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GT2007[6]:あとがき [drive/touring]

4泊5日、合計1,814kmを走った今回のグランド・ツーリング。
2,500kmのGT2005(東北/北海道)、或いは4,000kmを走破したGT2006(九州一周)と較べれば、まぁ大した距離ではありません。
しかしながら遥か北海道や九州まで足を延ばさずとも、楽しい道や素晴らしい景色は随所にあるということがよくわかりました。

思い返すと、今回は林道をたくさん走っています。
「ALPINAで林道を走る」と言うと、何かこう非常に奇矯な感もありますが、オフロード車じゃないと走れないような未舗装路ではもちろんありません。
中には「林道か?これ(汗)」と思えるようなハイ・アベレージで走れる道もありました。
レベルの差こそあれ、今回走った林道群はいずれもアドベンチャー気分をちょこっと楽しめるイイ道ばかりでした。

■旧奥志賀スーパー林道[長野県]
■有峰林道[富山県]
■高山大山林道[岐阜県]
■白山スーパー林道[岐阜県-石川県]
■蛇洞林道[長野県]
■上高地乗鞍スーパー林道[長野県]
■美ヶ原林道[長野県]

天候にも概ね恵まれました。
9月とはいえ残暑も厳しく、涼しいと思われた山の中でもTシャツ1枚で汗をかいていたりしましたが、雨に降られ続けるよりは全然マシです。
後半には台風がやってきましたが、幸い私は直撃を受けることはありませんでした。
もちろん雨に遭ったり走ろうとしていた道が通行止になったりしたものの、あの台風の威力を考えれば、むしろその程度で済んでラッキーだったと思ってます。

グランド・ツーリングに限らず、宿は旅の良し悪しを左右する大きなファクターだと考えています。
と言っても私が選ぶのは高級旅館や豪華なホテルなどではなく、リーズナブルな小規模の温泉宿。
一泊二食でせいぜい1万円以内、露天風呂があれば言うこと無しです。

■長野県/野沢温泉「あけびや」
−風呂は温泉では無いが、外湯が近いので問題なし
−素朴で旨い9品の郷土料理
−民宿とは言え、コスト・パフォーマンスは抜群

■石川県/白山一里野温泉「一里野高原ホテル」
−木の香漂う露天風呂
−炭火で炙る炉端焼の夕食が最高
−ちょっと高いが、今回は会社の補助で宿泊(笑)

■長野県/小渋温泉「赤石荘」
−素晴らしい眺望の露天風呂
−川魚や野菜など、地の物の料理が旨い
−鯰のカルパッチョには驚いた(→旨いです)

■岐阜県/新平湯温泉「静岳館」
−裏庭にある広い露天風呂
−驚くほど旨い夕食を部屋食で堪能
−全室無線LAN対応、ご主人はプジョー205を所有

そして毎回書いているようで恐縮ですが、改めて認識するのがB3の優れたスポーツ・ツーリング性能。
長距離を走らせても疲れないだけでなく、楽しさがずっと続きます。
ドイツ生まれのB3ではありますが、ニッポンの山岳路やカントリー・ロードにおいても、その魅力/能力を過不足無く十分に発揮してくれていると感じました。
ドイツ/ヨーロッパと違って都市部の渋滞が激しかろうが、アウトバーンが無かろうが、こうしてツーリングに連れ出してやればカンケイありませんね(笑)。

GT2007は、あっという間に終了しました。
引き続きこれからも、B3を楽しく走らせていきたいと思っています。

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