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GT2006:9月19日(火)早朝、阿蘇山 [drive/touring]

4:50頃、アラームが鳴る前に起床。
まだ真っ暗です。
いの一番に窓を開けて空を仰いだのですが、星一つ見えません。
予報では「晴れ」なのに、どうやら曇り空の様子・・・(涙)。
まぁ天気がイマイチでもクルマはいないでしょうから、朝食までに宿へ戻れるように軽く走りに行くことにしました。

R325→R57と戻るように進み、K298「阿蘇パノラマライン」へと突入。
夜明け前、誰もいない中速ワインディングをアクセル開けて走っていきます。
しかし、進むにつれて周囲は霧に包まれ始め、安全確保のためスロー・ダウン。
あーあ、結局走れないのかと凹みつつ、曲率/勾配ともにキツくなってきた森の中を登っていきました。

で、森を抜けて仰天。
いきなり目の前に現れたのは、雲ひとつない払暁の空を背に聳え立つ、巨大な阿蘇の山々。
左右には草原がうねるように続いており、先ほどまでB3に纏わりついていた濃霧は、その一片すら見当たりません。
「え?あれ?雲は?霧は?」
・・・とても40歳とは思えないほどうろたえた私は、思わず路肩にB3を停めて外に出てみました。
「あぁ、すげぇ・・・」


阿蘇の雲海雲海。
事前に全く予想だにしていなかったためか、イイ歳こいてほとんど衝撃に近い感動を覚えました。
ここまでの道も宿泊先の宿も、全てこの雲海の下にあったんですね。
まだ日の出前ということもあってディテイルはよくわからないのですが、カルデラの中で雲が一定の高さに漂っているような感じでしょうか。


米塚呆けたように暫く雲海を眺めたあと、B3をリスタート。
引き続き絶景の中を登って行きます。

雲海をちょっと上からK111で草千里付近まで来ると雲海にも曙光が射し始め、彼方までの見通しが拓けてきます。

草千里を闊歩遠くをよく見ると、カルデラの外側には雲が全くありません。
空にも雲ひとつないですし、恐らくこのカルデラの中だけに雲が溜まっているのだと思われます。
なんとも不思議な感じです。


阿蘇パノラマラインいつの間にか、朝食の時間が近づいています。
のどかに歩く馬たちをパスしつつ、誰もいない草千里を突っ走り、引き続きK111の下りワインディングを駆け下ってR325で宿まで戻りました。

約2時間の早朝ドライブでした。
いや〜、早起きしてよかった!
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