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タイヤ交換 [about My B3]

フロントはサイド部がスリックに、リアはセンター部がスリックに(汗)。
そんなB3のタイヤを前後ともに交換しました。
ちなみに前回先に換えていたリア・タイヤは、16,195km/約10ヶ月間を後にしています。
本当はもうちょっと使えると嬉しいのですが、何度か履き換えているうちに「ま、こんなもんだろ」と思えるようになりました(笑)。
末期においてはさすがにウェット・グリップの低下が目立ったものの、ミシュラン・パイロットスポーツはやはり最後まで気持ちよく走らせることができるタイヤでした。

購入時から現在に至るまで、私がB3に履かせていたタイヤはパイロットスポーツのみ。
何度も記事にしている通り、私にとっては素晴らしく高性能でトータル・バランスに優れたタイヤだと思います。
と言うことで、設計年次が古かろうがワンパターンと言われようが、今回もまたまたパイロットスポーツを履

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080405P-ZERO_NERO.jpgピレリ・P Zero Nero。
サイズはもちろん純正指定、フロント225/40R18・リア255/35R18としました。
最新のエクストリーム・モデルたる「無印」P Zeroを筆頭に、「Rosso」や「Corsa System」「System」などで構成されるP Zero・ファミリーの一員です。
そのファミリーにおけるNeroの位置づけは今ひとつハッキリしませんが、ピレリのHPではこんな宣伝文句で紹介されていました。

『チューニング・カーやハイ・パフォーマンス・カーを愛用するレーシング・エンスージアストの最高の選択』

うーん・・・。
そんなに凄そうなタイヤには思えないんだけどなぁ。
それにオレ、ちっとも「レーシング・エンスージアスト」じゃ無いし(汗)。
ま、そもそもALPINAは「チューニング・カー」なんだから、丁度いいや。

・・・ということで、履いてみることにしました(←適当)。

それと、もう一つ。
欧州と比較して、日本市場におけるNeroの価格帯は相対的に低いようなのです。
とあるドイツの大手タイヤ販売会社のサイトを覗いてみたところ、225/40R18サイズの価格は以下の通りとなっていました。
いずれも同一規格品での比較です。

・RE050A:151EUR
・CSC3:145EUR
・PS2:159EUR
・Rosso:141EUR
・Nero:147EUR

価格の序列はサイズやショップによってももちろん異なるのでしょうが、日本であればNeroはこれらの銘柄の中で間違いなく最も安く買うことができるタイヤです。
メーカー、或いはインポーターの販売戦略に因るものかもしれませんが、何だかよくわかりませんね・・・。
いずれにせよ勝手に「おトク感」を実感し、購入に至った次第です(笑)。

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さて、P Zero Neroの空気圧。
ALPINA社が指定するB3のタイヤ空気圧は、フロント2.3bar/リア2.8barです。
いわゆる指定空気圧は、クルマという重い物体を支えるという安全性を第一に、自動車メーカーが十分なマージンを取って設定している値だと思っています。
従って私は必ずしも常にこの指定を守っていたわけではありませんが、それでも「基準値」として意識するようにはしています。

今回のパイロットスポーツ(PS)からNeroへのスイッチにおいても、同じ空気圧でいいだろと思っていました。
ところがNeroの発注にあたって両者の違いにハタと気がつき、同じじゃダメかもしれないと考えるようになりました。
その違いは、耐荷重性能。
NeroはPSと比較してLI(ロード・インデックス)が高く、かつXL(エクストラ・ロード)規格で作られたタイヤだったのです。

フロント:225/40R18
・PS:LI=88
・Nero:LI=92XL

リア:255/35R18
・PS:LI=90
・Nero:LI=94XL

うーん、これって要求される空気圧はずいぶん違うってことか?
そこでPSの指定値とLIを元にETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation)の対応表で調べてみたのですが、リアに適合する欄が無いため結局わからずじまい(泣)。
さて、困ったぞ・・・。

・・・待てよ。
LI=92XL/94XLと言えば、確かパイロットスポーツPS2と同じはず。
ってことは、PS2を標準装着タイヤとしているB3Sの指定空気圧を用いればOKじゃん!
ネットで調べても情報が無いから、仲間に聞いてみよう。
B3Sに乗るクルマ仲間は何人かいるけれど、その中で指定値をちゃんと知っていそうな人と言えば・・・。

で、JAY-Tさんにメール。
すぐに「フロント2.4bar/リア3.0bar」とのお答えをいただきました。
ちなみにご本人は少し低めにセットしているとのことですが、それでも指定空気圧がパッと出てくるあたりはさすがです。
>JAY-Tさん、どうもありがとうございました。

そんなこんなでやっと決めることができた、Neroの空気圧。
2.4bar/3.0barとはいくらなんでも高すぎるとも思いましたが、今後好みの値に調整していくことを前提に、まずはB3Sの指定値どおりのエアをタイヤ装着時に充填してもらいました。
取り敢えず、これでしばらくの間走ってみることとします。

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080405P-ZERO_NERO2.jpgへんてこなトレッド・パターンがどうにも馴染めないのですが、兎にも角にも履いてしまった新しいシューズ、ピレリ・P Zero Nero。

果たして自分の好みに合うタイヤなのか?
何一つ不満点の無かったパイロットスポーツと比較して、どうなのか?
同じLIのPS2を標準とするB3Sの指定値とは言え、やっぱり2.4bar/3.0barの空気圧は高すぎるのではないか?
ALPINA社が指定するミシュラン・タイヤを脱いでしまって、ボーフェンジーペンな人に怒られたりしないのか?(意味不明)

・・・そんな期待と不安が入り混じるオッサンをドライバーズ・シートに乗せ、翌日早朝の首都高速湾岸線をチンタラ走るB3。
そのオッサンの視線は、速度計と距離計との間を頻繁に彷徨っています。
そう、Neroの所期性能を正しく発揮させるべく、装着後100kmまではなるべく負荷をかけない「皮むき走行」を自らに課しているのです。
この日は仲間と桜海老を食いに行くのですが、集合場所の東名道/海老名SAに着くまでになんとしてでも100kmを走りきらねばなりません。
せっかくのドライブなのに、私のチンタラ走行に仲間をつきあわせるワケには行かないのです。

ということで必要以上に早起きし、わざわざ遠回りして湾岸線をチンタラ走った次第です(涙)。


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