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燃料系/燃焼系洗浄 [about My B3]

現在、エンジン・オイルは5,000kmを目安としてフィルターとともに交換しています。
で、ふと思ったのですが、エンジンの潤滑系統はオイル交換で定期的に洗っているのに、燃料系統や燃焼系統って意図的に洗浄作業的なことをやらない限り、汚れっぱなしなんですよね・・・。

ちなみに私のB3、過去に燃料/燃焼系のメンテナンスに類することを何度か実施しています。
例えば、ディスカウント・ストアで売っていたガソリン添加剤の投入。
インジェクターから燃焼系までキレイにするとの触れ込みで、モノは試しと数百円を投じてみましたが、効果の程はやっぱり不明でした(笑)。
次に実施したのが、エンジン内部洗浄サービス「REVO EXE」。
フューエル・ラインを洗浄液で洗うもので、潤滑系統の強制フラッシングと併せて施工しています。
72,000km時に実施したのですが、フィーリングの改善はもう抜群で、エンジン・ブレーキが効かなくなるほどの効果がありました。
その後、80,000km時点で燃料フィルターを交換。
最後は102,000km時に実施したシリンダー・ヘッドのリペアですが、これはそもそも予定外作業もいいとこで、しかも清掃目的ではありませんでしたからねぇ(汗)。

さて、現在のB3。
燃料系統や燃焼関係に特段の不具合もありませんし、ヘッドOH後の通算燃費も9.7km/Lと相変わらず文句無しです。
しかし現時点で燃焼室やピストン・トップは2万km、インジェクターなども含めれば燃料系統は5万kmも掃除していないことになります。
と言うことで、久しぶりに燃料/燃焼系のメンテナンスを検討することにしました。
しかし最もお手軽なガソリン添加剤はその効果がわかりませんし、逆に効き目の強いヤツを入れてB3を走らせるのはちょいと不安。
一方、「REVO EXE」が効果覿面なのは間違いの無いところですが、トータル数万円のコストはキツすぎる上、今のところ潤滑系の強制フラッシング作業までは考えていません。

そんなわけで、機械式の燃料/燃焼系クリーニング・サービスを受けることに決定。
燃料ラインをエンジン手前でカット、そこから洗浄剤を混ぜたガソリンをブチ混んで燃やし、カーボンを除去してしまえ!ってなサービスです。
このテのサービスでメジャーなのは、ビルシュタインの「R-2000 カーボン・クリーン」やスナップ・オンの「Dr.カーボン」。
まずはこれらの施工店をWeb上で探してみましたが、家から遠かったり輸入車対応不可だったり異様に高額だったりして、なかなか「ココだっ」と思える店がありません。
で、サービス・ブランドを問わずに調べてみたところ、東京都立川市のBMW専門ショップ・エスプリオートで「メンテック」なるカーボン洗浄サービスを実施しているのを発見。
メールで作業の予約を入れておき、奥多摩でB3を軽く走らせてからその足で施工に赴きました。

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ジャッキ・アップされ、エンジン手前で切られた燃料ホースに洗浄機を接続されるB3。
エンジンをスタートし、その洗浄機が圧送するガソリンと洗浄剤との混合液で暫くの間アイドリングが続きます。
これで燃料ラインからインジェクター、吸気バルブ、燃焼室、排気バルブ、O2センサーあたりまでキレイにしてくれるとの由。
カーボンを溶解してエグゾーストから排出するため、内部が汚れているほどモクモクと煙のような排気ガスが出るのだそうです。

・・・が、施工中のB3のテールから吐き出されるガスは、殆ど無色透明。
洗浄剤のためか目にしみるような刺激臭はあるのですが、想像していたような白煙モクモク状態とはなりませんでした。
ってことは、B3の燃料/燃焼系はあまり汚れていなかったんでしょうかねぇ。
これって本来は喜ぶべきことなんでしょうけど、ちょっと寂しい気もします(笑)。
ただテール・パイプの内側には水蒸気による曇りや水滴も見受けられましたので、燃焼状況が改善しているのは確かのようです。
作業は1時間ほどで完了しました。

残留カーボンを吹き飛ばすべく、帰路の中央道/首都高ではエンジン回転数を少々上げて走りました。
しかしクルマが多くて速度は上げられませんでしたので、いつもよりひとつ下のギアを選びます。
・・・と、どうやらフリクション・ロスが低減している模様。
エンジン内部の抵抗感が軽減されているようなイメージで、高い回転数でもスムーズかつ静かに回るようになり、且つエンジン・ブレーキの効きが弱くなったため、低いギアでも無理なく巡航できるようになっています。
パワーやトルクが向上したりはしていないのでしょうし、フィーリングが劇的に変わったワケでもありませんが、何と言うか、エンジンがスカッと気持ち良くなった感じですね。
アイドリング時の排気ガスは臭いが殆どしなくなっており、エミッション・コントロールにも貢献している雰囲気。
翌週の車検にも、安心して臨むことができた次第です。

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koji

こんにちは。

自称車不感症のwata さんが感じるということは結構変化してるんでしょうね、今回のメンテック。

でもwata さん絶賛のREVO EXE 、私は余り体感できなかったんですよね。wata さん本当は感じやすい性質なんじゃ・・・っていうか私のほうが不感症なんですね。(笑)

何れにしても気になるところにキチンと手を入れておくことは大切ですね。
by koji (2010-07-04 14:16) 

wata

kojiさん、こんにちは。

このテのサービスは、施工時点でのクルマの状態が悪いほど、体感できる効果は大きくなるのだと思ってます。
kojiさんが岡山からはるばる横浜まで施工にやってきた挙句、体感できなかったと言うREVO EXE(涙)。
それはつまり、B3Sのエンジン内部がキレイだったってことだと思いますよ。

メンテックも施工直後は記事にしたような体感効果がありましたが、もう慣れちゃいましたね・・・。
燃費もこれ以上良くはならないでしょうから、後はテール・パイプが水を吐き出す様子を毎回楽しみにしている44歳の夏なのです(笑)。

by wata (2010-07-04 18:14) 

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