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念入りな、エンジン・オイル交換 [about My B3]

前回の交換から5,000kmほどB3を走らせましたので、エンジン・オイルを交換しました。
いつものようにチャッチャとやっつけたれとも思いましたが、半月ほど前に燃料系統および燃焼系統を「メンテック」でクリーニングしていましたので、今回は潤滑系統もキレイにしてやろうとばかりに少々念入りに作業してみました。

P1000023.JPG
高級オイルでおなじみのモチュールには、「エンジン・クリーン」なるケミカルがあります。
交換前のオイルに投入してしばらくアイドリングさせて潤滑系統を洗浄する、フラッシング剤の一種ですね。
同様のケミカルはさまざまなメーカーがリリースしていますが、とりあえずモチュールなら安心だろうってことで選定してみた次第です。
能書きに「ピストン・リングの張力を復元し、圧縮のバラツキを抑える」とまで書いてありますが、ま、そこまでしてくれなくてもいいですから(笑)。

ひとっ走りしてE4/6型エンジンが通常運転温度となったところで、エンジン・クリーンを投入。
オイル・フィラー・キャップを外して美しいルビー色をした水のような液体を流し入れ、しばらくアイドリングさせます。
その間注意して見ていましたが、洗浄中もエンジン音や排気ガスなどに特段の変化は見られませんでした。
15分ほど経ってからエンジンを止め、オイル・チェンジャーで古いオイルをブッコ抜きます。
エンジン・クリーンの混入で粘度が下がったBP・バービススポーツZeroNA/0W40がチェンジャーのタンクに勢いよく落ちてくるのですが、これがもう真っ黒けのけ。
でもって外したオイル・フィルターもまた、真っ黒けのけ。
明らかに5,000km毎交換レベル以上の汚れが排出されたようで、エンジン・クリーンの洗浄力はなかなかのものだと見受けました。

エンジン・クリーンの施工後は、フィルターと共にエンジン・オイルを交換して完了、とあります。
ですが、今回は「滅多にやらない念入り作業」を旨としていますので、これで終えてしまっては少々物足りない感が否めません(←そうか?)。
ということで、洗濯における「すすぎ」の作業を追加することにしました。
安いオイルを使ってエンジン内部をもう一度洗い、残留物を極力排出してやろうとの魂胆です。

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ディスカウント・ストアで買ってきた安価な部分合成油をエンジンにブチ込み、15分ほどアイドリングさせてからまたもやオイル・チェンジャーでブッコ抜きました。
発注過多でダブつき気味のオイル・フィルターも、今回の「すすぎ」のためだけにひとつ消費します。
何だかちょっとやり過ぎのような気もしましたが、ま、たまにはいいんじゃないでしょうか。
次回はもはや、ここまでのことはやらないと思います(笑)。

再び新品のオイル・フィルターを組み込み、0W40のバービススポーツを投入してようやく作業完了。
ディップ・スティックを引き抜いてみれば、付着したオイルは目を凝らして見ないと量が確認できないほどキレイになっています。
また、アイドリング時の音は格段に静かになりました。
調子に乗ってブリッピングをくれてやると、回転計の赤い針は従前にも増して軽やかに上昇していきます。
うーむ、実に結構(頷)。

経験上、BP・バービスは5,000km程度の交換サイクルでは新油効果が体感できないくらい、劣化が少ないオイルだと思っています。
が、今回は交換前と比較して、エンジン・フィールが明らかに改善している模様。
まだロクに走らせてはいませんが、実際のドライビングに於ける「気持ち良さアップ!」にも大きく期待しているところです。
わざわざオイル交換2回分の手間をかけた甲斐があったかどうかは謎ですけど(汗)、真っ黒けの廃油を見る限り、エンジン・クリーンの投入で潤滑系統はかなりキレイになったものと思われます。
更に先般実施したメンテックの効果も相俟って、B3の燃費は9.7km/Lから15.8km/Lへと飛躍的に向上

・・・するワケないか、いくらなんでも(汗)。

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コメント 10

zen

「真っ黒けのけ」のOILで揚げた天ぷら食べたらwataさんのような神業ドライビングができるのでしょうか?(汗)
by zen (2010-07-07 21:01) 

wata

zenさん、こんにちは。

・・・・・・。
大丈夫ですか?(汗)

by wata (2010-07-07 21:16) 

アル

凄いですね~
なんか、凄く気合いが入ってるみたいですね。
インテークベローズホースとか、スロットルバルブとか、回りのクランプとかピカピカじゃないですか~

このところ、走り同様に車に対するメンテが素晴らしいですね !
目指せ新車フィール ! ですね~
by アル (2010-07-07 21:28) 

wata

アルさん、こんにちは。

例によって気合はまったく入っておりませんが(笑)、今回はあまりカネもかけずに効果的なメンテナンスができたんじゃないかと思っています。
「すすぎ」はもうやらないと思いますけど、「エンジン・クリーン」は数万km走ったらまたやってみたいですね。

ちなみにB3のエンジン・ルームは多少拭いたりしているものの、ちっともピカピカではありません。
単に写真映りがイイだけだと思いますよ(汗)。

by wata (2010-07-07 22:44) 

吉兆夢

私も1年前に燃料・オイルラインの洗浄しましたが、あれから3万走ってます。

記事を読ませていただき、1年前同様、やった方がいいのか、やらないでいいのか一瞬迷うんですが、「やって車に悪いことはないだろう」、と思い聞かせ、次回オイル交換の際にまとめてやろうかと。

B3の魅力はエンジンの気持ちよさにあると思ってます。その維持のためには手間を惜しまずに・・・ですね。
by 吉兆夢 (2010-07-09 10:26) 

wata

吉兆夢さん、こんにちは。

B3を1年で3万kmも走らせるとは、素晴らしい&羨ましいです。
私は2万km/年がせいぜいですからねぇ(涙)。

仰るとおり、B3のエンジン・フィールは実に気持ちイイですよね。
決して高回転型のユニットではありませんが、過渡特性の素晴らしさは購入後5年経った今でも乗る度に前頭葉がモヤモヤするほどです(笑)。
このフィーリング、いつまでもキープしていきたいですね!

by wata (2010-07-09 22:33) 

mtm

メインテナンスの季節ですねぇ♪(←違うかぁ!)

僕のB3ですが…
またまたミスファイヤーで入院いたしました。
どうも1・4番で失火してるようでインジェクターを入れ替えたりいろいろ調べてくれてるのですが未だに原因が特定できてません。
リセットすると直るのでメカさんも???みたいです。
そろそろヘッドをばらさないといけないかもです。。。
もしくはコンピューターが…???
おかげでいろんな代車がやってきてます(笑)
by mtm (2010-07-11 09:42) 

wata

mtmさん、こんにちは。

うーむ、失火が続いてるんですか・・・。
私はこれまで点火系のトラブルに遭遇したことはありませんが、ちょっとややこしそうですねぇ。
昔のクルマならプラグを交換したりデスビの電極を磨いたりすりゃだいたい治ったんでしょうけど、今はいろんな制御が絡んでますから、原因の特定だけでも大変なのかもしれませんね。
いずれにせよ、B3が早く完治して戻ってくることを祈ってます。
代車に乗って喜んでる場合じゃないですよ(汗)。

by wata (2010-07-11 12:51) 

hirob3s

hirob3sです、12日に私はスタディ東京さんでスタディエンジンクリーニング+ペトロナスエンジンオイル5W-40、それと平日点検キャンペーンを受けて来ましたよ、エンジンクリーニングは走り始めから体感できスムーズな加速が気持ち良かったですよ、それから私はマイクロロン処理を帰宅後実施、すぐ20キロほど走りました、100キロほど走ったら規定注入量のもう半分を注入して100キロほど走ったら処理完了となりますこれでエンジン内部が金属表面処理されるので燃費等どう変化するかこれから楽しみです、また結果報告しますね、ではまた、、、、。
by hirob3s (2010-07-13 02:26) 

wata

hirob3sさん、こんにちは。

Studieのエンジン・クリーニングは、私もやってみようと考えました。
効果を知るために施工前後のオイル銘柄は同じモノとしたかったのですが、同店ではBP・バービスの扱いが無いため今回は見送りです。
ビルシュタインの「R-2000・スラッジクリーン」と同等のサービスだと思いますので、次回はオイル持込みOKなショップを探してみようと思ってます。

マイクロロン、懐かしいです(笑)。
15年以上前に一度、メルセデス190E2.3-16に投入したことがありますが、入れた直後からエンジンの吹け上がりが軽くなって感動した覚えがあります。
・・・ま、それは水のような液体の混入でオイルの粘度が一時的に下がっただけなんですけどね(涙)。
結局私は効能を体感することはできませんでしたが、これでB3Sの燃費や走りが向上してくれるといいですね!

by wata (2010-07-13 20:00) 

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