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箱根ドライブ[2] [drive/touring]

[1]の続きです。

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箱根ターンパイクの高速コーナー&ヒル・クライムの次は、ショート・コーナーの連続するダウン・ヒル。
引き続きKさんの先導で、K75「椿ライン」を山麓の湯河原温泉まで下っていきます。
せっかく上ってきたのに・・・(苦笑)。

ちなみに10年ほど前、同じようにこの道をKさんの後について下ったことがあります。
当時、彼のクルマはE36/318iS、私はE36/M3Bでした。
パワーは倍以上あるにも関わらず、KさんのiSにみるみる引き離されていく私のM3・・・。
そのときの情けない記憶が蘇ったため、くれぐれも私がついていける速度に抑えてくれるよう、重ねてお願いしました(汗)。

下りのタイト・コーナーにおいても、サスペンション交換の効能はあらたかでした。
個人的に、B3は(意外なほど)ハンドリング志向の強いクルマだと思っています。
もちろん交換前でも良く曲がってくれたのですが、交換後はそれに「粘り」がプラスされ、既述の穏やかなロール特性と相まって、更に安心して気持ちよく曲がれるようになりました。
また、ブレーキング時の姿勢変化が体感上明らかに少なくなっています。
感覚的にはノーズ・ダイブするのではなく、四輪全てが均等に沈み込むような感じです。
ま、実際にはそんなワケはありませんが・・・。

回転計の針を時折レッド・ゾーンにブチ当てつつ(汗)、椿ラインを完走。
で、タイヤとブレーキの焼ける匂いが消える間もなく、再び箱根を上ります。
K先生、かなりのスパルタ教育です(笑)。
今度は湯河原パークウェイ
奥湯河原温泉から湯河原峠へと抜けるあまりメジャーではない有料道路で、私は今回初めて走りました。
椿ラインほどの曲率ではないものの、低中速コーナーが連続する山坂道です。
たぶん景色も良く、たぶん紅葉もチラホラ始まっていたと思うのですが、正直よくわかりません。
私が見ていたのは次から次へと迫るコーナーと、油断するとすぐに消え去っていく白いM3のテールだけでしたので・・・(汗)。

アップ・ヒルで見通しも良く、かつ交通量皆無だったため、スロットルを少し多めに空けて走ってみました。
ただこの道、路面があまり良くありません。
試しに上りコーナーの中ほどでアクセル・ペダルを踏んづけてみると、グリップを失ったフロント・タイヤがアウトへ逃げようとするためか、DSCがちょこちょこと介入してきます。
が、基本的には良く動く足が路面をしっかり捉えてくれていると言う印象があり、舗装が悪くても飛んだり跳ねたりしません。
サスペンションを新調したB3は、あまり路面を気にせずに楽しく走ることができるようになっていました。


湯河原峠.JPG湯河原パークウェイを上り切り、湯河原峠で一休み。
気温は低いのですがほぼ快晴、吹き抜ける微風が非常に心地よく、煙草が旨いったらありゃしません(笑)。
時折、勇ましい音を立てて二輪車や四輪車が走り去っていきますが、まだ時間が早いこともあってか、峠は静寂につつまれていました。

さてこれからどうしようか、とツーリングマップルを開きます。
北へ向かえば、箱根峠経由で芦ノ湖スカイライン。
南へ向かえば、熱海峠経由で伊豆スカイライン。
いずれ劣らぬ快走路、垂涎のワインディング・ロードです。
Kさんによれば、大観山に集結していた大規模ポルシェ軍団の姿が見えないということは、彼らは恐らく芦ノ湖スカイラインを攻めているのだろう、とのこと。

となれば、話はカンタン。
自分たちのペースを何よりも守りたい我々としては、南へ向かうべしとの結論に達しました。
S54B32とE4/6、それぞれのエンジンに火を入れてリスタート。
料金所を通過すると、先行車も後続車もほとんどいないワインディング・ランの始まりです。

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・・・[3]につづく(まだ続くのか?)。
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