奥多野ドライブ [drive/touring]
京都在住のクルマ仲間、ブランさん。
所用で東京に来ているのでヒマなら一緒に走りましょう、とのメールをいただきました。
さてどこへ行こうかと思案したのですが、そういえば以前ブランさんが「一度、『峠のうどん屋』でうどんを喰ってみたい」と言っていたのを思い出しました。
と言うことで日曜日の朝7時、関越自動車道/嵐山PAに集合です。
ブランさんが乗るクルマは、シルバーのE46型BMW323i。
走行距離は18万kmに達するとのことですが、特に大きなトラブルも無く快調に走ってくれているのだそうです。
対する私のB3は15万km、2台合わせて33万kmの過走行コンビは、その老体を顧みること無く山坂道へと向かうのでした（笑）。
花園ICからK294を経由し、K11で定峰峠へのアプローチを開始します。
昨夜までの雨で路面はハーフ・ウェット、濡れ落ち葉などもあちこちに撒かれており、油断していると大きく滑るようなコンディション。
しかしながら他にクルマは殆ど走っていなかったため、マイペースで楽しく上っていくことができました。
なお、チラ見するバック・ミラーには常に一定の大きさでブランさんの323iが写っています。
B3には100馬力以上のアドバンテージがあるハズなのですが、そんなもん山坂道ではちっとも意味を成さないと言うことが改めて良くわかりました（汗）。
小休止のために立ち寄った定峰峠の駐車場には、何台かのスポーツ・バイクに混じって以前に見かけたホンダ・1300クーペも駐まっています。
ブランさんを「この人、京都から来たんですよ」と紹介したら、その場の皆さんは一様に驚いておりました（笑）。
スリパリーな山道を下りきり、荒川を越えて広域農道/フルーツ街道を快走。
K71で土坂峠を越えていきます。
相変わらずめちゃめちゃ楽しい2速メインのワインディング・ロード、土坂トンネル先の群馬県側も春先の防滑砂は殆ど消えており、もはや言うこと無しのダウン・ヒルが続きました。
R462に出て、道の駅「万葉の里」でひとやすみ。
ブランさんの323iはMスポーツ・パッケージ車ですが、サスペンション・キットをザックスのスポーティング・セットに換装し、ブリヂストン・ポテンザRE050Aを履いています。
山坂道を走らせるのは久しぶりだとのことで、大いに楽しんでいる様子でした。
2台のE46型BMWは、R462→R299とハイ・アベレージのクルージングを続けていきます。
K124を左折した先にある浜平温泉「しおじの湯」には開店前に到着し、思いっきり一番風呂をいただきました。
小一時間ほど寛いでから、K45で「峠のうどん屋 藤屋」に向かいます。
我々が店に入った後もバイクやチャリンコがどんどんやってきて、あっという間に満員御礼です。
いいタイミングだったねぇなどと話しながら待つこと暫し、出てきた野菜天ぷらうどんにブランさんはビックリ仰天。
慣れているはずの私もまたまた驚いてしまいましたし、うどんを待つ他のお客さんからも「うわぁ」「すげぇ」「ひぃ」などと声が上がっていました（汗）。
このワイルドなうどん、関東とは異なるうどん文化を持つ関西人のブランさんの口に合うのかどうか少々気になっていましたが、それも杞憂に終わった模様。
二人揃って、完食です（笑）。
物産館「上野村ふれあい館」にて食後のソフトクリーム休憩の後、往路を逆に辿って帰途に就きます。
K71/土坂峠越え、上りはパワー＆トルク差とLSDのトラクション・パワーで何とかリードを保つものの、ダウン・ヒルではブランさんの323iにマークされっ放し。
こりゃアカン、とばかりにブレーキングを遅らせて飛び込んだ左タイト・コーナーで一気に舵角を与えるとバキッ
・・・「バキッ」って、またか？（汗）
旋回時に負荷がかかるとバキッとかゴトッとか音が出るようになったこの症状、思い当たるフシがありまくり。
仕方が無いので速度を落とし、背もたれつきバイクの皆さんの後について、「♪ブンブンブブブン、ブンブブン」的な爆音を浴びながらスロー・ペースで山を降りました（涙）。
路肩に停めたB3の左前輪の脇から下回りを覗き込んでみると、案の定。
フロント左側のスタビライザー・ホルダーがブチ割れており、アンダー・ガードがスタビライザーに内側から押し出されています。
そう、ゴールデン・ウィークに長野県の杖突峠でやらかしたのと全く同じトラブルが、右側ではなく今度は左側で発生したのです。
左右ともに弱っていたところで先に右側がブッ壊れて修理したら、今度は左側がブッ壊れたということなのでしょう。
やれやれ・・・（笑）。
「これ、不良品じゃないのかなぁ」
「いやいや、wataさん走り過ぎなんですよ」
「だってブランちゃんに追い込まれたから仕方なく」
「そんなことないですって」
スタビライザーは負荷をかけなければ動かないハズですので、加減速旋回を慎重にすれば速度を上げても大丈夫だろうと判断。
注意を払いつつも、他車と同等以上のペースで関越道/花園ICへと向かいました。
そのまま嵐山PAに入り、ここでブランさんとお別れです。
再会＆再走を誓い、京都までの無事を祈ってシルバーの323iを見送りました。
遅れてリスタートしたB3は追越車線の流れに合わせて大人しく走り、蟲だらけのまま自宅最寄りのBMWディーラーへと入庫に向かった次第です。
本日の走行距離は、342km。
走行時間は4時間50分、平均速度は70.9km/hでした。
------
ブランさん、楽しいドライブをどうもありがとうございました。
私が兵庫県/六甲山へ行った際には駆けつけてくれましたし、今回は逆に声をかけていただいてとても嬉しかったですよ。
「藤屋」のうどんは関西勢の方にも一度喰ってもらいたいと思っていましたので、私としてもその念願が叶って何よりです（笑）。
スタビライザー・ホルダーの破損には参りましたが、さんざん走った後なので不幸中の幸いだと言えますし、予報が覆って雨にも降られずラッキーだったと思っています。
いつかまた、機会があれば一緒に走りましょうね！
所用で東京に来ているのでヒマなら一緒に走りましょう、とのメールをいただきました。
さてどこへ行こうかと思案したのですが、そういえば以前ブランさんが「一度、『峠のうどん屋』でうどんを喰ってみたい」と言っていたのを思い出しました。
と言うことで日曜日の朝7時、関越自動車道/嵐山PAに集合です。
ブランさんが乗るクルマは、シルバーのE46型BMW323i。
走行距離は18万kmに達するとのことですが、特に大きなトラブルも無く快調に走ってくれているのだそうです。
対する私のB3は15万km、2台合わせて33万kmの過走行コンビは、その老体を顧みること無く山坂道へと向かうのでした（笑）。
花園ICからK294を経由し、K11で定峰峠へのアプローチを開始します。
昨夜までの雨で路面はハーフ・ウェット、濡れ落ち葉などもあちこちに撒かれており、油断していると大きく滑るようなコンディション。
しかしながら他にクルマは殆ど走っていなかったため、マイペースで楽しく上っていくことができました。
なお、チラ見するバック・ミラーには常に一定の大きさでブランさんの323iが写っています。
B3には100馬力以上のアドバンテージがあるハズなのですが、そんなもん山坂道ではちっとも意味を成さないと言うことが改めて良くわかりました（汗）。
小休止のために立ち寄った定峰峠の駐車場には、何台かのスポーツ・バイクに混じって以前に見かけたホンダ・1300クーペも駐まっています。
ブランさんを「この人、京都から来たんですよ」と紹介したら、その場の皆さんは一様に驚いておりました（笑）。
スリパリーな山道を下りきり、荒川を越えて広域農道/フルーツ街道を快走。
K71で土坂峠を越えていきます。
相変わらずめちゃめちゃ楽しい2速メインのワインディング・ロード、土坂トンネル先の群馬県側も春先の防滑砂は殆ど消えており、もはや言うこと無しのダウン・ヒルが続きました。
R462に出て、道の駅「万葉の里」でひとやすみ。
ブランさんの323iはMスポーツ・パッケージ車ですが、サスペンション・キットをザックスのスポーティング・セットに換装し、ブリヂストン・ポテンザRE050Aを履いています。
山坂道を走らせるのは久しぶりだとのことで、大いに楽しんでいる様子でした。
2台のE46型BMWは、R462→R299とハイ・アベレージのクルージングを続けていきます。
K124を左折した先にある浜平温泉「しおじの湯」には開店前に到着し、思いっきり一番風呂をいただきました。
小一時間ほど寛いでから、K45で「峠のうどん屋 藤屋」に向かいます。
我々が店に入った後もバイクやチャリンコがどんどんやってきて、あっという間に満員御礼です。
いいタイミングだったねぇなどと話しながら待つこと暫し、出てきた野菜天ぷらうどんにブランさんはビックリ仰天。
慣れているはずの私もまたまた驚いてしまいましたし、うどんを待つ他のお客さんからも「うわぁ」「すげぇ」「ひぃ」などと声が上がっていました（汗）。
このワイルドなうどん、関東とは異なるうどん文化を持つ関西人のブランさんの口に合うのかどうか少々気になっていましたが、それも杞憂に終わった模様。
二人揃って、完食です（笑）。
物産館「上野村ふれあい館」にて食後のソフトクリーム休憩の後、往路を逆に辿って帰途に就きます。
K71/土坂峠越え、上りはパワー＆トルク差とLSDのトラクション・パワーで何とかリードを保つものの、ダウン・ヒルではブランさんの323iにマークされっ放し。
こりゃアカン、とばかりにブレーキングを遅らせて飛び込んだ左タイト・コーナーで一気に舵角を与えるとバキッ
・・・「バキッ」って、またか？（汗）
旋回時に負荷がかかるとバキッとかゴトッとか音が出るようになったこの症状、思い当たるフシがありまくり。
仕方が無いので速度を落とし、背もたれつきバイクの皆さんの後について、「♪ブンブンブブブン、ブンブブン」的な爆音を浴びながらスロー・ペースで山を降りました（涙）。
路肩に停めたB3の左前輪の脇から下回りを覗き込んでみると、案の定。
フロント左側のスタビライザー・ホルダーがブチ割れており、アンダー・ガードがスタビライザーに内側から押し出されています。
そう、ゴールデン・ウィークに長野県の杖突峠でやらかしたのと全く同じトラブルが、右側ではなく今度は左側で発生したのです。
左右ともに弱っていたところで先に右側がブッ壊れて修理したら、今度は左側がブッ壊れたということなのでしょう。
やれやれ・・・（笑）。
「これ、不良品じゃないのかなぁ」
「いやいや、wataさん走り過ぎなんですよ」
「だってブランちゃんに追い込まれたから仕方なく」
「そんなことないですって」
スタビライザーは負荷をかけなければ動かないハズですので、加減速旋回を慎重にすれば速度を上げても大丈夫だろうと判断。
注意を払いつつも、他車と同等以上のペースで関越道/花園ICへと向かいました。
そのまま嵐山PAに入り、ここでブランさんとお別れです。
再会＆再走を誓い、京都までの無事を祈ってシルバーの323iを見送りました。
遅れてリスタートしたB3は追越車線の流れに合わせて大人しく走り、蟲だらけのまま自宅最寄りのBMWディーラーへと入庫に向かった次第です。
本日の走行距離は、342km。
走行時間は4時間50分、平均速度は70.9km/hでした。
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ブランさん、楽しいドライブをどうもありがとうございました。
私が兵庫県/六甲山へ行った際には駆けつけてくれましたし、今回は逆に声をかけていただいてとても嬉しかったですよ。
「藤屋」のうどんは関西勢の方にも一度喰ってもらいたいと思っていましたので、私としてもその念願が叶って何よりです（笑）。
スタビライザー・ホルダーの破損には参りましたが、さんざん走った後なので不幸中の幸いだと言えますし、予報が覆って雨にも降られずラッキーだったと思っています。
いつかまた、機会があれば一緒に走りましょうね！
2011-06-15 19:44
nice?(1)
コメント(6)
お饂飩ツアー楽しく、拝読しました＾＾
by ulyssenardin36000 (2011-06-16 08:50)
お久しぶりです！
スタビブラケット、また来ましたか…（汗）
こうなるとリアも心配になって来ますね。
僕のはそろそろ20,000kmなので、ATFなどを一気にメンテしようと企んでいます（＾＿＾）
by SHERRY (2011-06-16 16:35)
ulyssenardin36000さん、こんにちは。
「饂飩」って、読めますけど書けませんよね･･･。
ともあれ、うどんを喰うためにわざわざ群馬の山奥まで走るような、一見バカバカしいことに注力するのが大好きです（笑）。
by wata (2011-06-16 20:42)
SHERRYさん、こんにちは。
はい、またやってしまいました･･･。
構造上、リアのブラケットはフロントほど力はかかってないと思いますので、恐らく大丈夫でしょう（←ホントか？）。
ちなみに私、オートマ車を所有したことが無いのでよくわかりませんが、やはりATFも定期的に換えたほうがいいんでしょうね。
きっちりメンテして、お互いに永く楽しく走らせていきましょう！
by wata (2011-06-16 20:43)
先週はご一緒くださり、ありがとうございました。
最高に楽しく走ることができました。
念願のうどんはとてもおいしくいただけた上に
さらに嬉しいことに粋な『お通し』が付いてくることが
分かりました(笑)。
また、ぜひご一緒くださいますと幸いです。
時節柄どうぞ、ご無理をなさらずにくれぐれも
ご自愛ください(←wataさんじゃなくB3)。
by ブラン (2011-06-19 08:26)
ブランさん、こんにちは。
こちらこそ、どうもありがとうございました！
箱根などのメジャーなエリアならともかく、京都からこちらに来て定峰峠や奥多野エリアを走る人は、まずいないと思いますよ（笑）。
いずれまたお会いする機会もあるでしょう、その時を今から楽しみにしています。
「藤屋」のうどん、気に入っていただけたようで何よりです。
お茶と一緒に出てくるキャベツの浅漬けも、ニンニク風味で旨いですよね。
最後の峠道ではブランさんに追い込まれてスタビのホルダーがイッてしまいましたが（涙）、次回は六甲で･･･いや、花脊峠あたりでリベンジしますよ！（←やめとけって）
by wata (2011-06-19 18:08)