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房総ドライブ [drive/touring]

タイヤはその所期の性能を正しく発揮させるために、新品交換後100km程度はあまり負荷をかけずに走らせる必要があると言われています。
いわゆる「慣らし」とか「皮むき」とか言うヤツですね。
私も今回のフロント・タイヤ交換直後にそのまま高速道路で皮むきを行おうと思っていたのですが、時間の都合でそのまま帰宅。
皮むき、したいなぁ・・・。

というわけで、翌朝の5時にB3のイグニッションをON(←なぜ?)。
首都高速道路湾岸線を東へ向かい、東関東自動車道→京葉道路→館山自動車道と100km/hで走って皮むきを完了させました。
市原SAのロッテリアで朝飯を食っていると、アクアライン/海ほたるPAにいたKさんから電話がきてビックリ。
君津IC出口で待ち合わせ、快晴の空の下、射し始めた曙光の中を2台で南へと走りました。

R127を経て富津中央(ふっつちゅうおう)ICから富津館山道路に乗り、鋸南富山(きょなんとみやま)ICでアウト。
ここから房総半島を東へ縦断し、鴨川へ向かいます。
例によってなるべく交通量の少なそうなルートをセレクトし、K184へ。


K184からK34へ.JPGアルピン・ホワイトのM3とともに山間のワインディング・ロードを2速⇔3速で走っていきますが、やはり新しいタイヤはいいですね〜。
成仏したNタイヤとは、当然のことながら雲泥の差です。
とてもよく曲がり、不安感もありません。
少し意識しながら走らせていたのですが、レスポンスやグリップ感が一気に復活し、制動力も戻ってきています。
ことドライ・コンディションに限って言えば、DSCの出番はずいぶん少なくなりました(笑)。

半島中央部付近で一旦K34に出たものの、町を繋ぐ道だけあってクルマも多く、ダラダラ走行が続きます。
うーむ、これでは全く意味が無いぞ。
そこでR410で一旦南下、山の中から嶺岡中央2号林道で西へ鴨川を目指します。
この道は「ツーリングマップル」でおすすめのルートとなっていたために走ってみたのですが、舗装はされているものの狭くて路面も良くありません。
ただ交通量はほぼ皆無でしたので、アドベンチャー気分でのんびりと山の中を走っていきました。


鴨川にて.JPG舗装林道を走りきり、鴨川の海で一休み。
風が強くて寒かったのですが、雲ひとつ無い空に昇り始めた太陽に照らされた外房の海はとてもキレイでした。
ここから東へ天津小湊(あまつこみなと)まで走り、再び山の中へ。
K81で北上を開始しました。


K81-1.jpgK81-2.JPGこの道は広狭混在のワインディング・ルート。
路面の良い拡幅二車線路もあれば、すれ違いもできないような崖沿いの一車線路もあります。

K81K81.JPG変化に富んだステージが交互に現れ、気分はすっかりターマック・ラリー(←もちろん、「気分だけ」ですが)。
白いM3のテールを追いかけながら、楽しく走ることができました。

K81がR465と交差する手前に湧く、七里川温泉。
地元の人たちで賑わう、鄙びた温泉旅館です。
フロントで650円を払い、階上の露天風呂で手足を伸ばして寛ぎます。
うっすら黄色がかった硫黄泉、芯から温まるいいお湯でした。

・・・毎回毎回同じことを言ってますが、ワインディング・ラン、露天風呂とくれば、あとは旨い蕎麦(笑)。
とりわけ今回は先に温泉に入ったため、もう腹ペコで死にそうです。
R465で亀山湖へと向かい、目星をつけていた蕎麦屋の暖簾をくぐりました。


「上総屋京兵衛」の、蕎麦。.jpg
「上総屋京兵衛」の、鴨汁。.jpg「上総屋京兵衛」の鴨汁蕎麦は、絶品でした。
太く短い二八の冷たい田舎蕎麦を、鴨肉と長葱が浮かぶ濃い目の熱い汁につけて食うのですが、これが実に旨い。
蕎麦も汁も、言うことなしです。
出てきた蕎麦湯で残った汁を割り、一滴残らず飲み干しました。
うーん、大満足この上なし。
また来ます(キッパリ)。

蕎麦屋を出たのはまだ昼過ぎですが、空いているうちにとっと帰路に就くことに。
K24から有料道路の房総スカイラインを走ります。
この時間帯にはそこそこの交通量があり、かつ全線追越禁止のためマイペース走行とは行きませんでしたが、空いていれば大変楽しい高速ワインディング・ロードだと思われます。

その後は県道を結んで君津ICのゲートをくぐり、館山道を快走。
アクアラインへと向かうKさんのM3とは木更津JCTで別れ、渋滞にも遭わないまま往路と逆のルートで帰ってきました。

走行距離は、350kmでした。

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11月のサスペンション・リニューアルに始まり、アライメント調整エンジン・オイル+フィルター交換、そして今回のタイヤ交換とメンテナンスが続き、私のB3は現時点で購入以来最も良いコンディションにあると思います。
山岳方面の走行が厳しい季節ではありますが、いやいや、とても冬篭りなんてしてられません(笑)。
これからも、「走れる道」を探しては出撃しようと思っています。
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