東北GT2012春[2]・5月2日：八甲田、十和田、八幡平 [drive/touring]
5月2日、秋田県/日景温泉の朝は薄曇り。
早春の寒さに縮んだ袋を携えて大浴場へと向かい、脱力モード全開で朝風呂と洒落込みます。
朝飯を平らげてチェック・アウト、R7を北上し青森県に入りました。
右折したR454は、山間の屈曲路。
ほぼ完全な2車線路で交通量も皆無であったため、インサイトを少し追い込んで走らせてみました。
ECONスイッチを切り、CVTのセレクター・レバーをDからSに落としてアクセル・オン。
軽いブレーキングと共にステアリングを切り込めば、インサイトはタイヤを鳴らしつつタイト・コーナーを回ってくれます。
ロールやピッチは大きく、リニアリティに乏しい面もありますが、アホみたいな速度で突っ込まずに且つイーブン・スロットルでターンしている限り、アンダー・ステアに悩まされることもありません。
うーむ、山道もなかなかおもしれぇぞ、インサイト（笑）。
R394→R103で八甲田エリアに入ると、道の左右には雪の壁がそそり立つようになってきました。
雪解け水を豪快にバッシャーン！とやりながら、最後の冬景色の中をインサイトは快調に走っていきます。
で、休憩がてら、ロープウェイで八甲田山に登ってみることにしました。
スキーヤー＆スノーボーダーの皆さんと共に満員のゴンドラで運ばれ降り立った山頂は、念のため羽織ってきたMA-1が不必要なほどの暖かさ。
柔らかな陽射しに輝く雪面に立ち、春霞のパノラマを存分に堪能することができました。
復路のゴンドラ内でマイクを握るおねいちゃんに訊いてみたところ、やはり今シーズンは雪が非常に多いとのこと。
K40→R394と八甲田を時計回りに走りましたが、なるほど周囲は雪だらけ。
「春の雪景色」の中を走らせることができるってのは、この時期の東北ツーリングの醍醐味のひとつだと思います。
爽快にも、程があります（笑）。
R103で山を下り、R102で奥入瀬渓流に沿ってインサイトを走らせます。
残念ながら新緑には少し早かったようで、雪解けで増水した渓谷は色味に乏しく、正直あまり魅力的ではありませんでした。
そのまま走って森を抜けると、曇り空の十和田湖。
中国人観光客の皆さん、立入禁止の桟橋に立ち入りまくって大暴れです（笑）。
3年前と同様、昼飯代わりのアツアツ味噌たんぽを喰ってから十和田湖を後にし、発荷峠からK2/樹海ラインでダウン・ヒル。
この道は豪快な走りが楽しめる大好きなルートで、チンタラ前走車をブッコ抜きつつガンガン下っていきました。
･･･インサイトなのに、いいのか？（汗）
で、下りきった小坂の街を通過しようとして、思わずUターン。
廃線となっている軌道の左右に、満開の桜木が立ち並んでいたのです。
近くには芝居小屋があり、桜に負けずカラフルな幟が春の風にはためいています。
何だかよくわかりませんが、とてもいい雰囲気だと思いました。
八甲田/十和田の次は、八幡平を目指します。
小坂ICから鹿角八幡平ICまでの二区間だけ東北道を利用、R341を経てK23/アスピーテラインを駆け上っていきました。
八甲田周辺と同様、この時期のアスピーテラインは雪を割って延びるワインディングを気持ち良く走ることができます。
更に、秋田/岩手県境となる見返峠からは、岩手山を始めとする絶景が見られる・・・ハズなのですが、ピークに近づくにつれて周囲は霧に閉ざされ初め、岩手県側は真っ白けの濃霧となりました（涙）。
霧が消えるまでは速度を落として慎重に山を下り、高原地帯を快走して今宵の宿へと向かいます。
GW期間中でも一泊二食つきで6,800円と、ビックリするほど安い温泉旅館、八幡平温泉「元湯 七滝」。
「GTの宿＝10,000円以内」の基準よりもまだ遥かに安いのですが、ここのお湯は抜群にイイんですよ～とは、露天風呂で一緒になった温泉好きのおじさんの弁。
湯花が軽く舞う透明な湯はほんのりと硫黄の香りを漂わせ、確かにとてもイイ感じです。
おじさんは週に2-3回は盛岡から高速に乗ってこの風呂へ入りに来るのだそうで、隠れた名湯だ、と断言していました（笑）。
夕食時に観たTVの天気予報によると、明日から東北地方は大荒れの天気になるとの由。
寝る前に再び露天風呂へと赴けば、星の無い夜空には次から次へと怪しげな雲が流れていくのでした。
本日の走行距離は、290km。
平均燃費は、14.6km/Lでした。
・・・って、ちょっとアクセル踏みすぎか？（←踏みすぎだ）
早春の寒さに縮んだ袋を携えて大浴場へと向かい、脱力モード全開で朝風呂と洒落込みます。
朝飯を平らげてチェック・アウト、R7を北上し青森県に入りました。
右折したR454は、山間の屈曲路。
ほぼ完全な2車線路で交通量も皆無であったため、インサイトを少し追い込んで走らせてみました。
ECONスイッチを切り、CVTのセレクター・レバーをDからSに落としてアクセル・オン。
軽いブレーキングと共にステアリングを切り込めば、インサイトはタイヤを鳴らしつつタイト・コーナーを回ってくれます。
ロールやピッチは大きく、リニアリティに乏しい面もありますが、アホみたいな速度で突っ込まずに且つイーブン・スロットルでターンしている限り、アンダー・ステアに悩まされることもありません。
うーむ、山道もなかなかおもしれぇぞ、インサイト（笑）。
R394→R103で八甲田エリアに入ると、道の左右には雪の壁がそそり立つようになってきました。
雪解け水を豪快にバッシャーン！とやりながら、最後の冬景色の中をインサイトは快調に走っていきます。
で、休憩がてら、ロープウェイで八甲田山に登ってみることにしました。
スキーヤー＆スノーボーダーの皆さんと共に満員のゴンドラで運ばれ降り立った山頂は、念のため羽織ってきたMA-1が不必要なほどの暖かさ。
柔らかな陽射しに輝く雪面に立ち、春霞のパノラマを存分に堪能することができました。
復路のゴンドラ内でマイクを握るおねいちゃんに訊いてみたところ、やはり今シーズンは雪が非常に多いとのこと。
K40→R394と八甲田を時計回りに走りましたが、なるほど周囲は雪だらけ。
「春の雪景色」の中を走らせることができるってのは、この時期の東北ツーリングの醍醐味のひとつだと思います。
爽快にも、程があります（笑）。
R103で山を下り、R102で奥入瀬渓流に沿ってインサイトを走らせます。
残念ながら新緑には少し早かったようで、雪解けで増水した渓谷は色味に乏しく、正直あまり魅力的ではありませんでした。
そのまま走って森を抜けると、曇り空の十和田湖。
中国人観光客の皆さん、立入禁止の桟橋に立ち入りまくって大暴れです（笑）。
3年前と同様、昼飯代わりのアツアツ味噌たんぽを喰ってから十和田湖を後にし、発荷峠からK2/樹海ラインでダウン・ヒル。
この道は豪快な走りが楽しめる大好きなルートで、チンタラ前走車をブッコ抜きつつガンガン下っていきました。
･･･インサイトなのに、いいのか？（汗）
で、下りきった小坂の街を通過しようとして、思わずUターン。
廃線となっている軌道の左右に、満開の桜木が立ち並んでいたのです。
近くには芝居小屋があり、桜に負けずカラフルな幟が春の風にはためいています。
何だかよくわかりませんが、とてもいい雰囲気だと思いました。
小坂ICから鹿角八幡平ICまでの二区間だけ東北道を利用、R341を経てK23/アスピーテラインを駆け上っていきました。
八甲田周辺と同様、この時期のアスピーテラインは雪を割って延びるワインディングを気持ち良く走ることができます。
更に、秋田/岩手県境となる見返峠からは、岩手山を始めとする絶景が見られる・・・ハズなのですが、ピークに近づくにつれて周囲は霧に閉ざされ初め、岩手県側は真っ白けの濃霧となりました（涙）。
霧が消えるまでは速度を落として慎重に山を下り、高原地帯を快走して今宵の宿へと向かいます。
GW期間中でも一泊二食つきで6,800円と、ビックリするほど安い温泉旅館、八幡平温泉「元湯 七滝」。
「GTの宿＝10,000円以内」の基準よりもまだ遥かに安いのですが、ここのお湯は抜群にイイんですよ～とは、露天風呂で一緒になった温泉好きのおじさんの弁。
湯花が軽く舞う透明な湯はほんのりと硫黄の香りを漂わせ、確かにとてもイイ感じです。
おじさんは週に2-3回は盛岡から高速に乗ってこの風呂へ入りに来るのだそうで、隠れた名湯だ、と断言していました（笑）。
夕食時に観たTVの天気予報によると、明日から東北地方は大荒れの天気になるとの由。
寝る前に再び露天風呂へと赴けば、星の無い夜空には次から次へと怪しげな雲が流れていくのでした。
本日の走行距離は、290km。
平均燃費は、14.6km/Lでした。
・・・って、ちょっとアクセル踏みすぎか？（←踏みすぎだ）
2012-05-10 20:33
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コメント(4)
wataさん、こんばんは。
インサイトでの東北GT記楽しんで拝読させていただいております。
十和田湖からK2/樹海ライン-R341-K23/アスピーテラインで八幡平へって、とても雄大かつ走りがいのあるルートですよね。雫石から八幡平経由で十和田湖まで行って、雫石へ戻ったことがあります(笑)
夏にしか走ったことがないので、春の同ルートは是非走ってみたいですね。
by KeiM. (2012-05-10 23:19)
どうも、こんばんは。
いやぁ～毎回毎回、どんな車であろうと写真の描写がお上手で毎回見惚れてしまうばかりです。インサイトでも意外と凄い走りできちゃうんですね 笑
味噌たんぽ喰らいたいなぁ。
どうぞ、これからも運転お気をつけて下さい
by ブロスナン (2012-05-10 23:20)
KeiM.さん、こんにちは。
仰るとおり、十和田-八幡平は本当にダイナミックなドライビング・エリアだと思います。
更に言えば、コレに八甲田が加わると、もう言うこと無しのゴールデン・コースです（笑）。
この時期は雪の回廊が魅力ですし、夏は涼しく、また秋は紅葉がものすごいんですよね。
私もいずれまた走りに行こうと思っていますよ！
by wata (2012-05-11 23:57)
ブロスナンさん、こんにちは。
インサイトでもB3でも凄い走りをしたことは一度も無いのですが、今回もまた楽しんで参りました。
写真も撮りましたが、両車は色もカタチも全く異なるので、ファインダーの中ではずいぶん違って見えましたよ。
でも結局、同じオッサンが同じカメラで撮っているので、クルマが違っても同じような画になっちゃうんですよね（汗）。
by wata (2012-05-11 23:59)