GW東北ツーリング[3]:5月2日(水)宮城→福島 [drive/touring]
初日は快晴、2日目は曇天ときた東北ツーリングですが、3日目にしてついに雨模様。
ま、晴れる日もありゃ降られる日もあるのがツーリングってもんです。
いつものように始動前点検を済ませ、作並温泉の駐車場から雨のR48へとB3をスタートさせました。
昨日走った快走路、R457からK47を南下していきます。
間歇ワイパーで事足りる程度の雨なのですが、完全なるウェット・コンディション故か、普通に走っていてもコーナーで時折明滅するDSCインジケータ。
やはり、ツルツル・タイヤで雨の中を走ってはいけないということでしょうか(←いけません)。
まぁのんびり行くべ、と思い直し、K47から再びスイッチしたR457沿いにある共同浴場「孝の湯」で雨宿り。
地元の人たちが談笑する温泉から出ると、雨はほとんど上がっていました。
よしよし、もう大丈夫だろ。
・・・豪雨。
R457から西に別れて南蔵王高原を走るK51は、めっちゃくちゃな雨でした(汗)。
山の天気は変わり易いとは良く言ったもので、途中パッタリ止むこともあれば、また滝のように降ることもあります。
そんなこんなでK51を七ヶ宿湖まで走り切り、R113を東へ。
七ヶ宿ダムを過ぎた辺りで右折、K46でヘアピン・コーナーの連続する小坂峠を越え、東北自動車道/国見ICまで出ました。
雨の東北道。
本来は引き続き山間の一般道を走る予定だったのですが、天気が天気なだけに高速道路で移動するだけとしたのです。
ところが磐梯方面の空は晴れており、雲間から白い吾妻小富士が顔を出しているではありませんか。
反射的に福島西ICを出、磐梯方面を目指します。
福島から土湯温泉を経由して猪苗代へと至るR115は、劇的な改良を遂げていました。
登坂車線も完備された緩いコーナーが続くドライ路面を、低速車をブチ抜きつつ豪快に駆け上がっていくB3。
吾妻小富士を始めとする磐梯の山々が眼前に迫り、なんともイイ気分で走ることができます。
いや、高速を下りて良かった(笑)。
土湯トンネルを越え、高森から林間のK70を走り、そのまま有料道路の磐梯吾妻レークラインへ。
ツルツル・リアタイヤの許す限り、2速⇔3速で変化に富んだワインディング・ロードを走ります。
うーん、素晴らしく楽しい道ですねぇ。
ゲートを出てR459を挟み、ノン・ストップで磐梯山ゴールドラインへと突入。
同じ有料道路ながら、レークラインより起伏の激しい屈曲路。
特に長々と続くダウン・ヒルでは、ブレーキングに意識を集中して走りました。
・・・結局、一度の小休止も無いまま磐梯エリアを駆け抜けてしまった私。
頑張ったご褒美にコンビニの赤飯おにぎりを食い(涙)、市街地をパスするために磐梯河東ICから会津坂下ICまでの2区間だけ磐越自動車道を走りました。
ここから奥会津へと南下していきます。
只見川に沿う2車線路のR252は、交通量は少ないものの前が痞えてなかなか思うように走ることができません。
で、対岸を並行して走るK343へとエスケープ。
1-1.5車線が続きますが、案の定クルマもいないためマイペース走行。
川や湖を挟んで国道と並行する県道は得てして抜け道になりやすいのですが、ここでもその法則は当てはまるようです(笑)。
道はそのままR400となり、程なくR252へと復帰。
スノー・シェッドが連続する崖沿いの道を西へ走ります。
会津川口からは、R400を南下。
山間の2車線路を快走します。
途中、太いマフラーをぶら下げた真っ黒なトヨタ・チェイサーを抜きにかかります。
と、爆音と共に急加速する強面(こわもて)のチェイサー。
ストレートをB3の後ろに喰らいついて離れません。
これは!と思ってシフト・ダウン+アクセル・オン、ストレート・エンドの右90度コーナーをやや滑りつつクリアし、その後の緩いS字を抜けてバック・ミラーに目をやると・・・。
いないじゃん、チェイサー(涙)。
いや、良く見ると遥か後方をテケテケと走っている模様。
折角一緒に走れると思ったのに、これじゃ独り芝居もいいところです。
「所詮ピエロだったってワケか、俺は・・・(フッ)」
あてどなく走るB3は、R401へと右折。
山の中を抜ける2車線路はやがて1車線となり、「国道かよ、これ・・・」
普通に曲がるのにもガードレールにドアを擦るんじゃないかとヒヤヒヤするほどの、極細屈曲路が続きます。
激しさを増す雨の中、用も無いのにこんな道を走るB3。
全く以って意味不明です(汗)。
界(さかい)からR289との共用区間となり、やっとマトモな道になったR401。
伊南川に沿って、雨の上がった山間の田園風景の中を南下していきます。
内川でR352へと左折し東へ快走を続け、更に会津高原への登坂路を左折すると、ほどなく本日の宿泊先である「サンデーファーム」に到着しました。
本日の宿は、所謂ペンションです。
いやー、ペンションに泊まるなんて学生以来です(笑)。
温泉旅館のように大浴場でゆったりと言うワケにはいきませんので、畢竟、近隣の温泉へと足を運ぶことになります。
クルマで3分ほど登ったところにあるキレイな温泉施設「白樺の湯」で、旅の汗を流しました。
誰もいない、会津高原たかつえスキー場のパーキング・スペース。
浴後の涼を取るためB3を降り、煙草を一服しながら空を仰ぎ見ると、重たい雲が低くどこまでも続いています。
楽しかったGW東北ツーリングも、明日は早や最終日。
本当にあっと言う間だったな・・・などと感慨に耽っていると、お腹がグー。
旅の思い出はどこへやら、本日の晩飯に思いを馳せつつ、タイヤ鳴らして宿へと駆け下るB3なのでした(笑)。
本日の走行距離は、344kmでした。
ま、晴れる日もありゃ降られる日もあるのがツーリングってもんです。
いつものように始動前点検を済ませ、作並温泉の駐車場から雨のR48へとB3をスタートさせました。
昨日走った快走路、R457からK47を南下していきます。
間歇ワイパーで事足りる程度の雨なのですが、完全なるウェット・コンディション故か、普通に走っていてもコーナーで時折明滅するDSCインジケータ。
やはり、ツルツル・タイヤで雨の中を走ってはいけないということでしょうか(←いけません)。
まぁのんびり行くべ、と思い直し、K47から再びスイッチしたR457沿いにある共同浴場「孝の湯」で雨宿り。
地元の人たちが談笑する温泉から出ると、雨はほとんど上がっていました。
よしよし、もう大丈夫だろ。
・・・豪雨。
R457から西に別れて南蔵王高原を走るK51は、めっちゃくちゃな雨でした(汗)。
山の天気は変わり易いとは良く言ったもので、途中パッタリ止むこともあれば、また滝のように降ることもあります。
そんなこんなでK51を七ヶ宿湖まで走り切り、R113を東へ。
七ヶ宿ダムを過ぎた辺りで右折、K46でヘアピン・コーナーの連続する小坂峠を越え、東北自動車道/国見ICまで出ました。
雨の東北道。
本来は引き続き山間の一般道を走る予定だったのですが、天気が天気なだけに高速道路で移動するだけとしたのです。
ところが磐梯方面の空は晴れており、雲間から白い吾妻小富士が顔を出しているではありませんか。
反射的に福島西ICを出、磐梯方面を目指します。
福島から土湯温泉を経由して猪苗代へと至るR115は、劇的な改良を遂げていました。
登坂車線も完備された緩いコーナーが続くドライ路面を、低速車をブチ抜きつつ豪快に駆け上がっていくB3。
吾妻小富士を始めとする磐梯の山々が眼前に迫り、なんともイイ気分で走ることができます。
いや、高速を下りて良かった(笑)。
土湯トンネルを越え、高森から林間のK70を走り、そのまま有料道路の磐梯吾妻レークラインへ。
ツルツル・リアタイヤの許す限り、2速⇔3速で変化に富んだワインディング・ロードを走ります。
うーん、素晴らしく楽しい道ですねぇ。
ゲートを出てR459を挟み、ノン・ストップで磐梯山ゴールドラインへと突入。
同じ有料道路ながら、レークラインより起伏の激しい屈曲路。
特に長々と続くダウン・ヒルでは、ブレーキングに意識を集中して走りました。
・・・結局、一度の小休止も無いまま磐梯エリアを駆け抜けてしまった私。
頑張ったご褒美にコンビニの赤飯おにぎりを食い(涙)、市街地をパスするために磐梯河東ICから会津坂下ICまでの2区間だけ磐越自動車道を走りました。
ここから奥会津へと南下していきます。
只見川に沿う2車線路のR252は、交通量は少ないものの前が痞えてなかなか思うように走ることができません。
で、対岸を並行して走るK343へとエスケープ。
1-1.5車線が続きますが、案の定クルマもいないためマイペース走行。
川や湖を挟んで国道と並行する県道は得てして抜け道になりやすいのですが、ここでもその法則は当てはまるようです(笑)。
道はそのままR400となり、程なくR252へと復帰。
スノー・シェッドが連続する崖沿いの道を西へ走ります。
会津川口からは、R400を南下。
山間の2車線路を快走します。
途中、太いマフラーをぶら下げた真っ黒なトヨタ・チェイサーを抜きにかかります。
と、爆音と共に急加速する強面(こわもて)のチェイサー。
ストレートをB3の後ろに喰らいついて離れません。
これは!と思ってシフト・ダウン+アクセル・オン、ストレート・エンドの右90度コーナーをやや滑りつつクリアし、その後の緩いS字を抜けてバック・ミラーに目をやると・・・。
いないじゃん、チェイサー(涙)。
いや、良く見ると遥か後方をテケテケと走っている模様。
折角一緒に走れると思ったのに、これじゃ独り芝居もいいところです。
「所詮ピエロだったってワケか、俺は・・・(フッ)」
あてどなく走るB3は、R401へと右折。
山の中を抜ける2車線路はやがて1車線となり、「国道かよ、これ・・・」
普通に曲がるのにもガードレールにドアを擦るんじゃないかとヒヤヒヤするほどの、極細屈曲路が続きます。
激しさを増す雨の中、用も無いのにこんな道を走るB3。
全く以って意味不明です(汗)。
界(さかい)からR289との共用区間となり、やっとマトモな道になったR401。
伊南川に沿って、雨の上がった山間の田園風景の中を南下していきます。
内川でR352へと左折し東へ快走を続け、更に会津高原への登坂路を左折すると、ほどなく本日の宿泊先である「サンデーファーム」に到着しました。
本日の宿は、所謂ペンションです。
いやー、ペンションに泊まるなんて学生以来です(笑)。
温泉旅館のように大浴場でゆったりと言うワケにはいきませんので、畢竟、近隣の温泉へと足を運ぶことになります。
クルマで3分ほど登ったところにあるキレイな温泉施設「白樺の湯」で、旅の汗を流しました。
誰もいない、会津高原たかつえスキー場のパーキング・スペース。
浴後の涼を取るためB3を降り、煙草を一服しながら空を仰ぎ見ると、重たい雲が低くどこまでも続いています。
楽しかったGW東北ツーリングも、明日は早や最終日。
本当にあっと言う間だったな・・・などと感慨に耽っていると、お腹がグー。
旅の思い出はどこへやら、本日の晩飯に思いを馳せつつ、タイヤ鳴らして宿へと駆け下るB3なのでした(笑)。
本日の走行距離は、344kmでした。
2007-05-07 21:46
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コメント(6)
うーん、楽しく走ってますねぇ。私も今度ソロツーリングに行こうっと。この蕎麦ブログ参考にしながらね。(爆)
黒いチェイサーはwataさんが滑ったのを見て萎えたのかも。きっとね、ぐにゃ○○状態だったんでしょう。(笑)
私もGW中にリヤタイヤが終わりました。最終日山小屋からの帰りは雨の中のドライブ。高速でちょいと踏んで走ると浮くわ浮くわ・・。また車線変更で轍を横切った瞬間にハイドロ起こされたんじゃ適わんです。(汗)
梅雨入りギリギリまで引っ張ろうかと思ったけど、ヤバいんで早々に履き替えることにします。
by MT (2007-05-07 22:45)
MTさん、こんにちは。
・・・いや、ですから蕎麦のBlogじゃないんですってば(汗)。
ソロ・ツーリングって、バイクだとやってる人は結構いるようですが、ことクルマとなるとあんまり聞きません。
「クルマ好き」って言う人は多いんですけどね。
たとえ一泊だけであっても、自由気ままで本当に楽しいんですけどねぇ。
でもMTさんも、そのうちソロで走りに行くような気がしています。
えぇ、同じ匂いがしますから(笑)。
チェイサーは、やはり引いたのでしょうか(汗)。
地元ナンバーで相当ヤッてる感じがしましたし、その加速も凄かったのですが・・・。
いや、実に残念です(涙)。
終わりましたか、PS2・・・。
私のパイロットスポーツも、ドライならまだしもウェットはダメですねぇ。
山岳路で多少滑るのはご愛嬌としても、高速のハイドロ・プレーンはカンベンして欲しいです(汗)。
ま、今回のツーリングで徹底的に使い切った感じです。
大往生ってところですかね(合掌)。
by wata (2007-05-07 23:12)
wataさんの車は晴天専用車(今限定)ですからこの日はフラストレーション溜まったのではないですか!?
このツーリングがラストランでしょうからもうすぐ2本お買い上げですよねぇ!
直線番長は煽るのがお好きみたいですが、大体の車はコーナーあまちゃんですから・・・(笑)
by mtm (2007-05-08 08:45)
mtmさん、こんにちは。
いや、B3は全天候車輌ですよ(注:雪を除く)。
これ一台しか所有していませんからね。
タイヤが減っていても、そのことに変わりはありません。
まぁ、翌日が大雨とわかっていてわざわざ日帰りドライブに出るようなことはありませんが、今回のようにツーリングの途中で雨に降られるのは良くあることです。
特にこの日は降ったり止んだりでしたから、特段フラストレーションが溜まることもなく楽しく走れましたよ。
本来であれば、リア・タイヤにとっては飛騨高山ツーリングをラスト・ランとしなければならなかったんですけどね(笑)。
黒のチェイサーは、直線番長だったのでしょうか・・・。
寧ろ、単に私と一緒に走るのがイヤだったからではないか、と思っている次第です(涙)。
by wata (2007-05-08 20:01)
駄目ですよ、黒のチェイサー相手にしちゃ!太いマフラーは抜けがよくても、低速トルクスカスカだから、コーナーの立ち上がりが遅くてB3にはついてこれなかったのでは?でも東北だと、その種の車、まだ生息してるんですね。チバラギだけかと思いました。
ところでタイヤ2本の銘柄はそれそろ決まりましたか?
by ゼン (2007-05-08 22:33)
ゼンさん、こんにちは。
いや、私がチェイサーに相手にされなかったんです・・・。
さらに言えば、チェイサーはついてこれなかったのではなく、ついて行こうとしなかっただけだと思いますよ(哀)。
文章の拙さ故か上手くお伝えできていないようなのですが、太いマフラーに太いタイヤ、控えめなエアロ・パーツと程よいロワリングで、そのチェイサーはなかなかシブかったんですよ。
巷で見かける遥かにチバラギなBMWよりも、よっぽどカッコいいと思いました(笑)。
タイヤはですねぇ、面白くもなんともないでしょうがパイロットスポーツに決めてます。
4本同時交換なら銘柄検討の余地はありますが、リアだけですからねぇ。
前後で銘柄が違ってたりすると、グリップ・バランスが崩れるような気がしてイヤなんですよ。
by wata (2007-05-08 23:22)