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群馬県・赤城山一周ドライブ [drive/touring]

東京の桜が見頃を終えた、4月初旬の日曜日。
北上する桜前線と爽快なドライビングを求めて、群馬県は赤城山を反時計回りにぐるっと一周走ってきました。


駒寄PAにて.jpg朝8時過ぎ、関越自動車道/赤城ICを東側に出ます。
予報が良いほうに外れた空は、青く明るく晴れわたっていました。
気温も思ったほど低くなく、前夜の雨も路面には殆ど残っていません。
文字通りのベスト・コンディションに恵まれたカントリー・ロードを走るのは、
フェニックス・イエローのM3に乗る、MTさん。
アルピン・ホワイトのM3に乗る、Kさん。
そしてマフラー・マウントカーナビが復活したB3に乗る、私の計三名です。


空っ風街道のM3×B3×M3.JPG空っ風街道のM3×M3.JPGK70をほんの少しだけ南に走って左折し、本日の第一目的路である通称「空っ風街道」に入ります。
赤城山の南麓を東西に走るこの広域農道は、予てから目をつけていた道。
実際に走ってみると路面状態も良く、センター・ラインは全線に亘ってホワイト。
様々な曲率のコーナーやストレート、適度なアップ・ダウンを織り交ぜた快適なドライビング・ロードでした。
交通量はあまり多くはなかったのですが、何度か先行車に苦しめられることもありました。
が、それも見通しの良いストレートでパスさせていただければいいだけのこと。
例によって前後を入れ替えつつ、3台は東へと走っていきました。


赤城南面千本桜.jpg広域農道を走り切ると、南側に並行して走るR353を少し西へ戻ります。
大きな駐車場にクルマを駐め、「赤城南面千本桜」を見て歩きました。
赤城山に向かって登る道の両側に、ずーっと桜が咲いています。
残念ながらまだ三分咲きといったところですが、それでも大勢の観光客で賑わっており、なかなかの風情です。
ただ、四十路トリオには上り坂が体に堪えます・・・。
最上部まで辿りつくことなく、途中で引き返して参りました(涙)。

再びR353を東へ向かい、K333で峠越え。
1-1.5車線のクネクネ山道を下っていくと、日光方面へと向かうR122に突き当たります。
左折して北へ走り、水沼駅付近で給油した後に小休止です。


わたらせ渓谷鉄道水沼駅付近.jpgひとやすみ.jpg春爛漫。
陽光降り注ぐ渡良瀬川周辺では、桜を始めとする花々が咲き誇っていました。
川を渡る春風に鯉幟が泳ぎ、岸辺では消防車が空に向かって高々と放水訓練をしています。
いやぁ、本当に気持ちイイです。
線路沿いのカメラマンは、一輌編成のローカル列車を桜越しにフレームに収めています。
ドサクサに紛れて、私もMTさん/Kさんに桜と列車とのスリー・ショットを撮ってもらいました(笑)。


K62を北へ.JPGパワー・スライド!.JPG30分ほどの休憩の後、3台は再び走り出します。
R122を少し戻り、赤城山の東側を南北に延びるK62へと右折。
この道は昨年の秋に逆方向から独りで走っており、その際の印象が非常に良かったため、今回のルートにも組み入れることとしたものです。
完全2車線の明るい山間路を、青/金/白の順で北に向かって快調に走っていきます。
シフト・レンジは3速⇔4速ですが、偶に2速で回るようなコーナーも現れる、変化に富んだ楽しいルートでした。
途中、不用意に突っ込んだ右コーナーで盛大にテールを振り出す私を、文字通り直後で見ていたMTさん。
「wataちゃん、思いっきり滑ってたねぇ。わははははは」
・・・いや、笑い事じゃないってば(汗)。
MTさんも別の左コーナーでM3のリアを流していたのですが、彼の場合は「意図的なパワー・スライド」。
私の「意図しないテール・アウト」とは、似ているようで月と鼈(スッポン)ほどにも違うのです(涙)。

薗原ダムの手前でK62に別れを告げ、赤城山方面へと南下。
山頂を目指すバイクの一団に追いつくのですが、我々は敢えて登頂路へは向かわず、K251を東へと右折します。
この道は、ショート・コーナーが連続する山間の楽しいワインディング・ステージ。
Kさん/MTさん/私の順で、殆ど先行車の無い2車線路を走っていきます。


砂だらけのK251.JPGところが路面には滑り止め用の砂が大量に残っており、思うようにペースを上げることができません。
小さなトンネルを抜けた先の右90度コーナーでは、その砂に先頭を行くKさんの白いM3が四輪とも大きくスキッド!
・・・一瞬の後、立ち込める砂塵の中からKさんが再び制御下に置いたM3が姿を現しました。
いやー、ビックリした・・・。
というワケで、暫くはロー・ペースでの走行が続きます。


ストレート!.JPG赤城西麓広域農道の3台.jpg山を越え、やがて砂の心配も無くなり、小さな交差点を左折。
ここからは赤城西麓広域農道を南下します。
沿道には人家が点在するため注意が必要ですが、ストレートとコーナーが交互に現れる気持ちの良いカントリー・ロードです。
金色のM3を先頭に、白のM3/青のB3と続いて快走。
程なく関越道/赤城ICを通過し、これを以って赤城山一周を完了しました。

空きっ腹を抱えた三名。
今回は私が怠慢こいて事前に店のリサーチをしてこなかったため、カーナビの情報を頼りに昼食処を探してK70を南へ走ります。
と、すれ違う車からパッシングが・・・。


K70群馬県渋川市赤城町勝保沢付近.jpg本日も、遭遇しましたネズミ捕り(笑→汗)。
ただ我々3台はゆっくり走っていましたし、その時は実際の測定は行われていなかったため、全員無事。
どうやら昼時とあってケーサツの皆さんは休憩中だったようで、母艦となるワゴン車の中で弁当を食っている模様です。
願わくば、そのままずーっと休憩して頂きたくお願い申し上げる次第です(伏)。


赤城「手打屋」.jpgで、フラッと入ったうどん/蕎麦の「手打屋」。
三人は天ざる蕎麦を頼んだのですが、これが実に旨かった。
蕎麦の香りやコシはもちろんのこと、ツユも文句無し。
盛りも良く、腹一杯になるまで堪能することができました。
蕎麦とうどんの両方を看板にしている店は、得てして「二兎を追うものは一兎をも得ず」となりがちなのですが、この店はどうやら然(さ)に非ず。
他のお客さんが食べているうどんも、実に旨そうです。

帰宅後に調べてみると、この付近は地元の商工会が「赤城麺ロード」と名づけているようで、5件ほどの店があるようです。
驚くのは、そのいずれもが蕎麦とうどんの両方を出している点。
いずれ再び訪れて、いずれかの店でうどんを試してくれようと固く心に誓いました(笑)。


関越道のB3.JPG
関越道のM3×M3.JPGゆっくりと食事を終えた三名は、赤城ICから比較的流れの良い関越道で帰宅の途に就きます。
少しだけ雨が落ちてきたりもしましたが、結局のところ天気はもってくれました。
東京へ近づくに連れて交通量も増えてきましたが、それを補ってなお余りある痛快なドライビングにご満悦の、我ら四十路トリオなのでした(笑)。

本日の走行距離は、400kmでした。

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