四国GT2012[7]さよなら、四国 [drive/touring]
9月8日。
香川県坂出市のホテルで、朝6時に目が覚めました。
窓を開けると蒸し暑い風が吹き込んで来、雨も多少パラついているようです。
シャワーを浴びたらフロントでもらった市内のうどん屋マップを開き、朝から営業している店をチェック。
そう、今日は四国を離れる前に讃岐うどんを喰っておこう、との魂胆なのです。
もちろん、坂出市以外にもうどん屋はたくさんあるのですが、リサーチも面倒なので今回はこのマップ上だけで候補店をセレクトしました。
そのうちに雨も止んだので、うどん屋行脚に出発です。
1軒目、「がもううどん」。
8時半開店とのことで到着したのが8時過ぎだったのですが、さすがは超のつく有名店。
田んぼに面した広い駐車場は半ば埋まりつつあり、小さな店の前には既に行列ができています（汗）。
仰天しながらその列に加わり、冷たいうどんの小（130円）にあげ（80円）を載せ、冷たいダシをかけて店外でいただきました。
・・・いやはや、素晴らしく旨いですねぇ。
喉越しの良いうどんにしっかりしたダシと甘く炊いたあげもバッチリで、ここで腹いっぱい喰って行脚を終えてもいいとさえ思いました（笑）。
別棟の売店で土産用のうどんとダシ、醤油を購入し、次の店へと向かいます。
2軒目、「山下うどん店」。
がもううどんのすぐ近く、川沿いの土手の下にあり、ここも多くのお客さんで賑わっていました。
店に入ってみると、石川五右衛門もビックリの大釜でうどんをガンガン茹でています。
冷たいうどんの小（150円）に芝エビのかき揚げ（200円）を載せ、熱いダシをかけてまたもや店外でいただきました。
ニュルッとしたうどんと、エビだらけにも程があるカリカリかき揚げとのコンビネーションが最高です。
ちなみに私、「ごちそうさまっ！」と元気よくどんぶりを返しておきながら、すっかり会計を忘れておりました・・・。
次の店の手前で気がつきスクランブル・ダッシュでUターン、一同大爆笑の店内で、平身低頭でおばちゃんに350円を支払った次第です（汗）。
3軒目、「てっちゃん」。
田んぼの真ん中、広い敷地に立つ新しい立派な店構え。
これまでの2店とは違い、エアコンの効いた店内でゆっくりとうどんを喰うことができます。
ぶっかけうどん（220円）に半熟卵の天ぷら（100円）を載せ、おろし生姜やネギ、ゴマをトッピングしていただきました。
ここの手打ちうどんはコシが強く滑らかで、実に食べ応えがあります。
ぶっかけのダシは醤油の立ったツユと言った按配で、讃岐うどんらしからぬ濃口です。
ちょっと辛いかな・・・とも思いましたが、半熟卵の天ぷらを割って混ぜるとちょうど良い加減となり、更においしく食べることができました。
と言うことで、今回は3軒のハシゴで腹いっぱい。
お会計は、〆て880円です（笑）。
ごちそうさまでした。
今日は土曜日、ひねり出した遅い夏休みも残すところあと二日。
そんなわけで明日までには帰らなきゃいけないのですが、うどんを喰った後はノー・プランと言うのが現状です。
いずれにせよ、本日中に四国を離れることだけは決めているので、その時まで近郊をフラフラすることにしました。
で、まず向かったのが城山（きやま）山頂。
香川県の平野部には溜池とともに小さな山がたくさんあるのですが、そのひとつである城山にはK188で登ることができます。
夏の匂いが残る山頂公園には思いのほか涼しい風が吹き、眼下には山と溜池と街が、その向こうには昨日まで彷徨っていた四国山地が大きく横たわっていました。
次は瀬戸内海を間近に走ろうと、山を下りてK16へ。
サイド・ウィンドウを下ろし、海を渡る瀬戸大橋を眺めながらの軽いシーサイド・クルージングは実にいい気分です。
引き続き、K281/五色台スカイラインを駆け上がっていきます。
これが四国最後のワインディング・ランになるだろうとの思いと共に、無理をせずのんびりと走りました。
四国と本州とのアクセスは、前々回/前回とも鳴門大橋－明石海峡大橋を使っています。
が、今回の帰路は初めて瀬戸大橋を渡ってみることにしました。
坂出の瀬戸大橋記念公園近辺で仰ぎ見るその橋のデカさに文字通り仰天してから、坂出北ICで瀬戸中央自動車道に乗ります。
瀬戸内海の景色を眺めながら橋を渡り切り、岡山県/児島ICでアウト。
鷲羽山の展望所から来た道を振り返り、四国に別れを告げました。
誰もいないK393/鷲羽山スカイラインを走るB3。
適度なアップダウンに恵まれた2車線のワインディングで、楽しく走ることができました。
走りながら今日はどうしようかと考えたのですが、まぁとりあえず自宅方面に向かうしかねぇだろと思い、水島ICから再び瀬戸中央道に乗ります。
道は空いており快適で、傾く陽を背に山陽自動車道を快走。
やがて夕刻となり、神戸JCTでスイッチした中国道では渋滞寸前の混雑となりましたが、なんとか通り抜けて名神高速/草津PAで休憩です。
で、JARTICの道路交通情報をチェックすると、東名が岡崎付近で渋滞中とのこと・・・。
この先は強い雨が降っているとの情報もあり、帰るのが面倒になって途中でもう一泊することに決定。
スマートフォンを開き、「じゃらんnet」で駐車場つき最安値のホテルを検索/予約してから、すっかり暗くなった雨の新東名を走りました。
三重県四日市の市街地に建つ、「ホテル サンルート四日市」にチェック・イン。
荷を解き、晩飯を喰うべくだだっ広い大通りをブラブラと歩きます。
ちなみに私、「トンテキ」が四日市の名物であることを、本日生まれて初めて知りました（笑）。
と言うことで、駅前の「トンテキ屋 ちゃん」に入り、定食を注文。
濃厚なタレに光るごっつい豚肉にかぶりつき、その脂を生ビールで洗い流しながら、「帰りたくねぇなぁ・・・」と独り小さく呟くのでありました（涙）。
本日の走行距離は、497km。
走行時間は7時間24分、平均速度は67.0km/hでした。
香川県坂出市のホテルで、朝6時に目が覚めました。
窓を開けると蒸し暑い風が吹き込んで来、雨も多少パラついているようです。
シャワーを浴びたらフロントでもらった市内のうどん屋マップを開き、朝から営業している店をチェック。
そう、今日は四国を離れる前に讃岐うどんを喰っておこう、との魂胆なのです。
もちろん、坂出市以外にもうどん屋はたくさんあるのですが、リサーチも面倒なので今回はこのマップ上だけで候補店をセレクトしました。
そのうちに雨も止んだので、うどん屋行脚に出発です。
8時半開店とのことで到着したのが8時過ぎだったのですが、さすがは超のつく有名店。
田んぼに面した広い駐車場は半ば埋まりつつあり、小さな店の前には既に行列ができています（汗）。
仰天しながらその列に加わり、冷たいうどんの小（130円）にあげ（80円）を載せ、冷たいダシをかけて店外でいただきました。
・・・いやはや、素晴らしく旨いですねぇ。
喉越しの良いうどんにしっかりしたダシと甘く炊いたあげもバッチリで、ここで腹いっぱい喰って行脚を終えてもいいとさえ思いました（笑）。
別棟の売店で土産用のうどんとダシ、醤油を購入し、次の店へと向かいます。
がもううどんのすぐ近く、川沿いの土手の下にあり、ここも多くのお客さんで賑わっていました。
店に入ってみると、石川五右衛門もビックリの大釜でうどんをガンガン茹でています。
冷たいうどんの小（150円）に芝エビのかき揚げ（200円）を載せ、熱いダシをかけてまたもや店外でいただきました。
ニュルッとしたうどんと、エビだらけにも程があるカリカリかき揚げとのコンビネーションが最高です。
ちなみに私、「ごちそうさまっ！」と元気よくどんぶりを返しておきながら、すっかり会計を忘れておりました・・・。
次の店の手前で気がつきスクランブル・ダッシュでUターン、一同大爆笑の店内で、平身低頭でおばちゃんに350円を支払った次第です（汗）。
3軒目、「てっちゃん」。
田んぼの真ん中、広い敷地に立つ新しい立派な店構え。
これまでの2店とは違い、エアコンの効いた店内でゆっくりとうどんを喰うことができます。
ぶっかけうどん（220円）に半熟卵の天ぷら（100円）を載せ、おろし生姜やネギ、ゴマをトッピングしていただきました。
ここの手打ちうどんはコシが強く滑らかで、実に食べ応えがあります。
ぶっかけのダシは醤油の立ったツユと言った按配で、讃岐うどんらしからぬ濃口です。
ちょっと辛いかな・・・とも思いましたが、半熟卵の天ぷらを割って混ぜるとちょうど良い加減となり、更においしく食べることができました。
と言うことで、今回は3軒のハシゴで腹いっぱい。
お会計は、〆て880円です（笑）。
ごちそうさまでした。
今日は土曜日、ひねり出した遅い夏休みも残すところあと二日。
そんなわけで明日までには帰らなきゃいけないのですが、うどんを喰った後はノー・プランと言うのが現状です。
いずれにせよ、本日中に四国を離れることだけは決めているので、その時まで近郊をフラフラすることにしました。
で、まず向かったのが城山（きやま）山頂。
香川県の平野部には溜池とともに小さな山がたくさんあるのですが、そのひとつである城山にはK188で登ることができます。
夏の匂いが残る山頂公園には思いのほか涼しい風が吹き、眼下には山と溜池と街が、その向こうには昨日まで彷徨っていた四国山地が大きく横たわっていました。
次は瀬戸内海を間近に走ろうと、山を下りてK16へ。
サイド・ウィンドウを下ろし、海を渡る瀬戸大橋を眺めながらの軽いシーサイド・クルージングは実にいい気分です。
引き続き、K281/五色台スカイラインを駆け上がっていきます。
これが四国最後のワインディング・ランになるだろうとの思いと共に、無理をせずのんびりと走りました。
四国と本州とのアクセスは、前々回/前回とも鳴門大橋－明石海峡大橋を使っています。
が、今回の帰路は初めて瀬戸大橋を渡ってみることにしました。
坂出の瀬戸大橋記念公園近辺で仰ぎ見るその橋のデカさに文字通り仰天してから、坂出北ICで瀬戸中央自動車道に乗ります。
瀬戸内海の景色を眺めながら橋を渡り切り、岡山県/児島ICでアウト。
鷲羽山の展望所から来た道を振り返り、四国に別れを告げました。
誰もいないK393/鷲羽山スカイラインを走るB3。
適度なアップダウンに恵まれた2車線のワインディングで、楽しく走ることができました。
走りながら今日はどうしようかと考えたのですが、まぁとりあえず自宅方面に向かうしかねぇだろと思い、水島ICから再び瀬戸中央道に乗ります。
道は空いており快適で、傾く陽を背に山陽自動車道を快走。
やがて夕刻となり、神戸JCTでスイッチした中国道では渋滞寸前の混雑となりましたが、なんとか通り抜けて名神高速/草津PAで休憩です。
で、JARTICの道路交通情報をチェックすると、東名が岡崎付近で渋滞中とのこと・・・。
この先は強い雨が降っているとの情報もあり、帰るのが面倒になって途中でもう一泊することに決定。
スマートフォンを開き、「じゃらんnet」で駐車場つき最安値のホテルを検索/予約してから、すっかり暗くなった雨の新東名を走りました。
三重県四日市の市街地に建つ、「ホテル サンルート四日市」にチェック・イン。
荷を解き、晩飯を喰うべくだだっ広い大通りをブラブラと歩きます。
ちなみに私、「トンテキ」が四日市の名物であることを、本日生まれて初めて知りました（笑）。
と言うことで、駅前の「トンテキ屋 ちゃん」に入り、定食を注文。
濃厚なタレに光るごっつい豚肉にかぶりつき、その脂を生ビールで洗い流しながら、「帰りたくねぇなぁ・・・」と独り小さく呟くのでありました（涙）。
本日の走行距離は、497km。
走行時間は7時間24分、平均速度は67.0km/hでした。
こんばんは！
とても満喫されてお帰りになったこと、
記事を読み返す度に思います。
何気ない風景をも楽しむことができるのは、
やはり秀でた才能だと思います。
特にいつも思うのが、比率を多めに撮られている空の綺麗さです！＾＾
そして、ふいの延泊も旅の醍醐味ですね＾＾
９枚目、１０枚目はやはり、アートを感じます・・・。
あ！いやいや、うどん！
ほんっ・・とう！に、うまそう！です！！
行かねば！
うまさで、お会計を忘れないように！との教訓を胸に！＾＾
by wakinchan (2012-09-25 02:45)
・・・・ん～感動しました！
究極の至福の時でしたね～。朝から本物の讃岐うどんを食べまくりなんて、羨ましいにもほどがあります！ヘルシーな食生活の後にトンテキをガツンといくところは理想的バランスです・・・・
ご本人も感動されたようで、山から飛び降りている写真もありますね・・・えっ、飛距離がわからないように地面を写してないだけ？（爆）
by つくばの松 (2012-09-25 05:57)
wakinchanさん、こんにちは。
はい、おかげさまで四国のクルマ旅を大満喫してまいりました。
今回のGTでは天気がめまぐるしく変わったこともあり、晴れているときにはなるべく空や雲の表情を写すようにしていた気がします。
そんなワケで空に露出を合わせた写真も多く、結果的にB3が暗く写ってしまっているのはご愛嬌（←ご愛嬌か？）。
なお、ご指摘の9枚目と10枚目についてはつぶさにチェックしてみましたが、今回も「アート」に相当する要素は見られませんでした・・・。
坂出の「山下うどん店」は、食後に自己申告して会計するシステムなのです。
が、うどんを喰っているうちにそのことをすっかり忘れてしまい、図らずも喰い逃げ状態となってしまった次第です（汗）。
by wata (2012-09-25 19:04)
つくばの松さん、こんにちは。
感動していただけるほどのBlogとは思えませんが、とりあえず感動していただきありがとうございます（←？）。
それにしても、讃岐うどんはやっぱり旨いんですよねぇ。
うどん玉を丼に入れてもらい、具を載せダシをかけネギなどを散らしただけなのですが、もはや言うこと無しです。
土産として買って帰ったうどんも、自宅で「釜玉」にして喰ったら驚きの旨さでした。
一方の四日市トンテキはB級グルメ感炸裂で、これまた満足度の高いガッツリ系旅飯です。
松さんのGT（グルメ＆グルマン・ツーリング）にはもちろん敵いませんが、あちこちで喰い物にも恵まれたツーリングとなりました（笑）。
・・・で、跳躍写真はお察しの通り、実際の高度は30cm程度です（涙）。
by wata (2012-09-25 19:06)
こんばんは！
セルフ設定して、シャッター押して、
急いで木に登って・・・って凄い。
結構高く、よじ登っていらっしゃるようですが。
わたしも今度、挑戦してみます！
ん～お若い！＾＾
by wakinchan (2012-09-25 21:40)
wakinchanさん
9枚目の写真、気がつかれましたか・・・。
そう、リモート・レリーズを使って撮影したんですよ。
ちなみにセルフ・タイマーは10秒ですので、その間にここまで移動するのは絶対に不可能です（汗）。
by wata (2012-09-25 22:50)