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群馬・栃木ドライブ [drive/touring]

というわけで、走ってきました10月9日体育の日。
わずか11時間前に告知すると言う失礼極まりない行動が通用するハズもなく、今回もソロ・ドライブとなりました。
ほんのちょっとでも参加を考えてくださった皆さん、本当に嬉しく思います。
ありがとうございました。

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早朝、例によって練馬から100kmギリギリの前橋ICでいったん関越道を降り、再び乗って群馬県/赤城PAに到着。
・・・って、やはりセコいですか?
だって、ETC割引で1,000円違うんですよ(汗)。

夜明けの赤城PAは、気温10度。
めちゃめちゃ寒くてビックリです。
念のためジャンバーを持ってきて正解でした。
6時半頃、赤城ICを降ります。

しかしものすごくいい天気。
楽しいドライブになりそうです。
赤城山を登るルートは混雑が予想されるため、登らずにその周囲を時計周りに回るプランです。

関越道を挟んで西側に聳える榛名山、その西を走る榛名西麓広域農道は、ドライビングに徹することができる大好きなルート。
今回は、同様に赤城山の西をうねる赤城西麓広域農道を走りました。


赤城西麓広域農道.jpg・・・やはり楽しいです。
榛名西麓広域農道ほどは人里を離れてはおらず、路面も決していいとは言えませんが、ストレートや高速/中速/低速コーナー、アップ・ダウンがほどよくミックスされたドライビング・ロード。
調子に乗りすぎて、自身のスキルを顧みずにオーバー・スピードでコーナーに突っ込んでしまったこともありましたが、そんな時でもB3の懐の深さに救われてコーナーを無事にクリア。
実に楽しく走ることができました。


K251からK62へ.jpg赤城山の北麓まで来たところで、K251にスイッチ。
広域農道よりも山深いワインディング・ロードを、アクセル開けて走っていきます。
早朝のためか、他にクルマはほとんど走っていません。
いや、楽しいなー(嬉)。

K251はそのまま南へ向かうと赤城山へ登っていくことになります。
今日はヒル・クライムではなく周遊コースですので、K251を離れて東麓を南下するK62へ。
ところどころ工事中だったものの、K62は森を縫って走る快走屈曲路。
私と同じようなペースで走るスポーツ・バイクの後ろについて、2台でイイ感じに走っていきます。

しかし、晴れた日の早朝は注意が必要。
木漏れ日の中を走るのは確かに気持ちがいいのですが、眩しいストレートの先が木陰になっていると、その先どう曲がっているのかが全く見えません。
対向車の有無すらわかりませんので、そのようなコーナーは手前で十分に減速してから進入していきます。


R122.jpg赤城山の東麓から北→東へと走りぬけ、R122へ。
この道は北上していくと日光いろは坂の下へ抜ける観光ルートですので、朝からクルマやバイクが結構走っています。
道の駅「くろほねやまびこ」へと立ち寄りましたが、まだ開店していませんでした。
カラッとした晴天の下、一服してからR122を北へ向かいます。


銅親水公園.jpg群馬県から栃木県に入り、銅山で有名な足尾の先でK250へと左折。
銅(あかがね)親水公園へと寄り道です。
なんだかよくわかりませんが、ダムから轟々と流れ落ちる水流。
しばらくぼーっと眺めたあと、K250を引き返します。

R112を数km戻り、右折してK293へ。
1-1.5車線の山坂道をのんびり登っていきます。
で、到着したのは足尾温泉/国民宿舎かじか荘。
オープンまで30分ほどの間、谷を吹きぬける涼風にあたりながら、ラップトップPCで昨晩いただいたコメントにレスを書いたりして待ちます。
10時半、600円を支払って入浴。
やや塩素臭が気になるお湯でしたが、ロケーションは抜群。
抜けるような青空の下、緑の山々を見渡す絶景の露天風呂でしばし放心しておりました(笑)。


K15.jpgK293を下り、R122を再び北上。
足尾から右折して、K15で深い山へと分け入っていきます。
対向車が気になる、1-1.5車線の山坂道。
ライト・オンで走ります。
引き続きの晴天で大変気持ちがイイのですが、至るところで道路を横切る洗い越しと落葉のおかげで、B3のホイール・アーチ近辺はもうドロドロ。
お洒落なアルピナ・オーナーが、思わず眉を顰めること請け合いです(笑)。


前日光牧場より男体山を望む.jpg標高1,100mの粕尾峠からはK58を東へ向かい、前日光牧場へ。
ハイキングの拠点らしくたくさんの人とクルマで賑わっていましたが、ほぼ360度のパノラマは素晴らしいの一言。
日光/男体山の威容にしばし魅入っていました。

K58を粕尾峠まで戻り、再びクネクネ道のK15を下ります。
合計六十余のタイト・コーナーを終えると、やっと2車線路となりました。
前を走るスロー・ペースのクルマをパスすると、その前には巨大なリア・ウィングを立てた白いスバル・インプレッサSTI。
B3が追いつきそうになると、STIもアクセルをくれてペース・アップ。
なんだか嬉しくなり、一定の車間距離を空けてついていきます。

立ちはだかる先行車を次々とクリアしつつ、清流沿いのK15を快走するSTIとB3。
いや、実に楽しい。
迷惑かな、とも思ったのですが、信号の変わり目などで早めに減速して私を待ってくれたりしていましたので、STIのドライバーも意識してくれていたのでしょう。
こういうの、嬉しいんですよね。
15分ほどのデュエット・ランを楽しんだ後、K37を右折してSTIと別れました。


西方町「おびくに蕎麦」.jpgさて、昼飯です。
ワインディング→温泉とくれば、例によって手打ち蕎麦。
今日は栃木県西方町の「おびくにそば」です。
堅めに茹で上げられた二八の手打ち蕎麦を、コクのあるつゆに浸していただきます。
・・・嗚呼(涙)。
ふんわり揚がった舞茸の天ぷらも、実に滋味深い。
普段はあまり飲まない蕎麦湯も、思わず二杯。
もはや、何も言うことはありません(笑)。

会計を済ませ、外に出ます。
B3の手前に駐まっているのは、来たときから気になっていたアウディA3スポーツバック・3.2クアトロ。
ブルー・メタリックに輝くA3、タダモノではない雰囲気炸裂です。
どうやら隣卓にいたご夫婦のクルマのようで、男前で爽やかな旦那さんが私に話しかけてくれました。
明るくてキレイな奥さんもクルマ好きのようです。
よちよち歩きの可愛いお子さん連れで、お二人とも関西ご出身の様子。

旦那さん「いいですねぇ、B3」
wata「いやー、A3スポーツバックもカッコいいですよ。しかもこれって、3.2クアトロじゃないですか!」
旦「ええ、子供が産まれて買い換えたんですよ。その前はね、E36のB3に乗ってたんですよ」
w「そうなんですか!」
奥さん「そうそう。駐車場に入ってこられるとき、あ、アルピナやぁ思て見てたんですよ」
旦「いいよな、アルピナ。おまえ、この46のアルピナが好きなんやな」
奥「そう。この涙目(のヘッド・ライト)がええわー」
w「あはは、泥だらけでキタナイからあんまり見ないで下さいよ」

私が先に駐車場を出たのですが、奥さんが大きく手を振ってくれました。
独りで走っているとき、旅先でのこういったふれあいは何だかとても嬉しいものです。
このご夫婦や、前述の白いSTIのドライバーさん、当Blogを見てくれないかなー・・・。

その後、栃木ICから東北自動車道へ。
まだ14時前ですので、交通量は多かったものの渋滞もなく、浦和ICまでスムーズに走れました。
泥+虫のB3を洗車して、本日のドライブは終了。
いや〜、実にイイ一日でした。


道の駅「くろほねやまびこ」.jpg走行距離は、410kmでした。
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髭おやじ

いやー、いいですね。赤城の北側の裏から桐生、足利方面はこんど走ってみたいなと思っていて、ちょっと調べていたところでした。足利の先にはこんな綺麗な牧場があるんですね。とても参考になりました。赤城の広域農道の早朝も好きです。
ちょっと高原ぽい雰囲気があっていいですね。
赤城高原SA上りの山菜蕎麦(暖かい汁そば)は
けっこういけますよ。
by 髭おやじ (2006-10-10 22:08) 

wata

髭おやじさん、こんにちは。

そう、この辺りは髭おやじさんのシマでしたね(笑)。
にもかかわらず参考にしていただいたようで、恐縮です。
しかし今回のルートは、天候に恵まれたこともありますが、前夜にテキトーに見繕って決めた割には非常に楽しかったと思ってます。
K15以外は全て初めての道だったんですけどね。

前日光牧場は、地図を見て当日の思いつきで寄ってみただけですが、細い山道を辿った先にいきなり拓けるパノラマにビックリしました。
ルートからはかなり外れたところにありましたが、天気が良ければ寄ってみる価値は大だと思います。

それと、いつも蕎麦情報をありがとうございます(笑)。
グルメでもなんでもない私が言うのもなんですが、これまでサービス・エリアの食い物には味を期待しちゃいけないと思ってました。
でも、中には旨い蕎麦を出すところもあるんですね。
いや、勉強になります(笑)。
by wata (2006-10-10 22:45) 

K

“木漏れ日”ショット、しかも走行中!?
今日は私も、北海道(洞爺湖)で同じことをやってましたよ(笑)
群馬エリア、前回は不完全燃焼だったので、今年中に再遠征しないとダメですかね。
by K (2006-10-10 22:59) 

wata

Kさん、こんにちは。

ハイ、木漏れ日ショット(K15)も二つ上のR122のショットも、サンルーフからテキトーに撮ったということはご推察の通りです。
Kさんもやりましたか。
いや、ご同慶の至りです(笑)。

とにかく、無事に北海道へ上陸できて何よりです。
楽しいGTにしてくださいね。
いずれ一緒に走りましょう!
by wata (2006-10-10 23:16) 

B-chan

お久しぶりです。
このところ多忙のため、ハンドルを握る機会といえば週末の買い物程度でした。多忙から脱却するために連休で八ヶ岳方面に走りに行きました。紅葉にはまだ早い時期でしたが、少々寒い空気のなか、良い景色を見ながらのドライブは気持ちが良いものですね。それにしてもちょっと覗かないうちに走行距離を稼ぎましたね。ドライブには良い時期となりますがお体に気をつけて。いつも綺麗な写真には関心しております。
by B-chan (2006-10-11 21:48) 

wata

B-chanさん、こんにちは。

八ヶ岳周辺は、私も大好きなエリアの一つです。
秋のピリッとした空気の中を走らせるのは、また格別ですよね。
本当にいい季節になりました(しみじみ)。
B-chanさんはカブリオーレにお乗りですから、なおさらですよね。
私もささやかながら、精一杯サンルーフを開けて走ってます(笑)。

写真はケータイやコンパクト・デジカメでテキトーに撮っただけのものですので、お褒め戴くのは極めて恐縮です(汗)。
腕も心得も機材も無いのですが、景色がキレイだと、それだけでいい写真が撮れたような気になってしまうから困ったもんです(笑)。
by wata (2006-10-11 22:12) 

tom

wataさん、こんばんは。

ホントwataさんはパワーありますねぇ〜。
私も見習わないと。

榛名山や赤城詣で(もちろん攻め・・・笑)には行きましたが、近くの広域農道は見落としていました。なんてこったい。次に走りに行く時は広域農道を探しつつ走ってみようと思います。

残念ながら今回は参加しそびれたのですが、時間さえあれば私はたとえ走り出す5時間前でもOKです!機会がありましたらご一緒させて下さいね。

あ、あと東京の御茶ノ水に来られることがあれば、「静邨(せいそん)」さんに寄られることをオススメします。うまいっすよ、ゴン太麺で(笑)ご存知でしたらすみません。

それでは。
by tom (2006-10-11 23:57) 

junpei

こんばんは〜!!
今回は非常に残念でした。次回は是非ご一緒させてください。
これからは紅葉の季節になるので車が多くなりそうですが、ドライブしながら走るには良い季節なのでしょうね。
先日富士に行ってきましたが、帰りの東名大渋滞にはほとほと困り果てました。
これが無ければ紅葉を見がてら走りに行きたいです。
旅先での車好きの方とのふれあい楽しいでしょうね。私も車は大好きなのでそういう方と触れ合ってみたいものです。
by junpei (2006-10-11 23:58) 

wata

tomさん、こんにちは。

いわゆる「オッサン・パワー」ですね(笑)。
むしろ、若い頃より走っているような気もします。
ある意味、悲哀すら感じます(涙)。

榛名や赤城は「山」を走るのが普通だと思います。
逆に言うと、山頂へのメイン・ルートは結構混んだりするんですよね。
今回のような「周遊」ルートもまた、面白いと思いますよ。

私はほとんどの場合、前日に天気予報などを見て「よし、明日早起きして走りにいくか」ってな具合ですので、あんな案内になってしまいます(汗)。
もともと独りで走るつもりなのですが、これからもダメ元でいきなり告知するかもしれません。
ご都合が合えば、是非ご一緒に。

旨そうな蕎麦屋、ご紹介ありがとうございます。
勤務先が比較的近いので、機会があれば寄ってみますね。
しかしよく考えると、街中では最近あまり蕎麦を食ってないんですよね・・・。
いつの間にか自分の中では、蕎麦はドライブや温泉とのセットになってます(汗)。
by wata (2006-10-12 00:18) 

wata

junpeiさん、こんにちは。

FISCOでのイベントは大盛況だったらしいですね。
天気も最高でしたし、楽しまれたのではないでしょうか。
おつかれさまでした。

今頃から山道が凍結する前ぐらいまでが、年間を通じて一番のドライブ・シーズンだと思ってます。
有名な紅葉スポットはそれこそ殺人的に混みますが、ドライビング最優先でメジャーな観光地を外しても、紅葉がキレイなところはたくさんあるはずですよ。
お互いにいいドライブをしましょうね。
もちろん、機会があればご一緒しましょう。

今回はA3のオーナーさんのおかげで楽しく会話することができました。
また会話こそしませんでしたが、STIといい感じで走れたのも心に残ってます。
別に車種が違っても、同じクルマ好き同士ですからね。
こういうことがあると、また走りに行きたくなっちゃいますよ(笑)。
by wata (2006-10-12 00:39) 

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