GT2009秋[3]9月8日：津和野を経て、芸北へ [drive/touring]
山口県/俵山温泉を出発したのは、午前7時半。
晴れの予報にもかかわらず、空は一面の雲で覆われていました。
まぁ天気が大きく崩れることはないと思われ、むしろ涼しくてちょうどいい感じです。
今日からは、ひたすら東へと戻る旅程。
まずは昨日走ったK34→K38→K267→K31→K239で秋吉台の北端まで快適に走りました。
城下町・萩を少し歩いてみようと思い立ち、K32→R262と北上。
ところが萩の街に向かう国道は、ちょうど通勤時間帯であるためかクルマがやたら多くて面白くありません。
これでは何のためのグランド・ツーリングだかわかりゃしませんので、萩散策は直ちに却下。
そんな次第で選んだK67は、クルマがまったく走っていない阿武川ダム湖沿いのワインディング・ロード。
マイペースを取り戻し、粗いアスファルトにコンパウンドを容赦無く削って走りました。
クール・ダウンを兼ねて橋の上にB3を駐め、マイルドセブン・ライトに火を点けながら、「GTかくあるべし」と独り呟いた次第です（笑）。
深い山の中を狭いK10で北上し、K11→K13と東に走ります。
昨日のルートもそうですが、沿道にはどこも稲田が拡がっており、一部では刈入れも始まっていました。
そんな田園風景を開け放った窓に流しながら、広い県道を4速⇔5速での豪快なクルージングが続きます。
たまに現れる前走車をことごとく、ことごとくブッコ抜きつつ、そのままの勢いで島根県に突入しました。
萩と並び称される山陰の城下町、津和野。
パーキングにB3を放り込んで、ちょっと歩いてみました。
掘割には鯉が泳いでいたりして何とも風情があるのですが、旧い街並みの規模はあまり大きくありません。
それでもてくてく歩いているうちに、予想通り疲れてきました43歳。
いやはや、年は取りたくないもんですな…（咳）。
くねくねと急坂を曲がりまくるK226でK3に出、道の駅「かきのきむら」で昼食を摂ったら、R187を南下。
途中を左折し、40km近い一本道のK42で北東に向かいます。
田園地帯を貫く快走路を5速メインで快調に走っていくのですが、道は途中からいきなりの1車線路となるのはお約束。
ヘッド・ライトを灯し、探るように山の中へと分け入っていきました。
続くK307は新道を走れば2車線のトンネルであっという間なのですが、それでは全く意味がありません。
美しい表匹見峡沿いの旧道を、景色を愛でつつ走ります。
R191に出たところで、豪壮な萱葺きの屋根が目につきました。
何気にこのテの家が好きなオッサン、思わず門をくぐります。
旧美濃地屋敷は実に立派な建物で、しかも素晴らしくキレイに保存されているようでした。
表座敷に上がりこんで胡坐をかけば、実にゆったりとした気分にさせられます。
ここから本日の宿へと向かいます。
R191は広い2車線の強烈な快走路、クルマは殆ど見当たらず、走り放題。
広島県に入ると、沿道には美しい草原が拡がっていました。
続く大朝鹿野林道はいわゆる大規模林道で、3速メインのワインディングはこれまたやりたい放題です。
林道終点でR186を右折し、程なく山の中の一軒宿「芸北オークガーデン」に到着。
露天風呂にゆったりと浸かり、晩飯を喰って外に出てみました。
残念ながら曇り空のため星を眺めることはできませんでしたが、秋の虫の合唱を聴きながら涼風に吹かれつつ喫う煙草はまた格別です。
明日は晴れて欲しいなと思いつつ、再び露天風呂へと向かうのでした。
本日の走行距離は、247kmでした。
晴れの予報にもかかわらず、空は一面の雲で覆われていました。
まぁ天気が大きく崩れることはないと思われ、むしろ涼しくてちょうどいい感じです。
今日からは、ひたすら東へと戻る旅程。
まずは昨日走ったK34→K38→K267→K31→K239で秋吉台の北端まで快適に走りました。
城下町・萩を少し歩いてみようと思い立ち、K32→R262と北上。
ところが萩の街に向かう国道は、ちょうど通勤時間帯であるためかクルマがやたら多くて面白くありません。
これでは何のためのグランド・ツーリングだかわかりゃしませんので、萩散策は直ちに却下。
そんな次第で選んだK67は、クルマがまったく走っていない阿武川ダム湖沿いのワインディング・ロード。
マイペースを取り戻し、粗いアスファルトにコンパウンドを容赦無く削って走りました。
クール・ダウンを兼ねて橋の上にB3を駐め、マイルドセブン・ライトに火を点けながら、「GTかくあるべし」と独り呟いた次第です（笑）。
深い山の中を狭いK10で北上し、K11→K13と東に走ります。
昨日のルートもそうですが、沿道にはどこも稲田が拡がっており、一部では刈入れも始まっていました。
そんな田園風景を開け放った窓に流しながら、広い県道を4速⇔5速での豪快なクルージングが続きます。
たまに現れる前走車をことごとく、ことごとくブッコ抜きつつ、そのままの勢いで島根県に突入しました。
萩と並び称される山陰の城下町、津和野。
パーキングにB3を放り込んで、ちょっと歩いてみました。
掘割には鯉が泳いでいたりして何とも風情があるのですが、旧い街並みの規模はあまり大きくありません。
それでもてくてく歩いているうちに、予想通り疲れてきました43歳。
いやはや、年は取りたくないもんですな…（咳）。
くねくねと急坂を曲がりまくるK226でK3に出、道の駅「かきのきむら」で昼食を摂ったら、R187を南下。
途中を左折し、40km近い一本道のK42で北東に向かいます。
田園地帯を貫く快走路を5速メインで快調に走っていくのですが、道は途中からいきなりの1車線路となるのはお約束。
ヘッド・ライトを灯し、探るように山の中へと分け入っていきました。
続くK307は新道を走れば2車線のトンネルであっという間なのですが、それでは全く意味がありません。
美しい表匹見峡沿いの旧道を、景色を愛でつつ走ります。
R191に出たところで、豪壮な萱葺きの屋根が目につきました。
何気にこのテの家が好きなオッサン、思わず門をくぐります。
旧美濃地屋敷は実に立派な建物で、しかも素晴らしくキレイに保存されているようでした。
表座敷に上がりこんで胡坐をかけば、実にゆったりとした気分にさせられます。
ここから本日の宿へと向かいます。
R191は広い2車線の強烈な快走路、クルマは殆ど見当たらず、走り放題。
広島県に入ると、沿道には美しい草原が拡がっていました。
続く大朝鹿野林道はいわゆる大規模林道で、3速メインのワインディングはこれまたやりたい放題です。
林道終点でR186を右折し、程なく山の中の一軒宿「芸北オークガーデン」に到着。
露天風呂にゆったりと浸かり、晩飯を喰って外に出てみました。
残念ながら曇り空のため星を眺めることはできませんでしたが、秋の虫の合唱を聴きながら涼風に吹かれつつ喫う煙草はまた格別です。
明日は晴れて欲しいなと思いつつ、再び露天風呂へと向かうのでした。
本日の走行距離は、247kmでした。
2009-09-15 23:55
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コメント(12)
wataさん、こんにちは。
いやぁ、前週には居たんですがねぇ、わたし。残念至極、このモンスター･ブログでの宣伝機会を逸してしまいました（涙）。萩の観光大使でもある私の立場を、も少し考えていただきたいものです（爆）。
エリアを良く知る身から、今更ながらwataさんの趣向がよ～く理解できました。田舎じゃ、実距離、粗悪な道路環境など、ロスの多いあぁいうルートを辿る人いませんから・・・。
うん、それがＧＴたる所以でしたね（納得！）。
by ri-co父 (2009-09-16 10:31)
ri-co父さん、こんにちは。
あの、このBlogは「モンスター・ブログ」じゃないですし、ri-co父さんだって「萩の観光大使」じゃないんですから（汗）。
まぁそんなワケで（←どんなワケだ？）、無断でシマを荒らして参りました（笑）。
もし一週間ズレていたら白いB10と一緒に走ることもできたのでしょうけれど、それはまた次の機会の楽しみに取っておきます。
いずれにせよ、この辺りもイイ道がたくさんありますねぇ。
移動効率だけ考えればバカバカしいほど無駄なルーティングを組みましたが、仰るとおり、それこそがGTのGTたる所以なのでございます（笑）。
by wata (2009-09-16 21:26)
wataさん、こんにちは 無事にご帰還され、お疲れ様でした。毎日、このブログを楽しみにしています。この影響で私も男の一人旅？を計画中です。気持ちよさそうな温泉とドライブルートを検討中です。wataさんのような長い旅はできませんが、毎日、パソコンの前でニヤニヤしています。この前の群馬遠征のような、楽しい旅がしたいと思います。いろいろ教えて下さい。
by M (2009-09-16 22:53)
wataさん、こんばんは。
R191やら、大朝鹿野林道とか、ほんと良い道多いでしょ。
島根・広島県境は楽しい道ばかりです。
K42とかK307は未開拓なので、
紅葉シーズンの混雑前に一度行ってみますね。
by 後輩T (2009-09-16 23:07)
Mさん、こんにちは。
＞この影響で私も男の一人旅？を計画中です。
おぉ、素晴らしい！
しょうもない記事ばかりで恐縮ですが、こんなBlogでも読んでくれている人の「独り旅心」に小さな火を点けることができたのなら、これ以上の喜びはありません。
日帰りでも1泊でも、日常を離れて独りで好きなクルマを存分に走らせると新たな発見もありますし、また自分のクルマのことが更によくわかるようになると思います。
B3Sでのソロ・ツーリング、是非とも実現してくださいね。
by wata (2009-09-16 23:18)
後輩Tさん、こんにちは。
いやはや、言われたとおりホントにイイ道だらけでしたよ。
K42はひたすらの一本道ながら変化に富んでおり、あらゆる速度域でのドライビングが楽しめるハズです。
アルファのV6、謳いまくること間違いなしです（笑）。
K307旧道も表匹見峡沿いで実に結構なのですが、仰るとおり紅葉シーズンは走れないでしょうから、今週末にでも早速どうぞ。
しかし転勤して丸一年が経過したにも関わらず、後輩Tさんもまだまだ走っていない道がたくさんありそうですな。
よし、あと10年は広島にいられるよう、本社のお偉いさんに頼んでおきますよ。
可愛い後輩のためですから、先輩としてここは一肌脱ぎましょう。
･･･え？
脱がなくていいって？（汗）
by wata (2009-09-16 23:37)
wataさん こんにちは
走って、食べて、浸かっての旅、言うことなしですねー
「し～らないま～ちを」のBGMが頭の中で流れております 津和野はその名前の響きからしてもよさげな街ですね
いやー知らない街に赴くってのもいいですねー
by amataro (2009-09-17 08:32)
amataroさん、こんにちは。
＞「し～らないま～ちを」のBGMが頭の中で流れております
ハイ、何を隠そう私の頭の中でも未だにこの曲が流れております。
ちなみに、唄はデューク・エイセスです（汗）。
津和野は旧い街並みがいい雰囲気でした。
ただ同じ城下町である萩などよりも規模は小さく、もうちょっと武家屋敷などが続いてくれていればいいなぁ、とも思いました。
それでも、非日常を味わうには十分でしたけどね。
角館や奈良井宿、妻籠宿/馬籠宿など、何故だかよくわかりませんが好きなんですよ、こういう街（笑）。
by wata (2009-09-17 20:22)
wataさん、こんにちは。
「GTかくあるべし」と独り呟いた・・・
シビレますなぁ・・・。
あっさりと萩を切っちゃいましたね（笑）。
山口県＝萩というイメージなのですが（それしか知らない・・・いえ、それすらよく分かってない）、漢ですなぁ・・・。
３県に渡る走り放題、やりたい放題・・・すばらしいです。
やはり空いている山道をひた走るのは最高ですよね。
うらやましいなぁ・・・。
というボクも最近は某地方の週間天気予報ばかり見ています(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ
by TOSHI (2009-09-17 22:58)
TOSHIさん、こんにちは。
そう、山口といえば萩は外せない観光スポットなんですよね。
かく言う私もツモ切り状態の萩散策に未練が無かったとは言えませんが、ルートを離れて最初のコーナーを回った瞬間、その未練は跡形も無くフッ飛んでいきました（笑）。
＞というボクも最近は某地方の週間天気予報ばかり見ています(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ
…企んでますねぇ。
もはや完全に秋の空気となっていますので、天気が良ければ極めて清々しい陽気になるものと推察されます。
ま、TOSHIさんは天気に関係なく走る人でしょうけどね（笑）。
次回のツーリング・レポート、楽しみにしていますよ。
by wata (2009-09-17 23:14)
wataさんのお写真はきれいなだけでなく
スピード感もあって素敵ですね。
以前コメントで教えて頂いたのに私はさっぱり動きのある写真は写せません。（涙）
津和野の町並み、良い感じですね。
今度帰省したらこのエリアにも行ってみたいです。
それよりも来月私も影響を受けてプチGT計画中です。
でも自分の車じゃないのが残念なのですが。
自分の車じゃないとGTとはいわないのでしょうか・・・？
by DION (2009-09-18 21:47)
DIONさん、こんにちは。
ドライブ/ツーリング、特にGTに於いては走っている時間が圧倒的に長いため、その気持ちよさを遺そうと流れる景色の写真を撮ってみたりしています。
特に広角レンズを使うと、比較的「撮れる」ように思えます。
…が、走行中の撮影はイロイロと問題があるのでお勧めは致しません（汗）。
プチGT計画、イイですねぇ。
是非とも実現していただき、その暁には素晴らしい写真のお裾分けをいただければと思います。
ちなみに「GT」の確たる定義なんて別にありゃしませんから、お気になさらずに（笑）。
by wata (2009-09-18 22:19)