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箱根ドライブ[3] [drive/touring]

やっと書き終えました・・・。
今回で完結です。

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伊豆スカイラインは、ストレートや中高速コーナーに適度なアップダウンが絡む、路面の良い素晴らしきドライビング・ロード。
快晴で景色も最高・・・だったと思いますが、例によって周囲を見る余裕はありません(汗)。
それでもここまでのB3の走りっぷりに気を良くしていた私は、KさんのM3になんとか追いすがろうと、速度を上げていきました。


伊豆スカイライン.JPG調子に乗ってコーナリング・スピードを高めていくと、ミシュラン・パイロットスポーツが悲鳴を上げ始めます。
特に下りコーナーでの啼きっぷりは顕著で、構わず速度を上げて走っていると、しまいにはコーナー進入から脱出までずっとタイヤが啼きっ放しという状況が現出し始めました。
これまではこんな状態になる前にビビってアクセル・ペダルを緩めていたのですが、新調したサスペンションによる安心感/安定感の向上はものすごく、本人は割と楽しんで啼き声を聞いていたりしました。

もちろん、このワインディング・ランを楽しんでいたのは私だけではありません。
途中の小さなパーキング・スペースに入ったKさん、M3を飛び出して曰く、「やべぇ!伊豆スカ最高!すんげぇ楽しい!」
私も全く同感で、「いやホント、最高だねぇ!すんげぇ気持ちいい!」
・・・伊豆の山中、ガキ同然に騒いではしゃぐ、そんな二人は四十歳(涙)。

亀石峠ICで伊豆スカイラインを降り、K19を西へ。
が、街には下りずにK80へと右折、山の中の細いK135を北上。
そのつきあたりが、韮山の市街地と韮山峠ICとを結ぶ富士見パークウェイです。
左折すると、先行するM3が停車。
Kさんが、私に先に行けと言っています。
ということで、本日5本目にして最後のワインディング・ランは、B3が先行することになりました。


富士見パークウェイ.JPGさすがに元有料道路だけあって、富士見パークウェイはよく整備された道でした。
ほとんどクルマも走っておらず、幾多のヘアピン・コーナーやスプーン・カーブをクリアしつつ、市街地へ向けて下っていきます。
伊豆スカイラインと同様、コーナーではずっとタイヤが啼きっ放し。
時には4輪がスキッドしたりしましたが(汗)、全体的にはあまり不安感もなく楽しく走れました。
が、ストレートでもコーナーでも、ルーム・ミラーには常に大写しのM3が・・・。
私だって、それなりに頑張って走ってるんですけどねぇ(涙)。

その後は街中を抜け、沼津港へ。
まだ10時半ですが、走るとガソリンだけでなく腹も減るんですよね(笑)。
立ち並ぶ寿司屋の一軒に入り、にぎりを頬張ります。
いや、久しぶりに旨い寿司を堪能しました。


沼津港の寿司(店名失念).jpg寿司を食いながら、今日の走りを振り返る二人。
Kさんによれば、「サスを換えたらタイヤ啼きまくり」の要因は、やはり旋回速度が上がったからではないか、とのことでした。
サスの新調によって足が良く動くようになり、接地感が増して不安感が減少した結果、コーナリング・スピードが速くなっているのだろう、と。
うーん、なるほど・・・。

ちなみにKさんのM3が履くタイヤ、コンチネンタル・スポーツコンタクトは、本日のワインディング・ランにおいて一度も啼かなかったそうです(驚)。
クルマの持つポテンシャルや足回りのセッティング、そしてやはり、クルマをスムーズに走らせるドライバーのスキルが全然違うんですね。

最後にKさん、「今日みたいに『腹八分目』ぐらいのペースで走るのが、一番楽しいね〜」だって。
・・・いや、私はあのペースでもう「腹一杯」なんですけど(涙)。

その後は沼津ICから東名高速道路へ。
三連休の最終日でしたが、昼前の高速道路はまだ空いており、渋滞ゼロで帰宅しました。
もちろん、「更なる高速域」でのスタビリティ・チェックも怠りませんでした(笑)。

走行距離は、380kmでした。

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今回、箱根を走り回ってつくづく感じたこと。
サスペンション・リニューアルを果たしたB3は、素晴らしく楽しいクルマになっていました。

もちろん、ALPINAサスペンションは極端に走りに振ったセッティングではありませんし、速さを求める向きにはやはり物足りないだろうとは思います。
が、「より速く走ること」よりも「より楽しく走ること」を第一義としている私の要求レベルからすれば、これ以上の足回りは望むべくもありません。
今後ともB3を走らせるのが、ますます楽しみになりました。

M3&B3.jpg
・・・って、マスターベーション炸裂ですね(汗)。
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