奥多野ドライブ [drive/touring]
From: tom
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と、そんな若者の何だかよくわからない欲求不満の解消につき合うべく、蒸し暑い曇天の関越自動車道を走るB3。
嵐山PAでスタンバっていると、シルバーのB3クーペに乗る本日のオーガナイザー・tomさんが現れました。
助手席の友人・Yさんとともに、今日こそ「峠のうどん屋・藤屋」のうどんを是が非でも喰いたいのだそうです。
群馬県は奥多野エリアの最奥部へうどんを食いに行こう、とtomさんを最初に連れて行ったのが昨年の9月。
B3に乗る杉さんと3台で向かったものの、そのとき峠のうどん屋は休業日でした。
で、彼は今年の5月にも他のメンバーとリベンジを図ったのですが、再度の休業日に敢え無く撃沈。
ということで、今回は「三度目の正直」なのだそうです。
朝飯用に二つ買った握り飯、一つだけしか喰わないところに彼なりの覚悟の程が窺えます。
そんな背水の陣で臨んだ若人に対し、保護者（？）である私は打って変わってお気楽極楽。
店が開いていて大好きなうどんにありつければ、もちろんそれに越したことはありません。
が、よしんば休業日であったとしても、奥多野の山深くに頽（くずお）れるtomさんの姿を目の当たりにすることができるのです。
つまり、私にとってはどちらに転んでも「おいしい」ことには相違無し。
故に、余裕綽々です（笑）。
本庄児玉ICを出て、R462→K44→K37とB3クーペの後に続きます。
秩父付近まで来るといつの間にか蒼い空が広がっており、真夏の勁烈な陽射しが照りつけてきました。
そのままtomさんの先導で、群馬県境を越すK71/土坂峠（とっつぁかとうげ）へと登っていきます。
2速メインのタイトなワインディング・ロード。
若さ漲るtomさんの尻にしがみつき、老骨に鞭打って走る42歳（汗）。
しかしこの道、何度走っても楽しいねぇ（笑）。
峠を下りきり、R462→R299と西へ向かいます。
途中、道の駅「上野」で小休止。
気温は30度近くまで上がってきていると思われ、日向にいると熱射が脳天を直撃してきます。
少しの油断で一気に溶けるソフトクリームを、一気呵成に舐め倒しました。
が、日陰に入ればサラッと涼しく、やはり都会の暑苦しさとは全く違う渇いた空気。
これぞ田舎の夏、と言った趣です。
K124を左に折れ、浜平温泉「しおじの湯」へ。
2人の若者と1人のオッサン、緑眩しい朝の露天風呂へと乱入です。
熱い温泉と涼しい沢風に、出たり入ったり熱したり冷ましたりの繰り返し。
図らずも、「金冷法」の実践です（←？）。
汗を流しに温泉へ入り、より一層汗だくとなった我ら3名（泣）。
本日のハイライト、「峠のうどん屋・藤屋」へとK45を登っていきました。
今日は開いているだろうと思いつつも、心のどこかで休業日であることを願う私。
どう考えても、そのほうがおもろいに決まってます。
tomさんが来ると、うどん屋は必ず休む。
「雨男」ならぬ、「休み男」の称号を、tomさんに奉るのです。
店が近づくに連れ、膨れ上がるそんな想いを抑えることができませんでした。
残念ながら･･･いや（汗）、幸いなことに今日は休業日ではありませんでした。
tomさん、嬉しそうだ〜（笑）。
開店前の店に入れてもらい、漬物を突付きながら待つこと暫し。
出てきた極太+極盛りの「野菜天ぷらうどん」に直ちに箸をつけるYさん、一口啜って「うん、旨い！」。
後は3人とも再び汗だくとなり、ひたすら、ひたすら喰らい続けるのでありました（笑）。
店を出、傍らにある木陰のベンチでご休憩。
汗も腹も多少落ち着いたところでUターン、往路とは逆に東へと走っていきます。
R462沿いの道の駅「万葉の里」を過ぎると、若気の至りか再び山の中へと突入するtomさん。
K71/土坂峠の2nd.ステージです。
ポテンザRE050Aを高く鳴らし、横腹をチラ見せしながらタイト・ベンドをクリアして行くシルバーのB3クーペ。
その前段階で啼き始めたP Zero Neroを窘（たしな）めつつ、遅れまじと同じコーナーへ突入するブルーのB3リムジン。
深い山道では先行車が圧倒的に不利なハズなのですが、それでもちょっと気を抜いただけでサッサと逃げられてしまいます。
頑張れ、俺！（汗）
峠を出たところで、煙草休憩。
空は雲に覆われ、蒸し暑い空気の中を遥か後方から雷鳴が轟いてきます。
w「やっぱりイイねぇ、土坂峠」
t「いや〜、楽しかったっスよ」
w「しかしオレたちはともかく、助手席は堪んないよな」
Y「ハイ、両手両足踏ん張ってました･･･（汗）」
その後はK37→K82→R140と走って花園ICへ。
嵐山PAで解散し、クルマが増えてきた関越道で帰宅の途に就きました。
本日の走行距離は、348kmでした。
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tomさん、Yさん、本日はおつかれさまでした。
めでたく峠のうどんを喰うことはできましたが、これで少しは欲求不満が解消したのでしょうか？
願わくば、私との同道により却って更なる欲求不満が鬱積していないことを･･･（祈）。
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と、そんな若者の何だかよくわからない欲求不満の解消につき合うべく、蒸し暑い曇天の関越自動車道を走るB3。
嵐山PAでスタンバっていると、シルバーのB3クーペに乗る本日のオーガナイザー・tomさんが現れました。
助手席の友人・Yさんとともに、今日こそ「峠のうどん屋・藤屋」のうどんを是が非でも喰いたいのだそうです。
群馬県は奥多野エリアの最奥部へうどんを食いに行こう、とtomさんを最初に連れて行ったのが昨年の9月。
B3に乗る杉さんと3台で向かったものの、そのとき峠のうどん屋は休業日でした。
で、彼は今年の5月にも他のメンバーとリベンジを図ったのですが、再度の休業日に敢え無く撃沈。
ということで、今回は「三度目の正直」なのだそうです。
朝飯用に二つ買った握り飯、一つだけしか喰わないところに彼なりの覚悟の程が窺えます。
そんな背水の陣で臨んだ若人に対し、保護者（？）である私は打って変わってお気楽極楽。
店が開いていて大好きなうどんにありつければ、もちろんそれに越したことはありません。
が、よしんば休業日であったとしても、奥多野の山深くに頽（くずお）れるtomさんの姿を目の当たりにすることができるのです。
つまり、私にとってはどちらに転んでも「おいしい」ことには相違無し。
故に、余裕綽々です（笑）。
本庄児玉ICを出て、R462→K44→K37とB3クーペの後に続きます。
秩父付近まで来るといつの間にか蒼い空が広がっており、真夏の勁烈な陽射しが照りつけてきました。
そのままtomさんの先導で、群馬県境を越すK71/土坂峠（とっつぁかとうげ）へと登っていきます。
2速メインのタイトなワインディング・ロード。
若さ漲るtomさんの尻にしがみつき、老骨に鞭打って走る42歳（汗）。
しかしこの道、何度走っても楽しいねぇ（笑）。
峠を下りきり、R462→R299と西へ向かいます。途中、道の駅「上野」で小休止。
気温は30度近くまで上がってきていると思われ、日向にいると熱射が脳天を直撃してきます。
少しの油断で一気に溶けるソフトクリームを、一気呵成に舐め倒しました。
が、日陰に入ればサラッと涼しく、やはり都会の暑苦しさとは全く違う渇いた空気。
これぞ田舎の夏、と言った趣です。
K124を左に折れ、浜平温泉「しおじの湯」へ。
2人の若者と1人のオッサン、緑眩しい朝の露天風呂へと乱入です。
熱い温泉と涼しい沢風に、出たり入ったり熱したり冷ましたりの繰り返し。
図らずも、「金冷法」の実践です（←？）。
汗を流しに温泉へ入り、より一層汗だくとなった我ら3名（泣）。
本日のハイライト、「峠のうどん屋・藤屋」へとK45を登っていきました。
今日は開いているだろうと思いつつも、心のどこかで休業日であることを願う私。
どう考えても、そのほうがおもろいに決まってます。
tomさんが来ると、うどん屋は必ず休む。
「雨男」ならぬ、「休み男」の称号を、tomさんに奉るのです。
店が近づくに連れ、膨れ上がるそんな想いを抑えることができませんでした。
残念ながら･･･いや（汗）、幸いなことに今日は休業日ではありませんでした。tomさん、嬉しそうだ〜（笑）。
開店前の店に入れてもらい、漬物を突付きながら待つこと暫し。
出てきた極太+極盛りの「野菜天ぷらうどん」に直ちに箸をつけるYさん、一口啜って「うん、旨い！」。
後は3人とも再び汗だくとなり、ひたすら、ひたすら喰らい続けるのでありました（笑）。
店を出、傍らにある木陰のベンチでご休憩。
汗も腹も多少落ち着いたところでUターン、往路とは逆に東へと走っていきます。
R462沿いの道の駅「万葉の里」を過ぎると、若気の至りか再び山の中へと突入するtomさん。
K71/土坂峠の2nd.ステージです。
ポテンザRE050Aを高く鳴らし、横腹をチラ見せしながらタイト・ベンドをクリアして行くシルバーのB3クーペ。
その前段階で啼き始めたP Zero Neroを窘（たしな）めつつ、遅れまじと同じコーナーへ突入するブルーのB3リムジン。
深い山道では先行車が圧倒的に不利なハズなのですが、それでもちょっと気を抜いただけでサッサと逃げられてしまいます。
頑張れ、俺！（汗）
峠を出たところで、煙草休憩。空は雲に覆われ、蒸し暑い空気の中を遥か後方から雷鳴が轟いてきます。
w「やっぱりイイねぇ、土坂峠」
t「いや〜、楽しかったっスよ」
w「しかしオレたちはともかく、助手席は堪んないよな」
Y「ハイ、両手両足踏ん張ってました･･･（汗）」
その後はK37→K82→R140と走って花園ICへ。
嵐山PAで解散し、クルマが増えてきた関越道で帰宅の途に就きました。
本日の走行距離は、348kmでした。
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tomさん、Yさん、本日はおつかれさまでした。
めでたく峠のうどんを喰うことはできましたが、これで少しは欲求不満が解消したのでしょうか？
願わくば、私との同道により却って更なる欲求不満が鬱積していないことを･･･（祈）。
2008-07-27 22:58
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コメント(14)
お暑い中、完食とはすごいですね〜。
私にはまず無理ですよ・・・
3人とも、若い！？
by K (2008-07-27 23:38)
wataさん、こんにちは。
こちらこそ、お付き合い下さりありがとうございました。
この世のものとは思えないうどんを腹に納めることが出来ましたのはホントに行幸でした。
風呂に入っている時に、
「今回やってなかったら縁がなかったと思って・・・」
と言われた時は、まったくどうしようかと思いましたが。
「休み男」などという不名誉な渾名を頂戴するハメにならずに助かりましたよ。（笑）
またいずれ走るときは、是非ご一緒させて下さい。
お疲れ様でした。
by tom (2008-07-28 13:43)
Kさん、こんにちは。
＞3人とも、若い！？
いや、若いのは2人だけです･･･（涙）。
Kさんとは、一度ここでうどんを喰ってますよね。
http://blogs.dion.ne.jp/osm/archives/4976664.html
あのときもそうでしたが、私は毎回必ずツユも含めて残さず食しています。
何かこう、意地のようなものが、私をして完食せしめるのでしょうか。
このうどんを残すようになったら、私も現役引退だと覚悟を決めている次第です（←何を引退？）。
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【7/29訂正】
Kさんと喰ったときに残してました、ツユ（汗）。
刺身蒟蒻を喰ってしまった故のことだと思います。
と言うことで、引退を決意しました（だから、何を引退？）。
by wata (2008-07-28 21:27)
tomさん、こんにちは。
走って喰って、楽しい一日でしたね。
なんだかんだ言っても、やはり藤屋が開いていて本当に良かったと思ってます。
駐車場に漂うダシの香りとtomさんの笑顔が忘れられません（笑）。
もし今回も休みだったとしたら。
･･･その場合はやはり「tomさん＝休み男」と断じざるを得ず、以降、峠のうどん屋へはtomさん抜きで通うことになるところでした。
私も男、今回はそこまで腹を括っての同道だったのです（拳）。
が、もうそんな心配は無用ですね。
いずれまた、峠のうどんと土坂峠を堪能しに参りましょう。
by wata (2008-07-28 21:38)
食いつくまいと我慢をしたのですが、おそらく私？が食いつくことを想定した”金冷法”という言葉の前振り。いっそのことその説明文を貼り付けてみようとネットで探したURLをコピーまでしたのですが、ここに貼り付ける直前に峠のうどん屋にいけなかった悔しさが勝ってしまい、残念リタイアです。（意味不明）しょうがないので今度こっそり一人で峠のうどん屋と金冷法を実践します。。。。
(俺はそんな人じゃなかったはずなのに・・・・。（悔））
by Shima (2008-07-28 21:45)
なあんだあ。
つまんないなあ。「本日休業」を苗場より心から期待しておりましたのに…
しょうがないから。「本日休業男」はシマさんということで、Wataさん付き添いお疲れ様でした。
次は爺の付き添い願います。
by zen (2008-07-28 22:01)
Shimaさん、こんにちは。
＞おそらく私？が食いつくことを想定した”金冷法”という言葉の前振り。
考えすぎですって･･･（汗）。
が、案の定食いついていただき何よりです。
実際、「金冷法」の効能については私個人としても甚だ懐疑的なところであり、試すまでには至っていないのが現状です。
これを機にShimaさんには是非とも大真面目に取り組んでいただき、その結果などを公表していただけると、後進のためになります。
未だ食されていない「藤屋」のうどんを喰いに行くのであれば、お供しますのでお声がけ下さい。
当然、温泉にも立ち寄ることになりますので、冷やすなり熱するなりご自由にどうぞ（笑）。
by wata (2008-07-28 22:08)
zenさん、こんにちは。
高速を走り、山々を越え、遠路遥々やって来てようやく辿りついたと思ったら、「本日休業」。
斯く言う私も、2回ほどそんな目に遭ってます。
この挫折感が、たまらないんですよねぇ（←Mか？）。
zenさんは今のところ、毎回うどんにありつけているんですよね。
確実に喰うためには、zenさんと供に向かえば間違い無さそうですねぇ。
ただ「爺」ってほどのお歳では無いと思いますし、「付き添い」が必要なほどヨワってるとも思えませんが（笑）。
by wata (2008-07-28 22:35)
wataさん、こんばんは。
藤屋･･･１勝４敗ですが、「１勝」の時に出会えた、あの「巨うどん」のインパクトは忘れられません（笑）。
「本日休業」でも、ゲラゲラ笑いながら貪り食うのも、気の合う仲間とのシーンは楽しいですね（笑）。
by 杉 (2008-07-29 20:43)
杉さん、こんにちは。
1勝4敗、ですか･･･。
懲りずに是非、また訪れてみてください。
その巨（おお）きさに、再び驚くこと必定です。
私は何度か喰っていますが未だそのインパクトに慣れることができず、毎回驚いてしまいます（笑）。
杉さん/tomさんと3人で「本日休業」をくらった、昨年の9月。
あの日を境に、一層の連帯感が醸成されたような気がしています。
悲しみを分かち合える仲間って、イイですよね･･･（しみじみ）。
by wata (2008-07-29 21:28)
期待はずれだぁ〜〜！
てっきり閉まっていると思って期待してたのに・・・
でもあの美味そうなうどんを食べにいきたい！
このお店には電話ないのですか？
それともほとんど休業ですか？？？
まぁ、tomくんのストレスも少しは晴れたことでしょう。。。（笑）
by ｍｔｍ (2008-07-30 10:27)
wataさん こんにちは
皆さんが期待されるそのうどん 見てるだけで胃袋に収めて見たくなること必須ですね
でもやっぱり挫折を味わうんだろうなぁ この手の賭けはめっぽう弱いんです。。。 次ぎ行かれるときはぜひついてかせてください
by amataro (2008-07-30 10:40)
mtmさん、こんにちは。
＞てっきり閉まっていると思って期待してたのに・・・
やはり（頷）。
mtmさんも、関西からチャレンジしてみては如何でしょうか？
恐らく、休みですから（笑）。
店には電話もちゃんとありますし、定休日は毎週水曜と決まっているようです。
が、敢えて調べずに行くのが本道なのだ、と思っています。
喰えるか/喰えないかでは無く、おもろいか/おもろくないか、なのです。
お解りいただけますよね（←解らない）。
by wata (2008-07-30 22:47)
amataroさん、こんにちは。
＞でもやっぱり挫折を味わうんだろうなぁ
挫折には、二つあります。
ひとつは、店が開いていなかったときの挫折感。
ひとつは、喰いきれなかったときの挫折感。
つまりは、店が開いていて、且つ、ツユも残さず完食して初めて、心底から達成感を味わうことができるのです。
「このうどんを喰うことは、店のオヤジさんと自分との、いのちを賭けた闘いだ」
鬼気迫る表情でうどんを貪りながら、tomさんはそう呟いていました。
私もその通りだ、と思います（←思わない）。
by wata (2008-07-30 22:55)