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BMW 320si [automobiles except My B3]

サスペンション交換のために訪れた、横浜のBMW専門店・Studie。
作業の間待っていると偶然、旧友のN氏が現れました。
「お〜、久しぶり!元気?」
約10年ほど前にインターネットを通じて知り合った、最初のBMW仲間の一人。
4-5年のご無沙汰です。


320siN氏のクルマは、E90/BMW/320si。
日本では正規発売されなかった、ツーリングカー・レース用のホモロゲーション・モデルです。
全世界限定2,600台とはいえあくまで市販車ですから、見た目はスタンダード・モデルのセダンとあまり変わりはありません。


320si WTCCルックところがN氏、実際に活躍しているレース・カーをモチーフにして、320siを徹底的に改造(改装?)してしまっていました。
インターネット上では何度も見ていたのですが、実物に接するのは今回が初めてです。
カッコいいですねぇ。
いや、ビックリしました。

このクルマ、かなり有名なのでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかくの機会ですので、貴重なこの320si/WTCCルックについて、そのスペックや走りなどをモーター・ジャーナリスト並みに鋭く詳しく聞いてみました。
以下、N氏との一問一答です。

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−ものすげぇな、これ・・・。公道走っていいの?
「うん、大丈夫。ナンバーついてるし(笑)。でも、パトカーとかがいるとなぜか反射的に隠れちゃうんだよね〜(汗)」

−ガンガン走ってるの?
「いや、全然走ってない。ほとんど家とStudieとの往復だけ。あとはイベントに参加するときぐらいかな〜」

−実用上、大丈夫?
「いや、実用には使ってないから(笑)」

−しかし目立つよね〜。
「確かにね・・・。ゆっくり走ってても、なぜか前のクルマが勝手に道を空けてくれるんだよ(苦笑)。それと何だかわかんないけど、走ってるとランエボとかインプレッサに後ろにつかれるのよ〜(汗)。仲間のハズのBMWは、全然寄ってこないね・・・。引いてるのかも(涙)」

−確かに、普通の人が見たら引くわな・・・。ご近所の評判は?
「もうとにかく見られないようにしてる。普段はガレージの奥に入れてカバーをかけて、その前にもう一台のクルマを駐めてガード。出入りするときも、見つからないよう細心の注意を払ってるよ(汗)」


320si (c)BOHP−見つからないようにって、間男じゃないんだから・・・。しかしリア・ウィングも凄いね。雨といのようなカタチしてるけど、雨が溜まるんじゃないの?
「いや、雨の日は乗らないから(笑)」


320si (c)BOHP−あれ?マフラーの出口がヘンだよ。普通は2本揃ってるか、逆に左右に離れてるよね。ひょっとして、取り付けミス?
「あ、ホントだ。やり直さなきゃ・・・って、違うよ!レース・カーがこうなってるの!」

−あれ?そういえば今日はレーシング・スーツじゃないんだね。
「うん、今日はたまたま。普段このクルマに乗るときは、レーシング・スーツを着てグローブしてシューズ履いてメット被って、あ、インナーはもちろん耐火ウェアね・・・なワケないだろ!」

・・・以上(笑)。

入手困難なベース・カーを購入し、ここまで徹底的に仕上げるだけでも大変なのに、それを維持していくのも常人には計り知れない苦労があるようですね。
それでも好きでこのクルマに乗っているN氏、かなりの男前だと思います。
しかしこれで完成ではなく、まだまだ手を入れる予定だと言うから本当に驚きです。
どこまで行くのか、楽しみですね。

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その後、Studieの店内で他の仲間も交えてクルマ談義。
久しぶりに会ったというのに、近況報告などもせずにクルマの話ばっかりしてました。
お互いに何年経っても変わらない、お気楽クルマ仲間。
いや、いいもんですね(笑)。
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