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赤城山ドライブ [drive/touring]

ふと思い立って「明日、走ります」と告知したのが、土曜日の21時過ぎ。
集合のわずか10時間前です。
しかも降雨が予想されていたワケで、誰も来なくて当然だと思い込んでいました。
なのに、計4台(+1)。
・・・いやはや、皆さん素晴らしすぎます(笑)。

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朝6時半。
高崎IC手前で降り出した雨が小降りになり、ワイパー・スイッチをオフにした関越自動車道/下り線の利根川橋付近で、一台のB3を捕まえました(笑)。
パワード・レカロ・シートに身を沈める杉さんへサイド・ウィンドウ越しに手を振りつつ、集合場所の赤城PAに入ります。

程なくやって来たのは、参加表明をいただいたroot-tさんのロードスターS。
19インチのALPINAダイナミック・ホイールに巻いた新品のブリヂストン・ポテンザRE050、そのブロックは手を切りそうなほど角ばっています。

そしてもう一台、ShimaさんのB3。
ブルー/ブラックのレカロ・シートにサベルトの4点式シート・ベルトもさることながら、やはりそのアイデンティティは「ホイール・キャップの無いALPINAクラシック・ホイール」です(笑)。

ということで、偶然にも揃ったアルピナ・ブルーの4台は、赤城西麓広域農道を北へと向かいました。
覚悟していた雨は、今のところ降ってはいません。
ゴルフ場に向かうクルマに時折前を阻まれながらも、4台は快調に走っていきます。
引き続きK251へと右折、旧料金所で一服してから赤城北面道路で山頂へのヒル・クライムを開始しました。

久しぶりに走る北面道路はクルマも殆どおらず、路面もほぼドライ・コンディション。
新緑の中、ADB(オートマチック・ディファレンシャル・ブレーキ)モードでぐんぐんと駆け上がっていきます。
2速でクリアする、タイト・ベンド。
3速のまま回る、ミッド・コーナー。
4速にまで入る、ストレート。
先頭を走る私にはバック・ミラーに目をやる余裕はあまりありませんでしたが、後方でも同様に楽しいドライビングが炸裂していたことは、まず疑いの余地がありません(笑)。

080608赤城山頂.jpg山頂、大沼湖畔、標高1340m。
空は一面の雲に覆われていましたが、心配していた霧は出ていませんでした。
気温は16度ほどで、この時期とすれば寒いくらいです。
しかしながらその寒さは、ヒートしたクルマとカラダを気持ちよくクール・ダウンしてくれました。
談笑しつつの煙草が旨いです。
えぇ、とっても(笑)。

赤城南面はクルマが多いと思われたため、今来た北面道路を引き返します。
しばらく前を走っていたクルマが脇に逸れるや否や、アクセル・オン。
痛快なダウン・ヒルが続きます。
ちなみにその途中、ル・マンのサルテ・サーキット名物「ユノディエール」のようなストレートで4速にまで入るのですが、恐ろしくてこれ以上アクセルを踏めません(汗)。

080608K62.jpg標ッ.jpgそのまま赤城山東麓をK62で南下。
対向車に注意を払えば、ノン・ストップで20km強のワインディング・ランを楽しめる山の中の2車線路です。
Shimaさん曰く「道路標識がアルファ・ロメオのエンブレムの蛇のようになっていた(「想像図」参照)」ほどの連続する下りS字カーブが、最高に気持ちイイんです。
パーキング・ロットでB3を降りた杉さんが開口一番、「いやぁ、この道楽しいっ!」と叫ぶのも、これまた無理からぬことです(笑)。

080608K15.jpg行楽のクルマに混じってR122をチンタラ北上し、群馬県から栃木県へ。
足尾で右折し、暗い山の中の1-1.5車線路・K15で粕尾峠を越えます。
下りにさしかかると何台かのロード・レーサーが頑張って登って来、かつ対向車もそこそこあるもんですから、先頭の私は慎重にならざるを得ません。
直後を走るroot-tさんはその点ラクだろうなぁ、と思って山を下りた先の休憩地で聞いてみたところ、「うん、すっごくラク」。
・・・毎度毎度先頭を行く者の宿命とは言え、やっぱり不公平です(泣)。

昼飯は、栃木県西方町の「おびくにそば」。
2年前の10月に初めて訪れて以来、このルートを走ると必ずここで蕎麦を食ってます。
ニラ入り大盛り蕎麦と舞茸の天ぷらを、4人前。
相変らず、旨いですねぇ(幸)。
で、ツルツルっと平らげて煙草でも喫おうかと思ったとき、窓の外から「ヴォン!」と粋なエグゾースト・ノート。
思わず見やると、そこにはアルピナ・グリーンのB10が・・・(汗)。

「え!?あれ!?なんで!?」
「あはは、みんな絶対ここにいると思ったよ〜」

080608栃木県「おびくにそば」.jpgいやもう仰天しましたよ、zenさん(汗)。
土曜日の告知を見て、昼飯は「おびくにそば」だと確信して来られたのだそうです。
集合場所しか告知してなかったのに・・・。
しかもご家族連れにも関わらず、我々とほぼ同じ山坂道を走ってきたとの由。
お独りならいざ知らず、奥様とお子さんを乗せてるんですから・・・。
まっすぐ東北道で来るでしょ、普通(笑)。

そんなzenさん一家とお別れし、帰路に就く4台。
昼過ぎの東北道はクルマも少なく、ほぼ6速4000rpmの巡航で帰ってくることができました。
今やリッター当り180円前後となったハイオク・ガソリンですが、今日のような楽しい使い方であれば、十分元は取れたと思います(笑)。

本日の走行距離は、400kmでした。

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root-tさん、杉さん、そしてShimaさん、本日はどうもありがとうございました。
心配していた雨にもやられず、実に楽しいグループ・ドライビングを満喫することができました。
しかしよくよく考えてみると、私が走りたいルートや私が食いたい昼飯に皆さんをつき合わさせただけのような気もします(汗)。
が、これに懲りずに是非またご一緒させてください。
どうぞよろしくお願いします!

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追伸1:
zenさん、土壇場でのサプライズをありがとうございました(笑)。

追伸2:
MTさん、赤城方面へ捜索に来て下さったとのことですが、お会いできなくて残念です(涙)。


080608K62-2.jpg
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