梅雨明けの奥多野ドライブ [drive/touring]
猛暑の予報が出ていた7月最初の土曜日。
涼しいうちに涼しいところをひとっ走りしようと思い立ち、朝5時半に家を出て関越自動車道を走るものの、曇り空ながらB3の外気温計はこの時点で既に26℃を指していました。
今日は群馬県南西部の奥多野エリアへと向かいます。
いつもは花園ICから皆野を抜けて土坂峠を越えてゆくのですが、今日はひとつ先の本庄児玉ICでアウト。
涼しげな川沿いにロング・ターンの続くK44を走っているうちに気温は22℃前後まで下がり、早速エアコンを切って窓全開です。
タイヤを軽～く鳴らしつつK13で小さな峠を越えてR462に合流、道の駅「上州おにし」でひとやすみしながらツーリングマップルを開きました。
この先に、一度走ってみたかった「御荷鉾（みかぼ）スーパー林道」への入口があるはずです。
地図上では奥多野の稜線上を東西に走る実に魅力的なルートに見え、更に舗装化もかなり進んでいるとの由。
ワクワクしながらR462と別れ、下久保ダム手前の狭い急坂を上っていきました。
ところが上まで出てみたら、予想に反して林道は森の中のダートからスタート（汗）。
今さら戻るのもめんどくさいので、とりあえずそのまま行ってみることにしました。
幸いなことに路面はフラット、大きな穴や石などは見当たらず、B3でも3速レベルで問題なく進むことができます。
途中で小休止のためにエンジンを切ると、微かな鳥の声以外には何も聞こえてきません。
いやいや、これはこれでアドベンチャーっぽくっておもろいですねぇ（笑）。
しかしその先は何やら廃道っぽくなっていたため、舗装された分岐路を左に下って一旦R462に復帰、次の入口から再び林道へとアプローチしました。
リトライ後の御荷鉾スーパー林道は、1.5車線の完全な舗装路。
ところどころアスファルトが大きくうねっていたりするものの、等高線に沿って作られた誰もいないワインディング・ロードを楽しく走ることができました。
空は相変わらず曇っていましたが、樹々の切れ目から時折垣間見える景色は素晴らしく、見慣れた奥多野の風景を眼下に望むのはまた格別です。
この林道は全長70km近くもあるとのことで、今回私が走ったのはそのうちの20kmほど。
ガッツリ走るのではなく、手軽に高所感を味わいながらのんびりと流すのにちょうどいいルートだと思います。
林道はまだまだ続きますが、塩沢峠でK46へとエスケイプ、再びR462へと駆け下っていきました。
R299を西に走り、そのまま長野県/佐久方面へと向かってみます。
県境の十石峠を越えたのはもう20年以上も昔のこと、その頃の私は三菱・ギャランVX-Sに乗っていましたが、当時の道は確かガッタガタの未舗装極悪路だったような記憶があります。
それ以来走っていないので試しに行ってみたところ、予想通り通行止め･･･。
この道、崩落や積雪で年がら年中通行止めになっており、開通しているのをあまり見たことがありません（汗）。
とは言え、南側の舗装林道で迂回することもできそうなので、日を改めて十石峠を越えてみようと思います。
フラフラしてたら時刻は10時となり、いつものように浜平温泉「しおじの湯」へ。
前回来たときにスタンプが5個集まったので、今日はありがたく無料で入浴させていただきました。
ボロボロになったスタンプ用紙、捨てずに取っておいてよかったです（笑）。
で、のんびり寛いでからK45で「峠のうどん屋 藤屋」へと向かったのですが、無情にもそこには「本日休業」の看板が･･･。
久しぶりにやられてしまいましたけど、やはりこれこそが、奥多野ドライブの醍醐味なのです（←そうか？）。
個人的に、奥多野エリアで藤屋のうどんと双璧を成すドラ飯は、「JA上野村焼肉センター」のイノブタ焼肉だと思ってます。
が、今日は県境を越え、埼玉県/小鹿野町で有名な「安田屋」のわらじカツ丼を喰おうと思い立ちました。
R299で志賀坂峠を越えて下界に出ると気温は一気に30℃オーバー、空もいつの間にか晴れ渡っており、町営のパーキングに駐めたB3を降りて小鹿野の街を少し歩いただけで汗ダクです。
しかしながら、初めて訪れた安田屋はビックリ仰天の長蛇の列･･･。
待つのはイヤなので直ちに撤収、どうしようかと考えながら歩いていたら、他の店にも「わらじカツ丼」のノボリが立っているじゃあーりませんか。
私、わらじカツ丼は安田屋独自のメニューだとばかり思っており、小鹿野町の名物としてあちこちの飲食店で出しているってことを、本日この場で初めて知った次第です（汗）。
と言うことですっかり気を良くした汗まみれのオッサンは、焼肉屋＆肉屋でもある「レストラン東大門」に入りました。
注文からほどなくして出てきた丼のフタを開けると、ホカホカごはんの上に甘辛いタレの絡んだ揚げたての大きなトンカツが2枚。
カツ丼としては極めてシンプルな構成なのですが、これが旨いんですねぇ。
1枚は冷たいノン・アルコール・ビールとともに、もう1枚は丼飯と併せていただいて、そりゃもう大満足です（笑）。
抜け道感炸裂のK43で皆野に出、花園ICから炎天下の関越道で自宅へと走っていると、B3の外気温計はグングンと上昇。
ついには38℃にまで達してブッたまげたのですが、それもそのはず、気象庁はこの日の11時に関東甲信地方の梅雨明けを発表していたのだそうです。
やれやれ、早くも本格的な夏が到来してしまったようですね（笑）。
本日の走行距離は、379km。
走行時間は6時間25分、平均速度は59.0km/hでした。
何度も訪れている奥多野エリアですが、今回は初めての御荷鉾スーパー林道を新鮮な気持ちで走ることができました。
そして小鹿野わらじカツ丼は、藤屋のうどんやイノブタ焼肉と並ぶ第三の選択肢として、いずれまた喰いに来ようと決めています。
ちなみにここ東大門の名物は、ノーマル比4倍サイズ（！）の巨大なトンカツが2枚載っているという「メガわらじカツ丼」。
恥ずかしながら私、他のお客さんが必死で喰っている姿を盗み見した瞬間、戦わずして白旗を掲げた次第です（涙）。
涼しいうちに涼しいところをひとっ走りしようと思い立ち、朝5時半に家を出て関越自動車道を走るものの、曇り空ながらB3の外気温計はこの時点で既に26℃を指していました。
今日は群馬県南西部の奥多野エリアへと向かいます。
いつもは花園ICから皆野を抜けて土坂峠を越えてゆくのですが、今日はひとつ先の本庄児玉ICでアウト。
涼しげな川沿いにロング・ターンの続くK44を走っているうちに気温は22℃前後まで下がり、早速エアコンを切って窓全開です。
タイヤを軽～く鳴らしつつK13で小さな峠を越えてR462に合流、道の駅「上州おにし」でひとやすみしながらツーリングマップルを開きました。
この先に、一度走ってみたかった「御荷鉾（みかぼ）スーパー林道」への入口があるはずです。
地図上では奥多野の稜線上を東西に走る実に魅力的なルートに見え、更に舗装化もかなり進んでいるとの由。
ワクワクしながらR462と別れ、下久保ダム手前の狭い急坂を上っていきました。
今さら戻るのもめんどくさいので、とりあえずそのまま行ってみることにしました。
幸いなことに路面はフラット、大きな穴や石などは見当たらず、B3でも3速レベルで問題なく進むことができます。
途中で小休止のためにエンジンを切ると、微かな鳥の声以外には何も聞こえてきません。
いやいや、これはこれでアドベンチャーっぽくっておもろいですねぇ（笑）。
しかしその先は何やら廃道っぽくなっていたため、舗装された分岐路を左に下って一旦R462に復帰、次の入口から再び林道へとアプローチしました。
リトライ後の御荷鉾スーパー林道は、1.5車線の完全な舗装路。
ところどころアスファルトが大きくうねっていたりするものの、等高線に沿って作られた誰もいないワインディング・ロードを楽しく走ることができました。
空は相変わらず曇っていましたが、樹々の切れ目から時折垣間見える景色は素晴らしく、見慣れた奥多野の風景を眼下に望むのはまた格別です。
この林道は全長70km近くもあるとのことで、今回私が走ったのはそのうちの20kmほど。
ガッツリ走るのではなく、手軽に高所感を味わいながらのんびりと流すのにちょうどいいルートだと思います。
林道はまだまだ続きますが、塩沢峠でK46へとエスケイプ、再びR462へと駆け下っていきました。
R299を西に走り、そのまま長野県/佐久方面へと向かってみます。
県境の十石峠を越えたのはもう20年以上も昔のこと、その頃の私は三菱・ギャランVX-Sに乗っていましたが、当時の道は確かガッタガタの未舗装極悪路だったような記憶があります。
それ以来走っていないので試しに行ってみたところ、予想通り通行止め･･･。
この道、崩落や積雪で年がら年中通行止めになっており、開通しているのをあまり見たことがありません（汗）。
とは言え、南側の舗装林道で迂回することもできそうなので、日を改めて十石峠を越えてみようと思います。
フラフラしてたら時刻は10時となり、いつものように浜平温泉「しおじの湯」へ。
前回来たときにスタンプが5個集まったので、今日はありがたく無料で入浴させていただきました。
ボロボロになったスタンプ用紙、捨てずに取っておいてよかったです（笑）。
で、のんびり寛いでからK45で「峠のうどん屋 藤屋」へと向かったのですが、無情にもそこには「本日休業」の看板が･･･。
久しぶりにやられてしまいましたけど、やはりこれこそが、奥多野ドライブの醍醐味なのです（←そうか？）。
個人的に、奥多野エリアで藤屋のうどんと双璧を成すドラ飯は、「JA上野村焼肉センター」のイノブタ焼肉だと思ってます。
が、今日は県境を越え、埼玉県/小鹿野町で有名な「安田屋」のわらじカツ丼を喰おうと思い立ちました。
R299で志賀坂峠を越えて下界に出ると気温は一気に30℃オーバー、空もいつの間にか晴れ渡っており、町営のパーキングに駐めたB3を降りて小鹿野の街を少し歩いただけで汗ダクです。
しかしながら、初めて訪れた安田屋はビックリ仰天の長蛇の列･･･。
待つのはイヤなので直ちに撤収、どうしようかと考えながら歩いていたら、他の店にも「わらじカツ丼」のノボリが立っているじゃあーりませんか。
私、わらじカツ丼は安田屋独自のメニューだとばかり思っており、小鹿野町の名物としてあちこちの飲食店で出しているってことを、本日この場で初めて知った次第です（汗）。
と言うことですっかり気を良くした汗まみれのオッサンは、焼肉屋＆肉屋でもある「レストラン東大門」に入りました。
注文からほどなくして出てきた丼のフタを開けると、ホカホカごはんの上に甘辛いタレの絡んだ揚げたての大きなトンカツが2枚。
カツ丼としては極めてシンプルな構成なのですが、これが旨いんですねぇ。
1枚は冷たいノン・アルコール・ビールとともに、もう1枚は丼飯と併せていただいて、そりゃもう大満足です（笑）。
抜け道感炸裂のK43で皆野に出、花園ICから炎天下の関越道で自宅へと走っていると、B3の外気温計はグングンと上昇。
ついには38℃にまで達してブッたまげたのですが、それもそのはず、気象庁はこの日の11時に関東甲信地方の梅雨明けを発表していたのだそうです。
やれやれ、早くも本格的な夏が到来してしまったようですね（笑）。
本日の走行距離は、379km。
走行時間は6時間25分、平均速度は59.0km/hでした。
何度も訪れている奥多野エリアですが、今回は初めての御荷鉾スーパー林道を新鮮な気持ちで走ることができました。
そして小鹿野わらじカツ丼は、藤屋のうどんやイノブタ焼肉と並ぶ第三の選択肢として、いずれまた喰いに来ようと決めています。
ちなみにここ東大門の名物は、ノーマル比4倍サイズ（！）の巨大なトンカツが2枚載っているという「メガわらじカツ丼」。
恥ずかしながら私、他のお客さんが必死で喰っている姿を盗み見した瞬間、戦わずして白旗を掲げた次第です（涙）。
こ、これは～
素敵なツーの感動ストーリーの中に隠されたご指示・・
小鹿野の安田屋、調査に行きます！
by つくばの松 (2013-07-11 08:57)
ご無沙汰しております
引き続き冒険楽しまれていらっしゃいますね(笑
志賀坂峠や十石峠は大好物です
と、言ってもバイクでしか走った事はありませんが…
機会が有れば是非ご一緒させて下さい
by noctambule (2013-07-11 16:26)
つくばの松さん、こんにちは。
安田屋は超有名店ですよね。
しかしめちゃくちゃ並んでいたので、私は東大門にしました。
できれば松さんには、東大門で「メガわらじカツ丼」をペロリと平らげていただきたく（伏）。
by wata (2013-07-11 20:58)
noctambuleさん、こんにちは。
はい、通い慣れた奥多野エリアですが、今回は御荷鉾スーパー林道でアドベンチャー気分を満喫しました（笑）。
仰るとおり、この近辺にはいい峠道がたくさんありますね。
「走り」的には土坂峠が一番だと思ってますが、ぶどう峠もなかなかタフで楽しいです。
いずれお声がけしますので、タイミングが合えば是非一緒に走りましょう！
by wata (2013-07-11 21:05)