SSブログ

信州ツーリング[2] [drive/touring]

「へへへ〜、見てくださいよコレ」
「どれどれ・・・おぉ、すげー」
「うわ、旨そうだなー」
「なんじゃこの分厚い肉」
「霜、降りまくりやなー」
「海老に鮑・・・サザエまであるぞ」
「サザエって、海の家じゃないんだから」
「この食材、全部k7さんが手配してくれたの?」
「ハイ、頑張っちゃいましたよ」
「いや〜、素晴らしい」
「はいはい、それじゃ焼きますよ〜」

---

「でね、湾岸線を普通に250とかでグァー走りますやん」
「250・・・?」
「走らないって、普通・・・」
「で、そのままコーナーにブァー突っ込みますやん」
「おいおい・・・」
「突っ込まないってば・・・」
「ポルシェとかやとね、路面の継ぎ目でポーン跳ねるんですわ、2車線分ぐらい」
「2車線分・・・」
「・・・・・・」
「でもね、ALPINAは同じ速度でもぜ〜んぜん平気なんですわ。ヒョイーって行きますよ、ヒョイーって」
「・・・・・・」
「やっぱ怖いわ、大阪・・・」

---

「wataさん、ほらっ」
「あ・・・・・・」
「おー、旨そうな椎茸やん」
「しかもまるまる一箱あるじゃん」
「wataさ〜ん、椎茸椎茸」
「食べてみてくださいよ、椎茸」
「そそ、松茸や思て」
「うるっさいなぁ・・・」
「じゃぁタップリ焼きましょうっ」
「あっ、あっ、肉のそばで焼かないで、あぁっ、椎茸が肉にくっついてるっ、椎茸が肉にっ」

---

「wataさん、これ旨いよ」
「そうそう、食べてよ」
「ワインに合うよねぇ」
「ん?何これ?・・・ああ、帆立の貝柱ね」
「違うって」
「帆立の貝柱って・・・」
「イチジクだよ、白イチジク」
「これイチジクなの?初めて見たよ、こんなの」
「ところでwataさん何飲んでんの?バーボン?旨そうだねぇ」
「いや、烏龍茶」
「・・・・・・」

---

「あ〜いい湯だ、ちくしょうめ」
「えへへへー」
「あれ?一徹くんちのボク・・・どしたの?独りで入ってきたんか?」
「ジャー」
「ジャーって・・・ちょ、ちょっと、こんなところでっ、あぁもう、流さなきゃ、流さなきゃっ」
「あれ〜、wataさん入ってたんすか」
「あー、ゴメンよ。一徹くん、家族で入るんだよね。オレ出るよ」
「いやいや、wataさんも入ったばっかりでしょ?ゆっくり入ってて下さいよ」
「ゴメンね・・・しかし家族団欒ブチ壊しやん、オレ・・・」

---

「たった7000kmで?PS2が?」
「そうなんですよ〜、リアの溝があっという間に無くなっちゃったんですよ〜」
「うーん、そんなに減りの早いタイヤだとは思えないんだけどな・・・」
「アクセル踏み過ぎとちゃいますの?」
「いや〜、普通に走ってるだけなんですけどね〜」
「それって、ホントにミシュランPS2?ひょっとしてパチモンじゃないの?」
「え?」
「ミシュランじゃなくて実は『ミチュラン』だったとか。『MICHELIN』の『E』が『U』になってたり」
「ち、違いますよ〜、ホンモノですよ〜」
「そそ、よう見たらビバンダム君にツノ生えてたりしてまへん?」
「生えてませんよ〜、ホンモノなんですってば〜」
nice?(0)  コメント(14)