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リフト・サポート、脱落。 [about My B3]

一ヶ月ほど前、仲間と4台で箱根-伊豆を走った日曜日の晩、久しぶりに洗車場へ行きました。
高圧スチームでボディを洗ったあと、拭き取りのためにB3を移動させます。
が、暗い中、ウィンドウの水滴も拭わずにクルマを動かした報いを受けました・・・。

B3「ガリバキッ!」
私「げっ!」

・・・スチーム・ブースと拭き取りスペースとの間には自動洗車機が鎮座しているのですが、辺りを良く見ずにB3を移動させていたため、どうやらそのレールの上を跨いでしまった模様。
B3の下回り、右フロント・タイヤの後ろ辺りをレールに引っ掛けてしまいました。
あいたたた・・・。

で、しゃがんで引っ掛けた辺りを見てみると、無い(汗)。
そこにあるはずの、リフト・サポートが無いのです。


リフト・サポート(壊)
ここにあります。E46型などのBMWには、サイド・シル下部の両端、合計4箇所にブロック状の硬質樹脂が装着されています。
これらは「リフト・サポート」と呼ばれ、ジャッキ・アップの際のジャッキ・ポイントとして機能します。
そのリフト・サポートが取れちゃったのです。
件の自動洗車機レールの辺りを探してみると、案の定落っこちてました。
やれやれ・・・。
まぁ走行には影響も無さそうなので、落ちてたリフト・サポートを拾ってそのまま帰宅しました。


リフト・サポートの裏(壊)拾ったリフト・サポートを家で見てみると、ボディとの接合部分のプラスチックが折れちゃってます。
そもそもどうやってボディに装着されていたのか良くわかりませんが、いずれにせよこれでは再利用は不可能と思われます。
接着剤で無理矢理くっつけてやろうかとも思ったのですが、テキトーにつけてジャッキ・アップの際に取れちゃったりしたらエラいことになります。
というワケで後日、ネット・オークションに出品されていた新品のリフト・サポートを落札しました。

さて、車体側はどうなっているのか。
当日は夜のため確認もしませんでしたので、次の週末にチェックすることに。
横から覗きこんでもよくわかりませんので、車載ジャッキを使ってジャッキ・アップしてみようと思いました。

・・・って、リフト・サポートがないんだからジャッキ・アップできないじゃん(涙)。
ガレージ・ジャッキなど持ってない私、どうしたらいいかと少ない脳味噌で考えた挙句に閃いたのがこの暴挙。


危ないですね(汗)。・・・駐車場の車止めにフロント・タイヤを乗せ、リアを車載ジャッキでリフト・アップしました。
車止めに乗せる際にアンダー・スカート部分をヒットしないよう、木材を置いてアプローチ・アングルを確保。
リアをジャッキ・アップし、レジャー・シートを敷けば、下に潜りこむことができます。
ま、貧乏人の浅知恵もいいところですが、これでとりあえず目的は果たせます。
でも、地震が来たら死んじゃうな・・・。
皆様におかれましては、くれぐれもマネなどなさらぬよう(←しないって)。

下回りを見るとリフト・サポート以外にもひっかけた箇所があり、樹脂製のアンダー・ガードを止めているピンが紛失していたりしました。
近くのDIYストアで適当にネジを見繕い、装着。
一通りチェックしてみましたが、他にダメージは無さそうです。
センター・マフラーとかが破損してたら洒落になりませんので、まずは一安心。
あとはオークションで落札したリフト・サポートが到着するのを待つばかりです。

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新旧リフト・サポート、表。
新旧リフト・サポート、裏。到着しました。
新品のリフト・サポートを見てみると、ボディとの接合部はガッシリとした樹脂製の爪になってます。
下からピンを打ち込むとこの爪が開き、外れないようになるんですね。
しかし破損した部分を見ると、爪が根こそぎもぎ取られています。
かなりの力がかかったんだろうな、と恐ろしくなる一方で、この樹脂部品のおかげでボディにダメージがなかったんだな、と妙に感謝したりしました。

ということで、次の週末に再びB3を(無理矢理)ジャッキ・アップ。
リフト・サポートのピンをハンマーでぶっ叩き、装着完了です。

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・・・しかし、情けない(涙)。
大してカネもかからずにDIYで治せるレベルだったからまだ良かったようなものの、完全なる不注意が引き起こした今回の顛末。
己の迂闊さにハラが立ちます。
たとえ低速であっても、クルマを動かしている以上は周囲に目を配るのは当然のことですよね。
ヘタすりゃ事故にもつながるわけですから・・・。

いや、反省することしきりです(汗)。
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