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新春・富士山拝謁ドライブ+α [drive/touring]

1月最初の日曜日。
「正月といえば富士山でしょ」ということで、富士山を間近で見るために走ってきました。
フェニックス・イエローのBMW M3に乗るMTさんと共に、東名高速道路/海老名SAを朝7時過ぎに出発します。
富士山はすでにその白い姿を快晴の空に浮かび上がらせていました。

本当に「富士山を見るため」だけであれば、このまま東名高速を西へ向かえば良いだけのこと。
が、せっかくなので普段あまり使わない道を通ってアプローチすることにしました。
そこで小田原厚木道路/荻窪ICを降り、南足柄広域農道を北上。
懸念していた通り何箇所か凍結していたため、いつになくゆっくりと走っていきます。
初めて走るこの道、前半は人家や信号もあって交通量もそこそこあるのですが、後半は山の中を行くワインディング・ロード。
季節が良ければ、アクセル踏んで走りたい道です。

足柄峠付近.jpgK78を左折し、足柄峠へ。
もう20年ぶりぐらいに走る道なのですが、ほぼ1車線だった当時よりもだいぶ改良が進んでいました。
凍結に注意しつつ、急勾配の屈曲路を登っていきます。
峠から先の静岡県側は、いささか取ってつけたような愛称の「金太郎富士見ライン」、K365をダウン・ヒル。
その名に恥じず、巨大な富士山が裾野までのオール・ヌードを見せつけてくれる道でした。

小山まで下り、富士スピードウェイの東を掠めてK147で再びのヒル・クライム。
これまたKP61スターレットで走って以来20年ぶりの道なのですが、ほぼ完全2車線の快走ルートとなっておりビックリ。
とは言え標高1170mの三国峠をパスする山道ですので、これまで以上に路面に注意を払って走ります。
ただ路肩には雪が残っていたものの、数箇所の軽い凍結を除けば普通に走ることができました。
そして峠を越え、眼前に飛び込んできた素晴らしいパノラマに思わず声を挙げる42歳。
「おぉぉ、すげぇっ!」

三国峠付近.JPG三国峠から南アルプスを望む.jpg冬枯れの森の向こうに聳え立つ、真白き富士の山。
右手には山中湖が青い水を湛え、彼方には雪を頂く南アルプス連山が一望です。
いやもう、筆舌に尽くし難い絶景。
この素晴らしさ、私のコンパクト・デジカメと腕ではその半分も残せていないと思います(涙)。
「いやこりゃ最高だ」とCanon/EOS-1Dsのシャッターを次々と切るMTさんを横目で見つつ、初めてデジタル一眼レフを欲しいと思った次第です。
・・・って、やっぱり買えませんが(泣)。

所期の目的を果たした二人は、山中湖畔を走って日帰り温泉施設「紅富士の湯」へ。
今度は露天風呂から富士を拝もうって寸法です。
駐車場は満車に近くて驚きましたが、施設そのものが巨大なため混雑感はありません。
垣根越しの富士山を眺めつつ、38度と温めの露天風呂にのんびりと浸かりました。
その模様は、下の記事を参照下さい(笑)。

御殿場「艸季庵」.jpg「艸季庵」の粗挽き細切り蕎麦.jpg早朝から走り、絶景を仰ぎ、露天風呂に入ればお腹がグー。
R138を御殿場へと下り、蕎麦屋「艸季庵(そうきあん)」に到着したのはちょうど開店の直前でした。
この店は大変趣きのある日本家屋。
おかみさんによれば戦前に別荘としてこの地に建てられたとのことで、実に居心地の良い空間です。
もちろん、雰囲気に劣らず味も素晴らしい。
ねっとりとした蕎麦掻き、フワフワの出汁巻玉子、カリッと揚がった胡麻油の香る天ぷら。
そしてちょっと辛口のツユに浸けて手繰る、粗挽きの細切り蕎麦(大盛り)。
・・・四十路コンビ、極めて御満悦です。

大黒に大集合.JPG店を後にし、御殿場ICから東名高速道路に乗ります。
やや交通量は多かったものの、渋滞もなく順調に東へと走って行きました。
が、今回はまっすぐには帰らず、横浜町田ICから保土ヶ谷バイパス経由で首都高速狩場線、そしてベイブリッジを渡って大黒PAへ。
ALPINA B3Sカブリオに乗るk7さんが統括幹事として主催する、クルマ仲間の集いに乱入です。
1時間半ほどではありますが、皆さんと楽しくお話をさせていただきました。
詳しくは、k7さんのBlogをご覧下さい。

本日の走行距離は、360kmでした。

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正月休みの最終日は、晴天にも恵まれて実に有意義な一日となりました。
今回ゆっくりと走った南足柄広域農道、足柄峠、および三国峠は、いずれ機会を改めてきちんと走る価値が十分にある楽しい道だと思います。
また大黒PAでは思いもかけずたくさんの方々とお会いすることができ、楽しいひとときを過ごすことができました。
春になったら、今度は道の上でお会いしましょう。

・・・さて、明日から仕事だ(涙)。

M3×B3×Mt.Fuji.jpg
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