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GT2006:9月20日(水)鹿児島 [drive/touring]

GT2006も今日がちょうど折り返しの日。
早いなぁ・・・。

朝起きると、霧島の高い空には絹雲が走っており、すっかり秋の気配。
朝食を摂りチェック・アウトを済ませると、いつもの通りボンネットを開け、冷却水やオイルなどを確認してからエンジンに火を入れ、B3をスタートさせました。


御池K480を南へ戻り、R223を左折して東へ。
R223は路面もよく交通量も少なかったため、桜島方面へ南下する前に少し走りを楽しむべく、そのまま東へ向けて走りました。
樹林に覆われ木漏れ日が射す中速ワインディングを、アクセル開けて走っていきます。
10kmほど気持ちよく走って御池に到着。
高千穂峰を眺めながら煙草に火を点け、喫い終わるとUターンしてまた10kmほど戻りました。

K31「霧島バードライン」で南東へ向かい、途中の高野でK105へと右折。
「ツーリングマップル」によれば、このK105は2車線路のハズなのですが、実際はほとんど1.5車線路。
まぁ交通量は皆無でしたので、マイペースで南西へ走っていきます。
引き続き南西へ向かうK481も「2車線路」と記載されてますが、やはりほとんどが1.5車線路でした。
が、そんなことはお構いなしにB3を走らせます。

さらに続くK478では、いきなり高規格道路並みの改良路が出現してビックリ。
おぉっと思って走っていくと、すぐにまた1.5車線路に・・・(汗)。
牧之原の街を抜けると、今度は急勾配の下り屈曲路。
海岸線まで一気に下っていく途中で、眼前に桜島が現れます。
広狭混在、変化に富んだなかなかのドライビング・ルートでした。


R220から臨む桜島錦江湾に浮かぶ巨大な桜島を右手に見ながら、R220を南西へ。
クルマもそこそこ走っているのでマイペース走行は適いませんでしたが、その分景色を堪能して走ります。
しかし、桜島は思ってたよりもずっとデカい。
近づくにつれ、その荒々しい威容が徐々に明らかになってきました。

さて、桜島が大隅半島と接する一点までやってきました。
桜島を周遊するにはメインのR224から入る時計周りのルートと、反時計周りに走るルートがありますが、ここはやはりマイナーなルートを選択。
K26へと右折し、桜島の東麓−北麓を走りました。
途中の集落を抜ける際には1車線にまで狭くなったりもしますが、全体的にはよく整備された2車線路で、走りも景色も楽しめました。
溶岩の原野に点在する、トーチカのようなコンクリート製の避難所が妙にリアルでした(汗)。


湯之平展望所にて西端の桜島港に到達する手前で登山ルートへと左折、展望所まで一気にヒル・クライムです。
湯之平展望所からは活火山である南岳が間近に見えるのですが、このところずいぶん大人しいようで、上がる噴煙もごくわずかなものでした。
なお、20年前に来たときは轟々と唸りを上げて煙を吐いており、火口付近から岩石のようなものが飛び散る様を恐怖の思いで見ていた記憶があります。


桜島フェリー展望所を後にして海岸線まで戻ると、ほどなく鹿児島市行きのフェリー乗り場です。
で、矢印に従って進むとハイウェイの料金所のようなゲートがあり、「1,480円です」と言われるままにカネを払うと、もうそのまま乗船→出航。
車検証を用意したり、乗船名簿に氏名などを記入することもありませんでした。
昼間の時間帯は10分毎の出航ですので、もう電車やバスと同じ感覚です。
ちなみに車輌なしの場合、大人1名150円。
観光用ではなく、地元の重要な交通手段になっているんですね。
15分ほどで鹿児島港に接岸しました。

鹿児島市内は、大量のクルマが走っていました。
これまで山の中ばかり走ってきたせいもあるでしょうが、なんだか異様に多く感じます(汗)。
とりあえず市街地を脱出すべく、B3を南へ向けました。

鹿児島ラーメンちょうど昼時だったので、鹿児島ラーメンを食うべく街道沿いの店「十八番」へ。
いわゆるチェーン店のようでしたが、なかなか旨かったです。
しかし、ラーメン屋なのにお通しに大根の浅漬けが出てきたのにはちょっとビックリ。
鹿児島では普通なんでしょうか?

海から離れ、R225で川辺峠へ。
ここからは有料道路「指宿スカイライン」で南へと向かいます。
この道、センター・ラインはずっとオレンジのままですが、尾根伝いを走る素晴らしい快走ルート。
平日昼間ということからか先行車も対向車もなく、ひたすら続く中高速コーナーを次々にクリアして走っていきます。
終着の頴娃(えい)ICからはK17で南下するのですが、これがまた高速道路並みのすごい道。
捕まったら一巻の終わりだな〜と思いつつ、池田湖までやや抑え目にして走りました。


池田湖畔にて花咲く湖畔で開聞岳を眺めながら一服した後、K28→K242と結んで最南端の長崎鼻へ。

長崎鼻正直、あまりグッとくるものもありませんでしたが、海から聳える開聞岳は確かにキレイに見えました。

長崎鼻を後にし、R226を東へ。
ほどなく指宿温泉街に到着、ここで砂蒸し風呂に入ってみることにしました。

砂蒸し風呂ビックリするほど立派な建物で入浴料(?)900円を払い、浴衣を受け取って更衣室へ。
素っ裸の上に浴衣をはおり、海岸へ出て誘導されるままに砂の上に寝そべると、2人がかりで砂をドカドカとかけられます。
・・・うーん、熱い。
15分ぐらいで汗びっしょりとなり、建物内でシャワーと内風呂で砂を洗い流して完了です。
なかなか面白い体験でした。

さて、そろそろ本日の宿泊先である鹿児島市内へと向かうとしましょう。
R226を北上、K247で池田湖畔まで戻り、往路と同様K17から指宿スカイラインを快走。
鹿児島ICから市内に入り、宿泊先のホテルへとチェック・インしました。

LAN環境の整った部屋でラップトップPCを起動し、徒歩圏内にある旨そうな店を検索。
5分ほど歩いて入った「味のとんかつ丸一」で、上ロースカツ定食1,800円を注文します。
350gものボリュームですが、旨味の濃いソースも手伝って一気に平らげました。
うーん、さすがは薩摩黒豚とんかつ。
とても旨かったです。

本日の走行距離は、290kmでした。

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MAP1
MAP2
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