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エンジン・オイル交換 [about My B3]

前回の交換から約5ヶ月/8,700kmが経過した、9月22日。
いつものカー・ショップへと赴き、エンジン・オイルとフィルターをリニューアルしました。
以前の記事に、『次回交換時にもバービスレーシングを筆頭候補にしてみようと思ってます』などと書いている私。
なのに、コロッと銘柄変更です(笑)。

■交換前:BP・バービスレーシング:10W50
■交換後:BP・バービスZero NA:0W40

vervisZeroNA.jpgメーカーが指定するB3のエンジン・オイル、その粘度指数は0W30。
個人的にはこの「30」ってのがなんだか気にかかり、これまでは指定を無視して10W40や10W50などのオイルを使ってきました。
実質的には全く何の問題も無いハズですが、ま、何となく「40」以上が好きなんです(笑)。
逆に低温時の粘度指数について言えば、そもそも「0W」に何の異存も無い私。
上が40ならば使ってみるかと思い立ち、気に入っていたBP・バービスレーシングと同じシリーズであるZero NAをチョイスしてみた次第です。
もちろん、0Wや5Wのオイルを愛用されているB3オーナー諸兄の影響を受けたことは言うまでもありません。

例によって極めて当然のことではありますが、交換後のフィーリングは良好です。
汚れたオイルを新品のオイルに換えた直後のことですから、印象は良くて当たり前ですね。
無論、これを以って「バービスZero NAは良いオイルだ」などと抜かすほどボケてはおりません(笑)。

それ以前に入れていたMOTUL300VやREDLINE、バービスレーシング。
いずれもフィーリングには大差なく、鈍い私にゃその違いはわかりませんでした。
それは粘度指数が似たようなオイルだったからだろうと思ってますが、今回は納車時以来の0W。
新品であることを差し引いても、さすがにこれらの銘柄とはフィールがちょっと違うように感じます。

まず、エンジン音が極めて静かになりました。
特にアイドル時には、上述した他銘柄の新品投入時よりも明らかに音が小さくなった印象があります。
私はエンジンに特段の静粛性を求めてはいませんが、まぁうるさいよりは静かなほうがイイですね。

ご多分に漏れず、Zero NAもやはり0Wオイルとしてのロー・フリクション性能をその特長として謳っています。
そいつはどうやら伊達ではないようで、試しに普段はやらない空吹かしをしてみると、回転計の針はスイッと上がってストンと落ちてきます。
さすがは0W、鈍い私にもわかるほどわかりやすい味付けです(笑)。

国道のバイパスで前が空いたため、シフト・タイミングを少し遅らせつつ加速してみました。
するとブリッピング時と同様、タコ・メーターの赤い針は結構な速さで12時を越えていきます。
この「吹け上がり感」は、以前のオイルよりも確かに軽く感じられます。
ALPINAはこの「軽さ」をオーナーに堪能させるために0Wを指定しているのだろう、と思わせられました。

交換の翌朝、B3を首都高速で大黒PAまで走らせてみました。
湾岸線のストレートで車速を上げていくと、エンジンはやはり軽々と上まで回っていきます。
6速でのクルージング・スピードで意図的に4速へダウン・シフトしてみたところ、エンジン・ブレーキのかかり方はかなりマイルドになっています。
速度を落とそうとする場合、これまで以上にフット・ブレーキの併用が必要だと感じました。

で、さらにその翌日の奥多野ドライブ
ペース的にはクルージング・レベルが主でしたが、2速メインの山坂道も少し走らせてみました。
特にダウン・ヒルでは、エンジン・ブレーキがかかりにくくなっていることが良くわかります。
ただそれもドライビングに影響するようなものでは無く、B3の楽しさは変わりませんでした。
ま、この日はツルツル・タイヤの制御に注力する余り、オイルの違いにあまりフォーカスできませんでしたが・・・(汗)。

とまぁ、このように鈍い私でもその違いがハッキリとわかる0W。
全体的に軽くスムーズになった印象が強いのですが、その対価でしょうか、バービスレーシングと較べて低中回転域でのパワー感がやや薄れたような感じがします。
実際の数値や速さに影響するようなものでもないでしょうが、これはまぁレスポンス・アップとのトレード・オフとして致し方ないところでしょう。
冷間時でもディップ・スティックから垂れそうになるほどサラサラのZero NAを見、なるほどな〜、と意味も無く頷いてしまいました。
いずれにせよ、上述のようなキャラクターが良い(=楽しい)方向に働いてくれればいいな、と思っています。
その他に0Wオイルとして期待できるのは、低温時始動性能や省燃費性能。
バービスレーシングでは殆ど見られなかったオイル消費も、どうなるのか気になるところです。

ということで、良し悪しは別としてもこれまでとは少し違う性格のエンジン・オイル、BP・バービスZero NA。
純正指定オイルに近い粘度指数なのですが、果たしてこれが自身の好みとマッチするかどうか。
そして、この交換直後のフィーリングが長く続くのかどうか。
暫くの間、意識して走らせて行こうと思っています。
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