MIL点灯 [about My B3]
shimaさん企画の榛名・妙義ドライブへと向かう朝。
B3のエンジンをスタートさせるとすぐ、インストゥルメント・パネル内に二つのウォーニング・インジケータが灯りました。
ひとつは、右ヘッド・ライト・ユニットの玉切れ警告灯。
ライト・スイッチをひねって確認してみると、ハイビーム/ロービームに問題はなく、ポジション・バルブだけが切れていることがわかりました。
で、もうひとつはMIL、いわゆるエンジン・チェック・ランプです。
これまで17万km近くB3を走らせていながら、MILが点いたのは今回が初めてです。
オーナーズ・マニュアルを紐解くと、排気ガスの濃度がおかしいときなどに点灯する、とありました。
エンジンをON/OFFしてもMILは消えませんが、排ガスは見た目もニオイもごく普通、エンジンも普段通り静かにアイドリングを続けています。
不調が出たら引き返せばいいや・・・と考えて、そのままドライブに突入。
しかしB3はいつものように絶好調、ハイウェイや山坂道でのドライビングを思い切り楽しんで、何事も無く帰宅しました。
翌日、まずはポジション・バルブの交換です。
去年の夏に交換した白色光バルブが、1年も経たずに切れてしまったんですな・・・。
幸い、オリジナルのバルブは捨てずに取っておいたので、左右ともに元に戻してハイ終了。
柄にもなくカッコだけのために換えたりするから、こういう情けない目に遭うんですよねぇ(涙)。
もう二度と余計なことはするまい、と心に決めつつイグニッションを入れると、玉切れ警告灯はバッチリ消灯していました。
では、MILはなぜ点灯したのでしょうか。
ディーラーへ持っていって調べてもらうか・・・とも思いましたが、何ひとつ不具合を感じられないまま入庫させるのもシャクに触ります。
疑うべきは吸排気系、そう言えば先週末にエア・フィルターを外して清掃していますので、それが何か関係あるのかもしれません。
また、距離的にこれまで無交換のO2センサーが寿命を迎えていたとしても不思議ではありませんし、どこかのエア・ホースが劣化して二次エアを吸ったりなんかしているのかもしれません。
・・・ま、要するにサッパリわからんのです(笑)。
わからんながらも特段の不具合を感じないことから、どこかのセンサーが瞬間的に拾ったエラーがDME内に残っており、それがMILを点灯させているだけなんじゃないかと考えることに決定!(←いいのか?)
引き続き、様子を見ながら走らせることにしました。
ところがその翌週、独りでB3をドライブしていたときのこと。
神奈川県西部の山ん中で小休止を終えてB3をリスタートさせると、それまで点いていたMILがアッサリと消えているのです。
その後は何度エンジンをON/OFFしようと、どんだけエンジンをブチ回そうと(←いや、そんなに回してませんが)、MILが再び点灯することはありませんでした。
Web上でいろいろ調べてみたところ、OBD2がDTC(トラブル・コード)を検知してMILを点灯させた場合、以降3回連続の運転時に同じDTCを拾わなければMILを消灯させる、とありました。
ここで言う「運転」とはウォームアップ・サイクル、つまり冷間時から通常運転温度まで水温が上がることを1回とカウントするとの由。
確かに今回がMIL点灯から3回目の「運転」ですし、前述の通り不具合も感じられませんでしたから、やはり本格的なトラブルでは無かったということなのでしょう。
大菩薩~奥多摩エリアのドライブを安心して楽しむことができました。
が、それはそれとして、どんなDTCを拾ったのかはやはり気になるところです。
MILが消えても、そのDTCはDME内に一定期間(ウォームアップ・サイクル40回から80回の間)残っているらしいので、それを確認した上で消去したい。
でもって、以降もDTCが出ていないかどうか、自分で定期的にチェックしたい。
・・・ということで、中国製の激安OBD2簡易診断機を買いました(笑)。
「ShenZhen Creator C110」は汎用のOBD2スキャナーではなく、BMW/BMWミニの専用品を謳っています。
B3のOBD2ポートにコネクタを挿し、イグニッション・スイッチをACCまで入れてから、C110を操作して「3Series→E46」と車輌を選択。
メニューから「Driver→DME[Engine]」を選んで「Read Trouble Code」を指示すると、"Fuel trim bank 2 control limit" とのトラブル内容が表示されました。
よくわかりませんが、何らかの理由で燃調が補正限界を超えちゃったってことなのでしょうかねぇ・・・。
しかし前述の通りMILが消えたことから、このDTCは一時的なものだろうと考えていますので、「Clear trouble code」でDMEからその履歴を消去。
その後、福島ツーリングを含め1,000km以上走ってから再びC110を繋いでみましたが、DTCはまったく検知されませんでした。
今回のMIL点灯については、とりあえずこれで落着したと思っています。
が、もし近いうちに再点灯し、DMEが同じDTCを吐き出すようであれば、不具合の有無に関わらず入庫させるべきかもしれませんね。
ちなみにC110はさまざまなデータをリアルタイムで表示させることもできるので(それは「CAMP2」の比ではありません)、近いうちにいろいろと試してみようと思います。
対応車種はかなり幅広く、1/3/5/6/7/8/X/Zシリーズおよびミニの各モデルをカバーしているとのこと。
B3に常備しておきますので、興味があればご一緒した際にでもお声掛けください。
診断しますよ(笑)。
B3のエンジンをスタートさせるとすぐ、インストゥルメント・パネル内に二つのウォーニング・インジケータが灯りました。
ひとつは、右ヘッド・ライト・ユニットの玉切れ警告灯。
ライト・スイッチをひねって確認してみると、ハイビーム/ロービームに問題はなく、ポジション・バルブだけが切れていることがわかりました。
で、もうひとつはMIL、いわゆるエンジン・チェック・ランプです。
これまで17万km近くB3を走らせていながら、MILが点いたのは今回が初めてです。
オーナーズ・マニュアルを紐解くと、排気ガスの濃度がおかしいときなどに点灯する、とありました。
エンジンをON/OFFしてもMILは消えませんが、排ガスは見た目もニオイもごく普通、エンジンも普段通り静かにアイドリングを続けています。
不調が出たら引き返せばいいや・・・と考えて、そのままドライブに突入。
しかしB3はいつものように絶好調、ハイウェイや山坂道でのドライビングを思い切り楽しんで、何事も無く帰宅しました。
翌日、まずはポジション・バルブの交換です。
去年の夏に交換した白色光バルブが、1年も経たずに切れてしまったんですな・・・。
幸い、オリジナルのバルブは捨てずに取っておいたので、左右ともに元に戻してハイ終了。
柄にもなくカッコだけのために換えたりするから、こういう情けない目に遭うんですよねぇ(涙)。
もう二度と余計なことはするまい、と心に決めつつイグニッションを入れると、玉切れ警告灯はバッチリ消灯していました。
では、MILはなぜ点灯したのでしょうか。
ディーラーへ持っていって調べてもらうか・・・とも思いましたが、何ひとつ不具合を感じられないまま入庫させるのもシャクに触ります。
疑うべきは吸排気系、そう言えば先週末にエア・フィルターを外して清掃していますので、それが何か関係あるのかもしれません。
また、距離的にこれまで無交換のO2センサーが寿命を迎えていたとしても不思議ではありませんし、どこかのエア・ホースが劣化して二次エアを吸ったりなんかしているのかもしれません。
・・・ま、要するにサッパリわからんのです(笑)。
わからんながらも特段の不具合を感じないことから、どこかのセンサーが瞬間的に拾ったエラーがDME内に残っており、それがMILを点灯させているだけなんじゃないかと考えることに決定!(←いいのか?)
引き続き、様子を見ながら走らせることにしました。
ところがその翌週、独りでB3をドライブしていたときのこと。
神奈川県西部の山ん中で小休止を終えてB3をリスタートさせると、それまで点いていたMILがアッサリと消えているのです。
その後は何度エンジンをON/OFFしようと、どんだけエンジンをブチ回そうと(←いや、そんなに回してませんが)、MILが再び点灯することはありませんでした。
Web上でいろいろ調べてみたところ、OBD2がDTC(トラブル・コード)を検知してMILを点灯させた場合、以降3回連続の運転時に同じDTCを拾わなければMILを消灯させる、とありました。
ここで言う「運転」とはウォームアップ・サイクル、つまり冷間時から通常運転温度まで水温が上がることを1回とカウントするとの由。
確かに今回がMIL点灯から3回目の「運転」ですし、前述の通り不具合も感じられませんでしたから、やはり本格的なトラブルでは無かったということなのでしょう。
大菩薩~奥多摩エリアのドライブを安心して楽しむことができました。
が、それはそれとして、どんなDTCを拾ったのかはやはり気になるところです。
MILが消えても、そのDTCはDME内に一定期間(ウォームアップ・サイクル40回から80回の間)残っているらしいので、それを確認した上で消去したい。
でもって、以降もDTCが出ていないかどうか、自分で定期的にチェックしたい。
・・・ということで、中国製の激安OBD2簡易診断機を買いました(笑)。
「ShenZhen Creator C110」は汎用のOBD2スキャナーではなく、BMW/BMWミニの専用品を謳っています。
B3のOBD2ポートにコネクタを挿し、イグニッション・スイッチをACCまで入れてから、C110を操作して「3Series→E46」と車輌を選択。
メニューから「Driver→DME[Engine]」を選んで「Read Trouble Code」を指示すると、"Fuel trim bank 2 control limit" とのトラブル内容が表示されました。
よくわかりませんが、何らかの理由で燃調が補正限界を超えちゃったってことなのでしょうかねぇ・・・。
しかし前述の通りMILが消えたことから、このDTCは一時的なものだろうと考えていますので、「Clear trouble code」でDMEからその履歴を消去。
その後、福島ツーリングを含め1,000km以上走ってから再びC110を繋いでみましたが、DTCはまったく検知されませんでした。
今回のMIL点灯については、とりあえずこれで落着したと思っています。
が、もし近いうちに再点灯し、DMEが同じDTCを吐き出すようであれば、不具合の有無に関わらず入庫させるべきかもしれませんね。
ちなみにC110はさまざまなデータをリアルタイムで表示させることもできるので(それは「CAMP2」の比ではありません)、近いうちにいろいろと試してみようと思います。
対応車種はかなり幅広く、1/3/5/6/7/8/X/Zシリーズおよびミニの各モデルをカバーしているとのこと。
B3に常備しておきますので、興味があればご一緒した際にでもお声掛けください。
診断しますよ(笑)。
たれぱんだ懐かしい。
エンジン警告灯は以前、120iに乗っていた時に点灯してDへ行きましたが、問題ないですねぇ~と消されました。猪がツッコミいれると点くみたいです(違う)
by ゆう320 (2013-06-16 09:13)
ゆう320さん、こんにちは。
バルブは手で触らないほうがいいのでポケットからハンカチを取り出したら、「たれぱんだ」でした・・・(汗)。
仰るとおり、MILは点灯しても問題無いケースがよくあるようですね。
実際にエンジンの吹け上がりが悪くなったり、エマージェンシー・モードに入ったりしたらディーラーへ行こうと思っていたのですが、おかげさまでB3は何事も無かったかのように走っております(笑)。
by wata (2013-06-16 18:50)
うーん、警告等が点灯すると、ドキッとしますよね。
私のB3Sも現在絶好調ですが、過走行車ですので、壊れたら修理し、走らなくなったらレッカーを呼べばと簡単に考えています。
英語は読めそうもありませんが(涙)、お会いしたときに診断お願いします。(伏)
by M郎 (2013-06-16 22:02)
wata様 楽しく拝見しております。先日は仕事?で阿蘇+青島を
走って参りました。 熊本県k18-南阿蘇地区のベリーソフト(東京
から移住して18年-おねいさんおすすめソフト)。次回の出撃の折
には是非お試し下さい。 当方のe48も色々と賑やかに警告ランプが
点灯します。10万kmを超えると人間なら40歳頃でしょうか。30万
kmのレポート楽しみにしております。宜しく御願いします。
by かめ2号allrad多摩 (2013-06-16 23:27)
M郎さん、こんにちは。
そうですね、私のB3もそれなりに距離を走らせているので、まぁ多少の不具合が出るのは仕方無いと思ってます。
そんなこともあって診断機を買ってみたのですが、正直私もディスプレイに表示される英語の意味はイマイチわかっていません。
ま、とりあえず挿してみましょう(←そんなんでいいのか?)。
by wata (2013-06-16 23:29)
かめ2号さん、こんにちは。
そうですか、阿蘇を走られましたか。
私も5月の初旬に走ったばかりですけど、もう再訪したくなっています(笑)。
記事の通り警告灯は点灯しなくなりましたが、何だかんだで20万km近く走ってますからねぇ。
ドライバーもB3も、オッサンですな(涙)。
by wata (2013-06-16 23:37)
お久しぶりでございます。
エンジンチェックランプは心臓に悪いです(人間の、ですが)。
一度も点灯したことがなかったとは(驚愕!)。
平均時速が高い車はさすがです。
これには何度泣いたことかw 大概がCPS交換でしたね。無視しようにも
アイドル振動が段々増してくるんで無理でした。
ところで、思い違いかもしれませんが、wataさんのお名前はKで始まりますか?
by はいぺりおん (2013-06-18 15:52)
こんばんは、Dr Wata!
実は先月ギアビックリマークが2度ほど点灯し、(MT警告灯)近所の行きつけの基地で診断のところ、電気信号・回転系のセンサーエラーと出ました。信号を消去し、心配してしばらく様子を見ましたが、その後は症状(警告灯、その他症状)はありませんでした・・・
しかし本日のwataさんの記事を読んで安心しました!その後3回症状がないと「大したことないから忘れて~」ということなのですね(笑)
あ、いつもその英語の機械、持っていてくださいね、辞書は私が持っていきますから・・(汗)
by つくばの松 (2013-06-18 18:52)
はいぺりおんさん、こんにちは。
MILは今回初めて点灯しましたが、結果的に点灯しただけだったようでラッキーでした(平均時速は無関係だと思われますが・・・)。
CPSとは、クランク或いはカムシャフト・ポジション・センサーのことですかね。
アイドリング不調などの実症状が出るようであれば、修理/交換せざるを得ませんよね(涙)。
ちなみに私の名前は、Kでは始まっておりません。
アルファベットではなく、漢字です(笑)。
by wata (2013-06-18 21:53)
つくばの松さん、こんにちは。
「ギアビックリマーク」ってのがよくわかりませんが、松さんのB3も何事もなかったようで良かったです!
今回のことをキッカケにOBD2についてWebであれこれ調べてみましたけど、いや~、知らないことだらけでした・・・。
私ゃもちろん単なる受け売りで書いているだけですので、あまりアテにしないで下さいね(逃)。
ちなみにE46型BMWのOBD2ポートは、年式によって場所と形状が異なるようです。
もしエンジン・ルーム内の丸型ポートだとしたら、辞書だけでなく変換アダプターもご用意下さい(伏)。
by wata (2013-06-18 22:07)