神戸・紀伊半島ツーリング[3] [drive/touring]
曙光射す露天風呂、ゆるり浸かれば極楽浄土。
3日目の朝も、和歌山県/川湯温泉は快晴に恵まれました。
同じ湯に浸るのはいい感じに枯れたジイさんと、妙に元気なオッサンです。
ジイさん「どちらから？」
wata「ハイ、関東から来ました。しかしここは最高ですねぇ」
オッサン「最高だねぇ。風呂はやはり朝風呂に限るな。わははははは。さて、ちょっと失礼（と言って風呂から上がり、目の前の清流へ）」
ジ「ワシはここから1時間ぐらいのところに住んどるんやが、この辺りで一番やな〜、川湯は」
w「へぇ、そうなんですか」
オ「おいち、にっ、さん、し、にぃ、にっ、さん、し（と素っ裸で体操を始める）」
ジ「そうや。とにかくやな、ここはお湯がゲホッ、ゴッホゴホッ、ゴホッ（咳）」
w「･･･あの、大丈夫ですか？」
オ「さん、にっ、さん、し、しぃ、にっ、さん、し」
ジ「･･･あぁ、大丈夫や。とにかくここの温泉はお湯が全然違ゲッホゴホッ、ゴホッ、お湯がゲッッホゲホッ･･･グエッ」
w「ちょ、ちょっと！大丈夫ですか？（汗）」
オ「おいち、にっ、さん、し、にぃ、にっ、さん、し」
ジ「･･･いや、ちょっとむせてしもたわ。大丈夫や、大丈夫ゲホッ」
オ「さん、にっ、さん、し、しぃ、にっ、さん、し」
w「･･･じゃ、お先に失礼します（汗）」
晩飯同様、腹が痛くなるまで飯を食ってから出発。
R168で東へ、R169で北へ。
名勝・瀞峡に沿って走るR169は、未だ改良されていない1車線路。
数年前にM3で走ったときと、殆ど変わりがありません。
一部区間だけは高規格道路並みの立派な道でしたが、すぐにまた山間部を縫う細い道となります。
ついつい呟く「これが国道かよ〜（汗）」。
道の駅「おくとろ」で煙草休憩の後、引き続きR169を東へ走ります。
R309との併用区間の辺りからは普通の2車線路となり、ギアを上げて快走。
奈良県に入り、そのままR169で北上を続けていきました。
暫く走ったところで一旦国道を離れ、1.5車線路を暗い山の中へと分け入っていきます。
羊腸の登坂路を終えてトンネルを抜けると、その反対側には素晴らしい道と景色が待っていました。
予てから一度は走ってみたいと思っていた、K40/大台ケ原ドライブウェイ。
標高1,000-1,500mの稜線を走る、絶景のスカイラインです。
この道はどこにも抜けておらず、国道から約20kmで終了。
終点には大きな駐車場や山小屋があり、トレッキングの基地となっているようです。
肝心の道路はセンター・ラインの無い荒れた舗装路ですが、コーナーの見通しも良い実質2車線幅の中低速ワインディング・ロード。
往路は自身のスキルが許す限りの力でアスファルトを蹴り、復路は運転席側に拡がる大パノラマに見とれつつ、余裕を持って流しました。
いやはや、爽快感この上無しです。
再びR169で北への快走を続け、宮滝大橋でR370へと右折。
K16を経由して、R166で東へと走りました。
少し早いのですが、ここらで昼食と洒落込みます。
「そば粉100%・シートベルト100%」の看板でお馴染みの（←お馴染みか？）「会津屋本店」で頂く韃靼蕎麦。
蕎麦自体はなかなか旨いのですが、ツユが甘いのには参りました。
食い終わった後に煙草を喫いながらメニュー表を眺めていると、注文時に甘くないツユも選べるとの由。
･･･遅いって（涙）。
台高山脈をトンネルでブチ抜くR166は、三重県に入っても交通量僅少の快適ルート。
拡幅2車線と緩いカーブが続き、5速⇔6速で余裕のクルージングが続きます。
そのままノンストップでR368へと続き、勢和多気ICから伊勢自動車道へ。
ここから約500km先の自宅まで、あとはひたすらのハイウェイ・ランです。
高速に乗ってから程なく、ペース・カーを発見。
黒のトヨタ・クラウン・マジェスタですが、速度感や車線の取り方、先行車の抜き方などが私のそれと非常に近いのです。
前方に白や黒、銀のトヨタ・クラウンを発見すると、ペースを落としてそーっと抜いていく様まで私と一緒（笑）。
常にマイペース走行を旨とする私ですが、このマジェスタの走りっぷりは見ていて非常に気持ち良く、ある程度の車間を取って一緒に走らせてもらいました。
伊勢自動車道/松坂IC付近から東名阪自動車道を経由、伊勢湾岸自動車道/名古屋南ICでマジェスタが降りるまで、かれこれ100km近く併走したでしょうか。
大変勝手ながら、実に楽しく走らせてもらいました（笑）。
あとは、東名高速道路を一路東へ。
何度か休憩を挟みつつ、特段の渋滞にも遭わず夕刻に帰着することができました。
本日の走行距離は、729kmでした。
---
いい道・いい風呂・いい天気。
いい結婚式に、いい仲間。
今回もいい旅ができました。
その代償として、B3は例によって虫だらけ。
･･･洗車は次の週末だな（笑）。
2泊3日の総走行距離は、1,690kmでした。
3日目の朝も、和歌山県/川湯温泉は快晴に恵まれました。
同じ湯に浸るのはいい感じに枯れたジイさんと、妙に元気なオッサンです。
ジイさん「どちらから？」
wata「ハイ、関東から来ました。しかしここは最高ですねぇ」
オッサン「最高だねぇ。風呂はやはり朝風呂に限るな。わははははは。さて、ちょっと失礼（と言って風呂から上がり、目の前の清流へ）」
ジ「ワシはここから1時間ぐらいのところに住んどるんやが、この辺りで一番やな〜、川湯は」
w「へぇ、そうなんですか」
オ「おいち、にっ、さん、し、にぃ、にっ、さん、し（と素っ裸で体操を始める）」
ジ「そうや。とにかくやな、ここはお湯がゲホッ、ゴッホゴホッ、ゴホッ（咳）」
w「･･･あの、大丈夫ですか？」
オ「さん、にっ、さん、し、しぃ、にっ、さん、し」
ジ「･･･あぁ、大丈夫や。とにかくここの温泉はお湯が全然違ゲッホゴホッ、ゴホッ、お湯がゲッッホゲホッ･･･グエッ」
w「ちょ、ちょっと！大丈夫ですか？（汗）」
オ「おいち、にっ、さん、し、にぃ、にっ、さん、し」
ジ「･･･いや、ちょっとむせてしもたわ。大丈夫や、大丈夫ゲホッ」
オ「さん、にっ、さん、し、しぃ、にっ、さん、し」
w「･･･じゃ、お先に失礼します（汗）」
晩飯同様、腹が痛くなるまで飯を食ってから出発。R168で東へ、R169で北へ。
名勝・瀞峡に沿って走るR169は、未だ改良されていない1車線路。
数年前にM3で走ったときと、殆ど変わりがありません。
一部区間だけは高規格道路並みの立派な道でしたが、すぐにまた山間部を縫う細い道となります。
ついつい呟く「これが国道かよ〜（汗）」。
道の駅「おくとろ」で煙草休憩の後、引き続きR169を東へ走ります。R309との併用区間の辺りからは普通の2車線路となり、ギアを上げて快走。
奈良県に入り、そのままR169で北上を続けていきました。
暫く走ったところで一旦国道を離れ、1.5車線路を暗い山の中へと分け入っていきます。
羊腸の登坂路を終えてトンネルを抜けると、その反対側には素晴らしい道と景色が待っていました。
予てから一度は走ってみたいと思っていた、K40/大台ケ原ドライブウェイ。標高1,000-1,500mの稜線を走る、絶景のスカイラインです。
この道はどこにも抜けておらず、国道から約20kmで終了。
終点には大きな駐車場や山小屋があり、トレッキングの基地となっているようです。
肝心の道路はセンター・ラインの無い荒れた舗装路ですが、コーナーの見通しも良い実質2車線幅の中低速ワインディング・ロード。
往路は自身のスキルが許す限りの力でアスファルトを蹴り、復路は運転席側に拡がる大パノラマに見とれつつ、余裕を持って流しました。
いやはや、爽快感この上無しです。
再びR169で北への快走を続け、宮滝大橋でR370へと右折。
K16を経由して、R166で東へと走りました。
少し早いのですが、ここらで昼食と洒落込みます。
「そば粉100%・シートベルト100%」の看板でお馴染みの（←お馴染みか？）「会津屋本店」で頂く韃靼蕎麦。蕎麦自体はなかなか旨いのですが、ツユが甘いのには参りました。
食い終わった後に煙草を喫いながらメニュー表を眺めていると、注文時に甘くないツユも選べるとの由。
･･･遅いって（涙）。
台高山脈をトンネルでブチ抜くR166は、三重県に入っても交通量僅少の快適ルート。
拡幅2車線と緩いカーブが続き、5速⇔6速で余裕のクルージングが続きます。
そのままノンストップでR368へと続き、勢和多気ICから伊勢自動車道へ。
ここから約500km先の自宅まで、あとはひたすらのハイウェイ・ランです。
高速に乗ってから程なく、ペース・カーを発見。
黒のトヨタ・クラウン・マジェスタですが、速度感や車線の取り方、先行車の抜き方などが私のそれと非常に近いのです。
前方に白や黒、銀のトヨタ・クラウンを発見すると、ペースを落としてそーっと抜いていく様まで私と一緒（笑）。
常にマイペース走行を旨とする私ですが、このマジェスタの走りっぷりは見ていて非常に気持ち良く、ある程度の車間を取って一緒に走らせてもらいました。
伊勢自動車道/松坂IC付近から東名阪自動車道を経由、伊勢湾岸自動車道/名古屋南ICでマジェスタが降りるまで、かれこれ100km近く併走したでしょうか。
大変勝手ながら、実に楽しく走らせてもらいました（笑）。
あとは、東名高速道路を一路東へ。
何度か休憩を挟みつつ、特段の渋滞にも遭わず夕刻に帰着することができました。
本日の走行距離は、729kmでした。
---
いい道・いい風呂・いい天気。
いい結婚式に、いい仲間。
今回もいい旅ができました。
その代償として、B3は例によって虫だらけ。
･･･洗車は次の週末だな（笑）。
2泊3日の総走行距離は、1,690kmでした。
2007-06-06 22:35
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コメント(11)
何時もながらの長文お疲れ様でした。
私は向うには何の土地勘も無いのですが、読んでると自分が行った気分になれます。
関西も楽しそうな道が沢山ありそうですね。
今年中に関西に1度訪れようと思ってるのですが、その際の参考にさせて頂きます。
バタバタと休みの度に忙しく、走りいけなくて残念な週末を送っています(泣)
by junpei (2007-06-06 22:54)
junpeiさん、こんにちは。
こちらこそ、何時もながらまとまりも無く大して中身も無い長文駄文におつきあいいただき、ありがとうございました。
基本的に自身の備忘録として書いているBlogですので、旅の出来事や印象を忘れないようにあれもこれもと書いているもんですから、ダラダラした長文になってしまうんですよねぇ（汗）。
関西方面にも、走りたい道がまだまだたくさんあります。
次に行くのがいつになるやら全くわからないくせに、ツーリングマップルで良さそうな道を検分中です（笑）。
by wata (2007-06-06 23:15)
wataさん、こんばんは。
実に楽しそうですねー。
当然ながら、私もまだまだ走っていないところが日本中いっぱいあるので、ヒマを見つけて走ってみたいものです。
美味いもの尋ねて３０００里・・・うーん、いいなあ。
これは、海外旅行なんて行っている場合じゃあないですね（笑）
Ｐ．Ｓ．動画、先程アップしましたよー。
by tom (2007-06-07 01:43)
wataさん、紀州いいですねぇ〜〜！
って、関西の僕が教わってるのが不思議ですが・・
その中でも大台ケ原ドライブウェイは気になります。
中学生の時に修学旅行で行きましたが、こんな道路が有ったなんて知りませんでした。
ここは独特の風景や植物が生息する聖なる所みたいな感じのする自然にあふれる所だと記憶しております。
探せば良い所はまだまだあるんですね！（笑）
by mtm (2007-06-07 20:27)
tomさん、こんにちは。
今回は結婚式出席のついでに走っただけですが、それでもそこそこの旅となりました。
海外旅行もいいですが、若いうちに国内を走り回って見聞を広めておくのもいいと思います。
ニッポンは狭いようで、意外と広いですよ（笑）。
by wata (2007-06-07 21:42)
mtmさん、こんにちは。
三重県と接する大台ケ原は、日本でも有数の多雨地帯で深い自然が残されているところのようです。
大台ケ原ドライブウェイは、その自然に触れる登山基地へのアクセス・ルートとして存在するワケですから、私のように「走るために走る」のは本来は邪道ですね（汗）。
でも、機会があったら是非走ってみてください。
きっと気に入ってもらえる道だと思いますよ。
by wata (2007-06-07 21:47)
wataさん、こんにちは。
来月40になる身としては、走りはもとより自然の景色に妙に感動します。(笑)なぜでしょう??
次回はぜひ、「ここをクリック」でナイスキャラの方々を紹介してください。(裸で体操しているオヤジ・・・ｷﾓ〜)←やっぱりいいです。(汗)
by k7 (2007-06-08 12:30)
こんばんは。wataさんのブログにはいつもナイスキャラな他人様が登場しますね・・・。
たまには一緒に温泉に入ったり、一緒に団子を食べる御姉ちゃんの方も登場させてけろ。
モテキャラのwataさんなので、必ずネタはあると信じとります。
業務連絡です。
k7さん＞もーほーネタは勘弁してくらさい。(笑）
by koji (2007-06-08 19:42)
k7さん、こんにちは。
私も自然の景色に心打たれる一人です。
クルマを駐めて眺めるのも好きですが、車窓から流れる景色を感じつつ走るのが最高です。
動画デジカメをぶら下げて旅に出ていることは確かであり、各地でキャラの立った方々に遭遇することもあるにはあるのですが、さすがにその様を撮影することはできないですねぇ。
今回の「全裸体操露天風呂」についても、もし撮影していたら捕まってると思います（汗）。
by wata (2007-06-09 08:59)
kojiさん、こんにちは。
特に山の中の温泉などに入っていると、地元や旅行客のオッサンによく話しかけられます。
「互いに全裸」と言う特殊な環境が、人をして饒舌にさせるのでしょうか。
中にはやはり、備忘録としてのBlogに留めておくべき言動の持ち主もいるワケで、そんな義務感に駆られつつキーを叩いている次第です。
いつぞやも申し上げたかとは思うのですが、私は単なる疲れた中年のオッサンであり、決してモテキャラなどではございません。
故にそんな夢のようなシーンがあるワケでも無く、出会うのは既述の通りの濃キャラな人々ばかり也。
ストイックに、ひたすらストイックに、アクセルを踏み続けている次第です（涙）。
by wata (2007-06-09 09:12)
会津屋本店紹介有り難う御座います。
当店は2008年2月9日より下記に移転致しました。
今後とも宜しくお願い致します。
会津屋スタッフ一同
〒633-2166 奈良県宇陀市大宇陀区迫間１４８-１
Tel & Fax 0745-83-0067
by 会津屋 (2008-02-19 18:23)