ピストン運動で、抜く。 [about My B3]
B3のエンジン・オイルは、これまで7,000kmを目安に汚れ具合や減り具合を勘案して交換してきました。
しかしながら走行距離が10万kmを超え、加えてシリンダー・ヘッドのリペアを行ったこともあり、最近では交換インターバルを最長でも5,000kmと定めています。
ちなみにALPINA社は「交換は25,000km毎」と謳っていますが、そんなもん遵守できるハズもございません（笑）。
交換作業は、その殆どを大手のカー用品店で実施していました。
会員になっていれば工賃は無料で世話無しには違いないのですが、混雑していると作業待ちでずいぶん時間を取られます。
また好みのオイルが在庫に無かったりして、入荷待ちを余儀なくされたこともありました。
私は高いオイルは使おうとも思いませんが、それでもフィルター込みで毎回1.5-2万円近くかかるのも如何なものかと思われます。
なんだかんだで、年に4-5回は交換しますからねぇ・・・。
そんなわけで、これからは自分でエンジン・オイル/フィルターを交換していくことにしました。
しかしながら自宅にガレージがあるワケでも無いため、油圧ジャッキでリフト・アップしてからウマをかませて・・・なんてことはできません。
車載ジャッキで片側だけ持ち上げればやれないこたーないのですが、たかがオイル交換のために命がけで下に潜り込むってのも正直どんなもんかと（←ダメだっつーの）。
そこで、上抜き式の手動オイル・チェンジャーを購入しました。
容量は6.5L、B3のエンジン・オイル量と同じですから、一度の抜き取りで全量交換が可能となります。
ちょっとデカいんですけどね・・・（汗）。
更にオイル・フィルターを交換するための36mmソケット・レンチも仕入れて、これでツールは揃いました。
エンジン・オイルはBP・バービススポーツZeroNA、0W40の4L缶を半ダースまとめ買い。
オイル・フィルターはACデルコ製の適合品を、これまた4つまとめ買い。
ツールを別とすれば、1回あたりの交換費用は従来の半額以下となる計算です（笑）。
それでは、交換開始です。
レベル・ゲージの穴にホースを突っ込み、オイル・チェンジャーをシュコシュコと十数回ほどポンピング。
後は放っておけば、負圧で勝手にオイルを吸い上げてくれるって寸法です。
しかしながら、吸引速度は思っていたほどではありませんでした。
冬の朝、ロクにエンジンも温めずに作業を開始しちゃったもんですから、オイルの流動性が低かったんですねぇ。
いや、ちょいと失敗でした（涙）。
その間に、オイル・フィルターの交換準備です。
36mmソケット・レンチでキャップを緩め、ハウジングの周囲にウェスを巻いて静かにフィルターを抜き出します。
パーツ・クリーナーでキャップを洗い、新しいフィルターに付属しているゴム・パッキンに指でオイルを塗ってからキャップに装着しました。
コレをちゃんとやっておかないと、オイルにじみの原因になるのだそうです。
そうこうしているうちに、オイルの抜き取りが完了。
続いてオイル・フィルター・ハウジング内部に溜まっている旧いオイルを吸い取りました。
こいつが意外に多くてコップ半杯ほどありましたが、この吸い取り作業は下抜きではできないんですねぇ。
で、オイル・チェンジャーのタンクを見る限りでは、合計6L強のオイルを抜くことができたようです。
ちょっと減り気味だったことを考えると、殆ど全量を抜き取ったんじゃないかと思います。
新しいオイル・フィルターを装着し、新品のオイルを投入して交換は完了しました。
ついでに、インストゥルメント・パネル内に表示されるオイル/インスペクション・インジケータをリセットしておきました。
メーター内の左ボタンを押しながらイグニッションをACCまで回すと、ヘンな文字（「TEST」？）が表示されます。
で、ボタンを二度ほど押すと「END」の文字が表示され、残距離25,000kmにリセットされました。
E36/M3に乗っていた頃はわざわざリセット・ツールを買って使っていたのですが、それに較べりゃ格段にお手軽になりましたねぇ。
なおこのリセット方法はインターネット上の情報を参考にさせてもらったのですが、E46でも前期型（OBD2非搭載モデル？）は対応していないようです。
----------
エンジン・オイルを自分で交換したのは、ほぼ10年ぶりぐらいになるでしょうか。
のんびりと作業しても1時間はかかりませんでしたので、軽いサンデー・メンテナンスとしてちょうどイイ感じです。
ショップでの交換と較べて格段に安上がりというのも魅力ではありますが、やはり「自分でやる」ってのは楽しいもんですね。
ま、チェンジャーもオイルもフィルターも買ってしまったことですし（笑）、当面は「ピストン運動で、抜く」を続けていこうと思います。
しかしながら走行距離が10万kmを超え、加えてシリンダー・ヘッドのリペアを行ったこともあり、最近では交換インターバルを最長でも5,000kmと定めています。
ちなみにALPINA社は「交換は25,000km毎」と謳っていますが、そんなもん遵守できるハズもございません（笑）。
交換作業は、その殆どを大手のカー用品店で実施していました。
会員になっていれば工賃は無料で世話無しには違いないのですが、混雑していると作業待ちでずいぶん時間を取られます。
また好みのオイルが在庫に無かったりして、入荷待ちを余儀なくされたこともありました。
私は高いオイルは使おうとも思いませんが、それでもフィルター込みで毎回1.5-2万円近くかかるのも如何なものかと思われます。
なんだかんだで、年に4-5回は交換しますからねぇ・・・。
そんなわけで、これからは自分でエンジン・オイル/フィルターを交換していくことにしました。
しかしながら自宅にガレージがあるワケでも無いため、油圧ジャッキでリフト・アップしてからウマをかませて・・・なんてことはできません。
車載ジャッキで片側だけ持ち上げればやれないこたーないのですが、たかがオイル交換のために命がけで下に潜り込むってのも正直どんなもんかと（←ダメだっつーの）。
そこで、上抜き式の手動オイル・チェンジャーを購入しました。
容量は6.5L、B3のエンジン・オイル量と同じですから、一度の抜き取りで全量交換が可能となります。
ちょっとデカいんですけどね・・・（汗）。
更にオイル・フィルターを交換するための36mmソケット・レンチも仕入れて、これでツールは揃いました。
エンジン・オイルはBP・バービススポーツZeroNA、0W40の4L缶を半ダースまとめ買い。
オイル・フィルターはACデルコ製の適合品を、これまた4つまとめ買い。
ツールを別とすれば、1回あたりの交換費用は従来の半額以下となる計算です（笑）。
それでは、交換開始です。
レベル・ゲージの穴にホースを突っ込み、オイル・チェンジャーをシュコシュコと十数回ほどポンピング。
後は放っておけば、負圧で勝手にオイルを吸い上げてくれるって寸法です。
しかしながら、吸引速度は思っていたほどではありませんでした。
冬の朝、ロクにエンジンも温めずに作業を開始しちゃったもんですから、オイルの流動性が低かったんですねぇ。
いや、ちょいと失敗でした（涙）。
その間に、オイル・フィルターの交換準備です。
36mmソケット・レンチでキャップを緩め、ハウジングの周囲にウェスを巻いて静かにフィルターを抜き出します。
パーツ・クリーナーでキャップを洗い、新しいフィルターに付属しているゴム・パッキンに指でオイルを塗ってからキャップに装着しました。
コレをちゃんとやっておかないと、オイルにじみの原因になるのだそうです。
そうこうしているうちに、オイルの抜き取りが完了。
続いてオイル・フィルター・ハウジング内部に溜まっている旧いオイルを吸い取りました。
こいつが意外に多くてコップ半杯ほどありましたが、この吸い取り作業は下抜きではできないんですねぇ。
で、オイル・チェンジャーのタンクを見る限りでは、合計6L強のオイルを抜くことができたようです。
ちょっと減り気味だったことを考えると、殆ど全量を抜き取ったんじゃないかと思います。
新しいオイル・フィルターを装着し、新品のオイルを投入して交換は完了しました。
ついでに、インストゥルメント・パネル内に表示されるオイル/インスペクション・インジケータをリセットしておきました。
メーター内の左ボタンを押しながらイグニッションをACCまで回すと、ヘンな文字（「TEST」？）が表示されます。
で、ボタンを二度ほど押すと「END」の文字が表示され、残距離25,000kmにリセットされました。
E36/M3に乗っていた頃はわざわざリセット・ツールを買って使っていたのですが、それに較べりゃ格段にお手軽になりましたねぇ。
なおこのリセット方法はインターネット上の情報を参考にさせてもらったのですが、E46でも前期型（OBD2非搭載モデル？）は対応していないようです。
----------
エンジン・オイルを自分で交換したのは、ほぼ10年ぶりぐらいになるでしょうか。
のんびりと作業しても1時間はかかりませんでしたので、軽いサンデー・メンテナンスとしてちょうどイイ感じです。
ショップでの交換と較べて格段に安上がりというのも魅力ではありますが、やはり「自分でやる」ってのは楽しいもんですね。
ま、チェンジャーもオイルもフィルターも買ってしまったことですし（笑）、当面は「ピストン運動で、抜く」を続けていこうと思います。
2010-01-06 20:16
コメント(18)
wataさん、こんばんわ。
へー！結構抜けるんですね！
（上抜きのｵｲﾙﾁｪﾝｼﾞｬｰがあるんですね。。。）
私もスカG時代は自分で抜いたりもしましたが
E46になり、すっかりﾃﾞｨｰﾗｰ任せです。
しかも最近距離も行かないので1年点検ごと交換です。
それも純正を。
たまには良いｵｲﾙをと思いますが、このm43E/Gで
違いが判るのか!?なんて思い、ついつい純正に。
やはり新品のｵｲﾙを注入する際は、受け皿無しの
直接流入ですか！？＾＾
by bisuo (2010-01-06 20:47)
いつかは自分でOIL交換と思っていましたが、こんなツールだと案外簡単（？）に交換できるものなのですね。
全交換に近いくらい吸い上げることができるなんですごいです。
自分で交換できるとなるとOILはヤフオクや楽天で纏め買いすれば良いので本当に安上がりですね。
ところで「廃油」の処理は？固めてテンプルとか？
by zen (2010-01-06 21:17)
bisuoさん、こんにちは。
はい、こんな商品があるんですねぇ。
大手のカー用品店での交換も上抜きだか下抜きだかわかりゃしませんし、どっちだろうと気にもしませんが、自分でやるならコレですね。
笑っちゃうぐらいカンタンでしたよ。
でもbisuoさんのようにディーラーで純正オイルに交換するのが、一番確実で安心ですよね。
オイルの注入は、紙製のジョウゴを使いました。
4L缶は重いので、直接投入だと手首が疲れて狙いを外す恐れがあったためです（汗）。
by wata (2010-01-06 21:46)
ピストン運動で抜く。ですか。
私のコメント期待しましたね？（笑）
by shima (2010-01-06 21:52)
zenさん、こんにちは。
とにかく古いオイルは何が何でも最後の一滴まで徹底的に抜き取らないと私の美意識が許さないのです･･･あぁッ！（発射）
･･･なんてことはまったく無いのですが（汗）、それでもここまで抜けると気持ちいいもんですね。
ちなみに廃油は「オイルパックリ」を使って処理しています。
「固めるテンプル」は油温が80℃以上であれば溶けてくれるのですが、そんな高い温度のオイルを扱う勇気はございません（涙）。
by wata (2010-01-06 22:11)
shimaさん、こんにちは。
･･･コメントいただき、ありがとうございます（伏）。
by wata (2010-01-06 22:12)
さすがwataさん。
何ともいえないナイスな表題。
で、上抜きの手動オイルチェンジャーですが、別の商品ですが私も持っています。
前の車ではやっていましたので。
結構使えるので本当は今の車でも使いたいのですが、オイルインジケーターのリセットが今の車ではできません（涙）
結局のところディーラーでリセットの必要があり、今のところはオイル持ち込みで行く予定です。
by tatsu_B6 (2010-01-06 22:22)
tatsu_B6さん、こんにちは。
お褒めいただき、恐縮です（←褒められてるのか？）。
このオイル・チェンジャー、予想以上に使えるのでビックリしました。
ただ、6.5Lモデルはやっぱりデカいですね･･･。
途中で排出する必要はありますが、4Lモデルにすれば良かったかなぁなんて思っているところです。
オイル/インスペクション・インジケータ、リセットしなくても別に不具合は無いのですが、何となく気持ち悪いですよね。
方法は違えど、E46のようにリセットできるような気もしますがどうでしょうか。
ネットで調べたり、ディーラーに聞いてみるとわかるかもしれませんね。
by wata (2010-01-06 23:13)
オイル交換を自分でやったことがありません！
ピストン運動で抜いたことは・・・orz
それより（なにより？）リセットのしかた知りませんでした！
ピストン運動で抜くことは・・・orz
もういいですねぇ…（反省）
自分ですれば結構メンテ費用も削減できるのですね！
ちなみにそのオイル・チェンジャーっておいくらですか？
by ｍｔｍ (2010-01-07 08:46)
wataさん こんにちは
表題に釣られた感がありますが（笑）、期待した通りの内容で安心しました ＜ 期待通りなのか。。。。
最近のBMWはオイルインジケーターが付いていないので、直接オイルパンのオイルを上から抜くことは出来ないのかもしれません
しかし、キレイに抜けるもんなんですねー 気持ち良さそうです（笑）
私は友人のリフトを借りていつも交換していますが、やはりディーラーの半額以下で交換できていますので、ほんと感謝してます
それでもオイルは安くないので、今のところオイルの汚れ具合をみつつ、１万キロぐらいでの交換を考えています
by amataro (2010-01-07 11:56)
mtmさん、こんにちは。
ピストン運動で抜・・・いや（汗）、DIYでのオイル交換は私も本当に久しぶりにやりました。
ちなみにインジケータのリセット方法はかなり端折って書いてますので、詳しくはネットで検索してみて下さい。
このオイル・チェンジャーは、8,000円ぐらいで買いました。
メーカーや容量、タンクの有無などいろいろ種類があるようで、これまたネットで探すといろいろ出てきますよ。
36mmレンチも安く買えましたので、ツール費用は1回のオイル交換ですっかり元が取れてしまいました（笑）。
by wata (2010-01-07 20:11)
amataroさん、こんにちは。
記事のタイトルは下書きの段階で仮につけておいたのですが、ついついそのままアップしてしまいました。
何だかまったく意味不明ですので、どうぞお気になさらぬよう（汗）。
現行のBMWは、オイル・レベル・ゲージを装備していないんですよね・・・。
まさかオイル投入口から吸い出すわけにはいかないでしょうから、やはりドレン・ボルトから下抜きするしかないんですね。
それでもリフト・アップできる環境があるってのは、本当に羨ましい限りです。
オイル交換時に限らず、クルマの下回りって自分でチェックしたいんですよねぇ。
次の週末にでも、潜ってみることにします（←大丈夫か？）。
by wata (2010-01-07 20:13)
wataさん、こんばんは
インド デリーからの書き込みです（汗）
同じような環境でオイル交換されているのを見て、思わず笑ってしまいました（失礼・・・汗）
チェンジャーの銘柄は、箱のデザインからして、違っているようですが、容量も同じです（笑）きっと、同じ製造元なのでしょう。
思考プロセスも同じだったので、ツボにはまりました。
オイルは、こだまさん推奨銘柄、バーダルテクノスです。
36mmのソケットが、KOKENだったりするともっと笑えます。
by MO~ (2010-01-08 03:49)
MO~さん、こんにちは。
デリーからのアクセス、ありがとうございます（笑）。
Blogを拝見しましたが、オイル・チェンジャーは殆ど同じもののようですね。
私が購入したものは新日石トレーディングが輸入販売元となっていましたが、製造元は恐らく同じでしょう。
思考プロセスも同じとのこと、光栄の至りです（伏）。
ちなみにソケット・レンチはFLAG製です。
お値段はKOKEN製の半額以下、KTC製の3割程度でございます（笑）。
by wata (2010-01-08 20:00)
拝啓wata様。
新春とは申しながらまだ堪えがたい寒さが続きますが、益々ご性栄の事とお慶び申し上げます。(↑性が違う??)
さておき、ご自分でメンテナンスをするという事は、経済的な事も然る事ながら、なんか車との距離も近付くような気がしますね。
自分が乗るものを自分の出来る範囲で「ヤル!!」ﾐﾀｲﾅ。
話は変わりますが、JAY-T号のオイルを15W50と言うものに換えたのですが、未だ違いが良く分からないのですが、しばらく何がどう違うのか?注意深く観察してみようと思います。
次は「熱くなったﾔﾂ!!を(←あっ。オイルですよ)ピストン運動で、抜く」・・・ですね。(笑)
by k7_ (2010-01-09 12:09)
k7さん、こんにちは。
私、四十路を大きく超え、「ご性栄」には程遠い日々を無為に過ごしておる次第です。
･･･そんなことはどうでもいいのですが（汗）、仰るとおり、たかがオイル交換とは言え自分のクルマを自分でメンテナンスするのは楽しいですね。
今回のオイルは0W40ですが、10W50を使っていたこともありました。
15W50ともなれば、冷間時の始動性や燃費に違いが出てくるような気もしますが、どうでしょうか。
まぁ15Wでも外気温マイナス15度までは大丈夫なようですから、あんまり変わらないかもしれませんけどね（笑）。
by wata (2010-01-09 13:19)
オイル交換もご自身で！
さすがですね。
ポンピングと聞くとポンピングブレーキを連想しました。（笑）
ちょっと失敗もあったようですが、オイル交換はもう少し外気温が高い時期にしたほうがスムーズということなのですね。
私も今月か来月にはオイル交換を予定しております。
by DION (2010-01-09 21:29)
DIONさん、こんにちは。
自分でピストン運動･･･いや（汗）、オイル交換をやっている人って結構いますよ。
作業そのものは特に技術は要りませんし、こんなオイル・チェンジャーがあれば時間も手間も大してかかりませんからね。
費用はとても安上がりですが、でもそれだけじゃやらないんですよねぇ･･･。
こういう作業を面倒だと考えるか、楽しいと感じるかの違いだと思いますよ（笑）。
なお、交換作業と外気温とはあまり関係ありません。
真冬でもエンジンを温めときゃスムーズにできたハズなんですけど、それに気づいたのは作業を開始してからのことでした（泣）。
by wata (2010-01-09 23:30)