東北GT2012春[5]・5月5日：南蔵王から安達太良、磐梯、猪苗代へ [drive/touring]
こどもの日の朝、山形県/肘折温泉の朝は雨模様。
昨日までとは異なり、今日は太平洋側の天気が良いとの予報だったため、一旦宮城県に出てから福島県へと南下することにしました。
朝風呂、朝飯、チェック・アウト。
狭い迂回路を戻り、尾花沢からR347で鍋越峠を越えて宮城県入りする目論見だったのですが、国道を途中まで走ったところで「冬期通行止め」の電光掲示板（涙）。
このパターン、これで何度目だろう・・・とやや凹みつつ、転回してR13バイパスを南下しながら次の県境越えルートを考えます。
ここはひとつ、安全策を採って幹線道路のR48で行こうと思ったのですが、クルマも多くあまりに普通の道すぎて面白くも何ともありません。
で、すぐに引き返してK279を南に走り、地図上では県境の笹谷峠付近がクネックネとなっているR286を選んで「今度こそっ！」とばかりに上り坂を駆け上がっていった挙句、ここもまた通行止めとなっていました（笑→泣）。
仕方が無いので傍らの関沢ICから一区間だけ山形自動車道に乗り、宮城県側の笹谷ICでアウト。
R286を下るに連れて空はどんどん明るくなり、K47では雲間から久しぶりに青空を拝めるようになりました。
窓を開け放ち、春風をキャビン内に渦巻かせながらインサイトは快調に走っていきます。
蔵王へと向かう大渋滞の列に同情の念を覚えつつ、R457→K51で新緑の南蔵王高原をトレース。
R113でのんびりと七ヶ宿ダムを過ぎたところでK46へと右折、小坂峠を越えて福島県に入りました。
タイトな屈曲路のダウン・ヒルは、震災の影響で今もなお片側交互通行区間が多数残っており、なかなかリズムに乗って走れません。
それでも私は蔵王山麓からここにまで至るルートが大好きで、今回も十分にワインディング・ランを堪能することができました。
昼飯代わりにコンビニで買ったパンを頬張りながら、K5→広域農道で順調に南下。
途中で並走しながら垣間見た東北道は、既に上り線がギッシリ渋滞していました（汗）。
今日の宿までは最短距離でまだ100km以上ありますが、やっと恵まれた青空に、エコカー・オヤジは走る気マンマンです。
そこで、R115で安達太良から磐梯、猪苗代へと走り抜けることに決定。
土湯バイパスは峠までの上り区間がずーっと2車線の親切設計となっており、「おそい車は左車線へ」の指示に従って、アクセル開けて左車線をガンガン上っていきます（笑）。
大混雑の道の駅「つちゆ」をトイレのみで即座に撤収、峠の土湯トンネルを越えて磐梯エリアを下っていくと、沿道のそこここに再び満開の桜が見られるようになりました。
場所によって冬から春までの様々な表情を魅せるこの時期の東北は、やはり素晴らしいドライビング・エリアだと思います。
猪苗代湖の西岸を走るのは、今回が初めてです。
東岸のK9のようにハイ・ペースで走ることはできませんが、1.5車線のK376はのんびりと辿ることに価値のある静かな道。
背にしているはずの磐梯山を正面に望めるスポットもあり、実にいい雰囲気のシーニック・ロードだと思わされました。
R294経由、K236で訪れたのは、湖南の青松浜。
猪苗代湖に来た際には必ず立ち寄る湖水浴場で、先日の荒天で砂浜に多数の枝が吹き寄せられたりしているものの、斜光に輝く湖面と山々、そして残る桜が美しいコントラストを放っていました。
いや～、とってもいい感じです。
時刻は17時、そろそろGT最後の宿へと向かいましょう。
湖から真南に向かうK235は1車線レベルの山道が続くため、陽が落ちる前に抜けようと必要以上にアクセルを踏んでインサイトを走らせます。
R118を右折、10kmも走らないうちに岩瀬湯本温泉に到着。
「源泉亭 湯口屋旅館」は茅葺きの豪壮な建物で、黒光りする廊下や太い梁、高い天井が歴史を感じさせてくれます。
温泉はうっすらと濁った掛け流しのいいお湯で、ゆっくりゆったりと放心しまくりました。
で、晩飯は今回のグランド・ツーリング中でブッチギリの旨さ。
目の前の囲炉裏で焼き上げた岩魚や、ほろ苦いふきのとうなどの山菜の天ぷら、牛肉と野菜の蒸し物、馬刺しなどなど、地のもの山のものがどれも素晴らしい味わいでした。
旨い飯を喰らい、いいお湯に浸かってご満悦の46歳。
猪苗代湖畔での跳躍の疲れもすっかり癒え、暖かな布団の中でGT最後の眠りに就くのでした。
本日の走行距離は、343km。
平均燃費は、18.0km/Lでした。
昨日までとは異なり、今日は太平洋側の天気が良いとの予報だったため、一旦宮城県に出てから福島県へと南下することにしました。
朝風呂、朝飯、チェック・アウト。
狭い迂回路を戻り、尾花沢からR347で鍋越峠を越えて宮城県入りする目論見だったのですが、国道を途中まで走ったところで「冬期通行止め」の電光掲示板（涙）。
このパターン、これで何度目だろう・・・とやや凹みつつ、転回してR13バイパスを南下しながら次の県境越えルートを考えます。
ここはひとつ、安全策を採って幹線道路のR48で行こうと思ったのですが、クルマも多くあまりに普通の道すぎて面白くも何ともありません。
で、すぐに引き返してK279を南に走り、地図上では県境の笹谷峠付近がクネックネとなっているR286を選んで「今度こそっ！」とばかりに上り坂を駆け上がっていった挙句、ここもまた通行止めとなっていました（笑→泣）。
仕方が無いので傍らの関沢ICから一区間だけ山形自動車道に乗り、宮城県側の笹谷ICでアウト。
R286を下るに連れて空はどんどん明るくなり、K47では雲間から久しぶりに青空を拝めるようになりました。
窓を開け放ち、春風をキャビン内に渦巻かせながらインサイトは快調に走っていきます。
蔵王へと向かう大渋滞の列に同情の念を覚えつつ、R457→K51で新緑の南蔵王高原をトレース。
R113でのんびりと七ヶ宿ダムを過ぎたところでK46へと右折、小坂峠を越えて福島県に入りました。
タイトな屈曲路のダウン・ヒルは、震災の影響で今もなお片側交互通行区間が多数残っており、なかなかリズムに乗って走れません。
それでも私は蔵王山麓からここにまで至るルートが大好きで、今回も十分にワインディング・ランを堪能することができました。
昼飯代わりにコンビニで買ったパンを頬張りながら、K5→広域農道で順調に南下。
途中で並走しながら垣間見た東北道は、既に上り線がギッシリ渋滞していました（汗）。
今日の宿までは最短距離でまだ100km以上ありますが、やっと恵まれた青空に、エコカー・オヤジは走る気マンマンです。
そこで、R115で安達太良から磐梯、猪苗代へと走り抜けることに決定。
土湯バイパスは峠までの上り区間がずーっと2車線の親切設計となっており、「おそい車は左車線へ」の指示に従って、アクセル開けて左車線をガンガン上っていきます（笑）。
大混雑の道の駅「つちゆ」をトイレのみで即座に撤収、峠の土湯トンネルを越えて磐梯エリアを下っていくと、沿道のそこここに再び満開の桜が見られるようになりました。
場所によって冬から春までの様々な表情を魅せるこの時期の東北は、やはり素晴らしいドライビング・エリアだと思います。
東岸のK9のようにハイ・ペースで走ることはできませんが、1.5車線のK376はのんびりと辿ることに価値のある静かな道。
背にしているはずの磐梯山を正面に望めるスポットもあり、実にいい雰囲気のシーニック・ロードだと思わされました。
R294経由、K236で訪れたのは、湖南の青松浜。
猪苗代湖に来た際には必ず立ち寄る湖水浴場で、先日の荒天で砂浜に多数の枝が吹き寄せられたりしているものの、斜光に輝く湖面と山々、そして残る桜が美しいコントラストを放っていました。
いや～、とってもいい感じです。
時刻は17時、そろそろGT最後の宿へと向かいましょう。
湖から真南に向かうK235は1車線レベルの山道が続くため、陽が落ちる前に抜けようと必要以上にアクセルを踏んでインサイトを走らせます。
R118を右折、10kmも走らないうちに岩瀬湯本温泉に到着。
「源泉亭 湯口屋旅館」は茅葺きの豪壮な建物で、黒光りする廊下や太い梁、高い天井が歴史を感じさせてくれます。
温泉はうっすらと濁った掛け流しのいいお湯で、ゆっくりゆったりと放心しまくりました。
で、晩飯は今回のグランド・ツーリング中でブッチギリの旨さ。
目の前の囲炉裏で焼き上げた岩魚や、ほろ苦いふきのとうなどの山菜の天ぷら、牛肉と野菜の蒸し物、馬刺しなどなど、地のもの山のものがどれも素晴らしい味わいでした。
旨い飯を喰らい、いいお湯に浸かってご満悦の46歳。
猪苗代湖畔での跳躍の疲れもすっかり癒え、暖かな布団の中でGT最後の眠りに就くのでした。
本日の走行距離は、343km。
平均燃費は、18.0km/Lでした。
2012-05-18 00:02
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コメント(4)
今までとりたてて何の魅力も感じていなかったインサイト(失礼)がwataさんの手にかかるととってもかっこよく見えてきましたよ。
最後の写真、ヘトヘトになるまで跳ばれただけあってダイナミックですね！
この後猪苗代湖に巨大なwataさんが屹立したんじゃないかと思えるほどです。笑
by よっちゃき (2012-05-18 00:18)
よっちゃきさん、こんにちは。
クルマは乗らなきゃわからない、乗らずにわかるのは見た目だけ･･･と常々思っているのですが、この旅で私はインサイトが好きになりましたよ（笑）。
最後の写真は、20発ぐらいジャンプした中でいちばんマシなショットです。
が、正直、イマイチです（涙）。
ちなみに私46歳、もはや屹立もイマイチです（←何の話だ？）。
by wata (2012-05-18 20:45)
こんばんは 初めまして
いつも楽しく拝見させて頂いております
いつもながら、風景&車の画像が綺麗ですね
また、wataさんのポーズが素敵です(笑
これからも楽しい&勉強になるブログ宜しくお願いします
by noctambule (2012-05-18 23:31)
noctambuleさん、はじめまして。
コメントをいただき、どうもありがとうございます！
こんなBlogで良ければ、これからも是非お立ち寄り下さい。
どうぞよろしくお願いします。
今回もまた調子に乗って、風呂、部屋、湖畔でセルフ・タイマー撮影に及びました。
撮ってる最中、「イイ歳こいて何やってんだ、オレ･･･（汗）」と思いましたが、こうしてBlogに掲載してみて、改めて強く思います。
イイ歳こいて何やってんだ、オレ･･･（汗）
by wata (2012-05-19 00:17)