です。

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で、後日。
届いたメールに添付されているPDFファイルの見積書を開いてみて、思わず苦笑する42歳。
総額30万円、だそうです。
ただサービス・アドバイザー氏も私の「客層」を良くわかってくれているようで(笑)、「とりあえず全部計上しましたので、不要な整備はカットして下さい」との由。
早速、内容を精査してみます。

トータル18項目の見積書。
その中には「1年前に実施したブレーキ・フルード交換」が計上されていたり、「期限の切れていない発炎筒交換」、「ちょっと減ってるだけのウォッシャー・フルード補充」まで含まれていました。
・・・うーん、それでもカネのある客は「全部やっといて」って軽〜く言うんでしょうねぇ(汗)。

PDFのデータをExcelにペーストし、見積内容を分類/集計。
不明な点を電話で確認するなどした結果、以下の判断となりました。

◆今回実施すべき整備:4項目/8万円
◆1年以内をメドに実施すべき整備:5項目/7万円
◆当面不要、または自分でやれる整備:9項目/15万円

ということで、今回の点検整備に要した費用は8万円。
定期点検整備メニューの他に実施したのは、
■ブレーキ・フルード・タンク・キャップ補修
■フューエル・ホース及びフューエル・フィルター交換
■VANOSオイル・ホース交換
の3点でした。

このうち、ブレーキ・フルードが滲むタンク・キャップの補修はこちらからオーダーしており、また初度登録から5年目の交換が推奨されているフューエル・ホース及びフューエル・フィルターの交換も織り込み済。
想定外だったのは、オイルが僅かに漏れていたと言うVANOSオイル・ホースの交換だけでした。

次の週末に引き取ったB3ですが、走行フィールに全く変化無し。
もともと調子が良かったワケですから、変わらなくて当然ですね(笑)。
唯一、ノッチを詰められて短くなったサイド・ブレーキのストロークだけが、点検整備の実施を物語っておりました。
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BMW 135iクーペ [automobiles except My B3]

「乗って下さいよ〜」
「いや、いいって(汗)」

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「ホント、ちょっとだけでいいですから」
「いや、乗らないってば(汗)」

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「さ、行きますよ。乗って下さい」
「んもー、運転はしないからね。助手席だけね、助手席」

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・・・ということで渋々乗り込んだ、BMW 135iクーペのナビ・シート。
後部座席にはShimaさんを乗せ、換装したレカロ・シートに身を沈めたオーナー・ドライバーのk7さんは静かにクラッチを繋ぎました。
彼がいつも走っているという道路に出ます。
で、加速。

「・・・わははははははははは()」

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「ハイ、交代」
「交代って・・・オレが運転するの?」
「決まってるじゃないですか」
「・・・カンベンしてくんねぇかなぁ(汗)」

前が空いたストレートでアクセルをくれた瞬間、300馬力の白いリトル・ロケットは「フォォォォォン!」と言う大きめのエグゾースト・ノートと共に、とんでもない勢いで加速を開始しました。
人様のクルマ故、控えめに踏んでいたのに、です(汗)。

6速チンタラ巡航から前走車を追い越すというレベルであれば、シフト・ダウンの必要は全く無し。
オッサン3名乗車にも関わらず、2000rpmからでも明確に加速していきます。
もちろん同じことを5速或いは4速で試みれば、更なる痛快な加速が思いのままです。
いやもう、速いのなんの。
動力性能においては、私の乗る旧型B3など135iクーペの足元にも及びません。

オーナーのk7さんは「高速域で少々フラつく」と言っていましたが、私は特段そんな印象は受けませんでした。
どっちかと言うと「小回り系」だと思っていた135iクーペなのですが、ハイウェイでの高いスタビリティには感心させられるものがありました。
ま、コレはk7さんの「高速域」と私の「高速域」とが大きく異なっていることに起因するのだと思われます(笑)。

中年3名乗車の高速道路では、Mスポーツ・サスペンションとランフラット・タイヤ(BS・ポテンザRE050RFT)の足回りから想像されるよりも遥かに快適な乗り心地。
決してゴツゴツはしておらず、路面の継ぎ目も「タンッ」と軽くいなしてくれます。
なお今回はハイウェイだけだったので街乗りでのコンフォート性能についてはわかりませんが、Shimaさんに拠れば、Mスポーツ仕様である130iよりも柔らかい感じがするとのことでした。

操作系については、特にシフティングの小気味良さが印象に残りました。
コクコクッと短いストロークのギア・スティック、軽いクラッチ・ペダル、瞬時に回転合わせを決められるスロットル・レスポンス。
これぞマニュアル・シフトだっ!というその楽しさは、以前に乗っていたE36/M3Bのそれを彷彿とさせるものでした。

が、運転操作については結局馴れるところまで行きませんでした(涙)。
右ハンドル仕様車ということで、気を抜くと左に寄って走っている(汗)。
極太のMスポーツ・ステアリングが、握っていてなんだか落ち着かない(汗)。
とりわけ酷かったのが、機械式から電子式に改められたウィンカー・スイッチの操作方法がさっぱりわからなかったこと。
車線変更時など、出っ放しとなったターン・シグナル・ランプを助手席のk7さんが大笑いしながら戻す有様です(大汗)。
ちなみにこれらの点については、一週間前に街中をほんの少しだけ試乗したE92/M3クーペでも全く同じでした。
ダメダメですね、私・・・(泣)。

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080615BMW135i.jpgk7さんの強要・・・いや(汗)、ご好意でそのステアリングを握らせてもらったBMW 135iクーペ。
短時間かつ不慣れかつ遠慮がちな試乗ではありましたが、コイツは「走り好き」の琴線にことごとく触れまくる、スポーツ・マインドに溢れたクルマだと思わされました。
巨大なE9x系ボディに積まれていた306ps/40.8kgmもの3Lツイン・ターボ・ユニットを詰め込んで大丈夫かよ?とも思っていたのですが、少なくともハイウェイでは扱いにくさは全くありませんでした。
ハンドリングやブレーキングについてはわかりませんでしたが、当然、一切手を抜いてはいないだろうことが容易に推察されます。

このクルマ、山坂道でも相当に速いことでしょう。
その模様は・・・やはり、オーナーたるk7さんに語っていただくしか無いと思います(投)。
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大黒PAでヒマ潰し [general info]

■ALPINA B10 3.3:ri-co父さん
■BMW M3:amataroさん
■ALPINA B3 3.3:Shimaさん
■ALPINA B3S:JAY-Tさん
■BMW 135i:k7さん
■BMW M3:Kさん
■ALFA155 V6 2.5:後輩Tさん
■ALPINA B3 3.3:wata

080615大黒1.jpg080615大黒2.jpg・・・というワケで、何故か8台/8人も集まってしまった大黒の朝。
特に何をするでもなく、四方山話に花を咲かせておりました。
それにしても、思ったよりイイ天気。
なんだかんだで3時間近く、楽しくもヒマを潰していたのでありました(笑)。
たまにはこんな集まりもイイもんですね。
お越しいただいた皆さん、どうもありがとうございました!

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・・・で、ヒマ潰しの途中にk7さんのBMW 135iに同乗。
さらに、そのステアリングを握らせてもらったりしました。
その模様は、また後日。
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明日、大黒へ行きます。 [general info]

明日は所用でヨコハマへ行きます。
天気も良さそうなので朝早めに出発し、空いている首都高速を楽しみつつ(?)、用も無いのに独り大黒PAへ寄ろうと思ってます。
うす汚れたアルピナ・ブルーのB3と共に、朝8時過ぎぐらいから放心している冴えない中年男がいれば、それが私です。

・・・いや、決して怪しい者ではございません(←怪しいか)。
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アメリカン・スプレー [arround My B3]

しばらく前のことです。

暇に任せてネット上のクルマ関連用品をいろいろと見ておりました。
「装着するだけで加速力アップ!」とか、
「これをつければ燃費が大幅に向上!」とか、
「サッと塗るだけで数年間ワックス不要!」とか、
例によって怪しげなお笑いグッズが星の数ほどありました。

その中で特に目を引いたのが、米国のサイトで見つけたプライバシー保護用スプレー。
ナンバー・プレートに吹きかけるだけで、配合された特殊成分がストロボの光を跳ね返し、写真に写らなくしてしまうと言うシロモノです。

・・・いやはや、商魂逞しいと言うか何と言うか、アメリカ人もいろいろと考えるモンですねぇ。
大変失礼ながら、失笑を禁じ得ませんでした。
普通に考えれば胡散臭さ炸裂なのですが、それでもやはり食いついてしまう人はいるのでしょう。
まぁ気持ちはわからなくも無いですが、私は基本的にこの手のグッズには引っかかりません。

えぇ、引っかかりませんとも!(キッパリ)

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83X83v838C815B1.jpg
・・・それから1ヵ月後。
遥かアメリカ本土から海を越え、やっと届いたプライバシー保護用スプレー。
毎日毎日郵便受けを覗き、首を長くして楽しみに待っていた甲斐あって、そりゃもう手にしたときの喜びはひとしおでした(←あれ?)。

次の週末、ワクワクしながら施工です。
ナンバー・プレート周辺を新聞紙でマスキングし、スプレー。
タレないように数回に分けて吹き付ければ、あとは自然乾燥させるだけで完了です。
スプレーそのものは透明なので、見た目には全くわかりません。
ナンバー・プレート・カバーなどとは違い、これなら見咎められることも無さそうです。
うーん、素晴らしい・・・。

8EB89e83e83X83g1.JPG
さて、いよいよテストです。
とりあえず撮影してみましたが、ナンバーは普通に写ります。
あれ?と思いましたが、そもそもこのスプレーはストロボを反射するというところがミソ。
そう、ストロボ無しでは普通に写って当たり前なのです。
そこで暗がりにB3を移動させ、デジカメのストロボをONにして、ドキドキしながらシャッター!

8EB89e83e83X83g2.JPG
・・・ハッキリ写ってます、ナンバー(汗)。
スプレーの量が足りなかったのかなと思い、液がタレる寸前まで塗ってから再び撮影してみたりもしましたが、結果は全く変わりません。
あいたたたた・・・(涙)。

「いや、もっと光量の強いストロボなら反射するはずだ!」とか、「いや、可視光線ではなく赤外線ストロボなら反射するはずだ!」などと拳を握り締めながら強がりを言ってはみたものの、そんな呟きは空しく自身の耳朶を打つだけで、苦々しく吐き出した煙草の煙と共に空へと消えていきました。

・・・ということでプライバシー保護、断念です(泣)。

が、これだけならまだしも、このスプレーはちょっと引っかくとすぐに剥がれるのです。
1ヶ月ほどもすると、ナンバー・プレートは痘痕だらけのように汚くなってしまいました。
仕方なく、サンド・ペーパーで残った塗膜を取り除きます。
こんな後ろ向きの作業に身が入るはずもなく、やる気無いことこの上無し。
グダグダと1時間以上もかけてやっとキレイになりましたが、身も心もくたびれ果ててしまいました(倒)。

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一家に一本、アメリカ生まれのプライバシー保護用スプレー。
皆さんも是非、お試し下さい(泣)。

83X83v838C815B2.JPG

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赤城山ドライブ [drive/touring]

ふと思い立って「明日、走ります」と告知したのが、土曜日の21時過ぎ。
集合のわずか10時間前です。
しかも降雨が予想されていたワケで、誰も来なくて当然だと思い込んでいました。
なのに、計4台(+1)。
・・・いやはや、皆さん素晴らしすぎます(笑)。

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朝6時半。
高崎IC手前で降り出した雨が小降りになり、ワイパー・スイッチをオフにした関越自動車道/下り線の利根川橋付近で、一台のB3を捕まえました(笑)。
パワード・レカロ・シートに身を沈める杉さんへサイド・ウィンドウ越しに手を振りつつ、集合場所の赤城PAに入ります。

程なくやって来たのは、参加表明をいただいたroot-tさんのロードスターS。
19インチのALPINAダイナミック・ホイールに巻いた新品のブリヂストン・ポテンザRE050、そのブロックは手を切りそうなほど角ばっています。

そしてもう一台、ShimaさんのB3。
ブルー/ブラックのレカロ・シートにサベルトの4点式シート・ベルトもさることながら、やはりそのアイデンティティは「ホイール・キャップの無いALPINAクラシック・ホイール」です(笑)。

ということで、偶然にも揃ったアルピナ・ブルーの4台は、赤城西麓広域農道を北へと向かいました。
覚悟していた雨は、今のところ降ってはいません。
ゴルフ場に向かうクルマに時折前を阻まれながらも、4台は快調に走っていきます。
引き続きK251へと右折、旧料金所で一服してから赤城北面道路で山頂へのヒル・クライムを開始しました。

久しぶりに走る北面道路はクルマも殆どおらず、路面もほぼドライ・コンディション。
新緑の中、ADB(オートマチック・ディファレンシャル・ブレーキ)モードでぐんぐんと駆け上がっていきます。
2速でクリアする、タイト・ベンド。
3速のまま回る、ミッド・コーナー。
4速にまで入る、ストレート。
先頭を走る私にはバック・ミラーに目をやる余裕はあまりありませんでしたが、後方でも同様に楽しいドライビングが炸裂していたことは、まず疑いの余地がありません(笑)。

080608赤城山頂.jpg山頂、大沼湖畔、標高1340m。
空は一面の雲に覆われていましたが、心配していた霧は出ていませんでした。
気温は16度ほどで、この時期とすれば寒いくらいです。
しかしながらその寒さは、ヒートしたクルマとカラダを気持ちよくクール・ダウンしてくれました。
談笑しつつの煙草が旨いです。
えぇ、とっても(笑)。

赤城南面はクルマが多いと思われたため、今来た北面道路を引き返します。
しばらく前を走っていたクルマが脇に逸れるや否や、アクセル・オン。
痛快なダウン・ヒルが続きます。
ちなみにその途中、ル・マンのサルテ・サーキット名物「ユノディエール」のようなストレートで4速にまで入るのですが、恐ろしくてこれ以上アクセルを踏めません(汗)。

080608K62.jpg標ッ.jpgそのまま赤城山東麓をK62で南下。
対向車に注意を払えば、ノン・ストップで20km強のワインディング・ランを楽しめる山の中の2車線路です。
Shimaさん曰く「道路標識がアルファ・ロメオのエンブレムの蛇のようになっていた(「想像図」参照)」ほどの連続する下りS字カーブが、最高に気持ちイイんです。
パーキング・ロットでB3を降りた杉さんが開口一番、「いやぁ、この道楽しいっ!」と叫ぶのも、これまた無理からぬことです(笑)。

080608K15.jpg行楽のクルマに混じってR122をチンタラ北上し、群馬県から栃木県へ。
足尾で右折し、暗い山の中の1-1.5車線路・K15で粕尾峠を越えます。
下りにさしかかると何台かのロード・レーサーが頑張って登って来、かつ対向車もそこそこあるもんですから、先頭の私は慎重にならざるを得ません。
直後を走るroot-tさんはその点ラクだろうなぁ、と思って山を下りた先の休憩地で聞いてみたところ、「うん、すっごくラク」。
・・・毎度毎度先頭を行く者の宿命とは言え、やっぱり不公平です(泣)。

昼飯は、栃木県西方町の「おびくにそば」。
2年前の10月に初めて訪れて以来、このルートを走ると必ずここで蕎麦を食ってます。
ニラ入り大盛り蕎麦と舞茸の天ぷらを、4人前。
相変らず、旨いですねぇ(幸)。
で、ツルツルっと平らげて煙草でも喫おうかと思ったとき、窓の外から「ヴォン!」と粋なエグゾースト・ノート。
思わず見やると、そこにはアルピナ・グリーンのB10が・・・(汗)。

「え!?あれ!?なんで!?」
「あはは、みんな絶対ここにいると思ったよ〜」

080608栃木県「おびくにそば」.jpgいやもう仰天しましたよ、zenさん(汗)。
土曜日の告知を見て、昼飯は「おびくにそば」だと確信して来られたのだそうです。
集合場所しか告知してなかったのに・・・。
しかもご家族連れにも関わらず、我々とほぼ同じ山坂道を走ってきたとの由。
お独りならいざ知らず、奥様とお子さんを乗せてるんですから・・・。
まっすぐ東北道で来るでしょ、普通(笑)。

そんなzenさん一家とお別れし、帰路に就く4台。
昼過ぎの東北道はクルマも少なく、ほぼ6速4000rpmの巡航で帰ってくることができました。
今やリッター当り180円前後となったハイオク・ガソリンですが、今日のような楽しい使い方であれば、十分元は取れたと思います(笑)。

本日の走行距離は、400kmでした。

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root-tさん、杉さん、そしてShimaさん、本日はどうもありがとうございました。
心配していた雨にもやられず、実に楽しいグループ・ドライビングを満喫することができました。
しかしよくよく考えてみると、私が走りたいルートや私が食いたい昼飯に皆さんをつき合わさせただけのような気もします(汗)。
が、これに懲りずに是非またご一緒させてください。
どうぞよろしくお願いします!

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追伸1:
zenさん、土壇場でのサプライズをありがとうございました(笑)。

追伸2:
MTさん、赤城方面へ捜索に来て下さったとのことですが、お会いできなくて残念です(涙)。


080608K62-2.jpg
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明日、走ります。 [drive/touring]

雨が、降るかもしれません。
しかしここんとこトンとご無沙汰なので、走りに行きます。
ガソリン高騰につき、のんびり行きます(笑)。
おヒマな方、よろしければご一緒にどうぞ。

・6月8日(日)7:00AM
・関越自動車道/下り線/赤城PA
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フロント・スポイラー塗装 [about My B3]

そんなこんなで入手した、アルピナ・ブルーのタッチアップ・ペイント。
コイツでフロント・スポイラーの飛び石キズをなんとか誤魔化そうと企むワケですが、筆先でチョンチョンっとやるにはあまりにもその数が多すぎます(汗)。
加えて小指の先ほどの大きさのキズもあるため、筆塗りだけでは強烈に面倒くさく、かつ仕上がりも酷いことになる予感が炸裂中。
ということで、特にキズが集中している部分のみ、スプレーを吹いて一気にカタをつけることにしました。
アルピナ・ブルーのスプレー缶は存在せず、もちろん業者さんではないのでスプレー・ガンなどは持っていない私ですが、カー用品店で今回の用途にピッタリの商品を見つけました。

Holts「エアープラス」.jpgHolts「エアープラス」。
同社のタッチアップ・ペイントをセットすれば、簡易型のエアー・ブラシになると言うシロモノです。
で、42歳のハートを掴んだのはその汎用性。
付属のカップにペイントを直接入れれば、Holtsのタッチアップ・ペイントでなくても使えるという点です。
これを使えば、アルピナ・ブルーのスプレー・ペイントが実現するワケです。
他にもいくつか足りないモノを買い揃え、以下の布陣で補修に臨むこととなりました。

−タッチアップ・ペイント
−エアープラス
−クリア・ラッカー・スプレー
−ボカシ剤・スプレー
−バンパー・プライマー・スプレー
−プラサフ・スプレー
−ラッカー薄め液
−耐水サンド・ペーパー(1000番/600番/300番)
−コンパウンド(細目/極細/超極細)
−マスキング・テープ(広幅/細幅)
−爪楊枝
−含アルコール・ウェット・ティッシュ
−カッター・ナイフ
−ウェス
−新聞紙
−水

・・・たかだか飛び石キズの補修にこんだけ要るのか?と思ったアナタ、正解です。
そう、こんなに使いませんでした(笑)。

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少し早起きして、作業を開始。
キズと言っても凹んだり抉れたりしているワケではなく、実際は塗装がハゲているだけなので、サンド・ペーパーは使いません。
ヘタに使うと、神経質に貼られたデコレーション・ラインが剥がれる惧れが大です(汗)。
なので、補修部分周辺を洗ってウェット・ティッシュで脱脂した後、すぐにマスキングに入りました。

・・・私がB3のオーナーとなってから、約3年。
この時ほど、ALPINAのデコ・ラインを疎ましく思ったことはありませんでした(涙)。

まずは幅広のマスキング・テープとカッター・ナイフで、「ALPINA」の6文字を慎重にマスクします。
これだけでも相当疲れたのですが、極めつけは幅3mmほどのストライプ部分。
細幅のテープをストライプに沿ってズレないように貼り付け、3mmを残してカッターの刃を入れます。
吐き気を催すような息詰まる緊張感の下、ジリジリと進むOLFA製カッター・ナイフ。
しかも地面に近いところでの作業ゆえ、極めて不自然な体位・・・いや(汗)、体勢を強いられる42歳。
デコ・ラインそのものを全部ひっぺがしてやりたい!との抗し難い誘惑と戦いつつ、1時間近くかかってやっとマスキング作業を終えました。
疲れた・・・(倒)。

3本の煙草を灰にしてやっと放心状態から醒め、作業再開。
バンパー開口部からヘッド・ライト周りまでを新聞紙でマスキングし、バンパー・プライマーをサッとスプレーします。
今回は下地作りを必要とするほどのマジメな補修では無いため、プラサフを省略してペイント作業に着手。
末端価格1Lあたり34万円相当の(汗)アルピナ・ブルーのペイントをエアープラスのカップに注ぎ入れ、数回に分けてスプレーしていきます。
クリア・ラッカーを吹いてから最後にボカシ剤をペイント周辺にスプレーし、塗装を完了しました。

と言っても、スプレー塗装の範囲は飛び石キズが集中している「ALPINA」レタリング周辺のみ。
その他の部分は、タッチアップ・ペイントを直接塗っていきます。
付属の刷毛では大きすぎるため、爪楊枝を使ってこれまた根気の要る「点描」作業(涙)。
目は疲れ、肩や腰は痛みを訴え、指先は震えて思うように働いてくれません。
時折全くカンケイないところに塗ってしまった塗料を慌てて拭き取りつつ、一通りの塗装作業を終了。
2週間ほど放置した後に超極細の液体コンパウンドをかけて、今回の補修はとりあえず完了しました。

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修復、終了。.jpg頑張った甲斐があって、遠目で見る限りハゲキズはだいぶ目立たなくなりました。
もちろん、近くに寄って見れば補修の後がありありとわかるのですが、まぁこんなもんで十分だろうと思っています。
どうせまた走ってるうちにキズがつくのは目に見えていますからね。
と言うことで、私のクルマを見るときにはあまり近寄らないよう、くれぐれもお願い申し上げる次第です(伏)。
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