SSブログ

「寸止めオバハン」、出現(汗)。 [arround My B3]

相変わらず右へと出て行くドライバー・ショットを矯正できないまま、ゴルフ練習場を後にする42歳(泣)。
追い討ちをかけるかの如き驟雨の中、失意のうちにB3で自宅へと向かいます。
住宅街を抜ける片側1車線の直線道路、反対車線は信号待ちの列。
前走車との間隔を十分に採り、30km/hから40km/h程度で進んでいきました。
それにしてもあれだけコンスタントにスライスが出るということは、逆に左を向いて打ってやれば結果オーライで正面に飛んで行ってくれるような気がしないでもな

「ひ・・・」

対向車線に並ぶクルマの途切れたところから鼻先を出したワンボックス車が一時停止をすることも無くそのまま右折に入ろうとしてB3の目の前に立ちはだかったため反射的にクラクションを鳴らしつつブレーキ・ペダルを床が抜けんばかりに強く踏み込んだ途端に濡れた路面でゴゴゴゴゴッとABSが作動を開始したものの如何せん距離が余りに短すぎたため接触は免れまいと半ば観念しステアリングを左に切って縁石にぶつけて停めようとした矢先、停車。

「す、寸止めやん・・・(大汗)」

右の眼前にはワンボックス車の左後部ドアが、左前には縁石がそれぞれ迫っていたものの、どちらにも何とかヒットせずに済んだ模様。
ワンボックス車を運転していたオバハン、真っ青な顔で頻りにこちらへと頭を下げながら、出てきた横丁へとバックを開始します。
その後退速度、文字通り亀の如し。
飛び出してきたときとは大違い、いわゆる牛歩戦術による嫌がらせか?と思わず勘ぐってしまうほどのノロノロっぷりです(笑)。
オバハンがすっかり横丁へ消えたのを確認し、凍りついた周囲のクルマに短いホーンと会釈とで詫びを入れつつ、その場を後にしました。

・・・それにしても、危なかった(汗)。
接触せずに済んだのはタイヤやABSの性能に拠るものなどではなく、単なる幸運だったとしか言いようがありません。
注意を怠っていたであろうオバハンにも腹が立ちますが、しかし今回のケースは私も十分予見できたはず。
対向車線で信号待ちをしている車列の途中が空いていることに気づいてさえいれば、そこから何やら出てくるかもしれないと用心することができたのです。
オッサン、抜かりました・・・(萎)。

譲ってくれたクルマに感謝しつつ、待たせてはいけないと慌てて右折したために発生する、いわゆる「サンキュー事故」。
良く起こる事故パターンのひとつとして私も認識してはいましたし、B3がレフト・ハンダーでもあることから、自身では引き起こさないよう特に気をつけているつもりです。
が、今回のように他のクルマが出てくることも十分あり得るんですよね・・・。
たとえ街中のチンタラ走行であろうともやはり常に注意を怠ってはならないことに改めて気づかされた、運転免許取得後24年目の夏でした。
nice?(0)  コメント(19)