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妙義・嬬恋ドライブ [drive/touring]

友人のKさんと走ることとしていた、11月23日の日曜日。
さて今日はどこを走ってくれようか・・・などと考えつつ、待ち合わせ場所の関越自動車道/上里SAで朝飯を喰っていると、ケータイに一通のメールが入ってきました。

「ゴメン!寝坊した!」

・・・・・・。
本人に電話をしたところ、まだ出発前との由。
関越道は交通量も多いため、上里SAまではどう少なく見積もっても1時間半はかかるハズです。
十年来の友人だろうがなんだろうが悠長にお待ち申し上げるつもりなどサラサラ無い私、すかさず本線へと合流です(鬼)。

朝7時過ぎの上信越自動車道は、事前の予報が大ハズレの素晴らしい快晴でした。
周囲の山々は紅葉真っ盛り、その向こうに白く輝く浅間山を見晴るかしつつの快適なクルージングが続きます。
下仁田ICでR254に下りたB3はそのまま西へと向かい、K51を経由してK196へと左折。
やや荒れた2車線の低中速ワインディング・ロードを、2速メインで駆け上がっていきました。

081123妙義山.jpg初めて訪れた、妙義山。
これまでも上信越道などからその姿を垣間見てはいたのですが、こうして近くで見上げてみると実に厳ついその山容に驚かされます。
早朝の駐車場にはハイキングの準備をする人たちだけで無く、スバル・インプレッサSTIやミツビシ・ランサー・エボリューション、ホンダ・インテグラ・タイプRなどの速そうなクルマたちもいました。
K196は、確かに走り好きな人たちの琴線に触れる楽しい道だと思います。
私もタイヤ鳴らして懸命に上っては来たものの、これらのクルマにつつかれなくてホッとしている次第です(汗)。

081123K196.jpg081123K196-2.jpgダウン・ヒル。
あちこちにキャッツ・アイやゼブラ・ゾーンがあるのですが、引き続き景色も良く、楽しいタイト・コーナーが続きます。
先行車がいなかったためマイペースで走ることができたのですが、DSCやABSが思ったより早いタイミングで介入してきます。
うーむ・・・。

081123アドバンスポーツ.jpgと言うことで、残念ながらヨコハマ・アドバンスポーツには、ピレリ・P Zero Neroほどのドライ・グリップを感じることはできませんでした。
もちろん絶対値としては十分ですし、ハイウェイ・クルーズやウェット・グリップではNeroを上回る印象がありますので、タイヤとして狙うところが異なっていると言うだけのことなのでしょうね。

081123下仁田葱.jpg下りきったところにある、道の駅「みょうぎ」でご休憩。
地元の農家の方々が農産品を次々と運び入れているのですが、とりわけ旨そうなのが名産の下仁田葱。
泥のついたぶっといのが数本入って150円、堪らず一束ご購入。
とろける食感と口一杯に拡がる甘味の妄想が、早くもオッサンの脳を灼きます(涎)。
そうこうしているうちに、松井田妙義ICからKさんの白いBMW M3が到着。
2台はR18を西へ走り、碓氷峠へと向かいました。

軽井沢方面へのメイン・ルートとなっている上信越道やR18碓氷バイパスと比べ、184ものカーブで山の中を行くR18旧道はクルマも殆ど走っていないだろうと思っていました。
が、数台のクルマが前を走っていたためにチンタラ走行を余儀なくされる2台のBMW。
道そのものは非常に楽しそうな造りとなっているのですが、三連休の中日ですし、まぁ仕方ありませんね・・・。
軽井沢からは中軽井沢を経由して白糸ハイランドウェイを走り、鬼押ハイウェーのパーキングで一休みです。

081123浅間山.jpg眼前に聳える、雪化粧の浅間山。
火口から次々と湧き出す膨大な量の白い煙が風にたなびき、雲ひとつ無い青空に溶けていきます。
いやもう、素晴らしい景色。
風が強くてとても寒かったのですが、レスト・ハウスにも入らず震えながら煙草に火を点け、その雄大な光景をぼうっと眺めていました。
外れてくれてありがとう、天気予報!(笑)

081123嬬恋高原「あさぎり」.jpg三原料金所の先でK235へと左折し、昼飯を喰うことにしました。
手打蕎麦の店「あさぎり」は周囲に何も無い一軒屋にも拘らず、日によってはかなり混雑するとのことですが、我々が着いたときは開店直後のため空いていました。
座敷に上がりこみ、天ざる蕎麦の大盛りをつるつるっといただきます。
初めて訪れた店でしたが、蕎麦もツユも天ぷらも文句無しの旨さでした。

R144(R406併用区間)を西へ走ると、道の周囲にうっすらと積もった雪が目につき始めました。
道は基本的にドライなのですが、山間部の日陰に入ると路面にも多少雪の跡が残っています。
前走車の撒き上げる雪解け水でアルピナ・ブルーのボディを汚しつつ(涙)、田代湖を過ぎた辺りで本日の目的路へと右折。
広域農道/つまごいパノラマライン・北コースです。

081123つまごいパノラマライン1.jpg081123Snowing_B3_Photo_by_K.jpg2年前の秋に雨の中を走って以来、その素晴らしさに再訪を誓ったこのルート。
青い空の下、白いセンター・ラインがどこまでも続くストレートを、青いB3と白いM3が速度を上げて走っていきます。
・・・が、緩いコーナーの先の日陰に数百メートルほど残るシャーベット状の雪に急制動(汗)。
Kさんと二人、どうしようかと逡巡しましたが、ここまで来て帰れるかっ!とばかりに尻振りながらの強行突破。
そんな場所が何箇所かありましたので、調子に乗らずにクルージング・レベルで走ります。

081123M3_on_Panorama-line.jpg081123B3_on_Panorama-line.jpgしかし、この道は本当に素晴らしい。
ゆったりと拡がる丘陵地帯を4速⇔5速で走っていると、雄大な景色がフロント・スクリーンに次から次へと現れては、サイドからリア・ウィンドウへと流れて行きます。
上述の通り、日陰の雪に備えて無用なアクセレーションは控えたのですが、この道は「飛ばす」よりも寧ろ「流す」ほうが遥かに適していると思いました。
スタッドレス・タイヤを履いた地元のクルマを何台か見かけたものの、基本的には青/白2台のBMWがひたすら気持ち良く走っているだけ。
その模様、是非とも空撮してほしいと思いました(笑)。

さて、そろそろ帰るとしましょう。
ノルドシュライフェ・・・いや(汗)、北コースの終点でK59へと右折、鬼押ハイウェーからR146を南下。
渋滞し始めた軽井沢周辺を裏道でクリアしながら、上信越道/碓氷軽井沢ICを目指します。
ICへのアクセス路であるK43/K92は、対向車線がかつて見たこと無いほどの超大渋滞。
登坂車線も含め全く、全く微動だにしていません。
逃げ道も無く、10kmにも満たない軽井沢まで2-3時間はかかるものと推察されます。
ニッサン・GT-RやBMW M3、ポルシェ911やボクスターなどの名だたるスポーツ・マシンもまた、成す術無く渋滞の奥底に埋もれていたのでした(涙)。

081123寄居PA.jpg関越道上り線/寄居PA、人目も憚らず栗ソフトクリームを舐め倒す四十路のオッサン二人(汗)。
その脇には2台のスペシャルなBMW、こんなに晴れているのに何故か泥だらけのM3とB3が静かに佇んでいました。
高速道はクルマが非常に多く、この先では短いながらも渋滞が始まっているようです。
やがてPAを出た二人のオッサンは、混雑走行の退屈を紛らわせるべく、トランシーバでIQ低めの会話に現(うつつ)を抜かすのでありました・・・。

本日の走行距離は、473kmでした。
081123つまごいパノラマライン.jpg

















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タイヤに関するアンケートを実施中です。
是非ともご協力をお願いします。
詳しくはこちら
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【お願い】タイヤに関するアンケートにご協力下さい。 [general info]

ここ最近、タイヤのことをグダグダと書いています。
が、所詮は一つの車種に3つの銘柄を履かせただけですので、長々と書いている割には何とも薄っぺらな記事となっているのはご高覧の通り。
その薄さ、岡本理研もビックリです(意味不明)。

で、困ったときの他力本願。
皆さんがどんなタイヤを履いているのか、そしてそのタイヤをどう評価しているのかをBlogのネタに・・・いや(汗)、皆さんと共有すべく、下記の通りタイヤに関するアンケートを実施することにしました。
お忙しいところ大変恐縮ではありますが、是非ともご協力下さるようお願いいたします。

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■アンケート形式
無記名、全問とも択一式です。

■車種について
現在お乗りのクルマでも、過去にお乗りになったクルマでも構いません。
なお前回のアンケート結果によれば、回答者の方の約8割がBMW/ALPINAにお乗りとのこと。
そこで、BMW車またはALPINA車については「モデル種別」「シリーズ種別」の二つでカテゴライズすることにしました。
例えば私のB3の場合は
◇モデル種別⇒ALPINA
◇シリーズ種別⇒3シリーズ・E46系
を選択します。

■タイヤ銘柄について
主力メーカーの現行ラインアップを中心に選択肢を揃えました。
ただアンケートの仕様上、選択肢が4つの設問に分かれてしまっています。
申し訳ありませんが、一度の回答で複数のタイヤを選択しないよう、入力時にはご注意下さい。
なお、スタッドレス・タイヤは対象外としています。

■複数回の回答について
回答いただける車種やタイヤは、現在お乗りのモノだけに限りません。
複数のクルマを所有または乗り継いでおられる場合や、何種類かのタイヤを経験されている場合は、できれば過去分も含めて複数回のご回答を是非お願いいたします。
例えば現在2台のクルマを所有し、それぞれ3種類のタイヤを使った履歴があれば、なんと6回も回答のチャンスがあるのです!(←「チャンス」じゃないだろ)

■集計について
一週間程度お待ちした上で、集計結果を当Blog上にアップします。
どれぐらいのご協力をいただけるのか全く解りませんが(汗)、回答数が多ければクロス集計などもやってみたいと思っています。

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アンケート・フォームはこちら
皆さんのご協力、どうぞよろしくお願いします!
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雨の赤城山周遊ドライブ(feat. ADVAN Sport) [drive/touring]


081116おびくにそば.jpg皆さんは「ちたけ」をご存知でしょうか。
「乳茸」とも書くキノコの一種で、コイツを炒めると何ともこっくりとしたいいダシが出るとのこと。
福島県南部から栃木県にかけては、この「ちたけ汁」で蕎麦を喰うのが一般的なのだそうです。
栃木県は西方町の「おびくにそば」でいつものニラ入り大もり蕎麦と舞茸の天ぷらに加え、久しぶりにちたけ汁を頼みました。
蕎麦を待つ間、煙草を喫いながら見やる窓の外。
泥と落ち葉に塗れたB3が、そぼ降る雨に打たれ続けています。

11月中旬の日曜日、雨が降ることはわかっていながら家を出たのが午前5時。
B3に履かせた新タイヤ:ヨコハマ・アドバンスポーツの走りこみを目的に、6月以来の「赤城周遊定番コース」を辿ります。
で、今は午前11時半。
程なくして出てきた冷たい蕎麦を熱々のちたけ汁でツルツルッといただきつつ、42歳のオッサンは独り今日の走りを反芻するのでありました・・・。

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赤城西麓広域農道

081116赤城西麓広域農道.jpg止まねぇなぁ、雨・・・。
路面は落ち葉だらけだし、轍に雨が溜まってるけど、ま、クルマいないし3速⇔4速で紅葉を愛でつつマイペース走行だな。
しかしこんなコンディションなのに普通に走れるぞ、アドバンスポーツ。
単に新品だからなのかな。
ペース上げても・・・おぉ、なんだか安定してるぞ。
次のタイト・コーナー出口、2速で強めにパワーかけてみっか。
・・・だー、やっぱ滑る(汗)。
まぁこの路面状況じゃ、どんなタイヤでも滑るわな(笑)。


K251/赤城北面道路/ヒル・クライム

雨、強くなってきたなぁ・・・。
相変らず落ち葉だらけだし、でも他にクルマいねぇし。
よっしゃ、行け!B3!
いやしかし、気持ちイイなぁ。
雨ん中、ミッド・コーナーをこれぐらいのペースで走る分には全く動じねぇな、このタイヤ。
早いとこドライで試してみてぇな〜。
あぁ、もうこの辺りまで来ると紅葉も完全に終わってるな。
お、コーナーもだんだんタイトになってきたぞ。
2速でスロー・イン、出口が見えたところで早目にアクセルを開けると・・・わははは、滑る滑る(汗)。
いやー、やっぱしDSC様様だわ・・・。


赤城山頂/大沼湖畔

081116赤城山頂.jpg081116赤城山頂1.jpgマジで誰もいねぇな・・・(寂)。
この天気じゃハイカーもライダーも絶対に来ねぇだろうし、四輪でもわざわざ走りに来る酔狂な輩はいねぇよなー。
雨も風も強くなってきたし、何より寒くて敵わねぇや、ちくしょうめ。
・・・しかし、雨の日って空いててイイなぁ。
ここまで先行車も対向車もいなかったし、ある意味走り放題だもんな。
低いペースでも楽しめるし、タイヤ減らないし。
よしゃ、これからは雨でも臆すること無く走るべ!


■K251/赤城北面道路/ダウン・ヒル

ここのストレート、4速まで入るんだけどイイのかなー(汗)。
で、ブレーキ・・・おぉ、ABSがあまりかからないな。
うーん、縦方向のウェット・トラクションはイイぞ、このタイヤ。
なんかブレーキが良く効くようになった感じだわ。
よし、この調子で次のS字コーナーを・・・いや、怖いからやめとこ(汗)。


K62/沼田大間々線

081116K62.jpg081116K62-2.jpgいやー、紅葉キレイだなー!
雨はちっとも止まないけど、霧だか雲だかが山にかかってて雰囲気イイぞ。
「紫立ちたる雲の細くたなびきたるもいとをかし、by 清少納言」って感じだな。
・・・あれ?紫式部だっけ?
それとも枕草子か?
いや、枕草子は人じゃなくて本の名前だろ。
そんなコトはどうでもよろしい。
3速4000(rpm)の、4速3000と。
んで4速4000から、3速5000のブレーキングと。
2速で回りつつラフにアクセル入れーの、落ち葉に乗って滑りーのと(汗)。
この道は相変らず楽しいなぁ、こんな雨なのに。
それにしてもなかなかイイじゃん、アドバンスポーツ。


K15/鹿沼足尾線/粕尾峠越え

081116K15.jpgうわ、落ち葉だらけやん、道。
雨降ってるし路面荒れてるし、気ィつけないと滑るわな、やっぱ。
ずーっと1-1.5車線でたまに対向車も来るけど、今日はバイクがいないからそのぶんラクだな。
しかしこのペースなら接地感ありまくりだな、アドバンスポーツ。
ぐいぐい上ってもう峠、ここから下りと。
うーん、快調快調。
おっと、コーナー手前に大量の落ち葉が・・・って、あれ?
停ま・・・停まらない!
ABSがゴゴゴゴって、よし無理矢理曲が・・・曲がらない!
ガ、ガードレールが!
あぁダメだ、ぶつか・・・・・・曲がった?
曲がった曲がった、助かった。
いやー、危なかった・・・。
完全に落ち葉に乗っかったんだなー。
こりゃカンペキにオレのせいだ、タイヤのせいじゃ無いな。
しかし思いっきり縮んだわ、袋・・・(大汗)。

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昼過ぎに栃木ICから乗った東北自動車道はガラガラで、路面はハーフ・ウェットながら雨も上がっていました。
6速3000rpm-4000rpmの快適なクルージングが続き、あっという間に浦和IC。
高速を降りてそのままコイン洗車場へと向かい、「汚れフェチ」の皆さんのオカズとして十分通用するほど泥塗れとなったB3を洗ってから帰宅しました。

それにしても今回は、本当に久しぶりに雨の中を走りました。
もちろんドライブ/ツーリングは晴れているに越したことは無いですし、ドライ・コンディションに比べればB3のペースも上がりません。
しかしながら雨の日は確実に空いてますし、雨に濡れた紅葉も風情があってなかなかのモノでした。
ドライビング・リスクは当然高くなりますが、その分いつもより「走ること」に集中できたような気がします。
土砂降りは別としても、間歇〜低速作動のワイパーで事足りるようなレベルであれば、雨の日でも走りに行かない手は無いなと思いました。
雨なのに、なんだか妙に楽しい日曜日でした(笑)。

本日の走行距離は、407kmでした。

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ウェット・コンディションに於けるアドバンスポーツは、ドライ時とあまり変わらない接地感が好印象でした。
限界性能はどうだかわかりませんが、雨の中でも不安感無く普通に走れると言うのは、地味ながら私にとってはとても大切なことなのです。
そもそも雨の日には飛ばさないのでタイヤの優劣はつけにくいのですが、アドバンスポーツのウェット性能は十分に満足行くものであり、それはミシュラン・パイロットスポーツやピレリ・P Zero Neroと同等以上だと思いました。

アドバンスポーツにリプレイスしてから、これで2,200km。
後はドライ・コンディションでのコーナリング性能がどうなのか、です。


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エンジン・オイル交換 [about My B3]

伊勢志摩ツーリングの少し前に、B3のエンジン・オイルおよびオイル・フィルターを交換しました。
インターバルは5ヶ月弱/7,837kmです。
前回交換時の記事に「よっぽどのことが無い限り、これからもBPを使っていくことになると思います」などと、抜け抜けと書いている私。
・・・大嘘です(汗)。

旧:BP・バービスレーシング(10W50)
新:カストロール・EDGE(0W40)

EDGE_0W40.jpg冬場に向けて何となく10W50から0W40のバービスZeroNAへとシフトさせようと思い、カー用品店へ。
ところが売場でたまたまカストロールの特売をやっており、大幅値引でいらっしゃいませ状態。
「クルマ不感症」の私、粘度指数が同じなら銘柄によるフィールの違いなんぞ全くわかりゃしませんし、カストロールのEDGEシリーズならクオリティに不安もありません。
と言うことで、気がついたらEDGEを手にしてレジに並んでいました(笑)。
交換後の印象は、エンジンが軽く静かに回るようになった感じがします。
が、8,000km弱使って劣化したオイルを新しくしたのですから、そんなもんは当たり前にも程がありますね。

しかし今回は、この新油効果があまり顕著ではありませんでした。
更に10W50から0W40に変更しているわけですから、もっとライトなフィーリングを感じてもいいハズです。
もちろん、カストロールのメイン商材であるEDGEのフィールが悪かろうハズはありません。
と言うことは・・・。

前々からオイル交換の度に感じていた通り、BP・バービスは体感上の特性劣化が少ないのだと思います。
うーん、やっぱりZeroNAにしとけば良かったかなぁ・・・。

と言っても、カストロールはBMWとグローバル・パートナーシップを組む信頼のブランド。
そもそもBPの傘下でもあるわけですから、バービスと同等のロング・ライフが期待できると思ってます。
EDGE0W40はBMWやポルシェも推奨する高性能オイルでありカストロール独自の合成油技術により強化された油膜が市街地から高速道路でのロングクルージングまであらゆる運転状況下で最高のエンジン保護性能を発揮し低粘度化と高品質添加剤の配合によりエンジンのパワーロスを最小限に抑えエンジン本来のパワーを引き出しつつエンジン内部を常にクリーンに保ちエンジンの寿命を延ば

・・・ま、ごちゃごちゃ言っとらんで走りますわ(笑)。
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アドバンスポーツ、1,400km。 [about My B3]

B3フロント・タイヤ.jpgB3にヨコハマ・アドバンスポーツを履かせてから、約1,400kmを走りました。
まだあらゆるコンディションで走らせたワケでは無いので限定的ではありますが、これまでに感じた乗り味の印象などをとりあえず記しておくことにします。
なお、比較対象はミシュラン・パイロットスポーツ若しくはピレリ・P Zero Neroだけですので、その点はご了承下さい。

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走り始めてまず感じるのは、「ちょっと硬いかな」と言うこと。
ロード・ノイズはそれほどでも無いのですが、街中レベルでは路面の継ぎ目やギャップのショックを比較的正直に伝えてくるのです。
ただそれは不快を感じるほどのものでは無く、かつ速度を上げるに連れて乗り心地は劇的に改善されてきます。
スピードを出せば出すほど快適になると言う感じで、コンフォート性能の想定速度はかなり上の方なのではないかと思わされました。
「チンタラ走るな」ってことなのでしょうか(笑)。

そんな乗り心地も相俟って、ハイウェイ・クルージングは極めて快適です。
今どき珍しいスクエア形状のショルダーでありながら轍の影響をあまり受けることも無く、抜群のスタビリティを以ってB3を矢のように走らせてくれます。
Neroと比較して対NVH性能は少々劣るものの、こと高速道路を「走らせる」と言う点に於いては、Neroやパイロットスポーツより一枚上手かもしれません。
何となく、ハイウェイでの平均速度が上がってしまうような気がしています(笑)。
なお、雨天時の性能や緊急回避性能は試していないので全くわかりません。
ま、試したくもありませんが(汗)。

さて、問題はワインディング・ロード。
装着から800kmを経たアドバンスポーツでの最初の山道は三重県のK668/蝙蝠峠、続いてK512/青山高原道路、そして伊勢志摩スカイラインでした。
いずれも2速で回るようなコーナーの続く楽しそうな屈曲路なのですが、アドバンスポーツに対する今回の感想は「うーん、やっぱりイマイチ・・・」。
完全なドライ・コンディションでありながら、Neroの末期と比べてもグリップが良くありません。
これまでと同じ感覚でB3を走らせると、ABSやDSCが明らかに早く介入してきます。
滑り出しもNeroより少し唐突な感じで、しかもフロントから外に出て行きます。
ま、アンダー・ステアはドライバーの走らせ方に大きな責があるのは当然ですが、同じ調子で走らせても交換前のNeroではそんなことはありませんでした。
ということで、ワインディング・ロードに於けるアドバンスポーツの第一印象は芳しいものでは無かったのです。

・・・が、しかし(重要)。

Neroの初陣も、全く同じような状況でした。
やはり最初の山坂道ではグリップの悪さやアンダー・ステアな傾向が印象に残り、それはパイロットスポーツからのリプレイスに失敗したかと思うほど。
ところが走りこんでいくうちにNeroは素晴らしいパフォーマンスを発揮するようになり、何の不満も無かったパイロットスポーツを超えるほどの好みのタイヤとなっていったのです。
ちなみに現在ALPINA B5に履かせているアドバンスポーツを高く評価するHAMさんも、装着当初はイマイチだと感じていたのとのことでした。
なので、アドバンスポーツに対する今回のワインディングでの第一印象は、あまり悲観的に考えていません。
そのうちに、本領を発揮してくれるものと思っている次第です。

ド新品のタイヤはトレッド面に製造工程上のバリ(ヒゲ)や型抜き剤、ワックスなどが残っていますので、ちゃんとグリップしなくて当たり前だと思ってます。
またタイヤはゴムやスチール・ベルトなど複数の素材でできており、これらは工場出荷時にはまだ相互に馴染んでいない可能性があるとのこと。
トレッド面をキレイにし構造材を相互に馴染ませるため、新品タイヤは100km程度おとなしく走らせる必要がある、というのは尤もなことだと思います。
いわゆる「皮剥き」とか「慣らし」とか呼ばれている儀式ですね。

しかしこれらの儀式を終えても、すぐにはグリップが出てこないのは何故なのか?
・・・ここから先は私のテキトーな推測に過ぎませんが、その主たる理由はキャンバー角にあるのではないか、と思っています。

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B3のサスペンションにはフロント/リアともにネガティブ・キャンバーが与えられているため、正面から見るとタイヤは「ハの字」にセットされることになります。
従ってここに全く磨耗していない新品のタイヤを装着しても、路面に対してトレッド面は正対してくれません。
タイヤは斜めに傾いて装着されるので、極端に言えばタイヤの外側は接地していないような状態となっているハズなのです。
これが新品タイヤが暫くの間グリップしない理由なのだろう、と考えています。

ネガティブ・キャンバー.jpgちなみに私のB3のキャンバー角はフロントがマイナス約1度、リアはマイナス約2度のセッティングとなっています。
なので、タイヤの潰れや素材、サスペンションの撓みなどを全く無視すれば、タイヤは路面に対してそれぞれ1度/2度傾いて接地していることになります。
タイヤの幅はフロント225mm/リア255mmですので、えーと、ににんがし、にさんがろく、サインコサインタンジェント、タンピンサンショクイーペイコウ(←?)。
・・・単なる計算上の話ではありますが、新品タイヤのトレッド面の最も外側はフロントで約4mm、リアでは約9mmほど路面から浮いていることになります。
もちろん、実際に浮いてるワケではありませんけどね(笑)。

それと、もうひとつ。
アドバンスポーツもNeroも、最近のトレンドに違わずアシンメトリック・デザインを採用しています。
タイヤの内側/外側がそれぞれ受け持つ役割に合わせてトレッド・パターンを設計しているために、非対称となっているとのこと。
コーナリング時のグリップを担うのは主に外側の役目なので、内側よりもブロックを大きくしたり溝を浅くするなどして剛性を高める工夫が成されているようです。
従って外側がきちんと路面に接地していないと、特にこれらのタイヤはコーナリング性能を正しく発揮できないことになるハズです。
前段の推測が当たっているとすれば、新品のタイヤは外側ほど接地面積が小さい状態なので、アシンメトリック・デザインのアドバンスポーツやNeroは輪をかけて新品時のグリップが低いのだろうと思っています。

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・・・とまぁグダグダと書きましたが、真偽の程は不明です(汗)。
ただ私自身は上記の通りだと勝手に信じていますので、今回のアドバンスポーツも磨耗が順調に進み外側まで満遍なく接地するようになれば、本来の性能を発揮するハズだと考えています。
と言うより、発揮してくれないと困ります(涙)。

新品装着から、約1,400km。
三重県のワインディング・ロードを滑って・・・いや(汗)、走ってから約500km。
もうそろそろイイんじゃねぇか?アドバンスポーツさんよ・・・。

ってなワケで、近いうちに「確認テスト」に行ってきます(笑)。
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再掲・追加:【特集】皆さんの愛車の写真、公開します。 [general info]

・yu-kachiさんのクルマの写真を追加しました。
・JAY-Tさんのクルマの写真を変更しました。
・amataroさんのクルマの写真を追加しました。
・熊吉さんのクルマの写真を追加しました。
・tatsu_B6さんのクルマの写真を追加しました。

サイド・バーの「With readers」、またはこちらからアクセスしてみてください。

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写真は車種を問わず随時募集していますので、よろしければどうぞお寄せ下さい。
詳しくは、当該ページにある【応募要綱】を参照願います。
また既に掲載させていただいている方でも、乗り換えなどで写真/コメントを差し替える必要があれば遠慮なくお申し出下さい。

皆さんからのメール、お待ちしています!
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明日、大黒へ行きます。→行ってきました。 [general info]

特に意味はありませんが、雨も降らないようなので朝飯を喰いに大黒PAへ行こうと思います。
朝8時半頃から小首を傾げつつB3のタイヤを確認している冴えないオッサンがいたら、恐らくそれが私です。
万が一見かけたら、お声がけ下さると喜ぶハズです(笑)。

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と言うわけで、行ってきました。
今日はなんだかいつも以上に混雑しており、例によって見たことも無いようなすんごいクルマがたくさんいました。
今回も急遽の告知だったため誰も来ないだろうと高を括っていたのですが、豈(あに)図らんや。
4台も集まってくれたのです(汗)。

081109大黒PA.jpg何故か19インチのクラシック・ホイールに換装していた、ri-co父さんのALPINA B10 3.3。
奥多野帰りでホイールがブレーキ・ダストに塗(まみ)れた、zenさんのALPINA B10 3.2。
10Jホイール+ロワリングの極悪・・・いや(汗)、チョイ悪仕様、amataroさんのBMW M3。
そして、大変申し訳無いことに私のBlogをご覧になって来られたと言う、初めてお会いするkamiさんのALPINA B3S。

朝飯を喰いに行っただけなのに、11時過ぎまで楽しくお話をさせていただきました。
皆さん、どうもありがとうございました。

さて、帰りも空いている首都高でビューンと





081109大黒の帰り.jpgあ・・・(汗)。
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伊勢志摩ツーリング [drive/touring]

東名高速道路/海老名SAでB3ビターボに乗るk7さんと打ち合わせを行い、出発したのが午前4時。
しかし、この先の鮎沢PAで車中泊(笑)しているB3クーペのtomさんには、k7さんの同行を明かしていません。
普通に合流してもおもしろくないので、k7さんには本線上でいきなり出現してもらう算段としたのです。

鮎沢PAには私が先に入り、k7さんはtomさんに見つからないよう入口付近で待機。
tomさんと一緒にいたB3クーペのminiさんと3台でリスタートし、その後方から密かにk7さんが尾行します。
全員が同じ周波数に合わせたトランシーバを持っている点が、この企画のポイントなのです。

wata「二人ともタイヤはゼロゴーゼロ(BSポテンザRE050A)だよね。乗り心地はどう?」
tom「うーん、やっぱりちょっとカタいですかねぇ」
mini「そうですね、カタいと言うか締まっていると言うか」
k7「カタいカタい」
mini「・・・あれ?今のは誰ですか?」
wata「え?いや、何も聴こえなかったけど(汗)」

と、必死に笑いを堪えながらこんな調子で交信していきます。
最後にハイ・ビームを怒らせたB3ビターボが後方からすんごい勢いで登場し、企画は完了。
k7さん曰く、ブッコ抜きざまにtomさんの見せた驚愕の表情が最高だったとのことでした(笑)。

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0811018CE48DDD8F8ASA.jpg
と言うワケで始まった、クルマ仲間のzenさん&mtmさんが企画してくれた秋の一泊二日ツーリング。
今回は厄払いを目的に(?)、伊勢神宮の座する三重県へと向かうことになりました。
集合は、伊勢自動車道/安濃SAに13時。
しかし11月最初の三連休、高速道路は朝から渋滞が予想されたため、上述の通り4台で未明に出立。
この後に出来(しゅったい)した大笑いの椿事については、前回の記事通りです(笑)。

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御在所SAを出発した4台は東名阪自動車道/亀山ICを9時にアウト、R25/名阪国道/板屋ICから一般道に出ます。
本当は四日市からR477/鈴鹿スカイラインを走りたかったのですが、直前に調べたところ9月の土砂崩れで通行止めのまま・・・。
ということで御在所SAにてツーリングマップルを広げ、どこを走るかゼロ・ベースで考えるハメとなりました。

「wataさん、どこ走るんすか?」
「え?・・・いや、あの、えーと(汗)・・・ココだココ、県道668/蝙蝠峠」
「こうもりとうげ?」
「どんな道?」
「いや、その、自分の中では2車線のキレイで快適なワインディングがずーっと続
「自分の中でって」
「1車線とかガタガタ道じゃ無いでしょうねぇ」
「『こうもり』って名前に惹かれただけなんじゃないすか?」
「・・・・・・」

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その蝙蝠峠越えは、結構ハードなツイスティ・ロードでした。
路面は少々荒れており、センター・ラインにゃキャッツ・アイ。
が、そんなことにはお構いなく、前を行くk7さんのB3ビターボは安定した姿勢で峠道をグリグリと上っていきます。
更に峠からの下りでコーナー間に短いながらストレートが現れると、「k7ビターボ」の本領発揮。
その圧倒的な立ち上がり加速に舌を巻きつつ、見失わないように必死でついて行ったのでした(汗)。

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R163に出、給油を済ませてから山の中のK2を南下。
R165を東に戻ってK512/青山高原道路を上っていきます。
これまた走れるワインディング・ロードでしたが、山頂近くになると林立する巨大な風力発電機に目を奪われ、思わず右足を緩めてしまいます。
全部で20基ほどのプロペラが音を立てて回る様は、実に壮観でした。

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国道へと下るK512は、山頂までの高原道路からうって変わって暗い森の中を縫う急勾配の1-1.5車線路。
相変らず先導を強いられている私(涙)、対向車に気をつけて慎重に下っていきました。
R163に出ると、すぐに左折して広域農道/グリーンロードで北上します。
芸濃ICから伊勢自動車道に入り、集合場所の安濃SAに到着。
程なく関東/中部/関西からの仲間も集まり、楽しい会話に花が咲きました。

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ここから一路、伊勢を目指します。
安全を慮り、かつ他のクルマに迷惑をかけぬよう、ハイウェイでの一列縦隊走行などは決してやらないこのメンバー。
次の集合場所を伊勢志摩スカイラインのパーキングと決め、ハイウェイをそれぞれのペースで走りました。
中盤にスタートした私、直後についていたk7さんには先頭集団へと挨拶しに行っていただき(笑)、miniさん/tomさん、およびShimaさんのB3の4台で気持ちよくクルージングを続けました。
なお、先頭集団がどんな状況だったのかは一切存じ上げません、ハイ(汗)。

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伊勢ICからは市街地を抜け、1,220円もするのかよ!と悪態を吐きながら伊勢志摩スカイラインを登ります。
暫く独りで走っていると、新品タイヤ皮剥き中のzenさんのB10 3.2が現れました。
市販タイヤでトップ・クラスの性能を誇るピレリ・P Zeroはやはりグリップ力も素晴らしいようで、路面の小石を余さず拾っては私のB3へとガンガン投げつけてきます(涙)。
程なく辿り着いた待ち合わせ場所の展望台には、「超・先行」していた皆さんが既に集結済。
眼下に絶景のパノラマを楽しむことができ、1,220円の元が取れたような気になりました(笑)。
しかし、どう考えても家族連れなど他の車輌の邪魔になってるこの集団。
そこで山頂のレスト・ハウスに場所を移し、広々とした駐車場で談笑するのでありました。

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ここから宿へと向かうことにし、スカイラインを下っていきました。
最後尾からのんびりと走り、前走するくまぷぅさんのB3越しに拡がる伊勢湾の青い海に目を奪われます。
引き続き走る海沿いのK750-K128/パールロードはさすがに一般車輌も多く、チンタラ走行を強いられました。
が、野太い排気音を伴うゴウさんのアウディA3 3.2Qと共に前走車を一気にパスすれば、暫しワインディング・ランを楽しむことができます。

ホテルに到着、喫煙者のよしみで同室となったのはk7さん、Shimaさん、そしてtomさん。
間髪入れずに缶ビールのプル・トップを開け、「tomちゃんエンブレム」「k7ビターボ in 蝙蝠峠」など本日の動画をTV画面で肴としつつ、IQ低めのしょうも無い会話で大笑い。
夜は大広間での食事+宴会で盛り上がり、オッサンたちの笑い声に満ちた志摩の夜は更けていくのでありました。

本日の走行距離は、633kmでした。

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翌日もまた、素晴らしい晴天。
本来の主旨である「厄払い」を果たすとのことで、伊勢神宮を目指してK32/伊勢道路を北上します。
観光バスなどに阻まれながらダラダラと走っていくと、やっと現れた登坂車線。
前を行くk7さんのB3ビターボが複数の前走車を一瞬でパスし、あっという間に消えていきます。
私も負けじとアクセルを踏みつけましたが、ふと覗いたバック・ミラーには微笑むnishiさんのご尊顔が・・・。
そう、B10 V8Sのナンバーはおろかキドニー・グリルさえミラーには映っておらず、信号待ちでもここまで寄らないだろうと思わせる詰められっぷりなのです。
たまらず左ウィンカーを出し、平身低頭してnishiさんに道をお譲りした次第です(汗)。

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イチョウ並木の美しい伊勢神宮近くの駐車場で、残念ながらタイム・アップ。
参拝する皆さんにお別れを告げ、一足お先に帰路に就きます。
他の道へ走りに行くと言うtomさんと共に伊勢自動車道に乗りましたが、彼のB3クーペはスイッチトロニック・トランスミッションにエラーが生じたため、先に行ってくださいとの由。
その後は東名高速道路/岡崎付近で多少渋滞していたものの、概ね順調に帰ることができました。
単なる高速道路での移動ではありましたが、何台か興味深いクルマに出会いましたのでついでに記しておきます。

袋井IC付近で遭遇した、静岡ナンバーの黒いホンダ・レジェンド。
2名が乗車、トランクにポール・アンテナを立て、助手席側には補助ミラー。
そ〜っと前に出て見てみると、フロント・バンパー上部にカバーつきのライトが装備されていました。
・・・んもー、快適なクルージングが台無しじゃんか〜(凹)。
後方からヘッド・ライトを点けてブッ飛ばしてきたAMG SL55も追い抜きざまに急制動、他のクルマたちもレジェンドを抜くことができず、快晴のハイウェイがそこだけドンヨリと曇ったかのような空気に満たされます。
しかもそんな状況は走れども一向に解決せず、日本坂トンネルの手前でレジェンドが路側帯に消えていくまでの間、実に50km近くも延々と続いたのでありました(涙)。

で、そのAMG SL55。
レジェンドの拷問から解き放たれるや否や、もの凄い勢いで走り始めました。
いやもう、速いのなんの。
同じ被害者同士、勝手に親近感を覚えた私も思わずその後に続きます。
追越車線に居座る進路妨害車をスリー・ポインテッド・スターが片っ端から蹴散らす様は実に痛快、おかげで後続の私はクリア・ラップ状態。
交通量の増えてきた御殿場IC付近でSL55を見失うまでの90kmを、勝手にランデブーさせていただきました。
そんな私は文字通り、「虎の威を借る狐」です(笑)。

都心も近づき、3車線ともクルマで埋まってきました。
止むを得ず比較的流れの良い追越車線を淡々と走る私の後ろにピタリとついた、ポルシェ・ボクスター。
と、いきなりB3のリア・フェンダーを掠めるようにして左からビュンッ!と追い抜きを仕掛けてきます。
しかし走行車線のクルマに阻まれて、ボクスターはすごすごと私の後ろに戻りました。
で、なんだか良くわかりませんが、そんな意図不明の行動を何回も繰り返すのです。
もちろん抜けるであろうタイミングもあるのですが、そういう時にはB3の後ろについたまま。
なのに、誰がどう見ても抜けないだろうという時に限って、ビュンッ!と仕掛けてすごすごと戻るのです。
やがてその「ビュンッ!→すごすご・ボクスター」は、クルマの途切れた第一車線へと消えていきました。
なんなんだ、一体・・・(汗)。

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ってな感じで終了した、秋の伊勢志摩ツーリング。
愉快な仲間と走って笑った二日間は、素晴らしい天気にも恵まれて最高の休日となりました。
参加された皆さん、私のような不束者と遊んでくれて本当にありがとうございました。
いずれまた、一緒に走りましょう!

二日間合計の走行距離は、1,174kmでした。



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伊勢志摩ツーリング:プロローグ [drive/touring]

11月1日。
未明にパーキング・エリアを発った男たちが、ハイウェイを西へとひた走る。
前夜まで重く拡がっていた雲も消え、漆黒から群青、そして蒼穹へと徐々にその色を変えていく空は、今日と言う日が絶好のツーリング日和となることを予見させる。
早朝の出立が奏功し、東名高速道路は順調に走れたものの、東名阪自動車道は四日市ジャンクションから渋滞が始まっていた。
一息入れるべく、御在所サービス・エリアに立ち寄った男たち。
煙草に火を点け、周囲の雑踏から目を逸らすようにして天を仰ぎ見る。
浮浪雲の漂う秋の空はどこまでも高く、どこまでも蒼いのであった・・・。



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