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エンジン・マウント交換 [about My B3]

B3の積算距離計が60,000kmを突破したころ、漠然と「エンジン・マウントを交換しようかな〜」などと考えるようになりました。

特に不具合を感じるようなことは無かったのですが、こういった類いのパーツは気がつかないうちに少しずつ劣化が進むのだろう、と思ってます。
実際、劣化したエンジン・マウントの交換効果は劇的で、以前にM3Cやメルセデス2.3-16の購入時に交換した際は、NVHの大幅な減少と共にダイレクトなステアリング・フィールとなったことに驚きました。

そんなこんなでどうしようかと考えているうちに月日はダラダラと流れていくのですが、同じぐらいの走行距離を経たB3Sに乗るJAY-Tさんが交換を敢行、効果抜群だったとの記事を拝見。
ならばと思い立ち、最寄のBMW正規ディーラーへと赴きました。
前回「シーズン・イン・チェック」で世話になった、サービス・アドバイザーの方に相談です。

・・・が、しかし。
アドバイザー氏曰く、まだ交換の必要は無いとのこと。
特に大きな振動などの不具合が無ければ、年式や走行距離から考えてもまだまだ大丈夫だそうです。
そんな話を聞いてどうしようかと思いましたが、いずれは交換するものだろうし、フィール悪化の予防措置と考えて交換を決意しました。
ただ、「そうは言っても多少はフィーリングが良くなるだろう」なんて邪(よこしま)な考えが頭の片隅にあったこともまた事実。
併せてエンジン冷却水の交換作業も依頼し、B3を置いてディーラーを後にしました。

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数日後、B3を引き取りに再びディーラーへ。
アドバイザー氏、開口一番「やっぱり換える必要は無かったですねぇ」だって。
取り外したマウントも、まだまだ余裕で使える状態だったそうです。
うーん、微妙・・・。
ま、交換して悪くなることはありませんし、これも先行投資だと思って自身を納得させることとします。

案の定、帰宅するまでの市街地走行では交換前後の違いが全くわかりません。
しかしながら、少しは効果を期待してしまうのが人情と言うもの。
翌日からのGT2007でB3をコキ使ってやれば、或いは「嗚呼っ!(勃)」と感じるシーンに出会うかもしれません。
そんな期待を胸に秘めつつ、翌朝GTへと出立しました。

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で、5日間/1,800km余。
アクセル開けたりブレーキ踏んだりステアリングを回したり、さまざまな道でB3を走らせて感じたことは、以下の通りです。

■市街地:変化なし
■高速道路(6速5000rpmぐらいまで):変化なし
■カントリー・ロード(4速⇔5速クルージング):変化なし
■中高速ワインディング(3速⇔4速):変化なし
■低中速ワインディング(2速⇔3速):変化なし
■山岳狭隘路(2速⇔3速での低速走行):変化なし
■その他(アイドル時、後退時など):変化なし

・・・ということで、体感上は「全く変化なし」でした(涙)。

そもそも大人しく運転しているためにあまり劣化していなかったのか、はたまた私が鈍いのか。
恐らく、その双方なのでしょう。
いずれにせよ、これであと数年間/数万kmは交換を気に病む必要が無くなりました(笑)。
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