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静岡ツーリング [drive/touring]

土曜の午後遅く、東名高速道路を独り西へと走るB3。
御殿場ICで降り、路面凍結に注意しながら気温1度の富士山スカイラインを軽く走り、下山して南下します。
とっぷりと日も暮れた沼津市内のホテルには、仲間のクルマが続々と到着していました。

沼津で忘年会.jpg「お久しぶりです!」
今日は旧いBMW仲間との忘年会。
関東だけでなく長野県や三重県からも集まった7台/8名のメンバーで、酒を呑みました。
中にはほぼ10年ぶりに顔を合わせた人もいましたが、すぐにクルマの話で盛り上がります。
楽しい宴は深夜まで続きました。

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翌朝、日曜日、快晴。
BMW 540iとALPINA B3 3.0/1カブリオの2台は所用のため先に帰っていきましたが、残る5台で軽く走ることになりました。
何故か「ルート隊長」に任命された私のB3を先頭に、R414を南下し駿河湾沿いのK17を行きます。
先行車が消えた大瀬崎付近で、アクセル・オン。

K17を土肥へ.jpg狭いワインディングを走るのですが、バック・ミラーには325iツーリングが大写し(汗)。
B3のパワーに頼れるストレートでは引き離せるものの、コーナーに入ると途端に詰められます。
・・・要するに、ウデの差。
クルマの数値性能がドライビングに占める割合なんぞ高が知れているのだと言うことを、改めて痛感させられた次第です(涙)。

BMW_Z1.JPGちなみに今日一緒に走るのは上述の325iツーリングと330i、M3、そしてZ1。
いずれも魅力的なクルマたちですが、特にBMW Z1のカッコ良さったらありません。
ワイド&ロー、全身樹脂素材の軽量ロードスター・ボディに加え、ドアが電動でサイド・シルに収納されるという驚愕のメカニズム。
そう、ドアを開けたまま走れるんです(汗)。
2.5リッターのストレート・シックス・エンジンにゲトラーグ製の5段マニュアル・トランスミッション、リア・サスペンションはマルチリンク式と、走りの面でも抜かり無し。
レザーに覆われたインテリアも、素晴らしいの一言です。
とても20年近く前のクルマだとは思えず、モーター・ショウに出品して新型車と言っても通るのではないかとさえ思いました。

旧R136.jpg引き続きK17を南下し、土肥(とい)で左折。
木漏れ日のR136旧道を走りました。
快適な新道を敢えて避ける酔狂なクルマは他にはおらず、ほぼ独占状態です。
が、クルマが走っていないということは整備もロクに行われていないということ。
路面には落ち葉や小枝が大量に散乱しており、迂闊に入ったショート・コーナーでは4輪が軽くスキッドする始末(汗)。
こんなとき、やっぱり先導車は不利ですねぇ・・・。
ということで、軽めのペースで走っていきます。

太平洋展望台.JPG土肥峠からは、絶景の旧西伊豆スカイライン(K127)を快走。
途中のパーキング・スペースに立ち寄れば、うっすら雪化粧の富士山や煌く駿河湾〜太平洋が一望です。
スカイライン北端でK18を右折し、修善寺の蕎麦屋で昼食。
「ウチの天ぷらはヨソではちょっと食えないよ」というので頼んでみたら、出てきたのは豆腐と大根の天ぷら。
そりゃ確かに、ヨソじゃ食えないわな・・・(笑)。

東名高速道路.JPG食後はK80を東へ走り、山伏峠から伊豆スカイラインへ。
そのまま箱根方面へと北上し、何故か暴走族と一緒にターンパイクで下山。
早川口で解散し、小田原厚木道路→東名高速道路→首都高速道路と、日曜の午後にも関わらず奇跡的に渋滞ゼロで帰ってきました。

2日間の走行距離は、480kmでした。

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クルマ以外の繋がりが殆ど無く、普段も余り会わないメンバーではありますが、10年経って尚その絆が続いていることに改めて感謝した2日間でした。
それにしても、みんなBMWから浮気してないんですねぇ(笑)。
k17パーキングにて.JPG


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