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茨城ドライブ [drive/touring]

9月の三連休初日、クルマ仲間のtomさんに誘われて茨城県をドライブしてきました。
以下はその顛末ですが、tomさんの記事とは細部で齟齬があるかもしれません。
それは私が事実を歪曲・・・いや、単なる記憶違いに因るものだと思われますので、どうぞ大目に見てやって下さい(汗)。

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朝6時半、常磐自動車道/守屋SAに集合。
例によってtomさんは、夜のうちに到着してクルマの中で眠っていたとのこと。
しかも今回はお友達のminiさんと、「男二人の車中泊 in ALPINA B3クーペ」。
家から近いんだから、朝早く起きてくりゃいいのにと思うんですが・・・。
オッサンには、近頃の若者の行動がどうにも理解しかねます(汗)。

聞けば、彼ら二人は今日から(昨晩から?)2泊3日(3泊3日?)の旅行に出るとの由。
その初日(2日目?)に一緒に走ろうという企画です。
で、「ルートは?」と聞けば「お任せします」との答え。
と言うことで、tomさんのツーリングに同道する立場の私がなぜか先導する破目に(苦笑)。
とりあえずは茨城の名瀑である袋田の滝を目指すこととなり、本線へ合流です。

土浦北ICでアウト、K199→K53→K236と走りますが、このK236が曲者でした。
クルマもいない静かな山道なのですが、途中からいきなり未舗装路に(汗)。
引き返すのも面倒くさいので、そのままガタゴト2台で進んでいきました。
いや、申し訳ない・・・(伏)。

ローリング除け蒲鉾段差のある小さな山を下り、K150から広域農道「フルーツライン」を北上。
時折前を行くクルマを2台でパスしながら、緩やかな丘陵地帯を走っていきます。
道祖神峠を越えるK42はなかなか楽しいワインディング・ロードなのですが、この日は前が痞えてチンタラ走行と相成りました。

笠間からは広域農道「ビーフライン」を走ります。
交通量もグンと少ない、4速⇔3速のパーシャル・スロットルが気持ちいいカントリー・ロード。
那珂川を越えてR118に接続し、県北東部広域農道を経て突き当たりのK29を左折。
暗い林の中を下りきったところで道を間違えた私、UターンついでにB3を駐めて休憩です。

常陸の山村にて.JPGアキアカネが舞い、稲穂と蕎麦の花が拡がる常陸の山村。
いやー、のどかです。
ここまでのルートは私が3月に独りで走った時とほぼ同じですが、季節が変われば景色もまた違って新鮮です。
茨城をほとんど走ったことが無いという若者2名も、なかなかご機嫌のご様子でした。
3人で与太話に花を咲かせた後、袋田の滝を目指してリスタートです。

残暑の袋田の滝.JPG見通しの悪い1.5車線のK36から、広い2車線のK33を北へ。
そのままR461で袋田の滝に到着です。
まだ時間も早いせいか、連休初日にもかかわらず人出はあまりありませんでした。
轟々と水の落ちる滝を見学し、遊歩道を戻って、さてこれからどうする?

tomさん「お任せします」
wata「またかよ・・・(苦笑)。じゃぁ少し早いけど、蕎麦でも食いに行くか」
t「了解ッス」

茨城県「しかの庵」.jpgR461を東へ戻り、K22で小さな峠を越え、R349を南下。
K36を日立方面に向かうとすぐ左手に、手打蕎麦「しかの庵」はあります。
開店と同時に到着すると言う、素晴らしいタイミング(笑)。
すぐ脇を流れる小川のせせらぎを聞きながら、3人とも鴨汁せいろをすすりました。
食後に外で煙草を喫い、さてこれからどうする?

t「お任せします」
w「やっぱりな・・・(苦笑)。また少し走るか。北のほうへ行ってみよう」
t「了解ッス。いきあたりばったりで行きましょう」

県北東部広域農道を北へ向かいます。
K60を越えると、道は山の中へ突き進んでいくもの凄い2車線路に。
4速から5速にシフト・アップしてすっ飛ばしていくと、いきなりゲートが現れてこの先通行止め。
文字通り「いきあたりばったり」です(笑)。
迂回路と思しき川沿いの1.5車線路へと右折し、小さな集落を結んで東へ。
結局北への迂回路もないまま、常磐道沿いのK10まで出てしまいました。

が、懲りずに再び山の中へと向かう、2台のB3。
花貫渓谷に沿って西へ走るR461は、路面も良い2車線の快走路。
途中の三叉路を右に折れ、途切れていた県北東部広域農道に復帰しました。

ここから先、とてつもない快走ルートが炸裂。
前を行くツーリング・バイクをパスした後は、交通量ゼロです。
キレイな舗装の完全2車線路は、適度なアップ・ダウンと緩やかなコーナーで構成された中高速ワインディング・ロード。
展望は拓けないものの、交差する道も民家も殆ど無く、4速⇔3速でそりゃもう走り放題です。
まさに、ドライビング・ハイ。
後ろを走るtomさんも、さぞかしご満悦のことでしょう。

w「楽しかったねぇ」
t「ハイ・・・。でももうなんだかワケわかんなくて、途中の記憶があまり無いんスよ(汗)」
w「そりゃ、いわゆる『トランス状態』だな(笑)」

小山ダムにて.JPG2年前にできたばかりの小山ダムを見下ろす駐車場で休憩する、2台と3人。
静まり返った山の中、青空には白い雲が流れ、遠くには風力発電の巨大なプロペラがゆっくりと回っています。
それにしてもあの広域農道で激眠していたと言うminiさん、アンタは凄い(笑)。

その後、広域農道の残り一区間を快走。
K153を水沼ダムまで走ったところで解散です。
常磐道へと向かう途中で、シルバーのB3クーペはいずこへかと消えていきました。
彼らの宿泊先は、袋田の滝近辺だとのこと。
チェック・インまでにはまだかなり時間があるので、またぞろ山の中を走りまくっているのでしょう(笑)。

常磐道、北茨城IC。
前を走っていたマツダ・デミオが、フラフラとETCゲートへ入って行きます。
なんだかもの凄くイヤな予感がするのですが、案の定。
ゲート内でデミオは停止しました(汗)。
バック・ランプが点灯したため、クラクションを一発。
するとデミオから出てきたのは、東南アジア系のニイチャン二人。
あいたたたた・・・(倒)。

外人A「ココ、チケットノーデスカ?ドモスミマセン、バックバック」
wata「ここはバック禁止なんですよ。そのまま進んで、インターホンで呼び出して」
外人B「ニ*@コ Y~ネ@ル g/;p!eR\i杪*&p;UfホZ%囘(←全く不明)」
A「バックバック、オネガイシマス。ゴメンナサイ」
w「いや、だからダメだって。ノーノー。インターホンアルヨ。インターホンデハナセバダイジョーブ(←イントネーションがおかしくなる)」
B「1ミタョェ1ャVク、タu ェト6N&`漾H・nZ。イT1T%0gO イミ`a゙_8テBト!.アBホ℃з"ェエハX1ホ>ツ(←全く不明)」

私の後ろにいたオジサンも、堪りかねて参入。

オジサン「バックはダメだよ!そのまま進めばチケットが出るよ」
A「ハイ。・・・スミマセン、バックバック」
w「ノーノー!バック、ノー!(←必死)」
B「ю。κ} 。Dス!I・ヘQA=ナJ!セ-ネRゥ-テ0ァlJゥ木Ρュユキェ0ヌャッx(←全く不明)」

・・・結局そのオジサンがデミオを手招きで誘導し、バーの直前でチケットが出て解決。
そのままフラフラと東京方面に向かおうとするデミオをランプ・ウェイ手前でブチ抜き、その姿がバック・ミラーから完全に消え去るまで、憑かれたように全開加速を続けるB3なのでした(汗)。

本日の走行距離は、420kmでした。

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tomさん/miniさん、どうもありがとうございました。
結局、最後まで私が勝手に先導しちゃいましたが、ご一緒できて楽しかったですよ。
それにしても北茨城の広域農道、赦せませんよねぇ(笑)。
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