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本 [arround My B3]

私は普段、自動車雑誌をほとんど買いません。
クルマを換えようとか、そういう時には情報を求めて買い漁ったりもしますが、特にここ最近は全くと言っていいほど買っていないです。

で、先日立ち寄った書店に並んでいた「LE VOLANT(ルボラン)」7月号。
何気なく表紙を見ると、『特集・BMWとM』。
・・・買いました(笑)。

MクーペやMロードスター、M5/M6の試乗記に加え、V8を搭載する次期M3など、買えるワケもないこれらのスーパー・BMWの記事を徒然なるままに読んでいました。
で、その中に気になる記述がありました。
いや、特定のMモデルに関することではなく、BMW全般に言えることのようです。

(BMWは)基本的には、ブレーキを残してフロントに加重を乗せるといった、そもそも曲がらないクルマを曲げるための対処療法的な手段を用いる必要がない。

・・・え?

仲間にも指摘されていたことなのですが、私は昔からコーナー進入時にブレーキを残して曲がるタチなんです。
ストレートの最終段階で踏んだブレーキ・ペダルを放すのは、ステアリングを入れた後。
記事に書かれている通り、フロントに加重をかけたほうが良く曲がる(アンダー・ステアにならない)、と信じて疑っていませんでした。
これは最初に乗ったKP61からずーっと励行(?)していることであり、もはや考えなくても自然にそうやって走っています。
その必要がないとは・・・(汗)。

記事によれば、ブレーキを残したままコーナリングに入ると、CBC(コーナリング・ブレーキ・コントロール)が作動するため却ってアンダー・ステア傾向になるとのこと。
そもそもCBCは四輪のブレーキを個別に制御して、オーバー・ステア→スピンとならないようにするためのセイフティ・デバイスなワケだから、裏を返せばクルマをアンダー・ステア方向にもって行くように働く機能、というコトか。
うーん、なるほど・・・。

・・・と、妙に納得してしまいました。
ブレーキングはストレートで完了させ、コーナーに入ったらアクセルとステアリング操作だけでちゃんと曲がってくれるということなんでしょうね。
これからはそうやって走ってみることにします。

なお記事には、「更に大胆なコーナリングをするには・・・」みたいな記述もありました。
が、私にはとてもそんなマネはできませんので、パス(汗)。
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K

いつも楽しく拝見しております。
『特集・BMWとM』・・・私も買いました。Mモデル全般への興味もさることながら、やはりNewMクーペは気になりますね。 なんと言っても“ライトウエイト級ハードパンチャー”ですから。
by K (2006-06-27 00:28) 

junpei

こんばんは。
自分のコーナーリングはどうやっているのか考えさせられました。
車が色々コンピュータ制御になってくると昔の常識は通用しなくなるのかも知れませんね。
私はコーナーリングを語るほどの知識も経験も持ち合わせていませんが(^^ゞ

こちらを拝見して早速雑誌を買いに行こうと本屋へ行ってみたところなんと昨日8月号が発売され一足違いでした(泣)
もう少し本屋で雑誌をチェックするようにします(汗
by junpei (2006-06-27 22:11) 

Nobi

こんばんはNobiと申します。
いつも楽しく拝見しています。
2000年モデルのB3 3.3に乗っています。
BMWのドライビングスクールでは青字でかかれているようにブレーキを教えています。しかし、ツインリンクもてぎでの山野哲也さんのハンドリングクラブではコーナリング途中までブレーキは踏んでいます。その方が早く安定して曲がります。なぜ教え方が異なるのか山野さんに今月尋ねたみました。BMWのドライビングスクールはすべての人が安全に走れることを前提にしていて、ハンドリングクラブではいかに早く走るかを前提にしているためとありました。ただ、両方のドライビングスクールに参加させていただいていますが、残念ながら運転はいまだに悲しいぐらい下手です。(^_^;)
 山野哲也さんにアルピナを運転してもらいましたがブレーキ、コーナリングすべて異次元でした。運転後アルピナは速く、運転しやすいとの評価を受けました。
今後ともよろしくお願いします。
by Nobi (2006-06-27 22:54) 

Nobi

上記の表現では誤解を受けるかもしれませんのでもう一度書かせていただきます。
BMWのドライビングスクールでのブレーキングはカーブ手前の直線で終了させ、コーナリング中はイーブンスロットルで走行します。
by Nobi (2006-06-27 23:02) 

wata

Kさん、こんにちは。

先代もそうでしたが、Mクーペって各Mモデルの中でもとりわけストイックで「走り」にフォーカスしたクルマなんじゃないかな、と思ってます。
ユーティリティだったらM3でしょうし、兄弟分のMロードスターはオープン・エア・ドライビングという付加価値を備えていますからね。
実際、先代はMクーペもZ3クーペも路上では滅多に見かけないモデルでした。
こういうクルマを選ぶ人って、かなり男前だと思います(笑)。
by wata (2006-06-28 20:15) 

wata

junpeiさん、こんにちは。

いや、私もコーナリングを語れるほどのウデはないです(汗)。
ただ、どうせ走るなら気持ちよく走りたい、という一点だけでして。
そんな私でも気持ちよく走れるクルマなんじゃないかな、と考えてBMWを乗り継いでいる次第です(笑)。

ABSに始まり、CBCやDSCなどのハイテク・デバイスによって、アクティブ・セイフティ性能は飛躍的に高まっているのでしょうね。
そんなもんに頼らなくてもクルマを安全に速く走らせることができればいいのですが、私なんぞはもう頼りっぱなしです(笑)。
by wata (2006-06-28 20:25) 

wata

Nobiさん、はじめまして。
ようこそお越しくださいました。
大歓迎です。
よろしければ、引き続きご愛顧いただけると幸いです。
同じB3 3.3ということもありますし、これからもよろしくお願いします。

・・・うーん、Nobiさんのコメントでまた悩んでしまいました(笑)。
私は机上であれこれ考えているだけですが、Nobiさんはスクールで実践された上でのコトですから説得力ありまくりです。
次回走るときは、意図的に両方を試してみて自分にマッチする走り方を見つけてみたいと思います(←玉虫色の結論)。
ま、私の走行レベルであれば、どちらの方法にせよ速さは変わらないような気もしますが・・・。

「ハンドリングクラブ」、なかなか良さそうですね。
私はサーキットを走るカネも度胸もないのですが、このようなドライビング・レッスンは受けてみたいと思いました。
ちなみにM3Cに乗っていたとき、ツインリングでセイフティ・ドライブのレッスンを受けたことがあります。
低μ路での走行やパニック・ブレーキの練習などでしたが、自身の技量の無さを痛感させられた一日でした・・・(涙)。
by wata (2006-06-28 20:40) 

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