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車検 [about My B3]

点検整備の数日後、有給休暇を取得してB3の車検を受けてきました。
E36/M3Bに乗っていた頃から、カネの節約と面白半分とで車検は自分で通すようにしています。
B3の車検は2回目ですが、前回と同様に今回も無事にイッパツ合格となりました。

が、何回か経験しているとは言え、それは2年に一度だけのこと。
細かいところなどを忘れていたりします。
今回も手続きを間違えたりして、職員の方の失笑を買ってしまうシーンもありました(汗)。
そもそもが自身の備忘録たるこのBlogですので、以下に大まかな手順を記しておくこととします。

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1.車検の予約
国土交通省のHPで、前日までに予約を取っておく。
ナンバーに関わらず、全国どこの車検場でもOK。
予約後にメールで配信された予約番号を控えておく。

2.事前の準備
灯火類を中心に、各部が正常に動作しているかどうかを確認しておく。
カネ、印鑑、クリップ・ボード、ガムテープ、筆記用具を用意する。
車検証/自賠責証明書/自動車税納税証明書/点検整備記録簿がクルマに積んであることを確認し、出発。

3.自賠責に加入
車検場近くの代書屋/保険代理店などで、向こう24ヶ月分の自賠責に加入する。
車検に必要な用紙もここで入手しておく。

4.納税確認
車検場近くの自動車整備振興協会に自動車税納税証明書を提出し、ハンコをもらう。
⇒今回、コレを忘れました(汗)。
納税証明書を紛失したときに行く「納税証明窓口」と間違えないように。
⇒今回、間違えました(汗)。

5.書類の作成
代書屋で入手した3つの書類、自動車検査票/自動車重量税納付書/継続検査申請書を作成する。
掲示されている見本に従って車検証に記載されている内容を書き写し、捺印。
車検証や納税証明書、自賠責証明書と共にクリップ・ボードに挟んでおく。

6.印紙の購入
車検場構内にある陸運振興財団で、印紙を購入。
クリップ・ボードごと渡すと窓口のおねいちゃんが必要額を計算し、かつ印紙を貼ってくれる。

7.書類の提出
事務棟のユーザー車検窓口に、全ての書類と点検整備記録簿を提出。
OKであれば、返却された書類を持ってB3に戻る。

8.検査の準備
全てのホイール・キャップを外す。
ヘッド・ライトのうち、外側の2灯をガムテープでマスクする。
ボンネットのロックを外しておく。
自動車検査票をクリップ・ボードの一番上に挟んでおく。
準備が整ったら、検査を待つクルマの列に並ぶ。

9-1.目視検査
ボンネットの開閉やウィンカー、ヘッド・ライト、ハザード・ランプ、フット・ブレーキ、ワイパー、ウィンド・ウォッシャーなど、検査官に言われるがままの従属プレイ(忍)。
自動車検査票にハンコをもらい、検査ラインに進入する。

9-2.サイド・スリップ検査
電光掲示板の指示に従い、床の白線に沿ってまっすぐ進めばOK。
その先のローラーに前輪を載せて次の指示を待つ。

9-3.スピード・メーター検査
ギアを入れてローラーの上を走り、40km/hになったらヘッド・ライトをパッシングして完了。
そのまま次の指示を待つ。

9-4.ブレーキ検査
指示に従い、サイド・ブレーキ戻す→フット・ブレーキ踏む→離す→サイド・ブレーキ引く→戻す。
これで完了、そのまま次の指示を待つ。

9-5.ヘッド・ライト検査
サイド・ブレーキを引き、ヘッド・ライトをハイ・ビームにする。
光軸測定ロボが出てきてB3の前で何やらごそごそと動いているのを、なすすべも無くただ見守る(汗)。
測定結果が表示されれば完了。
次の停止線までクルマを進める。

9-6.排気ガス検査
エンジンを切らずにクルマから降り、プローブ(検査測定用の棒)を左側のテール・パイプに突っ込んで待つ。
フラップが内臓されている右側へ入れないように注意。
測定結果が表示されれば完了。

9-7.検査結果の記録1
自動車検査票を排気ガス検査の脇にある自動検査記録機に挿入。
「ガチャポン!」と検査結果が記録されたら、次の停止線(検査ピット)までB3を進める。

9-8.下回り検査
ピットにB3を停止させ、エンジンを切る。
電光掲示板の指示に従い、フット・ブレーキやサイド・ブレーキ、クラッチなどを操作する。
その間、断りも無しにステアリングが左右に切られたり、車体が大きく揺さぶられたり、下回りをあちこち何かで叩かれたりするのを、臥薪嘗胆の思いで辛抱する(汗)。
検査結果が表示されれば完了、B3を検査ラインの外に出す。

9-9.検査結果の記録2
自動車検査票を検査ラインの終端にある自動検査記録機に挿入。
「ガチャポン!」と検査結果が記録されたら、その他の書類と共にクリップ・ボードへ戻しておく。

9-10.総合判定
検査ラインの終端にある総合判定所へ、全ての書類をクリップ・ボードごと提出する。
ハンコをもらって検査終了、B3を駐車場に戻して事務棟へ。

10.車検証の交付
事務棟の交付窓口に書類を提出すると、程なく新しい車検証とステッカーが交付される。
ステッカーを貼り替えて、終了〜(喜)。

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080621ヤ検.jpg車検場に到着したのが、朝9時前。
全ての手続き/検査を終えて新しい車検証を手にしたのが、10時半でした。
手続きを間違えたりせず、かつ検査ラインが空いていれば、正味1時間以内で終わったものと思われます。

費用については、総額79,630円。
何故だかわかりませんが、自賠責(24ヶ月分)が前回よりも8,000円ほど安くなっていたのは嬉しい誤算でした。
これを正規ディーラーに依頼すれば、点検整備費用を別にしても、代行手数料や事前検査料、下回り洗浄費用などであと3-4万円はかかっていたはずです。
もちろん、その分手間はかかりませんけどね。

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その日の午後は、ゴルフ練習場へ。
週末のラウンドに向けて、相変らず右へ飛んでいくドライバー・ショットを試行錯誤しながら矯正です。
そのうちなんとかストレート・ボールが出るようになり、これなら週末も大丈夫だろう、と独りほくそ笑む汗だくの42歳。
そのときはまだ、雨のためラウンドが中止になることなど知る由も無かったのでした…(泣)。
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