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富士周辺ドライブ [drive/touring]

季節はもう、春。
春と言えば、桜。
桜と言えば、桜海老(←なぜ?)。

ということで4月最初の日曜日の朝、雲ひとつ無い晴天の小田原厚木道路を下るB3。
バック・ミラーに目をやれば、ピタリと続く2台のM3。
静岡県は由比の桜海老春漁解禁の報を受け、四十路トリオが西へと向かいます。
フェニックス・イエローのM3はMTさんが、アルピン・ホワイトのM3はKさんがドライブ。
3台合わせて一千馬力、3人合わせて127歳(涙)。
もちろん、ただ単に昼飯を食いに行くだけではありません。
そう、走るのです(笑)。

080406大雄山最乗寺2.JPG080406大雄山最乗寺.jpg荻窪ICを出た3台は、南足柄広域農道へと突入。
咲き誇る沿道の桜に目を奪われつつのドライブです。
K723との交点付近、大雄山最乗寺への入口付近にクルマを駐めて見上げれば、実に見事な染井吉野。
脇を固める枝垂桜と相まって、季節に動じない杉木立の緑や蒼い空とのコントラストが最高でした。

080406足柄峠.JPGK78で足柄峠へ。
急勾配の羊腸路では、すぐ後方からミシュラン・パイロットスポーツPS2の甲高い悲鳴が絶え間なく聞こえてきます。
犯人は、M3をドリフトさせまくりの44歳/MTさん(汗)。
後続のKさんもやはり同様の走りだったらしく、富士を望む峠には焼けたゴムの匂いが漂っていました。
いやはや、もう滅茶苦茶です(笑)。

080406本栖湖畔.jpg静岡県に入り、絶景の富士山を正面に見ながらK365を下って小山町へ。
引き続き2車線の快速ワインディング・ロード、K147で山中湖まで出ます。
このルートは今年の正月にもMTさんと走ったのですが、今日も三国峠を越えると一糸纏わぬ裸の富士山が目に飛び込んできました。
その後は流れの悪いR138→R139を西へ走り、本栖湖畔で一休みです。

時刻はまだ9時半ですが、そろそろ腹が減ってきました。
先行する低速車から放たれる睡魔と闘いつつ、せっかくのコーナリング・ルートであるR300をダラダラと下ります。
波高島からはK9→K10と富士川沿いに南下。
この道も沿道のあちこちに満開の桜が並木となっており、花びらを舞い上げながら3台はクルージングを続けました。
芝川町でK76へとノーズを向け、1.5車線の山岳路をタイヤ鳴らして走ります。
連続する下りタイト・ターンで白いM3に「連結」されながら(汗)、由比の町に到着したのは11時前のことでした。

080406由比「玉鉾」.jpg2年前の春、同じメンバーで訪れた「料理茶屋 玉鉾」。
近くにある行列の絶えない有名店よりもこちらのほうが旨いと思えるので、迷わず直行です。
で、旬の桜海老のかき揚げ定食に、大根おろしで食う釜揚げ桜海老、そして甘辛い汁で桜海老を煮た鍋風郷土料理の「沖あがり」。
四十路トリオ、大満足です(笑)。

富士川SAからスマートETCで東名高速道路に乗り、西富士道路を経由して富士山スカイラインへと登ります。
残念ながら桜の開花はまだでしたが、中腹にかかる雲に見え隠れする富士山頂を仰ぎながら気持ちよく走りました。
御殿場ICから再び入った東名道は交通量が非常に多く、厚木IC付近で2kmほどの渋滞。
首都高速3号線も事故による渋滞が延びていたため、横浜町田ICから高速湾岸線を経由して帰宅しました。

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080406御殿場「二の岡ハム」のベーコン.jpg帰り際に御殿場市内の「二の岡ハム」で買った、スモークド・プレス・ハムやボロニア・ソーセージ。
オーブンでほんの少しだけ炙り直したベーコンからは、強いスモークの香りが立ち昇っています。
いや、こりゃたまらんな・・・(涎)。
日も暮れぬうちから缶ビールのプル・トップを引き開けつつ、ほくそ笑みと舌舐めずりを抑えきれない42歳の春なのでした(笑)。

本日の走行距離は、513kmでした。

080406富士山スカイラインにて.jpg


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