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GT2008GW[1]5月6日(祝)埼玉県→兵庫県→岡山県 [drive/touring]

白々と明け行く東名高速道路を西へとひた走るB3。
4連休の最終日は予想通りクルマも少なかったのだが、特に飛ばすワケでもなく6速3000rpm前後の快適なクルージングが続いている。
豊田JCTから伊勢湾岸自動車道に入り、四日市JCTで東名阪自動車道へ。
給油のため、御在所SAに立ち寄る。

5月に入り、ガソリン代が一気に30円ほども値上げされた。
自宅近くのGSでも、ハイオクが160円代の後半にまでなっている。
が、高速道路のガソリン価格は一般道の一ヶ月前の相場が慣例。
つまり、4月度並みの価格で給油することができるはずだ。
と、ほくそ笑みつつGSにB3を滑り込ませて価格表示を見ると、「ハイオク・172円/L」。

172円!?(二度見)

・・・給油を済ませ、速度を落として走るB3(涙)。
亀山JCTからは今年2月に開通したばかりの新名神高速道路へと入り、草津JCTから名神高速道路、吹田JCTから中国自動車道・宝塚ICでアウト。
快晴の空の下、新緑眩しい六甲の山へと登っていく。
時刻は朝の8時を少し回ったところだ。

2速⇔3速、DSCはADBモード。
高速道路をずーっとアホみたいにまっすぐ走ってきたためか、曲がりくねったK16が非常に楽しく感じられる。
他にクルマはまだ殆ど走っておらず、タイヤ啼かせてマイペース走行。
ガソリン価格のことがチラッと脳裏をよぎるが、「高いガソリンだからこそ、このように楽しく使うべきなのだ!」との超ポジティブ・シンキングを以って一蹴。
時折現れるトリッキーなコンビネーション・カーブに肝を冷やしつつ(汗)、表六甲展望台までの往復ドライビングを堪能したのであった。

8時半過ぎ、芦有(ろゆう)ドライブウェイ、東六甲展望台。
ロータス・エランやアルファロメオ・ジュリア・スプリント、TVR・タスカンから、果てはフェラーリ・365GTB/4"デイトナ"やマセラティ・メラクなどなど、すんごいクルマたちが居並ぶパーキングの端にシルバーのE46型BMWを見つけ、ホッとしてその近くにB3を駐車。
煙草に火を点けて眼下に拡がるパノラマに見惚れていると、そのE46のオーナーの方が「あの、Blog見て来たんですけど」
「えっ、マジですか!?」

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京都府在住のブランさん。
以前から私のBlogをご覧頂いているとのことで、何度かコメントも寄せてもらっていた方である。
いや〜、感謝感激だ。
二人であれこれ話していると、やがて麓から爆音と共に2台のクルマがやってきた。
青いB3のmtmさん、黄色いアウディA3 3.2Qのゴウさんだ。
「ホンマによう来たねぇ」と半ば呆れ顔のお二人。
しかしこうして皆さんに集まってもらえて、私は本当に幸せ者だ。
Blogを書いてて良かった、とつくづく思えた瞬間である。

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mtmさんを先頭に、私、ゴウさん、ブランさんの順で六甲を走る。
クルマやバイクも増えてきたため常時快適走行とは行かなかったが、それでも仲間と走るワインディング・ロードはまた格別だ。
開け放ったスライディング・ルーフからは、直後の黄色いA3が轟かす野太いブリッピング・ノートが入ってくる。
・・・ホントにアウディなのか?あのクルマ(汗)。

一頻り走って東六甲展望台に戻ると、スーツ姿のおにいさんが待っていた。
白いB10 V8Sに乗る、nishiさんである。
今日は仕事で来られないと言ってたのに、どうやら無理矢理駆けつけてくれたらしい。
いや、またも嬉しいサプライズだ。
しかし、仕事は大丈夫なんだろうか・・・(汗)。

その後は5台で芦有ドライブウェイを下り、芦屋のレストランへ。
クルマ談義に花を咲かせつつ、12時頃までバイキング・ランチと洒落込んだ。
さらに西へと向かう私は、ここで皆さんとお別れである。
「今日はわざわざ来てくれて、本当にありがとうございました!」
・・・って、勝手にわざわざやって来たのはオレか(汗)。

宝塚ICから、再び中国自動車道に乗る。
神戸JCTで多くのクルマが山陽自動車道へと流れて行き、中国道はガラガラだ。
が、岡山県の津山IC先で、前を行く白い17系トヨタ・クラウン・ロイヤルの覆面パトカーを発見。
止む無く直後について暫く走るが、獲物が来ないと諦めたのか、その覆面パトカーは減速して路肩へと寄って行ったため、ランデブー走行は終了。
再びマイペースを取り戻す。

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落合JCTからは米子自動車道を北へと走り、湯原ICでR313へ出て湯原温泉へ。
河原の駐車場にB3を駐め、温泉評論家・野口冬人が諸国露天風呂番付で「西の横綱」と評した、湯原ダム直下の「砂湯」に入る。
一大観光地故に人も多くやや風情には欠けるものの、川面を渡る涼風が心地良く、ついつい長風呂をしてしまった。

切れた煙草を買い求めに温泉街を歩く。
見つけた自動販売機に300円を投入し、マイルドセブン・ライトのボタンを押す。
と、自販機から「taspoをタッチしてください」との声が・・・。

し、しまった(汗)。
ここ岡山県を含む中国地方は、北海道や東北、四国、九州地方と共に、5月1日より成人識別ICカード「taspo」の稼動が開始されていたのである。
「持っとらんわ、そんなもん。このボケが!」と低く毒づいてはみたものの、自販機はもちろんノー・リアクション。
周囲で店頭販売している様子も無く、返却された300円を握り締めてすごすごとB3へ戻る42歳なのであった(涙)。

気持ちの良い山間路、R313を北上。
その先で国道を離れ、自転車専用道路と併走するK422を西へのんびり走る。
素晴らしい高原地帯で、実に気分がよろしい。
途中、道の駅に併設されたホテルのフロントで念願のマイルドセブン・ライトを購入し、林の中の芝生に寝っ転がって一服つける。
この清冽な空気を汚しながら喫う煙草が、ことのほか旨いのだ。
いやもう、最高である。

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この辺りは蒜山高原と呼ばれる一帯。
岡山でALPINA B3Sに乗るkojiさんのBlogにたびたび登場しており、その記事を拝見するうちに一度訪れてみたいと思うようになっていた。
で、念願叶ってやってきたわけだが、予想に違わぬ清清しさに大満足である。
なお、蒜山と書いて「ひるぜん」と読む。
私が直前まで「にらやま」と読んでいたと言うことは、決して口外してはならない(汗)。

本日の宿泊は、この蒜山高原にある小さなペンション。
昨日までは満室でごった返していたのだそうだが、今夜の客は私独りであった。
ご主人と話をしながら、ビールと共に山海の幸に舌鼓を打つ。
昼間は汗ばむほどの陽気だったのだが、陽が沈むと急に冷え込んできて寒いほどだ。
満点の星空の下、21時頃に布団に入る。
その刹那、爆睡。

本日の走行距離、848km。
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