装着翌日のP Zero Nero →空気圧調整

土曜日にピレリ・P Zero Neroを履かせたB3。
その翌日に皮むきと慣熟走行を兼ね、仲間と共に500kmを走りました。
その際に感じたことを記してみたのが以下の駄文なのですが、結論を先に言えば、Neroの良し悪しを測るにはもう少し時間と距離が必要だと感じているところです。

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■ハイウェイ・クルージング（ドライ・コンディション）

往路の小田原厚木道路や帰路の東名高速道路でのクルージングで驚いたのが、その抜群の乗り心地と安定感。
ロード・ノイズは決して小さくはないのですが、Neroは道の継ぎ目や少々の轍にも全く動じないフラットな走りを見せてくれました。
F:2.4bar/R:3.0barと空気圧をかなり高く設定していたのですが、コンフォート性能ではミシュラン・パイロットスポーツを確実に上回っている印象があります。
首都高速道路においても、周囲よりやや速いペースで走っている分にはコーナリング時でも特段の不安感などはありませんでした。
私はこれらのステージで無茶をやることはないため、今のところは合格です。

■ワインディング・ラン（ドライ・コンディション）

小田原厚木道路を降り、南足柄広域農道で初のコーナリングを迎えたP Zero Nero。
2速⇔3速で走るような道なのですが、予想通り、強めに入れたアクセルやステアリングにB3はツツーッと滑ります。
これは何もNeroに限った話ではなく、パイロットスポーツでも新品装着直後は同様でした。
高速道路などで縦方向の皮むきが終わっても、横方向のグリップはすぐには発生してくれないのでしょう。
特にフロントが外へ出て行こうとするのが困ったもんでしたが、なんとか我慢して走らせていきました。

足柄峠へと向かうK78は、2速固定の急勾配タイト・ベンドが続きます。
だいぶグリップが出てきたように思えましたが、アペックスでガス・ペダルを踏んづけてみると、直ちにDSCが介入。
エンジン出力を絞られるタイミングがパイロットスポーツ装着時よりも早く、少々違和感を覚えます。
小山町から山中湖に抜ける明神峠/三国峠越えのK147においても、同じような感覚につきまとわれていました。

これは恐らく、空気圧が高すぎるための事象だと思われます。
Neroのグリップの絶対値がパイロットスポーツより劣るような印象は受けませんでしたので、次回は空気圧を下げた上で再び山坂道を走らせてみたいと思っています。

またパイロットスポーツと比較して、Neroのステアリング・レスポンスはややマイルドな感じがしました。
もちろんダルと言うほどではありませんが、個人的にはもう少しシャープな方が好みです。
このあたりの印象も空気圧で変わる可能性があるとは思うのですが、どうでしょうか。

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50,000kmを走らせたミシュラン・パイロットスポーツに慣れきった私にとって、ピレリ・P Zero Neroでのファースト・ランはとても新鮮でした。
客観的に考えれば、この日はパイロットスポーツと同等までには楽しめなかったこともまた事実ですが、これは

(1)Neroがド新品のタイヤであったこと
(2)空気圧が高すぎたこと
(3)ドライバーである私が、パイロットスポーツほどにはまだNeroを理解できていないこと

の3点が要因であろうと思っています。
もちろんウェット路面でのマナーについては、一切未知数。
サーキット・ランや街乗りなどではなくロング・ツーリングを旨とする私にとっては、天候によるタイヤ性能の差も非常に気になるところです。
従って、今のところ私にはまだNeroの良し悪しについて語る資格は無いと思っています。

(1)については、一緒に走ったMTさん/Kさんに始終つつかれていたおかげもあって（汗）、満遍なく皮むきが完了したものと思っています。

(2)については大いに反省するところであり、空気圧を再度検討して下げる予定です。

(3)については、これから徐々に探っていくしか無いと思ってます。
ま、たかだか500kmしか走ってませんからね。

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で、後日の空気圧調整です。

今回、B3Sと同じ指定空気圧では高すぎることを痛感させられた私。
そもそもB3とB3Sとはクルマの重さが同じなので、Neroと同じLI（ロード・インデックス）を持つパイロットスポーツPS2を標準とするB3Sの指定値でとりあえずはOKだと考えたのです。
単純にLIの違いが指定空気圧の違いなのだろう、と。
ところが･･･。

B3の指定空気圧とパイロットスポーツのLIを元に改めてETRTOの規格表で見てみると、以下の通りとなっています。
ただし、リアは表をはみ出しているので推定です。

フロント：LI88・2.3bar＝525kg
リア：LI90・2.8bar＝660kg（推定）

上記の耐荷重値とNeroのLIから逆引きすると、空気圧は以下の通りとなりました。

フロント：LI92XL・525kg＝2.3bar
リア：LI94XL・660kg＝2.8-2.9bar（推定）

･･･結局、パイロットスポーツとほとんど変わりませんでした（汗）。

車検証に拠れば、私のB3の車輌重量は1510kgです。
前軸重量は780kg、後軸重量は730kg。
つまりタイヤ一本あたりの軸重量値は、前390kg/後365kgです。
B3の指定空気圧におけるタイヤの耐荷重値は上述の通り前525kg/後660kgですので、耐荷重性能は前135%/後181%と出ました。

ちなみに私がNeroに設定したB3Sの指定値（2.4bar/3.0bar）で計算すると、耐荷重値は前540kg/後690kg。
耐荷重性能は、前138%/後189%にもなります。
こんなに要らんわな･･･（汗）。
B3Sに乗る山道好きのJAY-Tさんが、PS2の空気圧を前後ともに指定より低く設定していると言うのも頷けます。

それにしても、どうしてB3Sがここまで高い値を指定するのか私にはわかりません。
或いはB3と比較して大幅にパワー・アップしているための対応なのかもしれませんが、いずれにしろB3には高すぎると思います。

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ということで散々能書きを垂れた挙句、Neroの空気圧を調整しました。
フロントはB3指定値の2.3barに、リアは指定値より若干落として2.6barです。

新品装着時から比較するとそれぞれ0.1bar/0.4barのダウンですから、フィールもかなり変わるものと想定されます。
リアはこれでも169%の耐荷重性能を確保しているため、問題は無いでしょう。
指定値からリアだけを落としたので少々アンダー・ステア傾向になるような気もしますが、次の山坂道はこのセッティングで走ってみようと思います。

･･･って、そんなに差が出るほどの走りはできませんけどね、私（笑）。
どちらにしても走り回ってみないと何とも言えませんが、Neroへのリプレイスが吉と出るか凶と出るか、これからがとても楽しみです。

コメント 25

wataさん、こんにちは。
愛機の写真UPいただいて以来、2度目の訪問です。

タイヤの話、深いですね。興味深く読ませてもらいました。日頃、空気圧のメンテも不精な自身には、…です。（反省）
踏まえ、タイヤ然り、愛情をもってしっかりと向き合ってやることが「肝」だと、4○歳にして、教えて貰いました。
ところで、羨ましくも135を購入されたB3カブのｋ○によるE90/B3インプレ記事。氏のコメント、マジモードですよね。未だお目にかかれていませんが、気質が伝わってくるようでした。
by ri-co父 (2008-04-16 11:24) 

wataさん、再度失礼します。

先の書き込みで、勝手にお名前引用しておきながら、B3カブのｋ○さんに敬称付け忘れていました。お詫びいたします。
by ri-co父 (2008-04-16 12:29) 

こんばんは。
いつも、不感症を言いながら今回のインプレは
Wataさんの鋭い洞察力が伝わってきます。
グリップや乗り心地については、PSが心身に
染み付いていると思いますので、なかなか
客観的には判断が難しいとは思いますが、
もう少し走り込んでみるとまた違った
印象になりそうですね。
僕からしてみるとタイヤ選びは、ギター選びと
相通ずるところがあって、楽しくもあり、難しくもありってところです（笑）。
by zen (2008-04-16 21:57) 

ri-co父さん、こんにちは。

クルマ好きにとってタイヤ論そのものはかなり深いのだろうとは思いますが、私が書いている記事はもちろんそのごく表層部分だけだと思いますし、これ以上深く語ることは全く不可能です（汗）。
まぁどんなクルマでも最終的にはタイヤで走るワケですから、軽んじることはできないですよね。
ましてや私が装着するのはトップ・レンジのタイヤではありませんので、その価格差を少しでも埋めるために無料の空気を遠慮なく使わせていただいている次第です（笑）。

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「ｋ○さん」ってk7さんのことだと思いますが、せっかくですからk7さんのBlogにコメントされては如何でしょうか。
そのほうがご本人も喜ぶと思いますよ。
もちろん、伏字にする必要など全くありませんからね（笑）。
by wata (2008-04-17 01:16) 

zenさん、こんにちは。

「鋭い洞察力」、ですか？
改めて申し述べるまでもありませんが、そんな大層なモンは一切持ち合わせておりません、私（キッパリ）。

ただ仰るとおり、パイロットスポーツの乗り味がカラダに沁みついているのは確かなようで、全ての場面においてNeroはことごとく違いを感じさせてくれました。
記事にあるとおり空気圧設定をミスっていたためまだ何とも言えないのですが、今回の再設定で次に走るときにはNeroのキャラクターも何となく掴めるんじゃないかと思っています。
ま、掴んだ結果が気に入らなくても、使用限界まで使い倒すんですけどね（笑）。

「タイヤ選びはギター選びと相通ずるところがある」

うーん、カッコいいですねぇ。
と言うことは逆もまた真なり、ですよね。
私も今愛用しているギターの音色がカラダに沁みついていますので、次のギターを選ぶ際にはタイヤ選びと同じよ

･･･持ってないし、弾けないんだってば（汗）。
by wata (2008-04-17 01:39) 

wataさん、はじめまして。
最近B3Sのリムジンを中古で購入し、情報収集のため日々諸先輩オーナー方のブログを拝見している者です。
無精者なので自らブログを書いたりはしていませんが、以後よろしくお願いします。

さて私もタイヤを交換したばかりなのですが、ALPINAのマニュアルには指定空気圧はミシュラン用で、それ以外の銘柄は各タイヤの指定に合わせるよう記載されているものの、ショップの人によれば車種によって違うとのことで、取り敢えず一般的という空気圧に設定してもらいました。
フィーリングは交換前より向上したものの、あまり精神衛生上良くないので適正空気圧の情報を求めてBSのHPを調べていたところ、下記サイトにたどり着きました。

http://www.bridgestone.co.jp/tire/basic/air_pressure.html

XL規格の表を参照したところ、B3Sのリアタイヤの指定空気圧である3.0bar(=300kPa)は欄外となっています！

一方、NicoleのHPに残っているB3Sのテクニカルデータから、許容車軸加重がフロント、リアそれぞれ940kg、1080kgということが分かりましたので、私もwataさんに習ってメーカーがどの程度のマージンを考慮しているか計算してみました。

フロント: 540÷(940/2)=115%
リア： 690(推定)÷(1080/2)=128%

やはりリアのマージンがフロントに比べて大きくなっていますね。

私は１人か２人乗車がほとんどなのですが、仮にフル定員乗車・荷物積載だったとしても、タイヤの負荷能力がフロント、リアそれぞれ470kg、540kgを下回らない空気圧、即ち2.0bar、2.3barより高く設定しておけば問題無いということがわかりました。

wataさんが疑問に思われた、B3Sのリアタイヤの指定空気圧が3.0と高い数値になっている理由は依然、謎のままですが、適正空気圧に悩んでいた私にとって実にタイムリーかつ有益な記事でした。
解決策のヒントを与えて下さり、有難うございます！
by E3 (2008-04-17 11:27) 

wataさん、こんにちは。

ALPINAに乗るまではタイヤなど付いていればいいと思っていた口でございます。なぜらなスポーツドライビングなど全くしておらず、ｸﾈｸﾈ道にもほとんど行かず高速も制限速度凹凸で走っておりましたので、タイヤに求めるものは「どうか減らないでくださいませ」という事でした。(笑)

ですので限界まで走り込まれているwataさんはタイヤの性能やその持ち味を良くご存じたと思います。たぶん一番・・・。アンダー傾向・DSC・ステアリングレスポンスが皮剥き&空気圧調整で解決されれば最高ですね。

先日お会いしたHAMさんのPS2ももう既に交換時期になっておりました。1年で2セットです。さすがHAMさんです。(驚)
何のタイヤにもいえると思いますがライフは乗り方次第だと思いました。(笑)

明後日のツーリングで生の声をお聞かせくださいね。

wataさん、失礼します。
ri-co父さん、こんにちは。初めましてk7と申します。
B3レポはお恥ずかしい限りでございます。もしよろしければお気軽に遊びに来てください。(笑)
by k7 (2008-04-17 13:28) 

こんばんは。
おぉ！いつの間にタイヤ替えてたんですね（って気づくの遅いだろっ・・・汗）。
私が履いているダンロップのSP SPORT MAXXは「これが履きたい！」と言うより、会社の付き合いの兼ね合いもあって購入してるだけなので皆さんのこだわりを考えると恥ずかしい限りです。
空気圧も何の疑いもなくドアに貼ってある指定圧にしていましたし（汗）。

B3に関してはまだまだ知らないことがたくさんありそうです（苦笑）。
by ダブルK (2008-04-17 18:36) 

E3さん、はじめまして。

ようこそお越し下さいました。
最近B3Sのオーナーになられたのですね。
こんなBlogがお役に立てるなどとはゆめゆめ思ってもいないのですが（汗）、おヒマでしたら引き続きお立ち寄りいただけると幸いです。

空気圧を考える上でのクルマの「重さ」については、私も少々思うところがありました。
実際には「車輌重量」で走っているワケではありませんし、「車輌総重量」で算定しようかと思ったりもしました。
安全性確保を第一義として最大値で考えるのであれば、なるほど、E3さんの採った「許容車軸加重」で考える方法が一番ですね。
この点には全く気づいていなかったので、大変勉強になりました。
こちらこそ、どうもありがとうございました。

ちなみにブリヂストン社のサイトは私も見ておりました。
JATMA規格とETRTO-XL規格の表が掲載されていますが、私が以前履いていたミシュラン・パイロットスポーツはETRTO-Std規格なので、また別の表が必要になるんです。
ややこしいですよねぇ（笑）。
by wata (2008-04-17 20:06) 

k7さん、こんにちは。

えぇ、確かに私は「タイヤの限界」まで走りこんでいますよ。
仰るとおりその点については仲間の誰にも負けないと思ってますし、時には限界を遥かに超えてB3を走らせ続けることすらあります。

･･･ただここで言う「限界」は「グリップの限界」とか「性能の限界」などではなく、あくまで「磨耗の限界」です（汗）。
その旨、どうぞご承知おきください。
くれぐれも、ご承知おきください（←くどいって）。

HAMさんの乗るB5が装着しているタイヤって、とてつもないサイズですよね。
前245/40R19・後275/35R19って、4本で幾らになるんでしょうか･･･。
･･･いや、私だったら交換不能。
車輌そのものを売却せざるを得なくなること、火を見るより明らかです（汗）。
by wata (2008-04-17 20:10) 

ダブルKさん、こんにちは。

その後、B3の調子は如何ですか？
陶芸やお買い物にお忙しいようですが、いい季節になってきましたので近いうちに一緒に走りましょう。

SP SPORT MAXXも良さそうですよね。
特にトレッド・パターンはNeroやPS2、RE050などの非対称デザインよりも、MAXXやパイロットスポーツ、Rosso/Systemのディレッツィオナーレ、イーグルF1と言った回転方向指定デザインのほうが圧倒的にカッコいいと思ってます。
ちなみにMAXXのLIはNeroやPS2などと同じようですから、B3のサイド・シルに貼ってあるラベルの値で全く問題ないと思いますよ。
その空気圧（2.3bar/2.8bar）を軸として、お好みで調整すれば良いのではないでしょうか。

･･･と言うことで、調整したら走りに行きましょう（←こればっかり）。
by wata (2008-04-17 20:23) 

こんばんは。

”山道好きの”JAY-Tでございます！（笑）

空気圧で走りは変わりますね。
私は低めの方が車の落ち着きが良くて低めにしていただけなんですが、今回のwataさんの耐荷重値から導き出される理想的な空気圧の算出式は大変勉強になりました。
私もＰＳ２に交換してから１０００km程度走りましたが、やはり０５０にすべきだったかなと少々後悔しているところです。
というのは、アグレッシブに走らせた時のタイヤの変形がＰＳ２の方が大きく、ＤＳＣが思いのほか早く作動したりして、この変形が走りの楽しさを少々スポイルしているように思います。また、０５０ではあまり作動することもなかったＡＢＳも作動したりして、グリップも０５０の方があるような気がします。
by JAY-T (2008-04-17 22:06) 

JAY-Tさん、こんにちは。

公私ともにかつて無いほどお忙しいとお聞きしていましたが、それでも箱根には行ってるんですよね。
･･･あ、箱根に行くから忙しいのか（頷）。

私、昔の記事で「空気圧なんか多少変えても走りに影響ねぇ」なんて抜かしておりました。
ここで皆さんにお詫びを申し上げるとともに、謹んで訂正させていただきます。
空気圧で、走りは変わります！（キッパリ）

ま、私が偉そうに書いてる記事もネットで調べた上での受け売りです（汗）。
E3さんが仰る通りの最低値を割らない範囲で、好みの固さに調整すればイイんですよね。

JAY-Tさんは、「RE050＞PS2」なんですね。
ひょっとして、脱ぎ捨てるつもりですか？
そう、k7さんのように･･･（汗）。
http://sapphireblue.blog.so-net.ne.jp/2007-03-01
by wata (2008-04-17 22:26) 

今回の空気圧についてのお話と「理想的な空気圧の算出式」とても興味深く見させてもらってます。
もともと空気圧をよくイジルもので（そのためにホイル替えましたから？？？）、とても勉強になりました。
というか悩みが少しスッキリしました！
ネロはオールマイティーに優れていて、減りの少ないタイヤだったと記憶しております。
今度は何にしようかな？
激安アドバンに期待したいです♪♪♪
by mtm (2008-04-17 23:01) 

mtmさん、こんにちは。

うーん、メーカーが指定する空気圧が「理想的」かどうかってのはやっぱりわからないですねぇ。
ただ自分の好みにイジるにしても、まずその前に「基準」を知っておく必要があるんじゃないか、と思いまして。
mtmさんはB3にかなり手を入れてますが、それはノーマル/純正と言った基準を踏まえてのことですもんね。
私はクルマにはほとんど手をつけませんので、せめて空気圧だけはベストな状態に調整したいと思ってる次第です。
えぇ、タダですしね（笑）。

アドバン・スポーツ、是非履いて下さい！
「打倒・ポテンザRE050！」と言った心意気が感じられますよね。
そういうの、好きなんです（笑）。
by wata (2008-04-17 23:31) 

wataさん、こんばんは。

おっ、空気圧の違いが分かるようになりましたか！（笑）
・・・のっけからエラソーにスミマセン。
かくいう私はソフトラインを履いていた時に空気圧を見るのをサボっていました。（汗）
０．１単位でも違ってくるということを実感した今はちゃんと見ていますけど。

ＰＳ・ＰＳ２は乗り心地が良いので規定値でもそんなに苦にはならないんですけど、０５０は硬く、ハネる感じがして不快なので落としています。
Ｆ：２．２　Ｒ：２．６が今のところシックリ来ます。（あくまで個人的な好みなのですが）

今日の記事を拝見してつくづく思うのですが、クルマって面白いですね・・・ちょっとしたことで変わりますから。
これだからクルマ好きは止められません。（笑）

ところでＪさん、私の０５０と交換します？（笑）
by tom (2008-04-17 23:57) 

wataさん　こんにちは

大変興味深く読ませていただきました　確かに空気圧で感覚は変わるのを知っていながら、結構ずぼらな管理しかしていなかった自分に渇を入れられた感じです　いや責めてるわけじゃないですよ（笑）

これを機にもう一度自分の空気圧確認してみようと思います
by amataro (2008-04-18 14:54) 

wataさん、こんにちは。

タイヤの空気圧設定は、いつでも悩ましいですね。
空気圧を低くすれば、グリップや乗り心地は向上しますが、燃費や剛性が、悪化しやすくなりますから、兼ね合いが難しいです。さらに前後のバランスまで考えると、思考停止状態に陥ります。
メーカー指定の空気圧は、ロードインデックス（以下LI）が違うタイヤでも、同じ空気圧だったりしますから、負荷能力は、かなりの余裕が有るんでしょう。で、負荷能力も含め、いろいろな要件のバランスを取りながら、決まった値だと思いますので、空気圧を変えるなら、指定空気圧を目安にして、あとはお好み次第ですね。
自分はと言うと、カッチリしているほうが好みなので、メーカー指定空気圧より10〜20kPaほど高めにしています。でも、10kPa変えただけでは、はっきり言って違いがちっとも判りません（涙）。

さて、LI 別の、空気圧と負荷能力の規格表に、載っていない部分についてですが、JATMA 規格は 240kPa(2.4bar)、ETRTO スタンダード規格（以下Std）は 250kPa(2.5bar)、ETRTO エクストラロード規格（以下XL）は 290kPa(2.9bar)で最大負荷能力に達して、それ以上空気を入れても普通自動車用の使用限度空気圧 350kPaまで、負荷能力は増えません。まあ実際は、多少はさらに増えるかと思いますが、規格上はそこで、打ち止めです。
なので、リヤのStd LI90 の場合280kPaや、たとえ350kPa入れても負荷能力は600kgです。

Std から XL へ変えたときの簡単な空気圧の換算方法は、LI が同じなら、Std + 40kPaです。それと、LI が一つ上がると、-10kPaです。
よってStd LI90 から XL LI94 の換算は、280kPa + 40kPa - 10kPa * 4(LI) で、280kPaです。つまりは、XL に変えても、前230kPa 後280kPa が、標準値でいいという事ですね。たぶん（笑）。
ちなみに、JATMA 規格は、空気圧の増減による負荷能力の変化が、ETRTOとは違うので、規格表を参照してください。

お気づきでしょうか、Std の LI88と XL のLI92、Std LI90 と XL のLI94を比較してみると、250kPaまでは、ほとんど同じ負荷能力です。XL は更に290kPaまで、負荷能力が増えていきます。つまり、XL は更に40kPa分負荷能力を、高く出来るように強化がされたタイヤです。
大抵の場合、同じサイズであれば XL規格のタイヤは、LIが４つ上がっています。よって、同じサイズの XL タイヤは 250kPa 以上空気を入れないと、規格上では Std タイヤと負荷能力は変わらないってことです。

最後に、タイヤは空気が足りないよりは、多いほうが、なんぼもマシなので、
空気圧を、低めにした場合は、こまめにチェックしてくださいね。
あと、ご存知かとは、思いますが、空気圧の測定は、冷間時に測る事と、いつも同じエアーゲージを使用する事です。
（タイヤ内部の空気温度が、10℃上がると、10〜15kPaぐらい圧が上がるため。
エアーゲージの精度はあまり良くありません、ゲージによって10kPaぐらい平気で違います。同じタイヤを測っているのに20kPa違う値を示すゲージを持っています（泣）。その真ん中の値が正しいと信じていますが…。）

長文失礼しました。
by DeepBlue (2008-04-18 20:37) 

wataさんこんにちは。

以前、今の車ではないですが私もNERO履いていました。
私も？価格の安さにつられて購入しました（笑

その後測定してみてわかったのですがNEROって同時期に履いていたプライマシーと比較してタイヤ重量が数キロ/重めでした。そのためか乗り心地は良かったのですがコーナーでの流れ出しは速かったような記憶があります。（車とサスのセッティングがあっていなかったのかもしれませんが）
私はPS2を履いたことがないのでわかりませんがコーナー限界速度はＰＳ２より低いかな？と思います。

もっとも操る楽しさとコーナーの速度は関係ないので安全に気持ちよく楽しめればそれでよいかな？と考えています。

私のSP　SPORT　9000もうそろそろウェットグリップが怪しいので時期タイヤも真剣に考えないといけないなぁ（汗
by M2 (2008-04-18 20:56) 

tomさん、こんにちは。

＞おっ、空気圧の違いが分かるようになりましたか！

いや、「空気圧によって走りが変わる」と言うことはなんとなくわかるのですが、0.1barの違いまで判別できるようなレベルには未だ達しておりません。
「うむ、この乗り味から推すと現在の空気圧は2.4barに違いない！」などと言えるようになれば、鼻高々なんですけどね。

･･･って、「人間エア・ゲージ」か？
不可能です、そんなの（涙）。
by wata (2008-04-20 17:02) 

amataroさん、こんにちは。

いけしゃあしゃあと偉そうに書いてる私ですが（汗）、今回Neroに履き替えなかったら空気圧には大して関心を抱かなかったと思います。
タイヤの空気は少しずつ抜けていくので、1-2ヶ月に一度チェックして減っていたら足すことぐらいしかやってませんでした。

空気圧測定/調整は「メンテナンス」と考えると面倒くさい感じもしますが、好みの乗り味を探す「チューニング」と考えると結構楽しく思えるようになるんですから、我ながら現金なモンです。
えぇ、しかもチューニングなのにタダですからね（笑）。
by wata (2008-04-20 17:13) 

DeepBlueさん、こんにちは。

なるほど、高い空気圧が規格表に記載の無い理由は耐負荷能力が上限値に達しているからなんですね。
ETRTO-StdおよびXLの表を眺めていて不思議に思っていた疑問が、おかげさまで氷解しました。
どうもありがとうございました。
さすがは「博士」です（笑）。
これからもサポートをよろしくお願いします（←他力本願）。

少ない脳味噌で散々考えた挙句、結局はパイロットスポーツもNeroも必要な空気圧は同じでした。
単なるタイヤの銘柄変更ではなく、インチ・アップなどの際にはちゃんと算定する必要がありますよね。
今回は双方のLIやStd/XLの違いに惑わされてしまっただけのような気もしますが、ひとつ勉強になったと前向きに考えることで自分を慰めている次第です（涙）。

＞あと、ご存知かとは、思いますが、空気圧の測定は、冷間時に測る事と、いつも同じエアーゲージを使用する事です。

ハイ、これだけは守ってます。
幸か不幸か私がB3のトランクに常備しているエア・ゲージは一つだけですし、そのゲージの値が正しいと信じて疑わないので、迷いはありません（笑）。
by wata (2008-04-20 17:37) 

M2さん、こんにちは。

＞以前、今の車ではないですが私もNERO履いていました。

そうですか、M2さんもNeroを履いていましたか。
それにしてもM2さんは経験豊富ですよねぇ。
いや、いつも勉強させてもらってます（伏）。

−Neroはミシュラン・パイロットプライマシーより数kgも重く、乗り心地は良いがコーナーでの流れ出しは速い
−NeroはPS2よりもコーナー限界速度が低い

ということですね。
経験値に基づく情報、ありがとうございます。
･･･が、私はプライマシーもPS2も履いたことが無いので、せっかく戴いた情報を実感することができません。
パイロットスポーツとの比較でしかイメージできない私、経験不足も甚だしい限りです（泣）。

＞もっとも操る楽しさとコーナーの速度は関係ないので安全に気持ちよく楽しめればそれでよいかな？と考えています。

私も全くの同意見です。
全く曲がらないとか止まらないようなタイヤは論外ですが、一定レベルの性能があれば私はそれで十分。
もちろん、価格も重要なのは言うまでもございません（笑）。
by wata (2008-04-20 17:59) 

wataさん、こんにちは。月光花です。

335には同じピレリ、ネロを装着しておりますぅ〜
19インチアップしているんで前後2.8〜2.9barで
走っていますが、ゴツゴツとロード情報はあるも
ののサスが柔なんで乗り心地は、いい感じですぅ〜

ネロは、突出した性能はないけど全ての環境で
平均点をたたき出す優秀なタイヤだと思いますぅ〜

M3はPS2装着なんで性能単純に比較すると
ドライ　　PS2＞ネロ
ウエット　ネロ＞PS2

ですかねぇ〜
by 月光花 (2008-04-21 14:35) 

月光花さん、こんにちは。

現在Neroを履かせているんですね。
タイヤって、同じ銘柄でも装着するクルマによって発揮能力も印象も全く変わるでしょうし、サイズが変わっただけでもまた然り。
ましてや違う銘柄を違うクルマに履かせたら、もはや比較は不可能ですよね。
しかしながら、未だ雨の中を走らせていない私にとって、ウェットに強そうだと言うことは何とも心強い限りです。
嬉しい情報、ありがとうございました（笑）。
by wata (2008-04-22 21:28)