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ブレーキ・パッド/ディスク交換 [about My B3]

12月の初旬、「榛名・嬬恋・蓼科ツーリング」の集合場所、関越自動車道/三芳パーキング・エリア。
一緒に走る2台のE46/M3のブレーキ・パッドと比べて、私のB3のそれは厚みが3割程度しかないことに気づきました。
「wataちゃん、ブレーキそろそろヤバいんじゃないの?」とMTさん。
w「いや、まだワーニング・ランプが点いてないから大丈夫でしょ。夏にディーラーで診てもらったときには残り6mmぐらいあったし」
M「じゃ、今回のツーリングの途中で点くかもねぇ。ワハハハハ」
w「脅かさないでよ・・・(汗)」

他のBMW車も同様だと思いますが、ブレーキにはセンサーがついており、パッド残量が使用限界に近づくとインストゥルメント・パネル内の警告灯が黄色く点灯する仕組みになっています。
結局、このツーリング中にパッド残量警告灯が点くことはなかったのですが、かなり減っていることに違いはありません。
ということでディーラーに赴き、いつものサービス・アドバイザーの方に相談です。

w「ブレーキ・パッドを換えてもらいたいんです」
サ「警告灯は点きましたか?」
w「いや、点いてないです。でも見た目、かなり減ってるんですけど・・・」
サ「パッドはですね、外から見えている以上に残ってるものなんですよ。警告灯が点くまでは交換しなくても大丈夫だと思います。まだ勿体無いですよ〜」

・・・と、エンジン・マウント交換のときと同様、相変らず商売っ気のないご回答(笑)。
アドバイザー氏のそんなスタンスが好きで、メンテナンスはこのディーラーに頼むようにしています。
まぁ購入以来ブレーキ・パッドは一度も交換していませんでしたし、早晩使用限界に達するのは目に見えていましたので、現車確認の上で連絡してもらうこととしてディーラーを後にします。

結果、フロント/リアの全ブレーキ・パッド、およびフロント・ブレーキ・ディスクを交換しました。
ディスクの交換まで勧められるとは正直思っていませんでしたが、積算距離計が70,000kmに届こうとしているB3ですから、それも然りと言ったところでしょうか。


Bremse vorne.JPGちなみに私の乗るALPINA B3 3.3、ブレーキ・システムはBMW330iのそれとほぼ共通。
フロントのキャリパーだけがALPINA専用品のようですが、今回交換したディスクやパッドは330iに装着されているものと同一です。
大量のブレーキ・ダストは致し方ないものの、制動力もフィーリングも大変良く、B3という車体や私の走り方にはベスト・マッチだと思っています。
故に、更なる高性能や低ダストを謳う社外品への換装は今のところ考えていません。

さて、分厚いパッドを装着し、ピカピカのディスクを履いたB3。
ディーラーを後にし、旧友との忘年会のためそのまま静岡県は沼津市へと向かいます。
ただオーナーズ・マニュアルに記載の通り、新品のブレーキはやはり所期の性能が出ていない模様。
効きもフィールも良くありません。

しかし、ゴー/ストップの多い混雑した街中を抜け、空いている東名高速道路で意図的なブレーキングを繰り返しているうちに、本来の良好な効き味が戻ってきました。
翌朝、仲間と西伊豆を走る頃には、交換直前よりもむしろイイ感じのブレーキ・タッチ。
しめしめ、と独りほくそ笑みを催した次第です(笑)。
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房総ドライブ [drive/touring]

♪きっときみはこな〜い
♪ひとりきりのク

・・・あ、来た(汗)。


集合.JPG12月24日、7:00AM。
千葉県/館山自動車道、市原SAに滑り込んできたフェニックス・イエローのM3。
ドライバーは、友人のMTさんです。
さらにその先の君津PAで、アルピン・ホワイトのM3と待つKさんと合流。
四十路トリオのクリスマス・イブは、暴走・・・いや、房総ドライブと洒落込みます(汗)。


道の駅「鴨川オーシャンパーク」にて.jpg富津中央ICで降りた3台はR127からR465を経由し、K88を南下。
クルマも少なく、適度なコーナーの続くカントリー・ロードなのですが、深く立ち込める朝霧にペースを上げることができません。
まずは安全第一、適度なスピードで走っていきます。
その後はK89で針路を東へ取り、R128沿いの道の駅「鴨川オーシャンパーク」で休憩です。
霧も晴れ、気温は一気に13度。
さすが外房、暖かです。

K81を走る.jpg天津小湊からは、K81で北上。
広狭混在の山道を、快適に走っていきます。
が、天気晴朗なれど路面はハーフ・ウェット。
なんだかよくわかりませんが、滅多矢鱈と滑ります。
しかも崖っぷちで離合も困難なほどの狭隘区間に限って、路面に散らばる濡れ落ち葉。
突然の対向車に、ABSが炸裂です(汗)。

オ里川温泉.jpg「よっこらしょっと」
「うーぃ、ちくしょうめ」
「いやー、極楽極楽」

快晴の露天風呂に放たれる、オッサンたちの呻き声。
山間の一軒宿である「七里川温泉」は、千葉県では珍しい天然かけ流しの硫黄泉です。
ゆったり浸かってのぼせ気味になると、寒風に「お宝」を嬲らせつつの仁王立ち。
嗚呼・・・(涙)。

温泉で、炭火焼。.jpgこの温泉宿、ロビーには炭台が設えてあります。
で、海のものや山のものを注文し、客が自分で焼いて食うというスキーム。
昼飯を前にしての空腹に我慢のできない中年トリオは、堪らず鮎の開きと房州豚の味噌漬をオーダー。
炭火でじっくりと炙り、熱々のところをいただきます。
嗚呼・・・(涙)。

千葉県「上総屋京兵衛」.jpg温泉を後にし、R465を亀山湖へ。
お目当ての「上総屋京兵衛」は、開店直後にも関わらず結構な客の入り。
で、3人とも迷わず鴨汁蕎麦を注文します。
鴨の旨味と長葱の香りに満ちた熱々の汁に薬味の下ろし生姜を落とし、平打ちの田舎蕎麦をどっぷりと浸してつるつるり。
嗚呼・・・(涙)。

まだ12時半ですが、帰路に就きます。
R465→R410→K145→K23→K33と北上し、木更津北ICから館山道を快走しました。
2台のM3と分かれた後、事故で通行止の湾岸線を避けて京葉道を走りますが、迂回したクルマで混雑する一方。
嫌気が差して一般道に降り、通行止区間をパスして入った湾岸線はガラガラ。
マイペースで帰ることができました。

本日の走行距離は、320kmでした。

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抜けるような青空と春のような陽気に恵まれた房総半島を駆け抜ける、四十路のオヤジたち。
しかも露天風呂、さらには炭火焼、とどのつまりが鴨汁蕎麦。
いやはや、最高のクリスマス・イブでした(笑)。

君津PAにて.JPG
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タイヤ空気圧調整 [about My B3]

久しぶりにB3のタイヤ空気圧を測ってみました。
すると案の定、圧が下がってます。
10月初旬に交換したフロント・タイヤはまだしも、リアは5月の交換以来一度も測定/調整していなかったためもあってか、一割弱ぐらい低くなっていました。
気温が低くなってきていることも、もちろん大きく影響していると思います。

エア・ゲージ.JPG空気圧の測定には、カー用品店で買ったエア・ゲージを使っています。
ホース部が捩れないようにバルブ接点がくるくる回ったり、測定しながら空気圧を減らすことのできるリリース・ボタンがついていたりして、とても使いやすい製品だと思います。
最近はデジタル式のエア・ゲージも売られているようですが、私にゃ高くて手が出ません(汗)。

指定空気圧.jpg「最適な空気圧」については、諸説いろいろあるようです。
高速道路を中心に走る場合は高めがいいのでしょうし、スポーツ・ドライビングを第一義としてグリップを稼ぐために敢えて低めにセットしている人もいると思います。
人や荷物をたくさん載せるかどうかによっても、変わってくるのでしょう。
私も毎度毎度悩んだりするのですが、めんどくさいので今回はメーカー指定値でいくことにしました。
フロント2.3bar/リア2.8barです。

スーイスイ(汗).jpgタイヤに空気を入れるのには、これまでフット・ポンプを使っていました。
お洒落なALPINAユーザーにピッタリの、その名も「足踏み式空気入れ・スーイスイ」(汗)。
が、KP61スターレットの時代から愛用している「スーイスイ」も、寄る年波にはやはり勝てない模様。
最近ではどこからか大量に空気が漏れているようで、踏んでも踏んでも空気はタイヤへ入っていきません。
もの凄い高速でペダルを踏み続ければ少しずつ充填されて行くのですが、指定空気圧に達する前に足が痙攣を始めます(涙)。

エア・コンプレッサー.JPGと言うワケで、二十余年の生涯を全うした「スーイスイ」に変わり、新たに導入したエア・コンプレッサー。
シガー・ライター・ソケットからの12V給電で駆動する、小型軽量の製品です。
小さなエア・ゲージも装備されており、ホースや電源コードは本体内に収納できる造りとなっています。
パンク修理剤とセットになったダイハツの純正品のようですが、ネットで見つけて未使用品を安く買うことができました。

Mモビリティシステム二種.jpgちなみにE46/M3には、同様のパッケージが「Mモビリティシステム」として標準装備されています。
スペア・タイヤを搭載せずに、軽量化を図っているのでしょう。
友人が使用するのを見たことがありますが、かなりの勢いでタイヤにエアを送り込んでいました。
私のダイハツ純正品はやはり小型車がターゲットのためか、Mモビリティシステムほどのパワーは無いようです。

とは言え、小型と言えどもさすがは電動エア・コンプレッサー。
足踏み式ポンプとは比較にならないほどのスピードで、見る間にエアを充填していきます。
少し余分に入れた後は、エア・ゲージのリリース・ボタンで微調整して完了。
4輪ともめでたくメーカー指定値と相成りました。

しかし、確かにコンプレッサーは便利この上ないのですが、「スーイスイ」のほうが遥かに味がありましたね・・・(←要らんだろ、そんな味)。
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静岡ツーリング [drive/touring]

土曜の午後遅く、東名高速道路を独り西へと走るB3。
御殿場ICで降り、路面凍結に注意しながら気温1度の富士山スカイラインを軽く走り、下山して南下します。
とっぷりと日も暮れた沼津市内のホテルには、仲間のクルマが続々と到着していました。

沼津で忘年会.jpg「お久しぶりです!」
今日は旧いBMW仲間との忘年会。
関東だけでなく長野県や三重県からも集まった7台/8名のメンバーで、酒を呑みました。
中にはほぼ10年ぶりに顔を合わせた人もいましたが、すぐにクルマの話で盛り上がります。
楽しい宴は深夜まで続きました。

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翌朝、日曜日、快晴。
BMW 540iとALPINA B3 3.0/1カブリオの2台は所用のため先に帰っていきましたが、残る5台で軽く走ることになりました。
何故か「ルート隊長」に任命された私のB3を先頭に、R414を南下し駿河湾沿いのK17を行きます。
先行車が消えた大瀬崎付近で、アクセル・オン。

K17を土肥へ.jpg狭いワインディングを走るのですが、バック・ミラーには325iツーリングが大写し(汗)。
B3のパワーに頼れるストレートでは引き離せるものの、コーナーに入ると途端に詰められます。
・・・要するに、ウデの差。
クルマの数値性能がドライビングに占める割合なんぞ高が知れているのだと言うことを、改めて痛感させられた次第です(涙)。

BMW_Z1.JPGちなみに今日一緒に走るのは上述の325iツーリングと330i、M3、そしてZ1。
いずれも魅力的なクルマたちですが、特にBMW Z1のカッコ良さったらありません。
ワイド&ロー、全身樹脂素材の軽量ロードスター・ボディに加え、ドアが電動でサイド・シルに収納されるという驚愕のメカニズム。
そう、ドアを開けたまま走れるんです(汗)。
2.5リッターのストレート・シックス・エンジンにゲトラーグ製の5段マニュアル・トランスミッション、リア・サスペンションはマルチリンク式と、走りの面でも抜かり無し。
レザーに覆われたインテリアも、素晴らしいの一言です。
とても20年近く前のクルマだとは思えず、モーター・ショウに出品して新型車と言っても通るのではないかとさえ思いました。

旧R136.jpg引き続きK17を南下し、土肥(とい)で左折。
木漏れ日のR136旧道を走りました。
快適な新道を敢えて避ける酔狂なクルマは他にはおらず、ほぼ独占状態です。
が、クルマが走っていないということは整備もロクに行われていないということ。
路面には落ち葉や小枝が大量に散乱しており、迂闊に入ったショート・コーナーでは4輪が軽くスキッドする始末(汗)。
こんなとき、やっぱり先導車は不利ですねぇ・・・。
ということで、軽めのペースで走っていきます。

太平洋展望台.JPG土肥峠からは、絶景の旧西伊豆スカイライン(K127)を快走。
途中のパーキング・スペースに立ち寄れば、うっすら雪化粧の富士山や煌く駿河湾〜太平洋が一望です。
スカイライン北端でK18を右折し、修善寺の蕎麦屋で昼食。
「ウチの天ぷらはヨソではちょっと食えないよ」というので頼んでみたら、出てきたのは豆腐と大根の天ぷら。
そりゃ確かに、ヨソじゃ食えないわな・・・(笑)。

東名高速道路.JPG食後はK80を東へ走り、山伏峠から伊豆スカイラインへ。
そのまま箱根方面へと北上し、何故か暴走族と一緒にターンパイクで下山。
早川口で解散し、小田原厚木道路→東名高速道路→首都高速道路と、日曜の午後にも関わらず奇跡的に渋滞ゼロで帰ってきました。

2日間の走行距離は、480kmでした。

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クルマ以外の繋がりが殆ど無く、普段も余り会わないメンバーではありますが、10年経って尚その絆が続いていることに改めて感謝した2日間でした。
それにしても、みんなBMWから浮気してないんですねぇ(笑)。
k17パーキングにて.JPG


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クルマ談義 [a view]

会社の喫煙室で、ある先輩社員と久しぶりに再会しました。
互いの近況など一頻り話したあと、クルマの話になります。

先輩「ところでお前、まだビーエム乗ってんの?M3だっけ?」
wata「今も3シリーズです。M3じゃなくてALPINAですけど」
先「アルピナ?あの妙にたっけー(高い)ヤツ?」
w「高いっつっても、中古ですけどね」
先「普通のビーエムとどこが違うんだよ」
w「えーと、エンジンと足回りと内
先「いや見た目だよ見た目。どー違うんだよ」
w「うーん、あんまり変わんないですねぇ」
先「だよなぁ。後ろに『アルピナ』って書いてあるだけだろ?それなのにたっけーんだよな。5シリーズとか買うだろ、普通。速いのかよアルピナって。何km/h出んの?」
w「最高速度は266km/hらしいです」
先「って、出すのかよお前」
w「いや、出さないです」
先「だろ?意味ねぇじゃん、そんなの」
w「まぁそうですねぇ(苦笑)。先輩はX5でしたっけ?」
先「そうだよ」
w「オフロードとか走るんですか?」
先「バカ、走るわけねぇだろ。街乗りかせいぜいゴルフに行くだけだよ」
w「でしょ?だったら意味ないじゃないすか」
先「いや、カッコだよカッコ。あのカッコが好きなんだよ」
w「確かにカッコいいですけどね、X5。街乗りだけじゃ勿体無いんじゃないすか?」
先「バーカ、お前に言われたくねぇよ。アルピナって、たっけークセにカッコは同じなんだろ?よっぽど勿体ねぇじゃねぇかよ」
w「ま、確かに・・・(汗)」

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同窓会を兼ねた、大学時代の友人たちとの温泉旅行
早朝の東北道、B3に3人を乗せて走っています。

友人A「これ何馬力あんの?」
wata「285馬力かな」
友人B「そんなにあんのかよ。最高速は?」
w「266km/hだって」
B「そんなに要らんだろ〜」
A「要らんよな〜」
w「要らんわな〜。そこまで出したことねぇし」
友人C「・・・・・・(←寝てる)」
A「しかし結構乗り心地いいなぁ」
w「そうか?オッサン4人のフル乗車だからだろ(笑)」
B「これ、でけぇタイヤ履いてるよな。サイズは?」
w「前が225の40、後ろが255の35」
A「35?なんじゃそりゃ」
B「凶悪だな〜」
A「前後でサイズ違うのかよ」
w「うん。違う」
B「ローテーションもできねぇのか」
A「メチャクチャだな〜」
C「・・・・・・(←寝てる)」
w「学生時代なんて、60タイヤが憧れだったもんな〜」
A「そうそう」
B「オレたちはせいぜい70だったもんな」
w「あの頃35タイヤを履いてたクルマなんて、デ・トマソ・パンテーラぐらいだったんじゃねぇか?(←適当)」
A「そうだな(←適当)」
B「そうかもな(←適当)」
C「・・・・・・(←寝てる)」
A「それにしても、40とか35とかって異様に高いだろ」
w「確かに高いな〜」
A「60とか82とかより、明らかにゴムの量は少ないのにな」
B「確かに。ゴムが少なくなるほど高くなるよな」
w「そうだな、なんでだろうな。腹立つよなぁ」
A「不当だよな〜」
B「不当だな〜」
w「不当だ〜」
C「・・・・・・(←寝てる)」

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再び会社の喫煙室。
旧いシボレー・アストロのスタークラフト仕様に乗る後輩と、久々に会いました。

wata「まだアストロに乗ってんのか?」
後輩「乗ってます。でももうええ加減売っ払おかと思て」
w「調子悪いのか?相変らずシートベルトは・・・」
後「・・・引っ張ったら出たまんま、引っ込みませんわ(汗)」
w「(爆笑)」
後「この間、ゴルフへ行こうと思って朝エンジンかけようとしたら、ウンともスンとも言わないんですよ」
w「バッテリー上がりか?」
後「そうみたいです。近所のオッサンに頼んで、ケーブル繋いでもらったらかかりました」
w「そうか、良かったじゃん」
後「いや、それでゴルフ場について駐車場に入れたらね、今度はエンジンが切れないんですわ」
w「切れないって?なんじゃそりゃ」
後「キーを抜いてもエンジン回りっぱなしなんですよ、あのアホグルマ」
w「マジで?(爆笑)」
後「結局ね、ずーっとエンジンかかったまんまでラウンドですわ。なんやもう気になって、スコアもメタメタですよ。昼飯の時、クラブハウスの館内放送で呼ばれちゃいましたよ。『エンジンかかりっぱなしで煙が出ておりますぅ〜』だって」
w「(爆笑)」
後「朝起きたらエンジンかからんわ、かかったらかかったで今度はキー抜いてもエンジン切れないわ、全くどないやねんっちゅー感じですわ、ホンマ(怒)」
w「(大爆笑)・・・ひぃ」
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榛名・嬬恋・蓼科ツーリング [drive/touring]

「嗚呼、旨いっ!」
「いや最高だ、こりゃ」
「クーッ!ビールが進むねぇ」

・・・手製の味噌キムチ鍋に舌鼓を打ちまくる、3人の中年オヤジ。
今日の走りをも肴にしつつ、ビールも箸も止まることを知りません。
そんな極楽状態の、蓼科の夜。
しかし戸外では、深々と降る雪が道路と3台とを白く静かに覆い隠しつつあることなど、鍋に夢中の四十路トリオは知る由も無かったのです(涙)。

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その日の朝、すなわち12月1日(土)午前7時。
初冬の山坂道をひた走る、1泊2日のツーリングがスタートしました。
三芳PAを飛び出した3台は、交通量の多い関越自動車道を北上していきます。
前橋ICから市内の環状道路を経由し、西へと向かいました。

071201榛名西麓広域農道a.jpg天気も良く、この時期にしては暖かい榛名西麓広域農道
コンディションはハーフ・ウェットながら、凍結の心配は無さそうです。
KさんのE46/M3[アルピン・ホワイト]を先頭に、私のB3[アルピナ・ブルー]、MTさんのE46/M3[フェニックス・イエロー]の順で走り始めました。

1201榛名西麓広域農道.jpg2速⇔3速の中低速ベンドが続く、完全2車線のワインディング・ロード。
M3のお二人にとっては1年半ぶりの道ですが、私は今年だけでも4回目の走行です(笑)。
僅かに残る落ち葉を蹴散らしつつ、時折順序を入れ替えながらテール・トゥ・ノーズで楽しく走るM3×2+B3。
狂ったように明滅を続けるDSCインジケータを目の端で捉えるにつけ、「コレ(DSC)が無かったら死んじゃうなー」などと独りごちつつ、右に左にステアしていきました。

071201裏榛名.jpg続くK28、通称「裏榛名」も「やや濡れ状態(汗)」。
いつもはスポーツ・バイクがたくさん走っているのですが、さすがに今日はクルマも含めて殆ど見当たりません。
その点では非常に恵まれていたのですが、3速で駆け上がるも各コーナーで滑る滑る。
アンダー・ステアに恐れを成し、探り探りのヒル・クライムでした。
榛名山頂での休憩時、「どうしようか迷ったけど、今日は一応DSCをONにしといたよ」とのたまうMTさん。
・・・いや、「迷う」時点で間違ってますから(大汗)。

071201二度上峠.jpgK33で麓まで下り、R406経由でK54を西へ走ります。
このK54、単なるリエゾン区間のつもりだったのですが、実に気持ちの良いカントリー・ロード。
青/白/金の順に、4速⇔5速で快適なクルージングが続きます。
二度上峠にさしかかれば、2速メインの屈曲路。
荒れた路面ながらほぼ2車線が確保されており、「(箱根の)『椿ライン』みたいで楽しいな〜」とはKさんの弁。
峠の向こうに聳える浅間山は山頂が雲に隠されていましたが、それでも眼下には素晴らしいパノラマが拡がっていました。
一息ついた後、またもや濡れた路面に滑りながらのダウン・ヒルです(笑)。

北軽井沢「桔梗亭」.jpg北軽井沢で昼食。
「桔梗亭」は喫茶店のような造りで風情には欠けるものの、なかなか旨い手打蕎麦を食わせます。
早朝から走りまくった3名は、ツルツルリ〜と空腹を一気に満たしました。
が、気持ちよく走り、旨い蕎麦を食って尚、次なる欲求が鎌首をもたげる中年オヤジ。
ツーリングマップルを開き、ケータイ片手に何やら談義を始めます。

「温泉入ろうぜ、温泉」
「いいねぇ、温泉」
「天気もいいし、露天風呂だよな」
「たしかこの辺に、景色のいい温泉があったよ」
「どれどれ・・・ココかな?」
「(ケータイで検索→)ココ?おぉ、良さそうだねぇ」
「よし、行こう」
「行こう行こう」

071201浅間広域農道.jpgと言うワケで、北軽井沢の別荘地帯を西に抜ける3台。
嬬恋からは、浅間広域農道を走ります。
雪を頂く浅間山をバックに、丘陵地帯をたゆたうカントリー・ロード。
例によってクルマも殆ど走っておらず、快速クルージングが続きます。

071201k94.jpg群馬県から長野県に抜けるK94へと左折。
標高1700m余の地蔵峠を越えるのですが、峠付近はハーフ・ウェットでこれまたツルリと良く滑る。
どうやら融雪剤が散布されている模様。
ま、鹿沢スキー場のすぐ脇を走る道ですし、凍ってないだけ僥倖ってもんです(笑)。

小諸市郊外の道の駅に併設された「御牧乃湯」で露天風呂に浸かり、極楽浄土のオッサン3名。
浴後は地元のオッサンが寝っ転がる広間で、ビン牛乳を一気飲みです。
放心状態から醒めるまで、暫しの時間を必要としました・・・。

K40で白樺高原へ。
紅葉とスキー・シーズンとの端境期であるためか、メジャーな観光ルートにも関わらずクルマは殆ど走っていません。
快適に走る3台は女神湖を越え、ところどころ凍結したK192でスズラン峠を抜けて行きます。
市街地まで下って酒や食材を買い込み、宿泊先の蓼科へ。
で、冒頭の宴(うたげ)となった次第です(笑)。

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071202鬻科.jpg071202鬻科a.jpg蓼科の朝は、素晴らしい快晴。
が、宵の雪が路面を覆っており、このままの出立は不可能(汗)。
ただ幸いなことに積雪は数cm程度で、陽が射せば程なく溶けていきそうです。
ということで、ゆっくりと朝食を摂る中年3名。
コーヒーを飲み、片付けを終えるころにはほぼ完全に雪は消えていました。
リア・ウィンドウに貼りついた雪を落として出発です。

071202原村a.jpg071202原村b.jpg茅野の街を抜けて原村に入り、畑の真ん中でストップ。
クルマを降りてぐるっと見渡せば、北に蓼科山、西には中央アルプス、南は南アルプス、そして東には八ヶ岳連山。
なんとも素晴らしい大パノラマに、四十路トリオもご満悦です。
それにつけても、煙草が旨い(笑)。

甲斐大泉「ヴィラ・アフガン」.jpgK485でカラマツ林の中を突っ走り、K11/八ヶ岳高原ラインを辿って甲斐大泉へ。
英国風カレーの「ヴィラ・アフガン」で昼飯です。
有名店とあって20分ほど待たされましたが、3名とも限定品の牛すね肉煮込みカレーを食うことができました。
ちなみに、当日分のオーダーは我々がラストだった模様。
小さな幸せ、満喫です(笑)。

長坂ICから中央道で一宮御坂ICまで走り、笛吹市郊外の丘の上にある「ほったらかし温泉」にご入湯。
袋の皺まで伸びきったところで、帰路に就きました。
交通量は多いものの、なんとか渋滞に嵌らず走ることのできた中央道。
石川PAで再走を誓い、解散です。

2日間の走行距離は、630kmでした。

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良く走り、良く滑り(汗)、良く食い、良く笑った初冬の2日間でした。
「これぞまさに『大人の週末』だよな〜」と意見の一致を見る四十路トリオ。
回春効果も炸裂です(意味不明)。
20071201M3×M3+B3.jpg


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