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GT2010秋[7]10月23日:レッド・フラッグ [drive/touring]

香川県・美霞洞温泉の朝は、薄曇りと言った塩梅。
スカッとした秋晴れとはいかないが、雨の心配も無さそうだ。
朝風呂→朝飯→チェック・アウト。
今日はグランド・ツーリングの実質的な最終日。
最後まで、事故らず/壊さず/捕まらず、「三無い宣言」遵守で楽しく走ろう。

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R438→K39と北上、クルマも少なく快走が続く。
R11を経由してK180に入り、クネクネと高度を上げていくと、やがて瀬戸内海や瀬戸大橋が見えるようになってきた。
そのままK281/五色台スカイラインに突入。
3速⇔4速で抜群のドライブ感が味わえる、痛快なワインディング・ロードである。
海を目がけ、B3は走った。

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下山してK16で東へ向かう。
途中、讃岐うどんの店「南原」でちくわ天乗せかけうどんをツルツル。
さらにその先、「市場のうどん やまに」でゲソ天ならぬタコ天乗せかけうどんをツルツル。
腹も膨れたところで高松の市街地を走り、高松中央ICから高松東道路に乗った。
引田ICでアウト、海岸線のR11を気持ち良く走る。

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曜日の感覚を喪って久しいが、そう言えば今日は土曜日である。
K183/鳴門スカイラインでは、途中の展望所にたくさんのバイクが屯していた。
景色は良かったのだが、空吹かしをしたりパーキング内をぐるぐる回ったりするIQ低めのオッサン・ライダーがいたため、早々に撤収。
道に出ればそんなうるさい輩は一人も見当たらず、再び気分良く走ることができた。

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鳴門北ICから神戸淡路鳴門自動車道に入り、ついに四国ともおさらばだ。
で、これまで通り過ぎるだけだった淡路島を走ってみようと思い立ち、西淡三原ICでアウト。
西岸のK31を北上する。
左手に播磨灘を眺めながらのシーサイド・ラン・・・と言えば聞こえはいいのだが、実のところ極めて単調な道であった。
センター・ラインはずっとオレンジでつまらないし、何故か自転車が多数走っておりこちらも気を遣う。
バイクの集団にダラダラと走らされること暫し、島の北端が近づく頃にようやく前が開き、それ行けアクセル・オンっ!
⇒レーダー探知機作動っ!
⇒ブレーキングっ!
恐る恐る進んでいくと、前方の倉庫らしき建物から「止まれ」の赤い三角旗を持った警察官登場。
ついに・・・ついに御用か?(汗)

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と思ったら、どうも違うらしい。
警察官は白いトヨタ・エスティマを路肩から出すと、こちらを見もせずに倉庫へと戻っていく。
エスティマを放免するために、後続車であるB3に注意を促しただけのようだ。
どうやら倉庫の中がサイン会場となっているようで、捕まったドライバーと思われる人の哀しげな背中がチラリと見える。
とりあえずB3は何事も無く現場を通過したが、測定器などには全く気がつかず、今回は運が良かったとしか思えない。
いや、危なかった・・・(震)。

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制限速度を全力で厳守するエスティマに続いて走るうち、明石海峡大橋がその巨大な姿を現した。
袂にある道の駅「あわじ」で小休止し、海を越える人智をその下からじっくりと眺める。
淡路ICから再び高速に乗って明石海峡を渡り、阪神高速7号線/有馬口ICで一般道へ出た。
芦有ドライブウェイを駆け上がり、東六甲展望台に到着。
B3を駐め、ひとつ大きな伸びをして、霞む下界をのんびりと眺めていた。

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街の灯が輝きだす頃、パーキングに飛び込んできたシルバーのE46/BMW323i。
Blogの記事を見て、京都にお住まいのブランさんが駆けつけてくれたのだ!
いやぁ、もう本当に嬉しい限りである。
ブランさんは私以上に走る人で、323iは既に18万kmを走破しているとの由。
旅の話に花が咲き、山を下りてファミリー・レストランでの晩飯にもつきあってもらった。
この一週間、温泉旅館の和食三昧だったため、ファミレスのハンバーグがことのほか旨い。
再会を誓って解散し、尼崎のホテルへとR2を走る。
思わぬ事故渋滞に連なるテール・ライトをぼんやりと眺めつつ、明日に迫った「日常」へのロール・バックを努めて考えないようにする44歳なのであった。

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本日の走行距離は、289km。
走行時間は6時間6分、平均速度は47.3km/hだった。

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コメント 10

shima

こんな道でネズミ捕りとは・・。もっとやるべきことはあろうかと。。
讃岐うどんが忘れられず、ネットで注文したうどんを先ほど食しましたが
やっぱりうまいですね。(でも現地でたべたほうが何倍もうまいですが)
また行きたくなってきましたよ。。。

by shima (2010-11-06 15:11) 

M郎

wataさん、こんにちは。
えっ、とうとうホイールをガンメタに塗りましたか。
なかなか、似合っています。(10・12枚目の写真)

うどん美味しそうですね。是非食べに行かねば。

by M郎 (2010-11-06 17:20) 

wata

shimaさん、こんにちは。

延々と前をチンタラ走ってたバイクの群れがいなくなってアクセル開けた瞬間、コレですから。
バイクはケーサツの仕込みかと思いましたよ(笑)。
なお、私も四国で生うどんを買って帰りました。
「かまたまうどん」を作って喰ったらビックリするほど旨かったのですが、shimaさん同様、また四国に行きたくなってしまいました(涙)。

by wata (2010-11-06 18:21) 

wata

M郎さん、こんにちは。

走ってりゃ、ホイールは汚れます。
しかし何日もアホみたいに走っていると汚れが均一かつ分厚くなり、「もともとガンメタなんじゃないか」的な感じになってくるのです(←洗えよ)。

今回寄った二軒のうどん屋は、下調べもせず通り道にあったので寄ってみたのですが、いずれも柔らか系のうどんでした。
次回は2年前に行った店を再訪しようと企んでます。
http://alpina-b3.blog.so-net.ne.jp/2008-10-06

by wata (2010-11-06 18:33) 

口入田

讃岐に魅了されたと思います。
次回は口入田旅館(無料)にお立ち寄り下さい。
by 口入田 (2010-11-06 20:22) 

wata

口入田さん、こんにちは。

口入田旅館(無料)への宿泊は、一瞬考えましたがやめました。
せっかくの独り旅が、台無しになることを恐れたのです。
四国へはいつかまた行くと思いますが、その際も泊まりません(キッパリ)。
ご承知置き下さい。

注1)「口入田さん」は会社の後輩で、四国在住です。
注2)「口入田旅館」は口入田さんの家のことであり、旅館ではありません。

by wata (2010-11-06 20:54) 

J3

こんばんは。

本日、口入田旅館にご厄介になっております(汗


by J3 (2010-11-06 21:36) 

wata

J3さん、こんにちは。

口入田さんの家にいるんですか?
何やってんだか・・・。
ってことは、オレがBlogを書いてることを口入田に教えたな?
ったく余計なことをしやがってこの

・・・失礼、取り乱しました(汗)。

注1)「J3さん」も会社の後輩で、北陸在住です。
注2)私と口入田さんとJ3さんは、一時期同じ部署で働いておりました。

by wata (2010-11-06 22:04) 

J3

こんばんは。

地元凱旋の口入田さんを訪ねて讃岐まで行ってまいりました。

すみません、余計なことを・・・
が、その後、北陸と四国の地酒をシコタマ飲んでますので、
blogのことは覚えてないと思われます(笑
by J3 (2010-11-07 21:49) 

wata

J3さん

今回は、酒とうどんを求めて四国旅行ですか?
相変らず、あちこちへ行きますねぇ。
讃岐で旧交を温めあうのも結構ですが、呑みすぎにはくれぐれもご注意下さい(笑)。

by wata (2010-11-07 23:35) 

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