M3,running-in

友人のK氏が、クルマを買い換えました。
それまでのM-Coupe3.2を降り、E46/M3を購入したとのこと。
納車後まだ数百kmしか走っていないとのことでしたので、もう一人の友人であるT氏のE36/328iカブリオレと一緒に、M3の慣らしがてら3台で軽く走りに行きました。


朝6時に出発、大渋滞の首都高速を抜けて中央道/石川PAで合流。
晴天の下、比較的空いている中央道を西へ向かいます。
K氏曰く、慣らし中につき4000rpm以上は回さないとのこと。
それでもE46/M3は、中央道の流れを完全にリードしていました。
やはり速いです、M3。


長坂ICからはK28/北杜八ヶ岳線で八ヶ岳方面へ登ります。
甲斐大泉駅付近にある柳生博の店（？）で昼食を摂り、K11/八ヶ岳公園ライン→K485/富士見原茅野線（鉢巻道路）へと走っていきます。
寒い、というより冷たい空気の中、落ち葉を舞い上げながら必要以上の速度で疾駆する328iCとM3は、後ろから見ていても非常にイイ感じです。

その後、調子に乗った3台はビーナスラインで白樺湖方面へと登っていきましたが、途中から完全な雪道となり断念、バックで戻ることに。
T氏の328iCと私のB3は難なく雪のないところまで戻ってきたのですが、待てど暮らせどK氏が戻ってきません。
大丈夫だろうか･･･。
328iCにスタッドレス・タイヤを履かせていたT氏が、引き返してK氏の元へ向かいました。

で、それから15分ぐらいして2台とも無事に戻ってきました。
T氏は苦笑い、K氏は半笑い。
聞けば、K氏は雪面でのUターンに失敗し、道路を直角に塞ぎながら、納車間もないM3のフロントがガードレールまであと10cmのところで寸止め状態だったとのこと。
その状態のまま二進も三進も（にっちもさっちも）行かなくなったため、T氏が328iCに積んでいたチェーンをM3のリアタイヤ下に敷いて、やっと脱出できたのだそうです。
横になって動けずにいるM3を見て、後続車は次々とUターンして戻っていったそうです（笑）。

山道にすっかり懲りた3名はすごすごとビーナスラインを下り、諏訪ICから再び中央道に乗り、長野道へ。
完璧なロード・ホールディングを見せ、ハイペースで先行車を次々とパスしていくK氏のM3。
しかし私には、K氏が雪道での情けない記憶を懸命に振り払っているようにも見受けられました（涙）。

その後塩尻市内で別の仲間たちと合流、メシを食って風呂に入って仮眠して、東京へと戻ってきました。
走行距離は約550km。

気心の知れた仲間と走るのは、とても楽しく気持ちのいいものですね。
暖かくなったらまた出かけたいと思ってます（注：残雪に注意）。

コメント 2

wataさん、大門街道ではなく旧ビーナスラインを上がったんですよ。雪はそうですねぇ、横岳ロープウェイのあ
たりだったでしょうか。あのあたりは標高が高いので、
思いのほか雪が残ってましたね。
今の時期凍結を防止する為に融雪剤を撒いてあったりし
ます。この融雪剤もまたいやらしい滑り方をするので注
意する必要がありますね。
色々ありましたが、楽しい週末でした。
by ＭＴ (2005-12-06 06:59) 

「T氏」ことMTさん、こんにちは。
当Blogへようこそ。

いや、そうでしたか、ビーナスラインでしたか･･･（汗）。
独りで走るときはともかく、人の尻にくっついて走るときはどこ走ってるんだかわかんないんですね、私。
図らずも、いいかげんな人間性が浮き彫りに･･･（涙）。

記事は修正しておきました。
ご指摘いただき、ありがとうございました。
by wata (2005-12-06 22:53)