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奥多野ドライブ [drive/touring]

「寝る前にワタさんのBlog見たんすよ。で、こりゃ行かなきゃと思って」
「おまえも酔狂だな〜(笑)」

3月最初の日曜日、朝6時半、関越自動車道下り線、嵐山PA
告知は前日の22時過ぎ、しかも行き先は凍結が懸念される奥多野エリアとあって、本日は絶対に誰も来ないと思っていました。
なのに、赤いALFA147ツインスパークに乗る同じ会社の後輩T。
しかしまぁ、良く来てくれたと思いますよ(笑)。
7時15分に出発し、本庄児玉ICからK44→K13と結び、神流湖(かんなこ)沿いのR462を西へ走ります。

080302神流湖3.jpg080302神流湖2.JPGそれにしても、予想より遥かに暖かい。
気温は摂氏3度ほどはあり、風も弱く陽射しが穏やかです。
念のためやや慎重に走っていきましたが、路面もほぼドライで問題ありません。
山肌にうっすらと雪が残っているものの、ここ奥多野にも春が確実に近づいてきているような印象を受けました。
湖を跨ぐ橋にクルマを駐め、清冽な朝の空気と共に深く喫う煙草はまた格別です。

080302「しおじの湯」.JPG時折行く手を阻む先行車をブチ抜きつつ、R462から引き続きR299を快調に走る青いB3と赤い147。
上野村に入ると、路面に撒かれた滑り止めの砂で滑ったりして、本末転倒も甚だしい限りです(汗)。
K124を左折して、浜平温泉「しおじの湯」で一番風呂。
ここは奥多野へ来ると毎回立ち寄ってますが、キレイでロケーションも良く、とても気に入ってます。
露天風呂で仁王立ち、見上げる蒼く高い空にゃ、トンビが輪を描きピーヒョロロ。
うーん、いいねぇ・・・。
袋の皺が伸びきるまで、ゆっくり浸かっておりました。

風呂から上がると、空腹も絶頂の極み。
K45で「峠のうどん屋 藤屋」へ向かいます。
このうどん屋、これまで4回訪ねているものの、そのうち店が開いていたのは2回だけ。
定休日でもないのに、休んでることがあるのです。
クルマ仲間の杉さん/tomさんを連れてやってきた前回は、ものの見事に休みでした。
今回は、食いたい。
頼む。
開いててくれ・・・。

・・・開いてた(泣)。
お茶受けの漬物をつつきながら後輩Tと炬燵で待つこと数分、出てきた野菜天ぷらうどんは相も変わらずの極太&極盛りでした。
七味を振り、巨大な二種類のかき揚げの隙間から覗く極太の麺を引き揚げ、口に放り込み、噛み、嚥み下し、かき揚げを割り、口に放り込み、噛み、嚥み下し、極太麺を噛み切り、嚥み下し、もう一つのかき揚げを割り、口に放り込み、噛み、嚥み下し、またまた極太麺を口に放り込み、噛み、嚥み下し、ゆで卵をつまんで口に放り込み、口の中が黄身でパサパサになり、ダシの効いたツユを一口飲み、極太麺を今度は少し多めに口に放り込み、噛み、噛み、ひたすら噛み、嚥み下し・・・。

080302「峠のうどん屋 藤屋」.jpg・・・ツユも含め、完食。
ちなみに私よりも体格が遥かに勝る後輩Tは、ツユとゆで卵を残していました(笑)。
それにしても、旨かった。
しかしながら、苦しい・・・(汗)。



ここから帰路に就きます。
奥多野と秩父の境である土坂峠(とっつぁかとうげ)を越える痛快屈曲路・K71は、残念ながら通行止め。
なので、来た道をそのまま戻ることにしました。
4速3000-4000rpmを軸に、明るい山間路を快適なクルージング。
K13/杉の峠をタイヤ鳴らして2速で駆けた後、本庄児玉ICへと向かうK44の途中でクルマを路肩に駐めて小休止です。
気温は10度を超えており、上着無しでも十分な陽気。
縁石に腰掛ける二人のオッサンが火を点けた煙草の先から立ち昇る紫煙が、風の無い春の空へゆっくりと溶けていきました。

wata「いやぁ、天気いいなぁ」
後輩T「ホント、暖かいっすねぇ」
w「思い切って来てみて良かったな」
T「うん、奥多野はやっぱイイっすよね」
w「しかし、明日からまた会社なんだよな・・・」
T「会社かぁ・・・」
w「・・・・・・」
T「・・・・・・」
w「行きたくねぇなぁ、会社(涙)」
T「行きたくないっすねぇ、会社(涙)」

本日の走行距離は、346kmでした。

080302神流湖.jpg


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現在地 [live!]

080302_1005~0001.jpgいや〜、やっぱコレですわ、コレ。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b36.04.15.24&lon=%2b138.42.15.17&fm=0


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