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箱根ドライブ [drive/touring]

友人のKさんに渡すもの(DVDソフト)があったのですが、最近会う機会がなかなかありません。
郵送してもいいかな、とも考えていたのですが・・・。
以下、ケータイ・メールのやりとりです。

wata「明日ヒマ?DVDを渡そうと思うんだけど」
Kさん「たぶん大丈夫だと思うけど、調整するよ」
w「じゃ、海老名SAに朝7時ということで」

---数時間後---

K「了解・・・」

というワケで11日の日曜日、快晴の小田原厚木道路を西へ走る2台。
アルピン・ホワイトのM3とアルピナ・ブルーのB3、それぞれKさんと私がドライブしています。
途中でパスした白いZ4Mクーペも一緒に走ってくれ、小田原西出口から箱根ターンパイク入口へ。
快音を残してそのまま駆け上がるMクーペを見送りつつ、パーキングで一服です。

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前日。
「しかし暖かいなぁ・・・。待てよ、この暖かさから推すと、ひょっとすると箱根とかもイケるんじゃないか?」
で、箱根方面の天候や日照時間、気温の推移などをAMEDASでつぶさにチェックしていくうち、その予感は確信に変わりました。
「しめしめ、これなら走れるぞ。うひひひひ・・・」
PCの前で、独りほくそ笑みを催す私。
右手のマウスで渋滞予測のサイトへと遷移しつつ、左手のケータイでKさんへのメールを打っていました(笑)。

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箱根ターンパイクのM3.JPG
箱根ターンパイクのB3.JPGKさんに続き、箱根ターンパイクとゲート・イン。
ロード・コンディションはほぼ完全なドライ、しかも麓の気温は摂氏7度もあります。
これならあまりナーバスに走る必要はありません。
白いM3のグラマラスなテールを追いかけ、3速⇔4速で登っていきました。
先行車/後続車/対向車、ともにほとんど走っておらず、超快適なヒル・クライムが続きます。
途中で前後を何度か入れ替え、ペース・ダウンすることもなく終点の大観山に到着しました。

この時点で、外気温は約4度。
ほぼ無風状態のパーキング・エリアには快晴の空から朝の陽光が燦燦と降り注ぎ、上着を着ていれば暖かいと言えるほどです。
うむ、正に目論見どおり。
これなら、今日の箱根はどこを走っても大丈夫なハズです。

K「『椿』、行けるかな」
w「大丈夫、行けるだろ」
K「じゃ、行く?」
w「行く!」


椿ラインのB3.JPG
椿ラインのM3.JPG大観山パーキングを左に出て、K75・通称「椿ライン」のダウン・ヒルを開始しました。
この道も交通量は皆無に等しく、二台とも「マイペース」で駆け下っていきます。
やや路面の荒れた、エスケープ・ゾーンのないワインディング・ロード。
ストレートでは時折3速に入るものの、迫りくるショート・コーナーはそのほとんどが2速へのダウン・シフトを要求してきます。
あぁ、忙しい(汗)。
あぁ、楽しい(笑)。


湯河原パークウェイのM3.JPG
逃げるB3・追うM3.JPG奥湯河原まで下りきった2台は、小休止の後に再びアップ・ヒル。
湯河原パークウェイへと突入します。
荒れたアスファルトにややリア・タイヤを空転させつつ、道幅の広い全長6kmのワインディングを逃げるB3と、迫りくるM3。
3速⇔2速での追走劇は、料金所でその幕を下ろしました。
しかしながら、楽しすぎます(笑)。

箱根ターンパイク→椿ライン→湯河原パークウェイ。
Kさんご推奨のこのルート、昨年11月12月にも走っています。
朝早ければクルマも少なく、正に箱根のゴールデン・コースだと言い切って差し支えないと思います。
前回走ったときに、これで春までおあずけかなと思ったのですが、2月に何の不安もなく走れるというこの僥倖。
今年は本当に暖冬なんだなぁ、とつくづく感じました。


芦ノ湖スカイライン、走る。.JPG湯河原峠。
いつもならここから南へと向かい、伊豆スカイラインを走ります。
が、今日は帰りの渋滞が予想されるため、伊豆方面へ向かうつもりはありません。
2台はそのノーズを北へ向け、K20から箱根峠を経由して芦ノ湖スカイラインへ。
他のクルマもぼちぼち見かけるようになったため、タイヤが啼かない程度の速度を遵守。
コーナーの先にその姿態を垣間見せるオール・ヌードの富士山に見とれつつ、気持ちよく走っていきました。

湖尻峠から芦ノ湖方面へと走り、対岸のK75を南下。
混雑してきた湖畔で一息ついた後、箱根新道でさっさと下界へと向かいます。
いつの間にかETC化された料金所を通過してR1に出ると、箱根へと向かう対向車線は大渋滞。
見上げれば、小田原厚木道路も出口を先頭にギッシリ詰まってます。
気の毒になぁと思いつつ、空きっ腹を抱えた二人は小田原の市街地を抜け、小田原東IC脇にある蕎麦屋「星月」に到着しました。


小田原「星月」鴨ざる.jpg
小田原「星月」手打蕎麦.jpg野郎二人のクリスマス・イブin房総半島(涙)」以来、妙に「鴨」づいている私。
今日もメニューに「鴨ざる」の字を見つけ、Kさんとともにオーダーします。
ほどなく出てきたのは、うっすらとピンク色が残るローストされた鴨肉に素揚げの茄子/獅子唐と葱三種が添えられた濃い目の冷たいつゆと、ざるに盛られた細身のキレイな手打ち蕎麦。
う〜ん、堪りませんねぇ。
この店、できるだけ茹でたての蕎麦を食わせようという心遣いからか、一人前であっても蕎麦が二回に分けて出てきます。
とろりとした蕎麦湯で締めくくり、満足のうちに店を後にしました。

まだ正午なのですが、ここで解散し帰路に就くことに。
じゃぁまたな、とB3に乗り込もうとする私を、怪訝な面持ちで制するKさん。

K「おいおいおい、DVDは?」
w「あ・・・。忘れるとこだった(汗)」

そう、今日はDVDを渡しに来たのです。
決して、走りに来たのではありません(笑)。

小田原厚木道路から東名高速道路に入り、大渋滞の対向車線を尻目に快走を続けるM3とB3。
首都高速3号線がやや詰まってはいたものの、以降も順調に走って埼玉の自宅に帰着しました。

今日はDVDを渡すだけだったのに、何故かまたB3のドライビング・プレジャーを大満喫した一日となりました(笑)。

走行距離は、300kmでした。
ルートマップはこちらです(重いのでご注意ください)。

M3とB3と富士山と.JPG

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