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BMWシーズン・イン・チェック [about My B3]

消耗品交換などは行っていたものの、納車前の12ヶ月点検整備以来ディーラーの世話になっていない私のB3。
特に不具合などは無かったのですが、積算距離計が60,000kmを越えたのを機会に、一度プロの目で診てもらおうと思い立ちました。
ということで、自宅から最も近いBMW正規ディーラーへ初めての訪問です。

点検整備にはいろいろなメニューがあるのですが、サービス・アドバイザーの方と相談した結果、最もベーシックなパッケージ・プログラムである「BMWシーズン・イン・チェック」を受けてみることにしました。
27項目の点検を行うとのことで、その過程で何かあれば、必要に応じて追加で整備をするとの段取りです。
ちなみに点検項目は以下の通り。

−DISによる車輌診断
−車体下廻りのオイル漏れ等の点検
−バッテリー液の量
−バッテリーの機能/状態
−エア・コンディショナーの作動状態
−タイヤの空気圧
−マイクロ・フィルターのつまり具合
−ワイパー、ウォッシャーの機能
−ワイパー、ブレード・ラバーの状態
−ウォッシャー液の量
−エンジン・オイルの汚れ、量
−冷却水(不凍液)の量
−ブレーキ液の量
−ブレーキの効き具合
−ブレーキ・ペダルの踏みしろ
−ブレーキ・パッドの厚み
−パーキング・ブレーキの効き具合
−各Vベルトの劣化/張力
−タイヤの溝の深さ
−タイヤの亀裂/損傷/磨耗
−ヘッドライト、フォグライトの機能
−ライト類の機能/損傷
−ホーンの機能
−リア・デフォッガーの機能
−BMWサービス・インターバル・インジケーターの機能
−エンジンの始動具合/異音
−試運転による車輌状態の点検

と、「旧法定6ヶ月点検+α」といった感じの内容ですね。
自身の日常点検でカバーできている項目も多々ありますが、DIS診断や各種数値類の正確な測定などは自分ではできませんので、ザッと診てもらうにはちょうどいいメニューかもしれません。
このうち、ブレーキ・フルードは前回交換から2年以上が経過しているため、予め交換を依頼します。
その他に何もないことを祈りつつ、B3を預けてディーラーを後にしました。

・・・で、結果的には特に問題無し。
ブレーキ・フルード以外では、拭き取り跡の残るワイパー・ラバーを交換しただけでした。
ブレーキ・パッドの残量が少々気になっていたのですが、測定の結果はF6.5mm/R6.0mmと、もう暫くは使えそうです。
なおフルードを交換した結果、フット・ブレーキは少ない踏み込み量でカチッと効いてくれるようになりました。

余談になりますが、今回の明細書などを見ると型式欄には「GH-AV30」、原動機欄には「30 6S」と記載されていました。
車台番号(下7桁)も「JT02***」と書かれており、これは現車の刻印では×印で消されたベース車輌のナンバーと一致します。
つまりこのクルマは「BMW ALPINA B3 3.3」ではなく、「BMW 330i」として扱われているんですね。
なんだか二重国籍みたいで面白いです。
細かいことを言えばALPINAはBMWとは別のメーカーなのですが、やはりALPINAはBMWなんだな、と改めて感じた次第です。
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tom

wataさん、こんにちは。

私も先日の飛騨・高山ツーリングの前に、丁度良かったので12ヶ月点検を実施しています(我がB3は車検が3月なのです)。

口が悪い人は「あんなもんパパッと見て終らせているだけでディーラーが儲かるだけだ」なんて言いますが、私はそうは思いません。
消耗品の劣化具合を把握できるし、何より自分では気がつけない(リフトアップしないと分からない)不具合が発見できるかもしれないと思っているからです。

それはそれとして、不具合がなくて良かったですね。
B3に乗っていると、ついつい峠や屈曲路などでニャンニャンしてしまいますからねー(笑)。
コンディションの把握は大切だと思うのです。

ちなみに・・・点検時、私のB3のブレーキ・パッドは10mm以上残っているとのことでしたので、これからも安心して皆さんにくっついていくことが出来そうであります(笑)。
by tom (2007-06-10 14:35) 

wata

tomさん、こんにちは。

私も12検、或いは24検でも受けようかと思っていたのですが、今回は6検相当の点検で済ませました。
今のところは徹底的に診てもらわなきゃならないような状況でもありませんし、まぁ本当に良く走ってくれますよ、B3は。

新品のブレーキ・パッドが何mm厚なのかはわかりませんが、私のは概ね半分以下のようです。
なので、tomさんのパッドはまだまだ大丈夫ですね。
それにしても、「ニャンニャン」って何でしょう・・・。
オッサンには全くわかりません(汗)。
by wata (2007-06-10 16:29) 

ゼン

こんばんは。BMWシーズン・イン・チェックですか…ということは梅雨或いは猛暑前のチェックということですか?
僕もWataさんと同じでディーラーには縁がないので知りませんでしたが、結構なチェック項目があるみたいですね。特にDIS診断はディーラー以外のショップではなかなか難しいのでしょうね。
車台番号の件はとても興味深いです。「BMW ALPINA B3 3.3」が「BMW 330i」として扱われているのであれば、B10は「BMW530」或いは「BMW528」として扱われているのかな?
by ゼン (2007-06-10 20:53) 

mtm

wataさん、こんばんは!

僕もDIS診断はDラーが最適なのでお付き合いは大事にしております。(メカさんだけですが・・・)
昨日も持ち込みでオイル交換をしてもらいました(笑)
目で見える所はいいのですが、内部の異常は検査しないと判らないですからやはり信用の有るところが一番かと・・・

幸いにも特に異常が無くて良かったですね!
消耗品だけは仕方がありませんので、要交換ですね!!!

これで10万キロOKですよ!(無責任)
by mtm (2007-06-10 21:29) 

wata

ゼンさん、こんにちは。

BMWシーズン・イン・チェックは、「夏(または冬)を迎える前に一通り点検しておきましょう」とのことのようです。
もちろん法定の12検よりも点検項目は少ないのでしょうが、その分安いので気軽にオーダーできました。

ゼンさんのB10 3.2は、同じ理屈で言えばやはり「BMW 528i」となるんでしょうかね。
現代のALPINAは通常の点検整備であればBMWと何ら変わるところが無いでしょうし、専用部品が壊れたりしなければコストも同じだと思います。
少量生産車ながらBMWと同等のメンテナンス環境にあると言うのは、なんとも有り難い話です(笑)。
by wata (2007-06-10 23:14) 

wata

mtmさん、こんにちは。

正規ディーラーで買ったワケでもない私は、専門店やカーショップなどでのメンテナンスが主でした。
私は昔から「クルマのことは全て***に任せる」ということをしない(したくない)タチなので、ディーラーについてもあくまでメンテナンス・チャネルの一つとしてつきあっていこうと考えています。

基本的にBMWは丈夫にできていると思います。
以前乗っていたM3Bは、ほとんどノー・トラブルで7年間/10万km走りました。
mtmさんの仰るとおり、B3も消耗品に気をつけていれば10万kmは楽勝ですね。
逆説的ですがこの手のクルマは、良く走らせてやることが快調を保つ秘訣なんじゃないか、とも思っているところです。
by wata (2007-06-10 23:42) 

k7

wataさん、こんばんは。

飛騨ツーリングの前に我ALPINAも見てもらいましたが、専門家の方に見てもらうと安心しますね!!

特に私は自分でメンテできるような専門知識が無いのでDラー任せです。特に問題なしと言われると妙に安心します。(笑)

まっ精神安定剤のようなものでしょうか?(笑)

先日WTさんにお会いした際、フルード替えるとフィーリングが良くなるよ〜と教えて頂いたのでwataさんのレポートを見てなるほどと思いました。(メモメモ)

次回機会があったらフルード交換してみます。

・・・と言う事で、安心してロングツーリングに出かけられますね!!
by k7 (2007-06-11 01:55) 

wata

k7さん、こんにちは。

そう、k7さんは一足先に「シーズン・イン・チェック」を受けているんですよね。
私もできるところは自分でやろうと思ってはいるのですが、大したことはできていません。
ガレージでもあれば、多少はやる気が起きるのでしょうが(笑)。

BMWが指定するブレーキ・フルードの交換サイクルは、2年間だそうです。
純正品はDOT4ですから、まぁ2年間が限度かなと思ってます(←根拠無し)。
エンジン・オイルなどと同様、ブレーキ・フルードも好みのアフター・マーケット製品を入れる人もいますよね。
絶対的な制動力の向上にはローターやキャリパー、パッドなどのアップ・グレードが必要ですが、ブレーキ・ホースをステンレス・メッシュ製のモノに換えると、それだけでフィーリングがアップするそうですよ。

・・・ま、私の走りでは純正のブレーキ・システムで十分なんですけどね(笑)。
by wata (2007-06-11 21:12) 

M2

wataさん

こんばんは。
メンテの件ですが青空駐車場でオイル交換程度の整備をすることがあります。整備できるガレージが離れているので移動が面倒で(汗
ちゃんとした段取りと気合いがあれば(特に後者が重要)なんとかなるものです(笑
もっとも信頼できる整備の方がいらっしゃるのであればその方にお任せするのが一番ですよね。

最近のステンメッシュブレーキホースの耐久性はあがっているようですがちょっと前までのステンメッシュホース(正確にはインナーチューブの方)は純正より耐久性が劣るものも多かったので何年も前に取り付けたという方はご注意ください。私はバイクにつけていて危ない目にあったことがあるので・・・(汗

そうそう、タイヤですがYのNを購入しました。取り付け時間がとれない関係から取り付けできるのが来週になってからになりそうですが。
しかしどんどん見かけと中身が乖離している320dになっている気がします(笑
by M2 (2007-06-12 22:50) 

wata

M2さん、こんにちは。

自分で自分のクルマを(できる範囲で)整備するというのは、結構楽しいことだと思います。
が、住環境がそれを許してくれないと言うのが現状で、今やエンジン・オイル交換すらショップ任せといった按配です。
自分でやっていることはと言えば、エア・フィルター/マイクロ・フィルターの交換やタイヤ空気圧の調整、後は(メンテじゃありませんが)ETCやセンター・コンソール・トレイの取り付けぐらいでしょうか。

ステンメッシュ・ホース、耐久性に難があるモノもあるんですか・・・。
ハイグリップ・タイヤやDOT5のブレーキ・フルード、一部のエンジン・オイルなど、高性能と耐久性とはトレード・オフの関係にあるものが多いですね。
当然といえば当然ですが、価格も含めて全て満点の商品なんて、なかなかありませんからね。

「YのN」と言うことは、YOKOHAMA「ADVAN・Neova」ですかね。
KONI・FSDとのマッチングさえ良ければ、ハイ・トルクを余すところ無く路面に伝えることができますね。
今後のM2さんのBlog、楽しみにしています。
by wata (2007-06-12 23:44) 

Nishi

とりあえず、厄落し完了といったところですね!
区切りとなる10万Kmまで無事に行けそう、
wataさんのスパンでは2年位でしょうか?
今後のメンテは、ボディ溶接部の補強なんていうのがメニューに加わってきますかね?!
by Nishi (2007-06-13 00:21) 

wata

Nishiさん、こんにちは。

60,000kmを越えたということは、人間で言えば「脂ぎった中年真っ盛り」といった按配でしょうか・・・(汗)。
節目まであと40,000km、通勤に使わない私のB3は期間と距離の相関が一定しませんが、さすがに2年間では無理のような気がします。
感覚的には、あと3年から4年ってところでしょうかね。

「ボディ溶接部の補強」なんて、もはやメンテナンスでは無く「レストア」の領域ですね(汗)。
BMWは100,000kmやそこらではそんな必要が生じない、強いボディであって欲しいと思っています。
by wata (2007-06-13 21:11) 

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