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255/35R18⇒125/80R17 [about My B3]

週末の夜、東行きの首都高速湾岸線でB3を走らせていました。
東雲JCT付近のストレート、周囲の流れに合わせてのんびりと走っていたため速度は100km/h弱ぐらいだったと思いますが、「タタタタタタタ・・・」と、速度に合わせて小さな音が聞こえ始めたのです。
タイヤの溝に何か挟まったのかな・・・なんて思いながら念のため少し速度を落とし、辰巳JCTを過ぎた辺りでのこと。

「バシャーンッ!!」
「な・・・何だ!?(汗)」

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トタン板を思いっきりぶっ叩いたような聞いたことのない激しい音に、心底驚いた47歳。
ウォーニング・ランプも灯らず、B3はわずかに振動を伴いながら真っ直ぐ走ってはいますが、こりゃタダゴトではなさそうです。
徐々に速度を落とし、ゆっくりと左車線に移って新木場ICでアウト。
すぐ先にあったパーキングでB3から降りてみたところ、左後輪の空気が抜けていました。
なんだ、またパンクか・・・。
このタイヤはひと月ほど前に自分でパンクを修理していたため、その作業が不完全だったのかもしれないと思いながらジャッキ・アップ。
で、外したタイヤを見てビックリ仰天、内側のサイド・ウォールが5-6cmほど裂けていたのです。
なるほど、それですんごい音がしたんですねぇ。
これではもう修理のしようが無いので、トランクからコンチネンタル社製の細~いテンポラリー・タイヤを引っ張り出してB3に装着。
再び首都高に乗り、タイヤの上限速度である80km/hを厳守して自宅に帰り着きました。

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翌朝、タイヤを再チェック。
DIYでのパンク修理箇所に異常は見られず、補修用のラバー・プラグも挿さったままでした。
「補修用プラグが走行中にすっぽ抜けて空気圧が一気に低下!⇒スタンディング・ウェーブ発生!⇒サイド・ウォール破裂!」かと思いきや、どうやら違うようですね・・・。
また、今回の破損は前回のパンク穴とは別の箇所で発生しているため、修理時の作業ミスでタイヤを傷つけたりしたワケでも無さそうです。
パンクを修理してから、高速道路や箱根/伊豆の山坂道を含め1,000kmほど走らせていますが、これまで特に変わったことはありませんでした。
空気圧は1週間前に適正値であることをチェック済、さらにスタディでの点検でもタイヤには異常のない旨を確認してもらっています。

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ひょっとして・・・と思い当たるのは、パンク当日にキャッツ・アイを踏んでいたこと。
パーキング・スピードだったので大した衝撃もなく、そんなんでこんなんなるのか?とも思うのですが、裂傷をよく見てみると、中央部に縦のキッカケ傷が入っているように見えなくもありません。
それとも、気づかないうちに首都高で落下物か何かを踏んづけてしまったのでしょうか。
うーん、わからん・・・。

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ま、原因は何であれ、いつまでもB3に125/80R17のタイヤを履かせておくワケにはいきません。
前回のタイヤ交換からまだ3,600kmですが、それなりに摩耗していることを勘案し、リア・タイヤを2本とも換えることにしました。
銘柄は、引き続きネクセン・N8000。
タイヤ通販のオートウェイは相変わらずの素晴らしい仕事っぷりで、オーダーした翌日の午前1時過ぎには最寄の宅配業者の営業所にタイヤが届いていました。
ピックアップしたN8000を持ち込んだのは、前回と同じく「クワッドドライブ/ワールドタイヤサービス」です。
これまでいくつかの取付店でタイヤを交換してもらいましたが、このショップはリーズナブルだけでなく、ホイール・バランスの精度がとても高いと感じています。
前日にはハマー・H2の26インチ・タイヤ(!)を交換したとのことですから、B3の18インチ・タイヤなんぞ楽勝なんでしょうね(笑)。
クライスラー・300Cに乗るお客さんとクルマ談義を楽しんでいるうちに作業は終了し、ショップを後にしました。

なお、実際に交換作業をしてくれたおにいさんにも今回のパンクについて聞いてみました。
曰く、前回のパンク時に気がつくまでに空気圧が低いままで走っていたとすれば、潰れたサイド・ウォールに負荷がかかって傷んでいた可能性があるとのこと。
なるほど、その日はM郎さんやShimaさんと房総半島のカントリー&ワインディング・ロードをさんざん走らせていましたから、確かにその通りかもしれません。
で、サイド・ウォールが弱っていたところに、今回キャッツ・アイか落下物か何かを踏んだ際の傷がキッカケとなって、首都高で破裂した・・・ってな感じなのだろうと考えています。

しかしまぁ、大したことが無くて良かった(汗)。
高速走行中にサイド・ウォールが裂けたワケですから、ヘタすりゃ完全なバースト状態となってタイヤがめちゃめちゃに破壊されることもあるでしょう。
そうなればコントロールを喪って、自車のみならず他車をも捲き込む事故を誘発しかねませんからねぇ・・・。
また、発生時に走っていた首都高は道幅の広い湾岸線、速度は大して出しておらず、しかも出口がすぐそばにあったおかげで、落ち着いて安全に退避することができています。
おまけに最近のクルマと違ってB3はテンポラリー・タイヤを積んでいたため自力で家まで帰れましたし、後日のタイヤ交換の際にもALPINAクラシック・ホイールにダメージは認められませんでした。
これらのことを考え合わせると、今回は本当に「不幸中の幸い」が連発してくれたのだと思っています。

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パンクは、なかなか防ぎようの無いトラブルだと思います。
ですが、タイヤの目視確認や空気圧チェックの頻度を上げることにより、パンクの予兆を発見する可能性を高めることはできるはずです。
今回のことを教訓に、これからはもっとタイヤのコンディションに気を遣っていこうと考えている次第です。

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ゆう320

パンクは恐いですね。1人で交換とかできるかな(汗)
大事無くてよかったです。


イレギュラーながら、最短記録樹立ですね。ボソッ
by ゆう320 (2013-08-23 11:13) 

MIZU

炎天下の中大変でしたね(汗
パンクは日頃注意しても突然ってことがほとんどでしょうから
事故につながらず本当によかったですね!
by MIZU (2013-08-23 14:08) 

wata

ゆう320さん、こんにちは。

ジャッキ・アップしてボルトを脱着するだけですから、スペア・タイヤへの交換なんて誰でも一人でできますよ(笑)。
ただ、最近はスペアを積んでいないクルマも多いようですけどね。
ちなみに3,600kmでのタイヤ交換は確かに最短ですが、残り溝が既に3mmにまで減っていましたので、あまりもったいないという気はしませんでした(汗)。

by wata (2013-08-23 20:04) 

wata

MIZUさん、こんにちは。

今回パンクしたのは夜だったのですが、スペアへの交換作業で汗ダクになりました(涙)。
トレッドに釘などが刺さるようなパンクだったらまだしも、サイド・ウォール部のバーストは空気が一気になくなるので、事故につながることもあると思います。
おっしゃる通り、最低限の被害で済んでくれて本当に良かったと思ってます。

by wata (2013-08-23 20:05) 

amataro

不幸中の幸いで何よりでした

流石にサイドウォールに亀裂が入ってしまったら、修理剤ではどうにもならないですからねぇ
パンク自体は以前よりも減ったとはいえ、やっぱりテンプタイヤってあった方がいいんじゃないかって思いますね

前回大黒でwataさんがタイヤの最短交換記録を塗り替えそうだと聞いてたのですが、図らずも溝を残したまま交換となってしまいましたね
新品タイヤとなってまた記録に挑戦ですね!
by amataro (2013-08-23 21:22) 

つくばの松

お~、ご無事何よりです!

私は安全運転なのでパンクの経験は少ないのですが、一度だけ猫目でバーストしたことがあります。あれは危険です。

税金で猫目を植え付けたり、ネズミを仕掛けたり・・・信じられませんね!




by つくばの松 (2013-08-23 21:29) 

マル運

こんばんは、マル運です。

今度の、D5・・・テンポラリー・タイヤでは無く、バンク修理キットなんですよね・・・
wataさんと同じ目にあった場合、私はレッカー移動になってしまうと思うと、テンポラリー・タイヤを装備した方が良いのに、オプションでも無いと言われたんですよね。。。

550とかのオプションでも装着出来ないですかね???
by マル運 (2013-08-24 23:11) 

wata

amataroさん、こんにちは。

サイド・ウォールの亀裂は、修理剤はもちろんパッチやプラグなどで治すこともできないと思いますので、履き替えるしかないんですよね・・・。
なので、テンポラリー・タイヤがあって本当に良かったと思ってます。
なお、私は別にタイヤ交換の最短記録に挑んでいるワケではありません。
ご承知おき下さい(汗)。

by wata (2013-08-25 17:24) 

wata

つくばの松さん、こんにちは。

私はB3でのパンクによるタイヤ交換はこれで二度目、いずれもサイド・ウォールの損傷によるものです。
前回もやはり税金で仕掛けられたキャッツ・アイを踏んでしまったのが原因で、それも一般道を普通に走っていたときのことでした。
ネコとネズミには、お互いに気をつけましょう(涙)。

by wata (2013-08-25 17:25) 

wata

マル運さん、こんにちは。

パンク修理キットを積んでるってことは、D5ターボも他のALPINA車と同様、ランフラット・タイヤを採用していないんですね。
今やMモデルを除く日本仕様のBMW車が履くタイヤは恐らく全てRFTなので、パンク修理キットすら装備していないんじゃないかと思われますし、同じ理由でテンポラリー・タイヤはオプションでも設定されていないんでしょうねぇ。

ただ、国によってはRFTを標準としていない仕様があるのでしょう、「RealOEM」で調べたところ、現行型のBMWにもスペア・キットが用意されているようです。
例えばD5ターボのベースとなった530dには、パーツ№36112159862「コンパクト・スペア・ホイール・システム」があります。
テンポラリー・タイヤの「Continental CST 17」135/90R17 104Mに専用アルミ・ホイール、ジャッキなどがセットになっているようです。
ディーラー経由での輸入は難しそうなので、私だったらスピードジャパンなどのパーツ屋さんに頼んじゃいますけどね(笑)。
http://www.realoem.com/bmw/showparts.do?model=5D11&mospid=55784&btnr=36_1449&hg=36&fg=95

by wata (2013-08-25 17:28) 

SHERRY

こんにちは。

大事に至らず何よりです!(汗)

クルマ歴が長いwataさんでもバーストは初めてなんですか…。

ワタシも最近、走行中にキャッツアイを踏んでしまい、この記事を拝見し、決して他人事では無いなと思いました…。

溝の残りも少なくなって来てる上に、スペアタイアではなく修理剤を積んでいるので、早々とタイヤの交換も検討しようと思います。
by SHERRY (2013-08-25 17:28) 

wata

SHERRYさん、こんにちは。

そうですね、こんなんなったらスペア・タイヤが無いとレッカーを呼ぶしかないですよね(笑)。
街中ならともかく、旅先の山の中で・・・などと考えると、最低でもテンポラリー・タイヤは必需だと思っています。
まぁそんなに頻繁に発生するもんでもありませんし、防ぎようの無いケースもありますが、いずれにせよタイヤの状態には常に注意を払わなきゃいけませんね。

by wata (2013-08-25 19:18) 

マル運

wataさん、情報を有り難うございます。

本日、世田谷のニコルに行って、実車のB5のトランクを見てきました。
スペアータイヤを積む空間がありませんでした。

リンク先のテンポラリー・タイヤを見ると、やはり袋入りでトランクや後席の置いておくタイプ・・・ちょっと考えてしまいます。。。

スピードジャパンでの購入って簡単なんでしょうか?

by マル運 (2013-08-26 23:43) 

Taka

wataさん、こんばんは。
事故無く、クルマも人も無傷で何よりでした。

これからだんだん涼しくなってきますから、
人にもクルマにも良い季節を
新しいタイヤでガンガン走れますね!

by Taka (2013-08-27 00:05) 

wata

マル運さん

そうですか、最近のBMWはそもそもスペア・タイヤを収納するスペースすら無いんですね・・・(涙)。
私はスピードジャパンで何度かBMW純正部品を買っていますが、購入手続きはカンタンだと思います。
ただ、このスペア・キットはかなり特殊な感じがしますので、まずは同社に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
併せて海外の通販サイトなどを調べてみるのもまた、一興かと存じますよ。

by wata (2013-08-27 19:27) 

wata

Takaさん、こんにちは。

そうですね、おかげさまで「首都高でサイド・ウォールがバースト!」の割には大したことありませんでした(笑)。
関東地方も猛暑の峠は越えたようですし、リア・タイヤも新しくなりましたので、引き続き楽しんで走りたいと思ってます。

・・・でも、フロント・タイヤは結構減っているような感じです(汗)。

by wata (2013-08-27 19:28) 

ちゅう

おはようございます。茨城広域農道を確認しようとお邪魔したら。。

ご無事で何よりです。ワタシ的には、前回パンク修理なさったタイヤだったというところ、とくに不幸中の幸いと感じました(^◇^) 2本とも交換されたとのことですが。。

実は先日、当方もサイドウォールにズバッと切れこみがはいってしまいました。サイズは21/100?28です。ロードレーサーの後輪ですw 10kg近く入れていますから、パンクの瞬間、それはスゴイ音でした。チューブラーなので、そのまま走ることも経験だと、20kmほど走りましたが、もう二度としたくないです(疲


by ちゅう (2013-09-01 06:05) 

wata

ちゅうさん、こんにちは。

交換はパンクした1本だけでも良かったのですが、3,600kmの割には何だかその・・・スリップ・サインが出かかっているような感じでしたので(汗)、両輪とも新調した次第です。

ロードレーサーって、チャリンコのことですかね。
空気圧、クルマの3倍も入れるなんてビックリです(笑)。

by wata (2013-09-01 08:36) 

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