回収 [about My B3]
7月最初の木曜日、保険会社からB3の修理が間もなく完了する旨の連絡がありました。
最終の作業を経て、土曜日以降であれば引き渡しが可能であるとのことです。
B3が入庫しているのは、遠く和歌山県は橋本市にある修理工場。
自宅から軽く500km以上離れていますが、契約している保険会社のロード・サービスを使えば、修理上がりのB3を自宅まで無料で陸送してくれるとのことです。
自分で手配すると数万円の費用がかかりますし、手間を考えれば保険会社に陸送を頼むのがベストなのですが･･･頼みません（キッパリ）。
やはり現地で仕上がりを確認し、そのままB3を走らせてみたかったので、和歌山まで引取りに行くことにしました。
ただ、埼玉県の自宅から工場へは新幹線を使っても5時間以上かかり、土曜の朝に早起きして始発で出発しても、到着は10時半過ぎとなる見込みです。
現地での手続きなどを含めると、B3でのリスタートは昼頃になると思われ、その日はあまり走れなくなってしまいます。
そこで今回は、夜行の高速バスを使ってみることにしました。
新幹線よりも、ぐっと安上がりですしね。
金曜日の夜、いったん自宅に戻り風呂と食事を済ませてから、東京駅近くの「VIPライナー」専用待合ラウンジへ。
22時10分発のバスは3列独立シート仕様、予約した席はフル・リクライニングの最前列アップグレード・シートで、予想以上に快適です。
行程の大部分を眠って過ごすことができ、予定よりも早く朝7時前には大阪/難波に着きました。
到着ラウンジで身支度を整え、近くのベーカリー・ショップでゆっくりと朝食を摂り、難波駅から南海高野線で橋本に向かいます。
しかし、高速バスもずいぶん良くなったもんだと感心しました。
吹きさらしの新宿スバルビル前で待たされ、4列直立シートに補助席全開の格安拷問バスでスキーに行っていた頃とは、隔世の感がありますね・・・（涙）。
ここ2-3日続いた豪雨がちょうど治まった、橋本市の朝。
駅からタクシーで工場まで赴くと、社長さんが出迎えてくれました。
コーヒーをいただきながら修理の状況や整備内容などの詳細な説明を聞き、私から無理を言って依頼していたことも含め、やれることは全てベストな方法でやってくれたことを確信します。
とりあえずその辺を一周してみてくださいと言われ、3か月ぶりにB3のシートに座り、イグニッション・キーをシリンダーに挿してゆっくりと捻りました。
クゥゥゥゥ･･･ズォン！
静かなアイドリング・ノートを聴きながら座面横のメモリー・スイッチ「1」を長押しすると、パワー・シートは私のドライビング・ポジションへと復帰してくれました。
引き続き灯火類や各種装備品をチェック、季節的に忘れがちな暖房やシート・ヒーターの正常動作も忘れずに確認します。
シート・ベルトを締め、クラッチを繋いで走りだした際の第一印象は、「ステアリングが重いなぁ（笑）」。
お約束通りワイパー/ウィンカーのレバーを間違えたりもしましたが（汗）、B3は雨の市街地を何事も無かったかのように走っています。
人もクルマもいない交差点でDSCの作動を確認した後は、高規格の自動車専用道路・R24/橋本道路へ。
巡航速度までの加速、およびそこからの減速についても、その感覚は記憶と寸分違わぬものでした。
これだけ確認できれば十分ですし、また更なるフィーリング・チェックをこの近辺で実施することは不可能です（汗）。
工場へ戻って修理保証書を受け取り、「何かあったら遠慮なく連絡してくださいよ！」との社長さんの言葉を胸に、作業している皆さんにお礼を言ってから出発しました。
---
と言うことで、おかげさまで無事にB3を引き取ることができました。
奇しくもこの日、7月7日は、7年前にB3が納車された日でもあります（笑）。
旅先で事故に遭い、修理状況を直接見ることもなく3ヶ月半を過ごしましたが、その間も凹まずに前向きでいられたのは、皆さんからあたたかい励ましの言葉をたくさんいただいていたからです。
もう一度、ここで改めてお礼を申し述べたいと思います。
本当にありがとうございました。
なお、ここからはまっすぐ家に帰･･･らずに、B3のテスト・ドライブを兼ねて紀伊半島を軽～く走っています。
改めて記事にしようと思ってますので、よろしければ引き続きおつきあい下さい。
最終の作業を経て、土曜日以降であれば引き渡しが可能であるとのことです。
B3が入庫しているのは、遠く和歌山県は橋本市にある修理工場。
自宅から軽く500km以上離れていますが、契約している保険会社のロード・サービスを使えば、修理上がりのB3を自宅まで無料で陸送してくれるとのことです。
自分で手配すると数万円の費用がかかりますし、手間を考えれば保険会社に陸送を頼むのがベストなのですが･･･頼みません（キッパリ）。
やはり現地で仕上がりを確認し、そのままB3を走らせてみたかったので、和歌山まで引取りに行くことにしました。
ただ、埼玉県の自宅から工場へは新幹線を使っても5時間以上かかり、土曜の朝に早起きして始発で出発しても、到着は10時半過ぎとなる見込みです。
現地での手続きなどを含めると、B3でのリスタートは昼頃になると思われ、その日はあまり走れなくなってしまいます。
そこで今回は、夜行の高速バスを使ってみることにしました。
新幹線よりも、ぐっと安上がりですしね。
金曜日の夜、いったん自宅に戻り風呂と食事を済ませてから、東京駅近くの「VIPライナー」専用待合ラウンジへ。
22時10分発のバスは3列独立シート仕様、予約した席はフル・リクライニングの最前列アップグレード・シートで、予想以上に快適です。
行程の大部分を眠って過ごすことができ、予定よりも早く朝7時前には大阪/難波に着きました。
到着ラウンジで身支度を整え、近くのベーカリー・ショップでゆっくりと朝食を摂り、難波駅から南海高野線で橋本に向かいます。
しかし、高速バスもずいぶん良くなったもんだと感心しました。
吹きさらしの新宿スバルビル前で待たされ、4列直立シートに補助席全開の格安拷問バスでスキーに行っていた頃とは、隔世の感がありますね・・・（涙）。
駅からタクシーで工場まで赴くと、社長さんが出迎えてくれました。
コーヒーをいただきながら修理の状況や整備内容などの詳細な説明を聞き、私から無理を言って依頼していたことも含め、やれることは全てベストな方法でやってくれたことを確信します。
とりあえずその辺を一周してみてくださいと言われ、3か月ぶりにB3のシートに座り、イグニッション・キーをシリンダーに挿してゆっくりと捻りました。
クゥゥゥゥ･･･ズォン！
静かなアイドリング・ノートを聴きながら座面横のメモリー・スイッチ「1」を長押しすると、パワー・シートは私のドライビング・ポジションへと復帰してくれました。
引き続き灯火類や各種装備品をチェック、季節的に忘れがちな暖房やシート・ヒーターの正常動作も忘れずに確認します。
シート・ベルトを締め、クラッチを繋いで走りだした際の第一印象は、「ステアリングが重いなぁ（笑）」。
お約束通りワイパー/ウィンカーのレバーを間違えたりもしましたが（汗）、B3は雨の市街地を何事も無かったかのように走っています。
人もクルマもいない交差点でDSCの作動を確認した後は、高規格の自動車専用道路・R24/橋本道路へ。
巡航速度までの加速、およびそこからの減速についても、その感覚は記憶と寸分違わぬものでした。
これだけ確認できれば十分ですし、また更なるフィーリング・チェックをこの近辺で実施することは不可能です（汗）。
工場へ戻って修理保証書を受け取り、「何かあったら遠慮なく連絡してくださいよ！」との社長さんの言葉を胸に、作業している皆さんにお礼を言ってから出発しました。
---
と言うことで、おかげさまで無事にB3を引き取ることができました。
奇しくもこの日、7月7日は、7年前にB3が納車された日でもあります（笑）。
旅先で事故に遭い、修理状況を直接見ることもなく3ヶ月半を過ごしましたが、その間も凹まずに前向きでいられたのは、皆さんからあたたかい励ましの言葉をたくさんいただいていたからです。
もう一度、ここで改めてお礼を申し述べたいと思います。
本当にありがとうございました。
なお、ここからはまっすぐ家に帰･･･らずに、B3のテスト・ドライブを兼ねて紀伊半島を軽～く走っています。
改めて記事にしようと思ってますので、よろしければ引き続きおつきあい下さい。
あ～ホッとした、めでたし、めでたし！（なぜ俺が・・笑）
そういえばある人と、ある飛行場のスタートラインにＢ3を並べましょう・・
という約束があったな～？
by つくばの松 (2012-07-11 21:21)
wataさん、待ち望んだB3の復帰と復帰後初のツーリング、本当に良かったですね。
すっかり馴染んだフィールに、いろんなものが氷解するように戻っていくプロセスは、きっと感慨深いものであったのだろうと思います。
記事を拝見し、そんなことに思いを馳せたら、何故か、私も凄く走りたくなってしまいました(笑)
梅雨明け間近ですから、また一緒にワインディングを駆け抜けましょう。
by suite-spiral (2012-07-11 21:33)
以前から拝見させて頂いておりました。
この記事読みながら途中、なんだか泣けてきました。
by るぱん (2012-07-11 22:10)
つくばの松さん、こんにちは。
飛行場でB3を走らせるんですか？
あのですね、飛行場ってのは飛行機が離着陸する場所ですからクルマは走っちゃいけないんですよ、どう考えてもクルマで立ち入ることはできませんし、映画じゃないんですからそんなことできるわけ無
･･･そう言えば、そんな約束があったような（汗）。
by wata (2012-07-11 22:41)
suite-spiralさん、こんにちは。
はい、これでようやく自身のB3ライフを再開することができました。
無料サービスの陸送ではなく、わざわざ自分で回収に行くあたり、我ながら何やってんだとも思いましたけどね（笑）。
今年の夏も暑そうですから、涼しい山方面へでも走りに行きましょう！
by wata (2012-07-11 22:56)
るぱんさん、はじめまして。
コメントをいただき、どうもありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします！
･･･で、あの、何だか良くわかりませんが、どうか泣かないで下さい（汗）。
by wata (2012-07-11 22:58)
復活おめでとうございます。
にしても、愛車を引き取りに良く手段が「深夜バス」ですか(笑)。
当方、深夜バスに関しては、とあるローカル旅番組の影響か良い思い出を持っておらず、果たしてバスから降りてきたときの疲労困憊度はプライスレスでは？と心配しましたが、やはり愛車との再会パワーは凄いものだと再確認した次第であります。
今後とも楽しいGTレポートを楽しみにしております。
by shigella (2012-07-12 08:23)
７月７日に和歌山にいらしたのですね
当方も6～７日にかけて関西方面にいました
ご一緒したかったです(笑
by noctambule (2012-07-12 08:41)
本当に良かったですね〜。こっちまで嬉しくなってきます。例え当方のクルマに2日前からエンジンエラー表示が出ていても（笑）。
by acatsuki-studio (2012-07-12 08:42)
いやあ、良かった良かった（＾◇＾）
ただいまワタシも関西にいます。たった今は、車検に預けたあと、京都の実家です。今週後半は雨っぽいですが、道中御無事を。
by ちゅう (2012-07-12 14:22)
shigellaさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
そうなんですよね、私も夜行バスに良いイメージは持っておらず、眠れずに疲れるだけかも・・・と思っていました。
「水曜どうでしょう-サイコロの旅」のイメージもありますしね（笑）。
実際は値段によってピンキリで、私は快適性を優先しそれなりのカネを払ったので良く眠れたのだと思います。
ちなみに最安では東京-大阪2,500円なんてバスもありますが、私にゃ乗る勇気がございません（震）。
by wata (2012-07-12 20:07)
noctambuleさん、こんにちは。
6日から7日にかけて中国・近畿地方はかなりの豪雨だったようですが、大丈夫でしたか？
和歌山・・・と言うより紀伊半島は大好きなツーリング・エリアですので、いずれまた走りに行くことは間違いありません。
その際はすんごい山道、ご案内いただければと思います（笑）。
by wata (2012-07-12 20:10)
acatsuki-studioさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
しかし、エンジン・エラー表示が出ているってのはちょっと気がかりですねぇ・・・。
アルファロメオ・ミトの早期全快、心から願っております！
by wata (2012-07-12 20:10)
ちゅうさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
関西も関東も、もうしばらくぐずついた天気が続きそうですね。
梅雨も後半になるとすんごい大雨が降ったりしますので、くれぐれもご注意ください。
ちなみに私、おかげさまで今回は無事に帰ってくることができました（笑）。
by wata (2012-07-12 20:11)
納得の仕上がりで良かったですね。
久々に素晴らしい写真を見ることが出き嬉しく思います。
これからもたくさん走ってたくさん撮ってくださいね。
by koji (2012-07-12 22:12)
待ちに待った再会でしたね。
B3復活おめでとうございます。
相棒が戻ってきて嬉しいですね。
しかも記念日！
次回のグランドツーリングが楽しみです。
by DION (2012-07-12 22:58)
wataさん、こんばんは
B3が手元に戻って、ホント良かったですね。
和歌山へ迎えに行く道中や、久しぶりの対面時、検収ドライブでの納得の手応えなど、勝手に想像してこちらが高揚してしまいました。
wataさんもblogでは淡々と書き記されていますが、実際は相当盛り上がったり、ニヤニヤされていたのではないでしょうか（笑）。
見事に蘇ったB3とのblogの今後が楽しみです。
・・・あっ、そろそろリアルでも久しぶりによろしくお願いしますね（笑）。
by 杉 (2012-07-12 23:28)
kojiさん、こんにちは。
仰るとおり、これから3ヵ月半のブランクを埋めるべく、あちこち走らせなきゃいけません（笑）。
ただしB3が戻ってきたと言うことは、再び同じような写真を無駄に撮ることを意味します。
何卒、ご容赦下さい（伏）。
by wata (2012-07-13 00:14)
DIONさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
別に狙っていたワケでも何でもありませんけど、偶然にも納車日と同じ日付の引き取りとなりました。
何だか話ができすぎていて、ちょっと恥ずかしいんですけどね（汗）。
次回のグランド・ツーリングはいつどこへ行くのか全く不明ですが、B3で行くことだけは間違いないと思いますよ（笑）。
by wata (2012-07-13 00:15)
杉さん、こんにちは。
はい、ありがとうございます。
確かに淡々と書いているように見えるかもしれませんが、「うひょーっ！」とか「ひぇーっ！」とか叫んだりしていたワケでは無いので、こんな書きっぷりでイイんじゃないかと思っています（←そうか？）。
いずれにせよこれからもBlogは続けていきますので、よろしくおつき合い下さい。
もちろん、リアルでも一緒に走って下さいね！
by wata (2012-07-13 00:16)
これでまたB３のツーリングレポートが楽しみです。
待ちに待っていました。
by ViaLario (2012-07-14 18:26)
ViaLarioさん、こんにちは。
B3を回収してから家に帰るまで、不必要に遠回りしてしまいました（笑）。
その模様を記事にしていますので、よろしければご覧下さい。
･･･ま、相変わらず走ってるだけですけどね（汗）。
by wata (2012-07-14 18:34)