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ステアリング・ホイール [about My B3]


E4/6ステアリングB3のステアリング・ホイール。
センターにエンブレム、スポークに菱形マークがあしらわれており、リム内側にはアルピナ・カラーのステッチ(上半分がブルー、下半分がグリーン)が入っていたりします。
が、全体的には特に凝ったようなデザインでもなく、ホーン・スイッチやその上部パッドなどの素材を見ると、もう安っぽさ炸裂です(笑)。

このデザインのステアリング・ホイールは、B3 3.3がBMW330iをベースに作られるようになったときから採用されているようです。
モデル・イヤーとしては2001年式からということになるでしょうか。


E4/4ステアリングそれ以前のB3(328iベース・E4/4エンジン搭載車)には別デザインのステアリング・ホイールがセットされていたのですが、こちらのタイプのほうが圧倒的に質感が高くてカッコいいと思います。
マイナー・チェンジでコスト・ダウンが図られたということなのでしょうか。
惜しい・・・。

ただ、握り感や操作感は非常に良好です。
レザーの材質や巻きの強さ、リムの太さや断面形状によるのでしょうか、掌にスッとフィットする感覚が気持ちいいのです。
リムの材質や径などの詳細はわかりませんが、パワー・アシストの軽さではなく、ステアリング・ホイールそのものがキレイに軽く回ってくれるような感覚があります。
グッと握ってグイッと回すのではなく、軽く掴んでスイッと回すのに適しているような感じですかね。

仲間のE46/M3を運転させてもらったとき、B3と比較して何よりもその太いグリップに驚いたことがあります。
図らずも、M3とB3とのキャラクターの違いがステアリング・ホイールに非常に良く現れていると感じました。
スポーツ・タイプのクルマに装着されている、太いグリップに小さな径のステアリング・ホイールと比較すると、一見B3のそれは頼りないように思えます。
でも慣れてしまえばなんてこともなく、デザイン以外は非常に満足しています。

その昔、まだエアバッグが一般的でなかった頃は、クルマ好きは皆ステアリング・ホイールを交換していました(ですよね>同世代の皆さん)。

イタルボランテ「フォーメル」ちなみに私が若い頃に使っていたのは、イタルボランテ「フォーメル」。
仲間の一人が4本スポーク・デザインの同「コルサ」を910ブルーバードSSSターボに装着していたのを見て、奮発してKP61スターレットにセットしました。
コイツを素晴らしく気に入ってしまい、次のギャランVX-Sへとキャリー・オーバー。
さらにその次のメルセデス190E2.3-16に乗り換えたときも、ゴージャスなAMGのステアリング・ホイールを取っ払ってフォーメルへと換装しました。
都合10年、同じモノを使っていたのですが、レザーが擦り切れたりステッチがほつれることもありませんでした。
いい造りだったのだな、と改めて感じています。
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コメント 8

junpei

アルピナのステアリングはどちらも格好いですよ。
でも確かに前期のステアリングの方がより格好良いですね。
ステアリング一つとっても高そうです(笑)
私のはM-Spo仕様ですので小径でかなり太いのが付いています。柔らかい皮を使用しているのでもちもちとした感触がありなかなか良い物です。
私は若い世代ですのでステアリング交換は良くわかりません(嘘爆)
エアバックが標準になる前は結構替えてましたね。
他にモモやナルディなどがありましたね。
私は今も昔もお金が常に無いので(笑)替える事は出来ませんでしたが、交換した友人の車に乗せてもらう度に出来の良さに感心した記憶があります。
by junpei (2006-07-30 21:00) 

wata

junpeiさん、こんにちは。

M-Sports仕様ということは、M3並みにぶっといヤツが装着されているんでしょうね。
E36/M3のステアリング・ホイールはそれほど太くはなかったので、E46/M3の太さにはビックリしました。
やる気の出る太さですね(笑)。

モモはレース・カーのスパルタンなイメージがあります。
ナルディはやはり「クラシック」の印象が強く、細身のウッド・リムが優雅で渋いですね。
イタルボランテもそうですが、イタリア製のステアリング・ホイールは換えただけで何か熱いモノを感じました。
エアバッグが普及して安全性が向上したことは喜ばしいのですが、おいそれと換えることができなくなってちょいと寂しい気がします。
だからこそ、純正でイイ物を装着してほしいですね。
by wata (2006-07-30 22:12) 

MT

ステアリングホイール。今は交換するってほとんど無いですよね。昔は国産車の安いモデルに乗ってたせいもあって、プラスティックだったり、ちょっと作りが良くてもウレタン??の樹脂ステアリングだったりで、レザーやウッドなどの洒落たステアリングに交換しましたね。手に触れるところの感触はとても重要でした。私はナルディでした。ナチュラルレザーとブラックレザーと使いました。今でも車庫にブラックレザーのクラシックがどこかにあると思います。ウッドはカッコいいのですが滑るんですよね。それと昔のノンパワーのステアリングでオフセットを出したホイールですとキックバックが強くて突き指をしそうで怖かった・・。イタルボランテは当時カッコいいステアリングの代名詞でしたね。高かったですよね。グリップの太さは確かに繊細さを演出するひとつですね。細いステアリングだとそれだけでステアフィールに敏感になる気がします。
社外品のステアリングではモモは握りが太くて、あまり好きじゃなかったんですが、太いグリップって使い慣れるとこれもまた良いのです。私も昔は太いグリップは好まなかったのですが、今ではM3にすっかり慣らされてしまいました。現在のステアリングはエアバッグが内蔵されてるので重量があってバランスなどは昔のエアバッグなしの方がよさそうですね。かといってエアバッグを殺してステアリング交換もしにくいですね。(^^ゞ
by MT (2006-07-31 07:21) 

wata

MTさん、こんにちは。

不思議なもので、当時はステアリング・ホイールを換えるだけで運転が楽しく感じました。
小径にすればクイックに感じるのは当然ですが、それ以上に何かワクワク感みたいなものがあったような気がします。

イタルボランテはですね、実はかなり安く買いました。
正規輸入品はとても手が出なかったので、ディスカウント・ストアをハシゴして並行輸入品を見つけて買ったんですよ。
パッドの裏側にシリアル・ナンバーが打刻してあるのですが、それが消されていました(笑)。
でも品質的には何も問題なく、10年間使えましたよ。

最初、KP61にイタルボランテってのはアンバランスかなとも思いました。
が、当時は「スポーティ=内装真っ黒」みたいな不文律があり、一応スポーティ・グレードの「S」だったKP61の黒い内装には、漆黒のフォーメルが結構似合ってました(笑)。
デザインもタッチも最高に気に入ってましたよ。
やや緩めに巻いた質感タップリのレザーと太めのグリップが素晴らしかったです。
スポーツ・ステアリングには珍しく、ホーン・ボタンがセンターではなくスポーク端についていたのも選択理由のひとつでした。

いい時代でしたね。
こうやって昔を懐かしんでいるのも、やはりトシを取った証拠でしょうか(汗)。
by wata (2006-07-31 23:21) 

ryo

アルピナのステアリング。

材質はアルミなんです(少なくともwataさんのタイプまでは)。あのステアリングを握った時、廻す時の重量感も考慮されています。

B3、調子よろしいですか?3.3もSも面白い車なのですが、(個人的には)やはり全域スムーズ&スイートな3.3が好きです。お互い出来るだけ長く楽しみましょう。
by ryo (2006-08-02 19:28) 

wata

ryoさん、こんにちは。

なるほど、アルミでできているんですか。
外したことはありませんので実際の重量はわかりませんが、「重量感」というのもALPINAのフィーリングを決める重要なファクターなのかもしれませんね。

B3はおかげさまで調子よく走っております。
街を出て、郊外を走らせると本当に楽しいです。
B3Sに乗ったことはありませんが、あのパワーやトルクは魅力的ですね。
でも私は3.3で本当に十分です。
買って1年になりますが、未だに全性能を使いきれてはいませんので(涙)。
by wata (2006-08-02 20:47) 

マスワリ

突然コメントさせて頂きます。
イタルボランテのフォーメルの未使用新品を持っているのですが、当時の価格を教えて頂けませんか??
御返答よろしくお願いします。
by マスワリ (2008-01-12 05:53) 

wata

マスワリさん、こんにちは。

それこそ20年も前の話なのでハッキリとは憶えていませんが、確か1万円台の後半ぐらいだったと記憶しています。
ちなみに私が買ったのは並行輸入品でしたので、正規品はもっと高かったと思いますよ。
by wata (2008-01-12 12:23) 

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