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10万kmメンテナンス:シリンダー・ヘッドとウォーター・ライン [about My B3]

21時ごろ、混雑している道路を走行中にB3の水温計が上昇。
すぐに停車してボンネット内を確認するも、異常は発見できず。
しばらくすると水温計は再びセンターを指すようになったが、念のためロード・サービスを呼び、セフティ・ローダーに積載して最寄のBMWディーラーへ入庫。
翌々日にサービス担当の方から連絡をもらうこととし、電車で帰宅。
ちなみに当日までの状況は、以下の通り。
◇購入以来、走行に異常を感じることは一度も無かった。
◇特に高回転域を常用するような走り方はしていない。
◇そろそろ交換しようと思っていたエンジン・オイルは前回の交換から3ヶ月/7,000kmほど、油量の確認は一週間前。
◇冷却水は前回の交換から1年半/40,000kmほど、液量の確認は一ヶ月前。その際に若干量の水道水を補充。
◇ウォーター・ポンプ、サーモスタット等の冷却系補機類やセンサー類は未交換。
◇水温計の上昇は今回が初めてのことだが、一ヶ月ほど前から電動ファンが頻繁に回るようになっていた。

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運転を始めてから25年近くになりますが、自分のクルマの水温計が上昇するのを見たのはこれが初めてでした。
ただその他には全く異常が感じられず、水蒸気を噴き上げたりしたワケでも無かったので、現場では比較的冷静だったと思ってます。
このところ頻繁に回っていた電動ファンのこともあって、恐らくは水温センサーの過剰反応だろう、とタカを括っていたのでした。
・・・ところがそんな希望的観測は、木っ端微塵に砕け散ることになるのです(汗)。

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入庫から2日後、サービス・アドバイザー氏から連絡あり。
◇冷却水が外部に漏れた形跡は無く、冷却系補機類やセンサー類にも異常なし。
◇今回の水温上昇は、シリンダー・ヘッド・ガスケットの劣化によるエンジン内圧の吹き返しでウォーター・ラインにエアが噛んだためではないか、と思われる。
◇ただエンジン・オイルへの冷却水混入は見られず、燃焼室へ浸入した冷却水は恐らく極微量のため、ガソリンと共に燃えつきている模様。
◇補修には最低でもガスケット交換が必要だが、パーツは本国発注となる。
◇なおガスケットはALPINA専用部品ではないが、北米仕様のE36/M3-3.2との共用品であるためBMW JAPANにもストックは無し。
⇒とりあえずヘッド・ガスケットおよび水周り一式交換の提案を受け、受諾。
エンジン本体への影響については、シリンダー・ヘッドを外してから計測結果を連絡してもらうこととする。

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状況を聞いて「げげっ!」と思いましたが、それよりもトラブルの初期段階で良かったと感じました。
症状が進んで完全なオーバー・ヒート状態となり、冷却水とエンジン・オイルとが混ざってしまうと、良くてエンジンのフル・オーバー・ホールかヘタすりゃ載せ換え、さらに冷却システム全交換、触媒交換などの超大型高額物件が一度に襲いかかってくることになるのです(汗)。
いずれにせよ水周りはこれまでホース一本すら交換していないため、ちょうどいいメンテナンスの機会だと思いました。
それにしてもE4/6型エンジンのヘッド・ガスケット、ALPINA専用パーツじゃないのに本国オーダーとは素晴らしすぎます(涙)。

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入庫から9日後、サービス・アドバイザー氏から連絡あり。
◇シリンダー・ヘッドを外して測定したところ、0.13mmの歪みが認められた。
◇歪みは許容値0.03mmに対してプラス0.10mmであり、ヘッド・ガスケットの新品交換だけでは再発の可能性がある。
◇対処方法は以下の2案。
(1)シリンダー・ヘッド面研。パーツの入荷待ちも含めて1ヶ月レベル。結構な費用。
(2)シリンダー・ヘッド新品交換。ヘッドは本国受注生産となるため2ヶ月以上。途方もない費用。
⇒検討し、後日回答することとする。

入庫から11日後、アドバイザー氏に連絡してヘッド面研での対応を依頼する。
参考までにエンジン内部の状況を聞くと、カーボン/スラッジ類の付着も少なく、10万km超にしてはキレイだとのこと。
現状確認と作業メニュー打ち合わせのため、週末にディーラーへ赴くこととする。

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前回の連絡からある程度覚悟はしていた、熱によるシリンダー・ヘッドの歪み。
大きく歪んでいたら新品に交換するしか無いのですが、今回はそこまでの症状では無かったのでホッとしました。
面研限度値はたしか0.3mmのハズなので、0.1mm程度の研磨であればまず問題は無いでしょう。
ことここに及び、今回は単なる「修理」ではなく、これを機に「あと10万km走るためのメンテナンスを実施する!」と肚を決め、問題のありそうな箇所は全て直すことにした次第です。
ちなみにB3のシリンダー・ヘッドは当然ALPINA専用パーツなのですが、受注生産品とは驚きました。
本国ALPINA社でもストックしていないんですねぇ・・・。
もちろん、その価格にも仰天です(汗)。

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入庫から13日後、状況確認のためディーラーを訪問。

090613シリンダー・ヘッド.jpg
車輌から降ろされ、ヘッド・カバーを外されたシリンダー・ヘッドを見る。
2本のカムシャフト周辺に特段の汚れなどは認められず、アドバイザー氏曰くこの時点では異常は見られないとの由。
今回は燃焼室側はチェックできなかったものの、アドバイザー氏によれば汚れの堆積も少なく各バルブも良い状態だったとのことである。

090613シリンダー・ブロック.jpg
続いて車輌側に残されたシリンダー・ブロックを見る。
検査のために軽く汚れを落としたとは言うものの、6つのピストン・ヘッドは全てピカピカと言って差し支えない状態。
浅く刻印されているレタリングも、はっきりと読み取れる。
ザッと見たところシリンダー内壁はたいへんキレイであり、目視できる縦線状キズなどは見られない。
ヘッド・ガスケットの接合面も平滑で、ウォーター・ホールには錆も無い。
問題のガスケットは確認し損ねたが、アドバイザー氏によると劣化箇所は目視できるレベルでは無く、吹き返しもやはり極微量だったのであろうとのことである。

概算見積書を前に、ショウ・ルームでアドバイザー氏から話を聞く。
◇今回のようなトラブルを放置していたら重篤なオーバー・ヒートとなったはずだが、早期の発見により症状は軽微なレベルである。
◇シリンダー・ヘッドはこれからカムシャフトやバルブ類を全て外し、専門業者に面研を依頼する。
◇ヘッド・ガスケットはその他のシール/パッキン類とともにシーリング・キットとして本国にオーダーしているが、まだ届かない。
◇冷却系補機類に問題は無く、冷却水には錆の混入も見られないが、10万kmを超えていることもあるため交換がベター。
◇パーツの入荷待ちも含め、全ての作業が完了するまでには時間がかかる見込み。
⇒シリンダー・ヘッドの分解過程で各パーツをチェックしてもらい、何かあれば連絡をくれるように依頼し、ディーラーを後にした。

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090613ピストン・ヘッド.jpg
カム.jpg
トラブル・シューティングで入庫しているのに、E4/6型エンジンの内部を見ることができてちょっと喜んでいる私(←変?)。
特にマーレ社のロゴ・マークや、排気量を表す「3.3」、圧縮比である「10.2:1」などのレタリングが刻まれたピストン・ヘッドはスペシャル感炸裂で、ちょっと感動したほどです。
「E4/4」はE46型328iベースのB3に積まれていたエンジンの型式名のことでしょうから、やはりピストンは変更を受けていないと言うこともわかりました。
シリンダー間の隔壁はかなり薄いなぁとも思いましたが、シリンダー径はベース・エンジンのS52B32型と同じですので、B3だから特に薄いと言うわけではありません。
しかし、ここからボア・アップを施したE5/1型(B3S)やE5/2型(ロードスターS)はもっと薄いんですよね・・・。
ALPINAが旧い鋳鉄ブロックのエンジンを素材に選んだ理由が、なんとなくわかるような気がしました。
また、24のカム全てに丁寧な面取り加工が施されていることにも驚きました。
M3でも同様の加工が成されているようですが、ここまでやってるのか・・・と思わず呟いてしまった次第です。

エンジン内部は予想より遥かにキレイであり、ちょっとビックリしました。
アドバイザー氏によれば、2-3万kmで内部がドロドロになっているエンジンもザラにあるそうです。
その違いは何かと尋ねたところ、「クルマの使い方によります」とキッパリ。
エンジン・オイルの品質などは二義的なものに過ぎず、ゴー/ストップの多い街中走行や短距離走行ばかりでは、どんなに高いオイルを使用していてもエンジン内部にすぐ汚れが付着するのだそうです。
私はたまたまそのような使い方をしていないために汚れが少なかったようですが、以前に実施したエンジン内部洗浄の効果もあったのでしょうか。
・・・ま、いくら内部がキレイでも、ヘッドを外されてちゃ走れないんですけどね(涙)。

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入庫から16日後、サービス・アドバイザー氏から連絡あり。
シリンダー・ヘッドを分解して点検していたところ、以下の2点が露見したとのこと。
◇エグゾースト側のベアリング・サポート(カムシャフト軸受け部)が、ひとつだけ他の6つよりも損耗している。
◇カムシャフトも、当該箇所に回転キズが入っている。
◇すぐに致命的なトラブルを引き起こすものでは無いが、永く乗るのであれば交換を推奨する。
⇒エグゾースト・カムシャフトおよびベアリング・サポートの交換を依頼した。

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うーむ・・・。
E4/6型エンジンのメカニズムは直列6気筒DOHC24バルブですので、2本のカムシャフトにはそれぞれ2つのカムが6組あります。
その6組の間と先端部との合計7箇所を、軸受けが支えています。
うち1箇所が他より損耗しており、カムシャフト側にキズが入っていると言うことは、そこだけ滑らかに回っていなかったんですかね・・・。
これまでB3をさんざん走らせていながら全く気づかなかった私は、やはり「クルマ不感症」なのでしょうか(涙)。
ベアリング・サポートの交換だけでいいかな・・・とも思いましたが、カムシャフトは極めて重要なパーツですし、今回は「10万kmメンテナンス」を実施すると決めていましたので、思い切ってカムシャフトも新品にしてもらうことにしました。
なおインテーク・カムシャフトやバルブ周りに問題は無く、分解/清掃だけでOKだとのことです。

ちなみにE4/6型エンジンのエグゾースト・カムシャフトは、これまた北米仕様のE36M3-3.2との共用品。
例によって日本に在庫などはあるはずもなく、またもや本国オーダーと相成りました。
ALPINA専用パーツであるインテーク・カムシャフトほどのコスト・インパクトはありませんが、いずれにせよこれでまた時間とカネがかかることとなったのです。
・・・ま、しゃぁないですね(笑→涙)。

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そんなワケで、B3が入庫してから40日余りが経過しました。
作業そのものよりも本国オーダーのパーツ待ちに時間がかかったためで、これはまぁマイナー車の宿命なんでしょうねぇ・・・。
それでもALPINA専用部品のオーダーには至っていませんので、まず良しとしなければなりません。
7月初旬にやっと全てのパーツが揃ったとのことで、現在は鋭意作業中のことと思われます。
まだ全ての作業メニューが確定したわけではありませんが、これで少なくとも水周りについては当面安心して乗ることができると思ってます。
また、修正面研に伴う僅かながらの圧縮比アップ(10.2:1→10.3:1ぐらい?)や、各種ムービング・パーツの分解/清掃/再組上げによるエンジン・フィール向上と言った「余禄」にも、ほんの少しですが期待したいところです。

待つ身は確かに辛いのですが、まだまだ「B3ライフ」を続けるつもりですので、ここはガマンのしどころです。
その間、クルマ仲間のこだまさんのご好意により極めて有意義な1,000km超の「B3Sライフ」を体験させてもらいましたし、また滅多に見ることのできないALPINAエンジンの内部を拝むこともできました。
しかしながら、自分のB3が手元に無いのはやはり寂しいですね・・・。


・・・早く帰ってこないかなぁ、B3(涙)。

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tatsu_B6

こんばんわ。

う~~ん、水温上昇によるヘッド面研ですか~。
実は私もE30の320に乗っていたときに同じことがありました。
ガスケットが吹っ飛んだらしくてオーバーホールに近かったです(涙)
初めてのドイツ車でこの状況はかなりへこんだ記憶があります。

それに比べてwataさんの素晴らしいプラス思考、前向きな考えは素晴らしいです。
ただし、修理費も素晴らしそうですが・・・
今度は修理後のインプレお待ちしています。

まあ
by tatsu_B6 (2009-07-13 00:25) 

MT

メンテナンス、しかもエンジンとくれば、エンジン内部を見れるんでワクワク
しますよネェ。私もE36M3のヘッドOHしたことがありますが、やはりばら
されたヘッドを見て興奮しましたよ。(笑)

私の36カブリオレも今メンテナンス中・・というより、レストア中ですが、部
品が本国バックオーダーだったりして一部作業を諦めたりで結局7月エン
ドになりそうです。本国バックオーダーで入荷未定はデフマウントブッシュ
です。サスのマウントやブッシュ類を全部交換するし、この際エンジンから
ミッションデフまで動力ラインのマウントも全交換しようとしたんですが・・・。
ま、それでもほとんどが新品になりますけど。
昔と違って、今は大人しく走ってるんで、今のうちに手を入れればあと10
万キロ・・いや、20万キロくらいは走るでしょうから。(笑)

あ、そうそう私は特に手を入れませんでしたが、私のカブリオレもカムシ
ャフトのベアリングに傷が入ってました。一部修正してそのままにしてま
す。実は今回、スーパースプリントから出てた蛸足を入れようかと思って
たので、カムもハイカムにして・・・・・なんて、企んでたんですが、蛸足が
カタログから無くなってしまったんで、カムもやめました。(笑)

13年過ぎて補助金出る年式ですが、アンチエイジング戦法でしつこく乗
り続けようと思ってます。
車が上がってきたら走りに行きましょ。慣らしかねて。(笑)
by MT (2009-07-13 05:33) 

amataro

wataさん こんにちは

なるほど、こだまさんのB3S借用にはそのような背景があったのですね しかし腰上だけの作業で済んでホント良かったです
10万キロを超えたエンジンが、コレだけキレイというのはきっちり走っている証拠ですねー

E46はパワステホース周りに持病を持っていて定期交換部品と聞きましたが、その辺は大丈夫そうですか? もしかするとE46M3だけの話かもしれませんが

ともあれリフレッシュされて帰ってくるのが楽しみですね~

by amataro (2009-07-13 12:54) 

WT

お久しぶりで~す

人の不幸を楽しんではいけませんが内燃機オタクの私としては今や希少価値のクローズドデッキのシリンダーブロックとピストンに刻印されたポート指定の↓(多分排気側?)に萌えちゃいました(笑

もともと欧州車の腰下は頑丈ですから今回の腰上O/Hであと10マンkmは大丈夫ですね
これからも大切に乗ってください!


by WT (2009-07-13 13:44) 

DION

wataさんは愛車ともう40日以上も離れ離れの生活なのですね。
それはさびしいですし、辛いですね。
貴重なエンジンの内部のお写真もじっくり拝見しました。
(今回は仕込みはないですね。←って当然ですね)
街中走行や短距離の多い私の車はドロドロなのかもしれないと。(汗)
本国オーダーの部品もそろい、もう少しの我慢ですね。
何事も早期発見、対応を間違えないのが大切ですね。
by DION (2009-07-13 15:41) 

Shima

きれいなエンジン内部ですね。よく回しているからカーボンもきれいにふきとんでいるのでしょうね(笑)
カムの面取りをしていることにはびっくりです。気持ちよく上まで回るエンジンの理由はこのようなところにもあったのですね。お金のかかっている証拠ですね。高いエンジンだからどっかに金粉細工でもしてあるのかなとおもったのですが、さすがにそれは無いですね。(←当たり前だろ)
早く戻ってくるといいですね。ちなみにシリンダーヘッドのグラム単価はアルピナブルーのタッチペンより高いのですか?(←なぜグラム単価だか)

by Shima (2009-07-13 19:21) 

kami

wataさん、こんにちは。

本当に100,000km走ったENGですか??
美しすぎて、びっくりです!
B3を丁寧に調教してる証拠ですね~(羨望)

しかし本国オーダーって時間がかかりますね~。
私は、お飾りに2ヶ月かかりました。(汗)

仕上がりまでの待ち時間は、この先の”楽しみ”を長く続ける為の
ほんの小休止ですね?(ちと、辛い・・・かも・・)
by kami (2009-07-13 20:24) 

zen

シリンダー間の隔壁ですが、本当に薄いですねえ。
アルミではなくて鋳鉄にした意味がわかりましたよ。
でも、まだB3より間が薄いのありますよねえ。
ちょっと恐いです。
by zen (2009-07-13 20:55) 

to_ta

wataさん こんにちは

トラブルの初期段階で良かったですね。私だったら多分無理して家に帰っていると思います。

>結構な費用
>途方もない費用(仰天価格)
知らない方がよさそうな気がします。ちょっと怖いですね。(怖いもの見たさもあるのですが・・・) 作業工賃もそれなりな費用になりそうですね。

最近の国産車には水温計がないものもあるそうです。

by to_ta (2009-07-13 21:26) 

JAY-T

こんにちは。

結構大変なことになっていたのですね。
このスペシャル感満載のエンジンを捨てて乗り換えるほどの車はそうそうないと思いますので、今回の選択は言うに及ばずといったところでしょうか。
私のB3Sも乗り換えた当初エンジンに懸念事項がありましたので、一度ヘッドカバーを外しています。その時は幸運なことに事なきを得ましたが、ニコルからもらった腰上OHの見積もりは確か130万でした。(汗
とにかく早く復活すると、良いですね。

wataさんの禁欲生活も40日ですか?!
私もかれこれ120日近い禁欲生活を送っています。(涙


by JAY-T (2009-07-13 22:19) 

wata

tatsu_B6さん、こんにちは。

>ガスケットが吹っ飛んだらしくてオーバーホールに近かったです(涙)

ガスケットが吹っ飛んだりすると、かなり大変ですよね・・・。
私のB3はなんとか軽症で済んでホッとしています。
修理費は確かに痛いですが、これまでの10万kmとこれからの10万kmに対する投資なのだと思っています。
もちろん多少は凹んだりもしましたが、凹んでいても始まらないのでポジティブ・シンキングを炸裂させてるんですよ、オッサンは(笑)。

by wata (2009-07-13 22:57) 

wata

MTさん、こんにちは。

>メンテナンス、しかもエンジンとくれば、エンジン内部を見れるんでワクワクしますよネェ。

ホント、そうなんですよねぇ(笑)。
エンジン内部を見ることのできる機会なんてそうそうありませんし、ましてALPINAエンジンのメカニズムに関する情報は皆無に等しいので、カメラ片手にワクワクしながら片道1時間半の電車に乗って行きました(←鉄道ファンか?)。

E36カブリオレのレストアも、やはり時間がかかってますね。
しかしデフ・マウントのブッシュが本国にも無いなんて、ちょっと意外でしたねぇ。
これを機に「タコ足+ハイカム」ってお気持ちは良くわかりますが(笑)、まずはオリジナル・コンディションの復活で十分ではないでしょうか。
そこからまた、いろいろとやらかす楽しみもありますよね。
お互いクルマが仕上がってきたら、「旧車会」でもやりましょう(笑)。

by wata (2009-07-13 22:58) 

wata

amataroさん、こんにちは。

>10万キロを超えたエンジンが、コレだけキレイというのはきっちり走っている証拠ですねー

今回の件を機に、Webで多走行車のエンジン内部の写真をたくさん見たりしていました。
で、それらの写真からある程度の汚れを想定していたのですが、現物は予想外にキレイでビックリしましたよ。
こんなにキレイなのになぜ修理が必要なんだろう、と思ったほどなのですが、それはお門違いも甚だしいってもんですね(汗)。

パワー・ステアリング周りは、E46のウィーク・ポイントなんですね。
今回はシリンダー・ヘッドとウォーター・ラインのリフレッシュだけなのですが、「10万kmメンテナンス」は以降も続くと思いますので、チェック・リストに加えておくようにします。
情報、ありがとうございました。

by wata (2009-07-13 22:59) 

wata

WTさん、こんにちは。

>人の不幸を楽しんではいけませんが

いやもう、楽しんでいただけて何よりです(笑)。
この記事もトラブル・シューティングと言うよりは、「好き者」の方々にE4/6型エンジン内部を見てもらっていろいろ教わろうと思って書いているようなモンですから。
いやはや、目論見通りにも程があります(笑)。

ピストン・ヘッドの写真は、ラジエター側から撮りました。
即ち矢印はクルマの進行方向を指しているのですが、それはWTさんが仰るように吸気側/排気側を指定するためなのでしょうね。
言われて初めて気がついたのですが、確かに左右対称じゃないんですね・・・。
間違って組み付けたら、思いっきりバルブを叩いちゃいそうですね(笑)。

「クローズド・デッキ」「オープン・デッキ」って、初めて聞きました。
最近のエンジン・ブロックの写真などを見ると、「軽くて冷却性能には優れていそうだけどこんなにスカスカで大丈夫なんかいな」と思っていましたが、それがオープン・デッキと呼ばれる構造なんですね。
それに較べてクローズド・デッキはいかにも旧そうな感じがしますけれど、強度は確保しやすいんでしょうね。
いや、おかげさまで勉強になりました。

生産効率は悪いとのことですが、ニッサン・GT-Rのエンジンもわざわざクローズド・デッキ構造にしていると聞いて、ちょっと嬉しくなりました。
なるほど、それならB3のブロックもかなり頑丈でしょうし、ピストンはこれまた耐久性に定評のあるマーレ製の鍛造品ですから、腰下のオーバー・ホールは次回(20万km時)までやらなくて済みそうです(笑)。

by wata (2009-07-13 23:02) 

wata

DIONさん、こんにちは。

>wataさんは愛車ともう40日以上も離れ離れの生活なのですね。

残念ながら相手は機械なので特に愛してはいませんが(笑)、B3に乗れないのは確かにちょっと辛いです。
でも申し上げている通り「次の10万kmのため」ですから、そう考えるとさほど苦痛でも無いんですよ。
より高く跳躍するためには、一度グッと低くしゃがみこむ必要があるのです(笑)。

街中走行や短距離走行が多くても、たまに長距離/長時間走行をしてやれば随分と違ってくると思いますよ。
DIONさんも、先日は北関東方面へとドライブにいらしたんですよね。
もうすぐ梅雨も明けるでしょうから、エンジンのリフレッシュと撮影旅行を兼ねて、是非ともロング・ドライブにお出かけ下さい。
なんなら私が撮影助手としてご一緒に

・・・要らない?
あ、やっぱり(涙)。

by wata (2009-07-13 23:05) 

wata

Shimaさん、こんにちは。

>カムの面取りをしていることにはびっくりです。
>気持ちよく上まで回るエンジンの理由はこのようなところにもあったのですね。

そう、私も驚きましたよ・・・。
わざわざこんなコトをやってるクルマ(メーカー)って、あまり無いんじゃないかと思っています。
実はこのカムに気を取られて他をチェックし損ねたのですが、吸気/排気ポートや燃焼室形状なども見ておけばよかったなぁ・・・と今更悔やんでも、後の祭りでピーヒャララ(汗)。

シリンダー・ヘッドのグラム単価は、重量がわからないので算出できません。
特に金粉をまぶしてあるようには見受けませんでしたが、いずれにせよ3,400円/1Lのタッチアップ・ペイントよりも高いような気がします。

・・・って、なぜ?(汗)

by wata (2009-07-13 23:06) 

wata

kamiさん、こんにちは。

丁寧に調教しているつもりは毛頭無いのですが、エンジン内部はキレイでビックリしましたよ。
普段から「渋滞は走らん!」とか「アホみたいに高いオイルなど不要だ!」などと豪語していながらスラッジだらけだったらどうしようかと思っていたので、ちょっと安心しました(笑)。

パーツの取り寄せに時間を要するのは、この手のクルマではある程度やむを得ませんよね・・・。
本国にストックがあったとしても、最短で2週間はかかるとのことでした。
ちなみに今回交換したのはALPINA専用パーツではありませんでしたが、それでもNicoleを通じて発注したのだそうです。

>仕上がりまでの待ち時間は、この先の”楽しみ”を長く続ける為のほんの小休止ですね?

正に、その通りです。
1回戦を終えたところで煙草に火を点けた・・・ってな感じでしょうか(←何の話だ)。

by wata (2009-07-13 23:07) 

wata

zenさん、こんにちは。

>シリンダー間の隔壁ですが、本当に薄いですねえ。

ですねぇ。
この鋳鉄ブロックはM50B25(2.5L)→北米仕様E36/M3用エンジン(3.0L)→同(3.2L)&B3 3.2用エンジン(3.2L)と拡大を続けていましたが、3.3L化にあたってはボアはそのままでストロークだけをアップさせています。
これ以上ボアを拡大できないからだろうと思っていたのですが、B3S用にもう一度削ってるんですよねぇ・・・。
なので、それだけ強度があってチューニングに使えるブロックなのだと思います。

by wata (2009-07-13 23:09) 

wata

to_taさん、こんにちは。

今回のトラブル・シューティング+メンテナンスは、四半世紀に及ぶクルマ生活の中で二番目の規模になりそうです。
かと言って、治さずにカネを追加して他のクルマを・・・とは全く思わないんですよねぇ。
もしも使い切れないほどの大金があったとしても、今のところ他に欲しいクルマは皆無なので、このB3のフル・レストア&オーバー・ホールに費やすと思いますよ(笑)。

>最近の国産車には水温計がないものもあるそうです。

E90にも水温計はついていないと聞きました。
E46の水温計もリニアでは無く、多少の水温変化でも針は真ん中から動きませんけどね(笑)。

by wata (2009-07-13 23:10) 

wata

JAY-Tさん、こんにちは。

>結構大変なことになっていたのですね。

まぁ大変っちゃー大変なのですが、客観的に考えると「不幸中の幸い」だとも思えるんですよ。
GTの最中に東北の山ん中で・・・とか、完全なオーバー・ヒートでエンジンご臨終・・・とか、大爆発して木っ端微塵・・・とか(←無いって)、そんな目に遭ったワケではありませんからねぇ。
その昔、北海道/道央自動車道でM3Cのエンジンがブチ壊れた経験もありますので、それに較べりゃ屁でもありませんよ(笑)。

禁欲生活ももうすぐ一ヵ月半になりますが、そもそもクルマは土日にしか乗りませんし、こだまさんにB3Sをお借りできたこともあって、大して「禁欲」な感じはしていません。
が、B3が戻ってきたら中年オヤジの欲望が全開になるであろうこと、火を見るより明らかです(汗)。

by wata (2009-07-13 23:12) 

のんのん

何だか大変なことになっていたんですね・・・(^^;;

10万キロメインテナンスと聞いて
勝手に消耗品の一斉交換だと思っていました。
早く戻ってくるといいですね。

>特に高回転域を常用するような走り方はしていない。
↑この文章だけ読んでいて気になりましたw
by のんのん (2009-07-13 23:28) 

wata

のんのんさん、こんにちは。

>何だか大変なことになっていたんですね・・・(^^;;

まぁ大変っちゃー大変なのですが(その2)、おかげさまで楽しくやってます(笑)。
シリンダー・ヘッドだけでなくウォーター・ラインの予防交換もやってますが、これは「10万kmメンテナンス」の第一弾に過ぎないと思っています。
第二弾はいつになるかわかりませんが、次は思い切ってマイクロ・フィルター交換でもやりましょうかね(←小さすぎるだろ)。

私はサーキットなどは走らないので、実際に高回転域を常用したことはありません。
山道でも瞬間的にせいぜい6000rpmぐらいまでで、常用しているのは3000-5000rpmってところでしょうか。
そもそもB3 3.3のE4/6型エンジンは、特に高回転型でもありませんからねぇ。
もちろん、無闇に回すのは私の低燃費走行ポリシーにも大きく反するのです(笑)。

by wata (2009-07-13 23:51) 

トモ

>道路を走行中にB3の水温計が上昇

よく気づきましたね。

私なんぞ、水温計はいつ見ても真上を指しているので、
もしかして壊れてるんじゃないか?
とか思ってましたので、仮に同じ状況になっても見過ごしたかも知れません(汗)。

その後のオイル量確認や冷却水量確認の記述を見ても、
日頃からマメにチェックされていることが伝わってきます。

さすが○匠!(笑)

今のところ見習っているのは、週末の長距離しか乗らないこと、ぐらいですが、今後は、メンテナンスの方もできるだけ…。

戻ってきたB3のエンジンフィールが向上して、これまで以上に日本地図に足跡を刻まれることをお祈りします。

って、あと3年ほどで、20万kmいっちゃうんじゃないですか?

by トモ (2009-07-14 00:16) 

リョウスケ

wataさん、こんにちは。

マーレ製の鍛造ピストン、そのレタリングとシリアルナンバリング(?)、初めて見ました。
スペシャル感たっぷりで、ワタシも所有している悦びがますます沸きます
(スミマセン)。
アルピナは組み付けるマイスターのサインがどこかにあると聞きましたが、今回、確認できましたでしょうか?

実質、ヘッドOHでしょうから腰上新品状態ですね!!
私も末永く乗り続けたいと思っていますので、大変参考になります(スミマセン:2)。

早く治ってB3のブリッピング、今度聞かせてください!!。









by リョウスケ (2009-07-14 13:50) 

wata

トモさん、こんにちは。

水温計は、半ば強制的に真ん中を指すように作られているそうです(笑)。
走行状況は刻々と変わるのに、水温が完全に一定だなんてあり得ないですからねぇ。
昔のクルマは割と正直に表示していたんですけど、今はドライバーに不安感を与えないようにしてるってことなんでしょうかね・・・。
なので、実際の水温を知るためには別途水温計を装着するしか無さそうです。

>日頃からマメにチェックされていることが伝わってきます。

水や油の管理はそれなりにやってきたつもりでしたが、それでも今回の事象が発生してしまいました。
反省しようにも反省する点が無いので(笑)、まぁ仕方ないかなと思ってます。
逆に「ちゃんと管理していたからこそこれぐらいの症状で済んだのだ」と、超前向きなマスターベーションに耽っている次第です(汗)。

by wata (2009-07-14 19:58) 

wata

リョウスケさん、こんにちは。

実際に見たことも無いクセに「ALPINA車のピストンはマーレ社製だ」と当たり前のように思っていたのですが、ロゴ・マークの入った実物を見て少し安心しました。
開けてみてパチモンだったりしたら、どうしようかと思いましたよ(笑)。
確かにシリアル・ナンバーっぽい表示もありますが、6つのピストン全てが同じ表示だったので違うんじゃないかと思います。
そもそも限定生産品では無いでしょうし、分母と分子も逆っぽいですよね。

それにしても、「マイスターのサインがある」なんて話は生まれて初めて聞きました。
いやぁ、良くご存知ですねぇ。
しかし残念ながら、サインはどこにも見当たりませんでした。

・・・と言うことは、私のB3はパチモンなんですね、きっと(泣)。

by wata (2009-07-14 20:02) 

k7_

wataさん、こんばんは。

何だか大変なことになっていたんですね・・・(^^;;

しかし、エンジンの中奇麗ですね~。
10万の距離を重ねた車には到底見えません。

これも日頃の「サオピン」が功を奏しているという事なんですねぇ~。

カムシャフトは予定外の事態とはいえwataさん仰るように滅多にヘッドを開けられるものでもないでしょうから、この際予防的な処置をされるのは大正解だと思います。

一日も早く戻ってくる事をお祈り申し上げます。
by k7_ (2009-07-14 21:03) 

mtm

10万km越え早々のトラブルは予想外の事態になってしまったのですね!
実はヘッドのオーバーホールをしようか悩んだことがありました。
マイスターに何度か相談したんですが何かあればしようと思ってたところです!
なので今回の作業は大変参考になります。
水温計に気を付けろ!
ですね!(^^ゞ
by mtm (2009-07-14 21:28) 

☆ アル ☆

wataさん、こんばんは !
読まさせて頂いて、大変為になりました。

処で、ヘッドガスケットは単純に経年劣化なのでしょうか ?
それとも、他に考えられる原因はあるのでしょうか ?
10万㎞を走った場合は、メンテナンスにこのガスケットの交換をアタマに入れておかないといけないのでしょうか ?

車にとって、10万㎞走行って言うのは、かなり過酷なものなんですね。
やはり、通常のメンテナンス+オーバーホールも必要なんでしょうね。
しかし・・・・水温計の上昇がヘッドガスケットの抜けが原因と言うこともあるんですね。1つ勉強になりました。

by ☆ アル ☆ (2009-07-14 21:28) 

wata

k7さん、こんにちは。

>何だか大変なことになっていたんですね・・・(^^;;

・・・いやいや、素直にエサに食いつくと思ったら大間違いですよ。
そもそもk7さんは「(^^;;」なんて使わないじゃないですか。
ふふん、甘く見てもらっては困りますねぇ。

まぁ大変っちゃー大変なのですが(その3)、
・・・あっ(汗)

カムシャフト交換は想定外もいいところでしたが、見ないフリをして後々何かあった場合に悔やむよりは・・・と思って交換することにしました。
もともと永く乗るつもりではありましたが、今回のことを機にその思いをますます強くした次第です。
それだけの価値が、このクルマにはあると思ってるんですよ(笑)。

by wata (2009-07-14 21:45) 

wata

mtmさん、こんにちは。

>10万km越え早々のトラブルは予想外の事態になってしまったのですね!

mtmさんのB3は、15万kmでもこのようなトラブルには見舞われていないんですね。
私も今回のことが無ければヘッドは開けずじまいだったと思いますが、それでもいつかはオーバー・ホールをやってやろうとは思ってました。
次回(20万km時)には、ブロックとともにやりたいなぁと考えています。

・・・って、その前にニンゲンとしてのオーバー・ホールが必要かと(汗)。

by wata (2009-07-14 21:56) 

wata

アルさん、こんにちは。

>処で、ヘッドガスケットは単純に経年劣化なのでしょうか ?
>それとも、他に考えられる原因はあるのでしょうか ?
>10万㎞を走った場合は、メンテナンスにこのガスケットの交換をアタマに入れておかないといけないのでしょうか ?

お答えしましょう。
「わかりません(汗)」。
なので、アルさんもB3Sを10万km走らせてみて、その結果をお知らせ下さい(←他力本願)。
・・・が、まぁそうそうあることでは無いと思いますし、気にしながら乗ってるのもつまんないですよね(笑)。
いずれにせよ、定期的なメンテナンスをやっておくに越したことは無いと思いますよ。

ちなみにB3SのE5/1型エンジンは、ガスケットもエグゾースト・カムシャフトもALPINA専用品のハズです。
ご承知おき下さい(汗)。

by wata (2009-07-14 22:05) 

のんのん

全く参考にならないかもしれませんが・・・

ウチのB3(2001年)の場合ですが、
40℃位で水温計が動き始め、
60℃くらいで真上に到達、
通常の運転で88~100℃付近。
この間、インパネの水温計は真上のままピクリとも動かず・・・です。
(水温はアッパーホース付け根付近の温度です)

こんなんでいいのか?
水温計が真ん中より右に振れる温度は未体験ゾーンです・・・
by のんのん (2009-07-15 00:09) 

ダブルK

wataさん、こんにちは。

なるほど、そのようなことになってたんですね。
私のB3も一昨年はトラブルの連続だったので心中察するに余りあります。

「アルピナ専用部品」とか「本国発注○週間待ち」など、懐かしい響き(?)です。

10万キロオーバーですからある程度のメンテナンスは必要だと分かってはいてもトラブルで有無を言わさず入院、となると心(とお金)の準備が大変だったと思います。
(ミッションO/Hのときはさすがに一晩考えましたし・・・苦笑)

でも、さすがwataさん、肝が据わってます!

もっとも10万キロも走れば、どちらにせよ大掛かりなメンテナンスをしなければならないはずだし、トラブルが軽微なうちに発見&修理出来たことはむしろラッキーなのかも知れませんね。
by ダブルK (2009-07-15 13:00) 

wata

のんのんさん

>こんなんでいいのか?

良くないですね、ちっとも(汗)。
それにしてもE46の水温計、どういうロジックで針が動くようになっているのか知りたいもんですね・・・。
まぁE9xモデルに較べれば水温計がついてるだけマシなのかもしれませんが、個人的にはリニアに表示してほしいと思っています。
こんなんじゃ、トラブルの予兆を知ることもできませんからねぇ(汗)。

by wata (2009-07-15 19:21) 

wata

ダブルKさん、こんにちは。

>「アルピナ専用部品」とか「本国発注○週間待ち」など、懐かしい響き(?)です。

幸か不幸か、今回はALPINA専用部品の交換はありませんでした。
なのでコスト的にはずいぶん救われているのでしょうが(←それでもイタい)、「本国発注パーツ待ち」にはヤラれましたよ。
そういえば、ダブルKさんはATのオーバー・ホールを経験しているんですよねぇ。
私のB3、ATと言う「爆弾」を抱えていないだけマシなのかもしれません(汗)。

既述の通り、いずれはエンジンのオーバー・ホールを実施するつもりでいました。
ちょうど10万kmでエンジンを開けることになったのも、ある意味いい機会だったのかもしれません。
「キリ番ゲットォォォォォォッ!!! ひぃぃぃぃぃ(発射)」・・・よりは、遥かに有意義だと思います(笑)。

by wata (2009-07-15 19:32) 

root-t

wataさん、こんばんは。

 エンジン降ろしているとは・・・。
不幸中の幸いと言ってしまえば簡単ですが、なかなか大変なことになっていますね。
  
 この機会ですから、ヘッドの面研だけではなく吸気、排気のポート研磨もサービスで頼んでしまったらいかがでしょうか?
 見ちがえますよ!組んだあと・・・。
by root-t (2009-07-15 22:40) 

wata

root-tさん、こんにちは。

>なかなか大変なことになっていますね。

まぁ大変っちゃー大変なのですが(その4)、あんまり大変だと思わないようにしています。
実際、私が作業しているワケではありませんからね(笑)。

せっかくなので、給排気のポート研磨などいわゆる「チューニング」的なこともやりたいな、と考えたりもしました。
が、今回の作業は急遽駆け込んだ正規ディーラーへの依頼だったこともあり、「トラブル・シューティング+メンテナンス」だけでも十分だと思っています。
それとALPINAはエンジンを手組みで仕上げていると聞いたことがありますので、ひょっとしたらポート研磨もやってくれているんじゃないかと・・・。
ま、コレは勝手な想像ですけどね。
あぁ、やっぱりポート内部も良く見ておけばよかった・・・(涙)。

by wata (2009-07-15 23:31) 

T.N.

wataさん、

こんばんは。E46 318iに乗っていた、7/11からB3 3.3になったT.N.です。
車を選ぶ際にいろいろ相談に乗って頂いてありがとうございました。

ようやくB3のオーナーになったと思ったところ、このレポートを見ました。
心中察します。
不幸中の幸いと言いますか、軽微なところで発見できたのは良かったですね。

私もわずかな異常を検知できるようにしていきたいと思います。

追伸
・E46 318iは最終的に153,178km走りました。
・B3 3.3は54,126kmがスタートです。
by T.N. (2009-07-16 00:09) 

こだま

こんにちは!

長年、手足のように親しんだクルマを降りて約1ヶ月、クルマのリフレッシュもそうですが、慣れないATの運転(笑)で「脳」のリフレッシュや次回愛車と再会するときに、より一層、3.3の魅力に気付くのではないでしょうか!?

30万km乗るつもりのB3Sですので、今回の高価で(汗)貴重なブログを今後のメンテの最高の教科書にさせてもらいます。

ではまた・・・
by こだま (2009-07-16 09:18) 

wata

T.N.さん、こんにちは。

>車を選ぶ際にいろいろ相談に乗って頂いてありがとうございました。

いやいや、とんでもありません。
私は外車ブローカーとかじゃありませんので(笑)、何もしていませんよ。
ともあれ、お互いにB3を楽しんでいきましょうね。

318i、15万kmとはまた素晴らしいですねぇ。
それだけの実績があれば、B3も20万kmは軽いですね(笑)。
私も今回のことが20万kmへのリスタートだと思っていますので、治ってきたらT.N.さんに負けないように走りますよ!

by wata (2009-07-16 20:21) 

wata

こだまさん、こんにちは。

しつこいようですが(汗)、B3Sを貸していただきありがとうございました。
確かに素晴らしい一台ではありましたが、それだけにお借りしている間はとにかく気を遣っていましたので、やはり気軽に乗れる自分のB3のほうがイイですね(笑)。

>30万km乗るつもりのB3Sですので、今回の高価で(汗)貴重なブログを今後のメンテの最高の教科書にさせてもらいます。

30万kmですか・・・。
うーん、私の目標はとりあえず20万kmなので、完敗ですね(涙)。
いずれにせよ永く乗ってくれる仲間がいるってのは、本当に心強い限りですよ!

by wata (2009-07-16 20:32) 

toki

こんばんわ、大変なことになりましたね。

自分がこの前乗っていたV8搭載のミディアムクラスも結局はオーバーヒートの原因がガスケット抜けでした。譲った相手がメカニックでしたので、
ヘッドOHしてもらった結果、過去にもガスケットを交換した形跡があったそうです。きっと紙のガスケットは弱いのではないかと思います。
そのせいかわかりませんが、前にアルピナV8のガスケット交換で部品を本国オーダーしたところ、メタルヘッドガスケットが届いたそうです。
メーカーも対策していますね。





by toki (2009-07-17 20:41) 

wata

tokiさん、こんにちは。

>大変なことになりましたね。

まぁ大変っちゃー大変なのですが(その5)、あれこれ考えていても仕方ないので、今は仕上がりを楽しみに待つ身です。
シリンダー・ヘッド・ガスケットの素材は、クルマによっていろいろとあるみたいですね。
ちなみにB3はメタル・ガスケットのようですが、だからと言って必ずしもカンペキでは無いことがよくわかりました。
まぁクルマの構成部品のうち最もストレスがかかるパーツのひとつですから、こんなこともあるんだろうな~と思ってます。
もちろん、再発は御免蒙りますけどね(笑)。

by wata (2009-07-17 21:22) 

Nishi

写真だけを見ているとCAR GRAPHIC誌の とあるページを開いた様な錯覚に陥ります。
貴重な写真を拝見できうれしいわけですが、一ヶ月も愛車に乗れないことへのご心中察します。

わたしは、先月の風邪から呼吸器系を患い、ずいぶん苦しい思いをしましたが肺癌の疑いもなく、ようやく復調できました。

クルマも大事ですが、カラダもぼちぼちメンテしていかなきゃならない齢ですな!
by Nishi (2009-07-17 22:33) 

wata

Nishiさん、こんにちは。

>貴重な写真を拝見できうれしいわけですが、一ヶ月も愛車に乗れないことへのご心中察します。

いやもう、喜んでいただけて何よりです(笑)。
NishiさんのB3とはシリアル・ナンバーも20番ぐらいしか違いませんし、内外装の仕様もほぼ全く同じなんですよねぇ。
もちろんエンジンの構成部品も同じでしょうから、内部はこうなっていると思い込んでいただいて差し支えないと思いますよ(←ホントか?)。
なお私の心中なんて大したモンじゃ無いですから、お察しいただくほどのこともありませんよ(笑)。

体調を崩されていたんですね・・・。
大変だったのでしょうけれど、復調されて本当に何よりです。
どうぞ、ご自愛下さい。
私はおかげさまでとりあえず健康なのですが、梅雨明けに伴ってB3同様ややオーバー・ヒート気味です(汗)。

by wata (2009-07-17 22:54) 

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