アメリカン・スプレー [arround My B3]
しばらく前のことです。
暇に任せてネット上のクルマ関連用品をいろいろと見ておりました。
「装着するだけで加速力アップ!」とか、
「これをつければ燃費が大幅に向上!」とか、
「サッと塗るだけで数年間ワックス不要!」とか、
例によって怪しげなお笑いグッズが星の数ほどありました。
その中で特に目を引いたのが、米国のサイトで見つけたプライバシー保護用スプレー。
ナンバー・プレートに吹きかけるだけで、配合された特殊成分がストロボの光を跳ね返し、写真に写らなくしてしまうと言うシロモノです。
・・・いやはや、商魂逞しいと言うか何と言うか、アメリカ人もいろいろと考えるモンですねぇ。
大変失礼ながら、失笑を禁じ得ませんでした。
普通に考えれば胡散臭さ炸裂なのですが、それでもやはり食いついてしまう人はいるのでしょう。
まぁ気持ちはわからなくも無いですが、私は基本的にこの手のグッズには引っかかりません。
えぇ、引っかかりませんとも!(キッパリ)
---
・・・それから1ヵ月後。
遥かアメリカ本土から海を越え、やっと届いたプライバシー保護用スプレー。
毎日毎日郵便受けを覗き、首を長くして楽しみに待っていた甲斐あって、そりゃもう手にしたときの喜びはひとしおでした(←あれ?)。
次の週末、ワクワクしながら施工です。
ナンバー・プレート周辺を新聞紙でマスキングし、スプレー。
タレないように数回に分けて吹き付ければ、あとは自然乾燥させるだけで完了です。
スプレーそのものは透明なので、見た目には全くわかりません。
ナンバー・プレート・カバーなどとは違い、これなら見咎められることも無さそうです。
うーん、素晴らしい・・・。
さて、いよいよテストです。
とりあえず撮影してみましたが、ナンバーは普通に写ります。
あれ?と思いましたが、そもそもこのスプレーはストロボを反射するというところがミソ。
そう、ストロボ無しでは普通に写って当たり前なのです。
そこで暗がりにB3を移動させ、デジカメのストロボをONにして、ドキドキしながらシャッター!
・・・ハッキリ写ってます、ナンバー(汗)。
スプレーの量が足りなかったのかなと思い、液がタレる寸前まで塗ってから再び撮影してみたりもしましたが、結果は全く変わりません。
あいたたたた・・・(涙)。
「いや、もっと光量の強いストロボなら反射するはずだ!」とか、「いや、可視光線ではなく赤外線ストロボなら反射するはずだ!」などと拳を握り締めながら強がりを言ってはみたものの、そんな呟きは空しく自身の耳朶を打つだけで、苦々しく吐き出した煙草の煙と共に空へと消えていきました。
・・・ということでプライバシー保護、断念です(泣)。
が、これだけならまだしも、このスプレーはちょっと引っかくとすぐに剥がれるのです。
1ヶ月ほどもすると、ナンバー・プレートは痘痕だらけのように汚くなってしまいました。
仕方なく、サンド・ペーパーで残った塗膜を取り除きます。
こんな後ろ向きの作業に身が入るはずもなく、やる気無いことこの上無し。
グダグダと1時間以上もかけてやっとキレイになりましたが、身も心もくたびれ果ててしまいました(倒)。
---
一家に一本、アメリカ生まれのプライバシー保護用スプレー。
皆さんも是非、お試し下さい(泣)。
暇に任せてネット上のクルマ関連用品をいろいろと見ておりました。
「装着するだけで加速力アップ!」とか、
「これをつければ燃費が大幅に向上!」とか、
「サッと塗るだけで数年間ワックス不要!」とか、
例によって怪しげなお笑いグッズが星の数ほどありました。
その中で特に目を引いたのが、米国のサイトで見つけたプライバシー保護用スプレー。
ナンバー・プレートに吹きかけるだけで、配合された特殊成分がストロボの光を跳ね返し、写真に写らなくしてしまうと言うシロモノです。
・・・いやはや、商魂逞しいと言うか何と言うか、アメリカ人もいろいろと考えるモンですねぇ。
大変失礼ながら、失笑を禁じ得ませんでした。
普通に考えれば胡散臭さ炸裂なのですが、それでもやはり食いついてしまう人はいるのでしょう。
まぁ気持ちはわからなくも無いですが、私は基本的にこの手のグッズには引っかかりません。
えぇ、引っかかりませんとも!(キッパリ)
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・・・それから1ヵ月後。
遥かアメリカ本土から海を越え、やっと届いたプライバシー保護用スプレー。
毎日毎日郵便受けを覗き、首を長くして楽しみに待っていた甲斐あって、そりゃもう手にしたときの喜びはひとしおでした(←あれ?)。
次の週末、ワクワクしながら施工です。
ナンバー・プレート周辺を新聞紙でマスキングし、スプレー。
タレないように数回に分けて吹き付ければ、あとは自然乾燥させるだけで完了です。
スプレーそのものは透明なので、見た目には全くわかりません。
ナンバー・プレート・カバーなどとは違い、これなら見咎められることも無さそうです。
うーん、素晴らしい・・・。
さて、いよいよテストです。
とりあえず撮影してみましたが、ナンバーは普通に写ります。
あれ?と思いましたが、そもそもこのスプレーはストロボを反射するというところがミソ。
そう、ストロボ無しでは普通に写って当たり前なのです。
そこで暗がりにB3を移動させ、デジカメのストロボをONにして、ドキドキしながらシャッター!
・・・ハッキリ写ってます、ナンバー(汗)。
スプレーの量が足りなかったのかなと思い、液がタレる寸前まで塗ってから再び撮影してみたりもしましたが、結果は全く変わりません。
あいたたたた・・・(涙)。
「いや、もっと光量の強いストロボなら反射するはずだ!」とか、「いや、可視光線ではなく赤外線ストロボなら反射するはずだ!」などと拳を握り締めながら強がりを言ってはみたものの、そんな呟きは空しく自身の耳朶を打つだけで、苦々しく吐き出した煙草の煙と共に空へと消えていきました。
・・・ということでプライバシー保護、断念です(泣)。
が、これだけならまだしも、このスプレーはちょっと引っかくとすぐに剥がれるのです。
1ヶ月ほどもすると、ナンバー・プレートは痘痕だらけのように汚くなってしまいました。
仕方なく、サンド・ペーパーで残った塗膜を取り除きます。
こんな後ろ向きの作業に身が入るはずもなく、やる気無いことこの上無し。
グダグダと1時間以上もかけてやっとキレイになりましたが、身も心もくたびれ果ててしまいました(倒)。
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一家に一本、アメリカ生まれのプライバシー保護用スプレー。
皆さんも是非、お試し下さい(泣)。